カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞53 侮辱とは?

2015年09月24日 09時30分04秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

「自分たちが常に差別されている」とのなりふり構わぬ叫びは「自分たちが常に差別している」ことの裏返しでした。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


池上彰氏「韓国人には良識ない」侮辱発言で物議―韓国メディアが報道

韓国紙・朝鮮日報は10日、日本のジャーナリストでNHK出身の池上彰氏がフジテレビの特別番組内で韓国を辱める発言を発し、物議を醸していると報じた。中国・環球網が11日伝えた。

報道では池上氏が番組内で、「韓国は日本が戦争に負けて朝鮮半島を捨てた後、棚からぼた餅式にできた国だ」、「韓国人には良識がないので日本の謝罪を受け入れる寛容な心を持たない」などと発言したと紹介。

また歴史問題をめぐり、「米国議会は日本がアジア各国に謝罪するべきだと促しているが、日本が韓国に謝罪する必要はない。韓国人には良識がないので、謝罪を受け入れない。ドイツ周辺の国の人々は良識があったので、ドイツの謝罪を受け入れた」などと指摘したと伝えた。

さらに、「池上氏は韓流ドラマで財閥が美化されている現象を嘲笑し、韓国政府が産経新聞の前ソウル支局長を出国禁止としたことを批判した」と報じている。(編集翻訳 恩田有紀)FOCUS-ASIA.COM 2015〔平成27〕年6月12日(金)16時32分配信


「何でもかんでも反対」の韓国為政者の姿を見ていると、かつての日本社会党を思い出します。「韓国を辱める発言」にはそんな世論を喚起しようとする意図がみられます。

「何でもかんでも反対」は、じつは「何でもかんでも賛成」を意味し、「ふんぞり返る人は、別の場面で必ずペコペコするもの」なのです。

「ふんぞり返るのが美徳」である国では、いつも「ペコペコ謝罪を要求」するものです。

まさに韓国社会を言い得ています(笑)。

韓国社会の実体は残念ながら

  • いつも自分が正しいと思うため、偉そうにふんぞり返り相手側に卑屈を要求します。こうしなければ「正しい」とも、勝者とも、言えないのです。自分自身に生来の卑屈さが備わっているから、常に相手に卑屈を要求し、したがってそれが尊大に見える、ただそれだけのことでした。
  • もしも自分に非があっても、絶対に謝罪しない。謝罪などしたら何を言われるか分らないし、金をぼったくられてしまう。

というところ。

韓国がいつも

「相手を侮辱」しておきながら、「侮辱された」と叫ぶ姿は、もうまともな大人とは言えず、小学生に近い(笑)。

もちろん「自分は相手を侮辱してはいない」のであり、「自分が相手から侮辱された」と言うでしょう。

中国そっくりですね!

韓国人が「侮辱された」「差別された」と受け取る基準に、そもそも問題があるようです。

自分だけに正義があり、他人はすべて間違っている、という信念に近い基準があるからこそ、自分と異なる意見を聞くと、「侮辱された」「辱められた」「差別された」となるのでしょうか。あ~ぁ、もう世も末ぢゃ。

■もしも池上彰が「韓国人には良識がない」と言うなら

  • 「いや韓国人にはちゃんと良識がある」ことを堂々と根拠をもって述べるのがよろしい。
  • 「一番正しい自分」のはずなのに、それを否定するとはけしからん、すなわち「辱められた」、と判断するならば、その判断の仕組みに重大な欠陥がある、ということです。

もしも池上彰が「韓国人には寛容性がない」と言うなら

  • 「いや韓国人には、こうこうの理由で寛容性がある」と述べるのがいいのであり、ただ情緒的に「侮辱」とか「物議」と反発するだけではいけません。

もしも池上彰が「韓国は棚ぼた式に生まれた」と言うなら

  • 「いや、こうこうの歴史的理由があり、決して棚ぼた式ではない」、という論陣をはればよろしい。

こういうように

論理性を欠き、ひたすら情緒的に反発するだけで多くの人を納得させる論陣を張れないからこそ、指摘されることの真実性がいっそう増すのでした。

いったん情緒的に叫び始めるとかれらの増長はとどまるところを知りません。

ただそれだけのことです。

異なる意見を聞いたら怒り心頭に発し、侮辱された、と叫ぶのが正調韓国節。

これが韓国マスメディアの実体でもあります。

ここが「韓国には言論の自由がない」とするゆえんです。

まあ客観性など皆無の韓国ですから、やむを得ませんか。 

「客観性」は「言論の自由」の手前で、両方とも韓国には存在しない、これは、火を見るよりも明らかですね。


ただし妙な世論喚起が目的ではなく、坦々と孫引きするだけの記事ならば、それはそれで充分価値があると言えます。

しかし意図的な翻訳の間違いがないとすれば、題名の「侮辱発言で物議」は、「それはない」と思うのですが、自分にだけ正義があるという宗教があるかぎり、「当然」なのでしょうね(笑)。 


幽霊の 正体見たり 枯れ尾花

  • 驚いていたけれど、自分の影に驚いていただけだった、こういう経験は誰にもあるもの。
  • 韓国が日本や日本人を憎み恐れているようですが、ひょっとしたら、それは単なる「自分の影」ではありませんか。
  • 「憎しみ」という名の「自分の影」は、それが「自分の影」であると気付くまで、おびえ憎しむ対象であり続けるでしょう。

中国に関する醜聞 54 習近平の訪米

2015年09月24日 09時12分07秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。

中国の習近平が訪米を開始したとのことで、発言を扱ったニュースを取りあげてみました。いやいや、「それは違うだろう」と思うことが、あまりにも多すぎる「偽り」の発言ばかりですね。だまされてはいけませんぞ! 


まずは朝日新聞から

習主席、元切り下げ否定 シアトルで演説「株式市場は回復」

 国賓として初の訪米に臨んだ中国の習近平(シーチンピン)国家主席は22日(日本時間23日)、最初の訪問地シアトルで演説した。これ以上の人民元切り下げには踏み切らない考えを示し、中国経済への懸念の払拭(ふっしょく)につとめた。安全保障ではアジア太平洋地域での「協力的で持続的な安全観」を提唱し、米国などとの協調を強調した。

すでにここで引っかかりました(笑)。

中国経済への懸念の払拭」はないでしょう。2年前ならばいざ知らず、誰が何と言おうと、ここに至っては、もう崩壊直前の中国経済ですから。

そして「中国」自身の原因で崩壊したのではなくて、外部が悪いとするのが常道ですので、ご配慮のほどを(笑)。

すでに崩壊しつつあってもなおかつ「中国経済への懸念の払拭」とするところが、ペテン師としての中国の矜恃〔きょうじ:プライド〕でしょうか。

アジア太平洋地域での「協力的で持続的な安全観」に至っては、笑いを超えて、怒りに近づきます。

南シナ海で「埋め立ては近く完了」と言いながら、裏で平気で埋め立てを続ける、3枚舌の中国共産党に、誰かが「おしおき」をしなければならないと、考えることでしょう。ひどいもんですね。

中国の発言を信じている人は、もういないでしょう。 

習氏は、米中政財界の要人約750人が集まった夕食会で・・・・ 中国の金融市場について「株式市場は自律的な回復に入った。人民元はさらに下がり続ける根拠はない」と述べ、これ以上の切り下げには踏み切らない考えを示した。一連の金融市場の混乱後、習氏自らが為替相場などについて言及するのは珍しい。

いつでも考えていることとは真逆を発言するのが正調中国共産党節ですから、この線で行くと、「自律的な回復は無理だと判断した」、「再び人民元を守るために行動する」ということでしょう。そしてもちろん後の豹変については、周辺が原因で対応が変っただけと、けっして非を認めません。 

 習氏は安全保障では、アジア太平洋地域での「協力的で持続的な安全観」を提唱し、「地域各国と共に安全を守りたい」と強調した。昨年、習氏が「アジアの安全はアジアで守る」という「アジアの安全保障観」を唱えて、米国の強い警戒を招いたことを踏まえ、この地域での共存をうたった。

自らが周辺国を警戒させていることなど、まったく認識できておらず、ここでもまた、考えていることと真逆のことを言います。

地域各国と共に安全を守りたい」には「中国の主権には干渉させない」という独善性が明確にみられます。

自ら暴力的侵略を繰り返しておきながら、平気で「安全を守りたい」とは、「中国の方針に意義を唱えなければ平和で安全な世の中になる」という意味に他なりません。なんとまたどあつかましいことか。

つまり中国の言動に正義があり、それを認めないから混乱や対立がおこるのですよ、ですから妙な反発をしないようにしましょうね、なのでした。

 習氏は「米中の協力は世界の安定の基盤だが、対立は世界の災難だ」と「新型大国関係」の推進を訴え、サイバー問題などでも米国と連携して犯罪抑止の枠組みをつくる意欲を示した。

繰り返しになりますが、中国の主権に異義を唱えるのは世界の災難であり、中国の暴力的侵略をアメリカは認めましょうね、と言っています。

 国内では幅広い改革を断行する姿勢を重ねて説明。自ら進める「反腐敗」の取り組みについては「権力闘争はない」とした。

これまた真っ赤な偽りであり、「権力闘争ではなく」は、権力者が腐敗をおさえているのであって、闘争ではない、という意味です。

それはそうでしょうが、腐敗を使って腐敗を撲滅していると、次の権力者が登場すると、またまた別の腐敗で昨日の腐敗を撲滅することになり、4000年も続いた中国の腐敗は永遠になくならない、と誰もが気付いています。

 一方、ローズ大統領副補佐官は22日の会見で、「米中関係が安定することが、(アジア太平洋)地域の安定と繁栄に貢献する」とも述べる一方、サイバー攻撃などの問題を解決し、国際法を守るよう求めた。 (シアトル=林望、北京=斎藤徳彦、ワシントン=五十嵐大介)

国際法を守るようローズが述べていますが、国際法なんて中国の眼中にないことは織り込み済みで、こうしか述べられないのかも知れません。習近平が帰国後に、じわじわと動き始めるのがアメリカ流でした。

さすがにアメリカは、訪中した安倍にみせた習近平のあの失礼さは、見せないでしょう。

朝日新聞デジタル 2015年9月24日05時00分


次に産経新聞から

「米中関係を正しい方向に」 経済カードで米に揺さぶり

【ワシントン=山本秀也】中国の習近平国家主席(共産党総書記)は22日、彭麗媛夫人らと特別機でワシントン州シアトルに到着し、公式訪米を開始した。・・・・

記事の冒頭から「習近平が米に揺さぶり」とは産経新聞らしいところですが、確かに事実なんでしょう。

 習氏の訪米は2013年のカリフォルニア州訪問以来、2年ぶり。公式訪米は習政権ではこれが初めて。国家副主席時代から米中の「新型大国関係」という持論を掲げ、米側に対等な地位を認めさせたいという考えは、経済が減速期に入った現在も変わらない。

中国がアメリカと対等な「新型大国関係」などもてるはずがないのですが、これを平気で言えるところが正調中国共産党節というところ。

アフリカの一部はそうでもないかも知れませんが、世界中のどの国も、世界に羽ばたく中国、なんてものを認めていません。

 22日にシアトル市内で開かれた米中関係団体の会合で、習氏はこの対米関係の持論を踏まえつつ、相互利益を求める「ウィンウィン」の関係構築を訴え、米中関係を「正しい方向に向けて築いていくべきだ」と述べた。

そもそもアジア周辺国やアメリカを怒らせているのが、中国の独善的な主権主張であるのに、よくもまあ「相互利益」とか「ウィンウィン」関係を言えるものだと呆れてしまいます。頭脳を疑ってしまいますが、これが中華の独善であり、もう4000年も前からの病気なのでした。

自分が「米中関係を正しい方向に向けないよう」進めながら、一体誰が「正しい方向に向ける」というのでしょうか。

 習氏は同日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルに掲載された単独インタビューでも、「中国は米国と手を携えて地域・国際問題に取り組むことを望んでいる」と対米重視を強調。・・・・

中国自身が「手を携えていない」言動に走っているのを棚に上げて、中国の身勝手な主権を認めて「中米が一緒に取り組む」よう希望するだけ。もうこの病気は治りません(笑)。

 中国でのインターネット環境は、ネット監視による統制や強化でグーグル傘下のサービスが締め出されるなど、「冷戦状態」とまで酷評される状況だ。こうした国家統制は何ら変わっていないものの、インターネット利用者は中国政府の集計で6億6800万人に達したとされる。中国は米国の関連業界の足元を見透かす形で、米経済界への揺さぶりをかけた形だ。

インターネット環境から、中国のいびつな弾圧を世界中が知っています。にも関わらず中国へ接近する国が多いのは、その暴力性のおかげで中国の統一を維持しているからであり、人権無視の国からでも利益をむしり取りたいという欲望が満ちあふれています。

論外の弾圧政策と、金儲け。この二つの板挟みでアメリカも悩んでいますが、習近平が帰国してから、それまでとはまったく違った本格的な対立に移るでしょう。

 中国の経済カードの重要度については、中国と海外との間で判断に大きな開きがみられる。だが、中国側からは「世界第1と第2の経済体」(王毅外相)などと巨大経済を武器とする見方が示されるなど、なおも経済カードでこの訪米を押し切る戦術がにじんでいる。

しかし中国経済の崩壊はもう誰の目にも明らかですから、このままアメリカが中国から儲けられるとは思ってません。しかしそれでも中国の勇み足を許していると来年の米大統領選挙では、あの不作法な共和党へ政権が移るかも知れません。そしてそのあとは、強硬な路線が待っています。

中国としては、今の民主党路線のほうが都合が良く、なんとか現状を維持したいのですが、中国の崩壊と共和党の復帰、どちらが先にやってくるのか、というところ。

産経ニュース 2015.9.23 19:05更新


終末〔週末〕の「オバマ-習近平」会談を控えて、まだ始まったばかりの習近平の訪米、さてどうなりますか。


韓国の醜聞52 韓国が見る中国

2015年09月24日 06時19分22秒 | アジア

 誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

「自分たちが常に差別されている」とのなりふり構わぬ叫びは「自分たちが常に差別している」ことの裏返しでした。

韓国人や韓国為政者などに特有ですが、普段なら決して言えない自分の賤しさを「他者に投影する」ことによって無意識のまま平気で言ってしまうようです。

韓国人から、地域差別・職業差別を取り去ることは、和食から「かつお・まぐろ」節だしを取り去る以上に、大変なのでしょうね。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。  


【コラム】過去を問わない中国、過去を問う韓国

・・・・ 

中国の知識人の中には、ロシアというと首を横に振る人が多い。第2次大戦末期、1945年に日本軍の武装解除のために中国東北部に進駐したソ連軍はこの地域を恐怖に陥れた。民家の略奪を繰り返し、婦女子を脅した。中国軍の指揮官が白昼に強盗に遭い、殺害されたこともあった。1946年に国際世論に押され撤退する際には、工場設備や機械を大量に持って帰った。その規模は当時の価格で100億ドル相当に上るとされる。

 そんな過去があるにもかかわらず、中ロ関係は過去2年で急接近した。「同盟」という言葉が出るほどだ。習主席は就任後最初の訪問国に米国ではなくロシアを選んだ。相互訪問による両国首脳の会談は11回に及んだ。昨年は4000億ドル規模のシベリアの天然ガス供給契約で合意。軍事面でも毎年合同演習を行うほど接近している。

 中国が歴史問題で日本と全面的に対立しながら、ロシアに対しては歴史問題を追及しないことにはそれなりの理由がある。ロシアは中国が国境を接する14カ国のうち最大の国だ。中国が経済発展に集中するには、中ロ関係の安定が非常に重要だ。ロシアは巨大市場であると同時に後方エネルギー供給基地として経済的価値が高い。米日同盟の対抗軸として重要な意味がある。そうした戦略的利害が歴史問題よりも優先されている。・・・・

 朝鮮日報が主催したアジアン・リーダーシップ・コンファレンスに出席したインドのモディ首相は「歴史にこだわり続けたならば、インドと英国は何も得られなかっただろう」と述べた。歴史問題は決してないがしろにはできないが、韓国外交が日本の挑発に乗り、戦略的なペースを失ってはならない。北東アジアの国際環境は今、あまりに急速に変化している。:崔有植(チェ・ユシク)デジタルニュース本部取材チーム長: 2015/05/23 11:09 朝鮮日報日本語版〔リンク切れ〕


韓国外交が日本の挑発に乗り、戦略的なペースを失ってはならない。

例によって、これには笑いました。「韓国の独善にヨイショしない日本」を「日本の挑発」ととらえる軽薄さがみられます。

もちろん韓国の「戦略」とは「瀬戸際外交」のことですね(笑)。

  • 何回も言いますが、自分だけが正しい、と考えていると、こんな主張になるのですね。
  • 「自分自身の正しさに疑問の余地はないのに、これに疑問をもつ」相手が「挑発」している、これが第一の誤り。その「挑発」に乗ってはいけない、と「挑発」でもなんでもないのに自制を要求するのが第二の誤り。「二重の誤り」と言えましょうか(笑)。
  • 自制などないほうがよさそうで、そうすると行き着くところまで達してしまい、やがて間違いに気付く〔あまいか?〕のでしょうが、「自制」があると「自分の間違いに気付くチャンスが減る」ため「永遠に間違いに気付けない」かも知れません(笑)。

はいはい、ご立派な「正義」ですよ、としておきましょうか。

一体「韓国の独善的な見解」に、たれが賛同するというのでせうね(笑)。

中国が歴史問題で日本と全面的に対立しながら、ロシアに対しては歴史問題を追及しない」というところでは

中国の偽善を指摘できず、そのわけを経済面で好意的に解釈しています。

ロシアから中国へのエネルギー、中国からロシアへの工業製品、この両方を念頭においた韓国マスメディアの記事でした。

朝鮮半島が被ってきた中国の「毒」に触れることなく好意的な経済解釈で「偽善」に触れない手法は、

日本関係では、まったく逆に振れていて、なんでもかんでもマネをしパクってきた日本を「悪者扱い」するところで、よく理解できます。思春期・反抗期によく見られる「反動」ですね(笑)。

さすがに

韓国自身が偽善者なので、中国の偽善性を指摘できないのは、当然とも言えます(大笑)。

また「中国の知識人の中にはロシアの言動に疑問をもつ人がいる」と臭わせていますが、

ここも注意深く、中国を刺激しないような表現に止めています。なにしろ韓国はいま、限りなく中国に接近中ですから、2000年間で蓄えた巧みな手法で中国の暴力性に対応しています。中国共産党が欲している緩衝地帯としての朝鮮半島の役割も充分演じていますね。

まあ韓国人が見た中国の「知識人」ですから

そのレベルは押してはかるべしというところで、本当の「知識人」なのか、それとも単に中国共産党にヨイショし賢そうに見えるだけの「痴識人(ちしきじん)」なのか(笑)。

痴識人(ちしきじん)」とは、誰かが使っているかも知れませんが、もちろん私の造語でして、「こじつけ訓練を積んだニセ知識人」という意味です。

いくら中国共産党を讃美して保身を図っているに違いないとはいえ、さすがに韓国人ならば中国の「知識人」のことを「致死奇人(ちしきじん)」とは言えないでしょう(笑)。あ、そうか漢字はすべて廃止したのでしたか?

最後に「歴史にこだわり続けたなら」とインドを例に挙げていますが

自分の汚点をひた隠しにしながら歴史にこだわり続けた自国韓国」を顧みる気配は、まったく見られません。

詳しくはリンク先をどうぞ、と言いたいところですが、閲覧期限を過ぎたのか、リンク切れになっていました。

韓国のマスメディアに申し上げたいこと

のちのちになっても堂々と残せるような、自信のある記事を書きましょうね。

その時その時の短期でしか通用しないことをいくら大声で述べ立てても、何の役にも立たないことでしょう。

自分の、自社の、保身ではなく、近未来の朝鮮半島を考えているところが、はたしてあるのでしょうか。

そんなことはない、いつも考えている、と頑張りますか。その考えの前提として「自分だけに正義がある」としても?

フワフワと、北朝鮮・ロシア・中国・アメリカを巧みに操り「手玉に取っていると信じていますが、手玉にとられている」事実を韓国人に言ってはなりません(笑)。なぜならば、それを知ると例によって「かっとなる火病(かびょう)」を再発するからです。

瀬戸際外交は、他人が見て初めて分ることですから!

そうはさせない為にも、確かな論陣をはっていただきたいと、願っておきます。


中国に関する醜聞 53 偽善と混乱

2015年09月24日 06時14分01秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


中国の嘘はギリシャ以上 バレた時に中国共産党政権が終わる

 上海の株式市場は一進一退を続けている。小康状態に見えるが、これは当局がなりふり構わぬ介入策を展開しているためだ。上場銘柄の半数以上を売買停止する強引な手法は、市場原理を停止させたも同然だった。・・・・

 そもそも中国経済は昨年夏に不動産バブルが崩壊し、収縮に向かっていた。政府の公式発表はまったく信用できない。李克強首相も「自分はエネルギーと物流で判断する」と言っているくらいだ。 ・・・・

 彼らの隠し資産を全部集めれば1兆ドル単位とも言われるから、この数字が資産として統計に表われていない可能性がある。いずれにせよ、マクロ的に見て中国の国際収支統計が実態を反映していないのは間違いないだろう。

 中国が借金大国なら、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は資金手当が大変だ。・・・・

 ギリシャの教訓もある。ギリシャ危機が起きたのは、政権交代で財政赤字額のごまかしがバレたのが発端だった。経済規模と一党独裁体制を考えれば、中国のデタラメはギリシャの比ではないはずだ。

 嘘がバレたとき何が起きるか。・・・・

 国内の権力闘争激化か、あるいは国自体の崩壊か。私は後者のような危機を迎えたときに初めて壮大な嘘の全容が見えてくる、とみる。バレたときは中国共産党政権が終わるときなのだ。週刊ポスト2015年8月14日号


要点は次のようなものでしょう。

  • 子曰く、民は由(よ)らしむべし、知らしむべからず〔孔子先生は言う。民は従わせるだけがよく、なぜかを説明してはいけない。〕
  • 中国の言論弾圧と粉飾数値の発表は表裏一体
  • 中国が崩壊して初めて、中国共産党の粉飾決算がきわめて悪質だったことが判明〔ギリシャよりも相当悪質で、これは政権交代に値するが中国の場合、交代すべき政党が存在しないので、「政権の交代」が「国の崩壊」を意味する。〕
  • この崩壊の危険に備えて共産党幹部は不正蓄財を海外へ持ち出し中

そうでなければいいのですが、AIIBも頓挫しそうです。

ギリシャの意味のない「国民投票」・たび重なる「総選挙」にはウンザリ

しますが

中国には、その「国民投票」「総選挙」すら存在しない

ので、あたらめて一党独裁の恐ろしさを感じます。

中国共産党入党と同様に有料とはいえAKB48には定期的な「総選挙」がある・・・・.。中国共産党がAKB48を恐れるのはそこかも・・・・。

日本も混乱していると言えますが、混乱そのものに限れば

日本 << ギリシャ << 中国

でしょうね。いかに中国の混乱が「度を越しているか」が分ろうというものです。 


民衆は眠ったように動かない、とゴルバチョフが嘆いたのはほんの数年前だった。いまや逆の心配をすべきときだった。事実、民衆の動きを心配しており、混乱と無政府状態が危機的状況にあり秩序と規律を回復しなければならないと主張するようになった。:P.294 ウラジミール・ソロヴィヨフ「エリツィンの選択」山岡洋一訳 文芸春秋 


いま中国は

経済的にも、政治的にも、社会的にも、ソ連崩壊日の前にみられた「混乱と無政府状態」にあります。

規律を回復」しようと主張することさえ「無意味」と考えられ、国民は自分の殻に閉じこもったままで、自分の利益だけを主張し、公衆道徳などどうでもいい状態が続いています。

しかし

崩壊して初めて「崩壊だった」とわかるのが崩壊。

株価が暴落して初めて「頂点だった」と分るのがバブル繁栄であるのに似て・・・・

「崩壊を予感」する人はいても、ほとんどの人は「まだ崩壊しない」と信じたまま。従ってある日、何かがきっかけとなって、それまでの繁栄がまるで夢だったように突然、「崩壊」してしまうのです。

政治経済で失敗しても交代すべき政党が存在しないソ連や中国では、もう「崩壊」するしかありません。そして夢を語り理想を掲げる新しい独裁集団が生まれ、それさえ50年~100年程度で消滅する運命に。

こういう「だましと弾圧」が、東スラブ民族・中国の歴史、だったのでしょう。

かつて中国は

北朝鮮やソ連の修正主義を批判しましたが、今、最後の共産主義者かも知れないので「誰からも批判されてはいない」ようです。

しかし、為政者が「他人の蓄財不正を憎みながら、自分の不正蓄財に邁進する」状況を変えること能わず、世界中からその不透明性を指摘され、馬鹿にされているようです。

そうです

「批判」とは主義主張が同じ集団から生まれるものであって、根本からその主義主張を疑問視し否定する人たちなら、狡猾(こうかつ)にこれを利用こそすれ、「批判」ではなく「馬鹿にする」行為へ移行するでしょう。

いまや東アジアの人々は

中国共産党が崩壊したあとで発生するだろうと思われる周辺地帯の「難民受け入れ問題」について

真剣に考え始めなければならないようです。

この時になって初めて世界は、中国が

  • もちろん誰もが認めるような「非近代国家」でさえなく
  • 「発展途上国家」でもなく
  • 単なる「未成熟地帯」だったことを知るのでしょう。

私は、その混乱が東アジアを襲うときに、初めて「日本がまだマシだった」と気付くに違いないだろうと思っています。何か根本が違うようですね。

そこまで覚悟して日本の未来像を描きたいものです。