カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞49 難民を出すが受け入れない

2015年09月19日 07時49分57秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

「自分たちが常に差別されている」とのなりふり構わぬ叫びは「自分たちが常に差別している」ことの裏返し。韓国人為政者などの発言を聞いていると、自分の考えを無意識で吐露したり、自意識を他者に投影することが、しばしばみられます。

地域差別・職業差別を韓国人から取り去ることは、和食から「生臭い鰹節・鮪節」だしを取り去る以上に難しいのでしょうか。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


ヨーロッパでは難民問題でもめていますね。

韓国ではどうか。かなり古くなりますが・・・・

百済(くだら / ひゃくさい)は、古代の朝鮮半島南西部にあった国家(346年? - 660年)。朝鮮史の枠組みでは、半島北部から満州地方にかけての高句麗、半島南東部の新羅、半島南部の伽耶諸国とあわせて百済の存在した時代を朝鮮半島における、三国時代という。新羅を支援した唐によって滅ぼされ、故地は最終的に新羅に組み入れられた。:Wikipedia


新羅(しらぎ)は、中国(唐)を利用して

百済(くだら)を地域差別するにとどまらず、ついに国家そのものを滅ぼしました。国土は新羅に占領され、当時の百済人たちの一部は虐殺を逃れて難民として日本へ押し寄せたようです。

難民としてやってきた百済高官たちは日本各地に住むことを許され、一部は朝廷にもつかえ、今でもその伝統を保っているところがある、と聞いています。

現代の韓国人は

自分たちが滅亡させた百済の人が日本に渡って技術を伝えることを知るや「日本に文化を教えてやった」と平気で尊大に言うのですが、百済が邪魔だったからこそ唐を利用して虐殺・滅亡させたのであり、一転して自分の利になりそうと判断すれば平気で「教えてやった」と歴史を書き換えるその頭脳構造には、さすがに笑いがこみ上げてしまいます。

利用価値がないとして百済国を滅ぼした結果、一部の百済人が朝鮮半島を脱出して難民として日本へ渡ったのに、その百済民族が、日本へ技術を伝えたと知るや、ころりと態度をひるがえし、日本へ技術を教えてやったと、まるで百済人が自分と同一の国家・民族であるかのように振る舞うその狡猾(こうかつ:悪賢しこ)さには、呆れてしまいます。カラスよりもひどいか。

自分の利益になりそうなら、なんとでも屁理屈をこねるところが正調韓国節というところ。

ただし、それは

自分たち朝鮮半島人(新羅人~現代まで)が中国(唐~現代まで)の暴力に屈していた腹いせとして、今になって発言した「こじつけ(屁理屈)」なのでしょう。

現在の韓国を見る場合、この中国の伝統的な暴力を忘れてはいけません。

朝鮮半島人が日本に対して尊大に振る舞うのも、実は「暴力的な中国に恐怖を感じる」という悲しい民族性の反動であって、やむを得ず「中華の恩恵を受けていない野蛮な地域」として昔から日本を見下してきたことに留意しなければならないでしょう。

ヨーロッパの東欧地区では

ソ連の暴力に苦しみ、あまりの弾圧に耐えかねて西側へ難民を出した国がたくさんありました。受け入れ側もやむを得ないと見なしたのでしょう。

ソ連が崩壊して、ソ連の西外れにあった東欧の国のいくつもが独立をはたし、問題はあるもののEUに加入しEUを拡大させたのは御承知の通りです。

しかし残念ながら、中東やアフリカでの弾圧に耐えかねてものすごい数の難民がヨーロッパへ押し寄せるようになった昨今、多くのEUで異論があるものの数の割り当てに従って難民を受け入れようとしているのに、この東欧諸国の中には、難民受け入れに難色を示しているところがあるらしい。外国人を差別してきた国ゆえに難民を受け入れられないことを理解しているからでしょうか。

難民を出しておきながら、後日、難民を受け入れない、のですね。

ひるがえって韓国をみると

自分の国から百済難民を出しておきながら、世界に希なほど単一民族性を維持しているようで、今では華僑を追出すやら外国人を相当レベルで差別しています。

日本やアメリカにも差別があるではないか、とがんばるかたに申し上げます。そんなレベルではありません、と(笑)。「どこにも差別がある」と「賢そうに振る舞う」のを認めても、です。そんな朝鮮半島へ難民が押し寄せるはずはない、のですね。

つまり朝鮮半島で、難民をだしながら難民を受け付けないのが、東欧諸国とそっくりなのです。

まとめると

ソ連という暴力弾圧国家におびえてきた東欧諸国だから、今は独立国家となっても、民族の単一性から難民を受け入れられないのでしょう。

同様に、中国という暴力弾圧国家におびえてきた朝鮮半島だから、今は独立国家となっても、民族の単一性から難民を受け入れられないのでしょう。

なのに、いや、似ていない、とがんばりますか(笑)。

朝鮮半島や旧東欧などの国々を見るときには

彼らが見せる特有の閉鎖性や民族性の裏に、大国の暴力に翻弄(ほんろう)された歴史をふり返っておくのがいいようです。

そうすれば朝鮮半島で2000年来つづいてきた日本への蔑視や近年の反日・嫌日の受け止め方にも、別の視点が生まれるはずです。

ものごとをより確かに理解するためには、膨大な量の知識と、そして健康的な判断力、この2つが必要なのでしょうか。

いくら朝鮮半島が低レベルだと映り幼児っぽく見えても、より大きく受け止める器量を発揮して、ここは冷静に判断する必要がありそうです。

こんなことを言うと、ますますつけあがる朝鮮半島人でしょうが、日本の知性豊かな人ならば、確かな歴史の指摘をしながらも、「つけあがるくらいなら、それも良し」としますか(笑)。


「安保法」参議院で可決

2015年09月19日 05時20分04秒 | 社会

安保法案が、先日の衆議院通過に続き、本日2015/09/19 02:18参議院本会議で可決されました。

この最終段階を前にして行なわれたのが、順不同ですが

  • 山崎参議院議長不信任決議案
  • 鴻池委員長問責決議案
  • 一人牛歩戦術
  • 安倍総理大臣問責決議案
  • 安倍内閣不信任決議案

などの一連の手続きで、

これを見ていると、それぞれの「決議案」に関係しそうで関係なさそうな演説をだらだらと繰り返していて、まるで「医師の倫理観」に名を借りた金儲けのための「延命治療」のようです。

「強硬採決」について

それぞれの立場の人が、強硬採決だと叫んだり、強硬採決ではない、と叫んだり、どちらが正しいのでしょうね。

「強硬採決」の名前について

原則として、与野党の合意が得られない場合、多数を占める与党が、引き延ばしを意図する野党の作戦を見破って審議を打ち切り採決に持ち込む場合があり、これを日本では「強硬採決」と呼ぶようです。ただし何らかの合意があれば面子が保たれ、野党はこう呼ばないのですね。

しかし国政の議論にたいして国民投票やアンケート・世論調査などの裁定の手段がなく、ただ互いに持論を展開するだけの質疑応答ならば、いくら論点があり引き延ばそうとしても、いつかは採決に至るしかなく、しかも野党が納得する合意が得られなければ、上記の問責・不信任決議案は、悲しいかな、ただ命を引き延ばすだけの「延命工作」へと堕しているようです。

いや、延命治療の期間に命の大切さを理解してくれる人が少しでも出るなら、それなりの意義があろうかと思うのですが、「憲政史上かつてない暴挙」だとか「議院は死んだ」などとして会議妨害に走るのなら、私には、なんとも情けない「延命治療」にしか見えてきません。

まさに

  • 野党には、「自分に正義があるから何をしても許される」という思い上がりが見られます。韓国を思い出しますね。
  • 与党には、この野党の思い上がり以上に、「選挙で大勝した」という奢り(おごり)が見られます。「大勝」させると「安定」の代償として「独走」を許すことになります。

私たちが取り得る最も効果的な行動は、「投票」です。

  • もし野党を好ましく思うならば、次の選挙で野党議員に投票し与党議員を落としましょう。
  • もし与党を好ましく思うならば、次の選挙で与党議員に投票し野党議員を落としましょう。

薄汚い駆け引きがあり、与野党とも卑しく見えてしまいます。

  • 絶対に無理だと分っていても、議論を巧みに引き延ばし、与党による「強硬採決」へ持込み、「強硬採決だ」と正当性を強調するのですが、その根性そのものがどうも卑しい。
  • 与党側も出した法案への野党側の意見を慎重に聞きながら「誠心誠意説明していく」姿勢を見せながら、ほとんど唯我独尊の道を歩み、野党側の暴力的な会議運営妨害をむしろ誘発しているように思われるのがなんとも卑しい。

ただし、これら決議案の提出とそれに伴ういくつかの議論が

時間の無駄だ、とまでは思いませんし、すべてに生中継する価値がある、とまでも思いません。徐々にインターネットでの中継が充実して、必要な人がいつでも視聴できるようになればいい、と思います。

というのは、これら決議案によって、マスメディアが報道する機会を増やしているからであり、「決議案の趣旨説明」や「賛成または反対の討論」で初めて演説の機会が得られる議員もいるからです。

それと付け加えさせていただくならば

安保法案に賛成か反対かと、まるで国論を二分させるかのような勢いですが、根拠薄弱なまま「テロリスト撲滅に賛成するのか反対するのか」に似た二者択一を迫る愚だけは避けたいものです。それは最低です。

もちろん、元気に賛成とか、反対とかを、叫ぶ人の場合、不都合な情報を排除する傾向が強く、健康的な人ならば最終的には賛成・反対・どちらとも言えなくなるでしょうが、それでも最初から結論ありきにも薄汚さを感じます。

どちらが悪いのか分りませんが、

特別委員会では、鴻池問責決議案が否決されて鴻池が委員会室に入室し委員長席に座るやいなや大勢の議員が走り寄って委員長席を取り囲み、殴り合いとまではいわないものの、わけのわからない危険なもみ合いを演じました。

こんな議員たちの情けない姿をみて「これが先進国か」と肝胆寒くなりました。台湾ではもっと暴力的な光景がありましたが、ほとんど変りませんね。

にっちもさっちもいかないというのは、システムに欠陥があるからにほかならず、そういう仕組みを作る国会議員としての仕事をおろそかにして、欠陥の上にあぐらをかいて互いに相手を非難しているだけの議員が多すぎる、と思うのです。

こういう具体例を出すと誤解されるかも知れませんが

特別委員会で「もみ合い」をした連中としては、委員長席の正面から駆け上ろうとした山本、委員長の横に回って必死で「それはだめだろ~」を連呼した福山、だまってもみ合いを続けた白、そして委員長を取り囲んで守ろうとした佐藤など、衆議院よりはましではないかと見守っていた参議院でしたが、やはりこんな程度かと納得・落胆しました。

双方の陣営とも支持を得たいのですが

我々はこれら議員連中が演じる虚構をみて「その手には乗らない」と見極め、慎重に自分の考えを構築したいものです。

ただし、決ってから反対するようなことは避けたいものです。そのためには、日頃から注意深く情報を得ておかねばなりません。

私の結論

  • 昨年の香港騒動では、香港人が中国共産党の横暴に抗議したと見られると共に、中国共産党に寄り添っている自分たち香港人への抗議である、とも見えます。同様に
  • 今回の国会を取り巻く安保騒動では、自公の横暴に抗議した、と見られると共に、自公を大勝させた自分たち有権者への抗議である、とも見えてきます。

抗議デモは決して悪いことではありませんが、もしも煽動(扇動)されたデモだったとすれば、その効果は限定的でしょう。

けっして

中国の横暴に触れようとしない野党に従うと結局は中国の思う通りにしかことが進まないでしょうが、

さりとて

中国と北朝鮮の横暴を前面に出してついでに兵器産業を活発化させて税金から甘い汁を吸い取ろうとする与党陣営を活気づかせるのも危ない、

と思うのです。

皆様はいかがですか。次回の選挙でどちらを選ぶか、もう決りましたか、それともこれから慎重に決めてゆくことにしましたか。


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2015年将棋「王座戦」2局目

2015年09月19日 03時27分47秒 | 将棋

2015年度の「将棋王座戦5番勝負」2局目が終わり

挑戦者である先手佐藤天彦が羽生善治王座に勝ち、1勝1敗に持ち込みました。リンク先は下記です。

日本将棋連盟(王座戦)

日本将棋連盟(トップ)

1日制のほぼリアルタイムの棋譜を見ただけでの印象であり、複雑な序盤でしたが、佐藤の圧倒的な強さを見て、久しぶりに感動しました。結果論で言えば、何もかも佐藤の戦術がうまくいきすぎただけだったのでしょうか。

角交換型の相腰掛け銀模様から、左端(王側)の歩を詰められた佐藤は、途中で▲88王から▲78王と移動して羽生善治の読みをはずし、その代償として、あっという間に後手王を寄せてしまい、プロの将棋の怖さを知りました。

羽生のできが悪かったとも言えますが、逆に言うと佐藤の切り込みが鋭かったとも言えます。

あと3番勝負となりましたが

40歳を超えた羽生が天下を取り続けている風潮を打ち破り、佐藤が2勝して初の王座位を獲得して欲しいものです。

しかし、ぼちぼち羽生が本領を発揮するので、これからの2勝が難しいのは、誰でもが分っていることですね。

相撲の世界でも、白鵬が「連勝」記録で歴代2位の63を達成し、優勝回数では大鵬の32回を抜いて歴代1位の35回としたあと今場所ではいきなり初日から2連敗してけが休場に追い込まれました。照ノ富士が横綱を狙っており絶好調ですから、つくづく世代交代を感じる次第です。

さて佐藤が将棋界での世代交代のきっかけを作れるかどうか。

佐藤天彦と言えば

その奨励会時代(2005年)に瀬川晶司アマのプロ編入試験があった際にその相手をつとめた歴史的な対局を思い出します。その佐藤が10年後の今年、またまた自身にとって歴史的な初のタイトル挑戦権利を得て王座戦で羽生王座に立ち向かっていることに、感じ入る次第です。

2015年王座戦の第3局目は2015/09/24(木曜)に行なわれます。