カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞55 宗教差別

2015年09月26日 04時54分09秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

「自分たちが常に差別されている」とのなりふり構わぬ叫びは「自分たちが常に差別している」ことの裏返しでした。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


「東北地震は神様からの軽い罰」演説の牧師、追い出されるハメに

「御覧ください皆さん、人を天の皇帝などと呼び、ハナニム(韓国プロテスタントの神の呼び名)を信じない日本人たちにハナニムが“こいつら!”と、軽く、罰を与えたのです」

東北地震が起きた時、純福音教会の創設者である(現・元老牧師)チョ・ヨンギ(趙基)牧師の演説内容です。まさか牧師がこんなことを言ったのか? と思われるかもしれませんが、これは意訳でも何でもなく、直訳です。 

ヨイド(汝矣島)純福音會。インチキ宗教ではなく、韓国のプロテスタントにおける最大の宗派です。登録されている信徒の数は45万人で、単一宗派では世界最大です。 

その純福音教会のチョ牧師が、追い出されるハメになりました。何年も前から、教会の運営チームと長老たち、そして国民日報の労組などから不満の声は上がっていました。 

理由は簡単です。チョ牧師は自分の家族たちを教会と教会が運営する学校、そして新聞(国民日報)の要職やCEOに「配置」させていたのです。しかも息子が金融資産だけで数百億WONになる傘下教会の運営件を要求したり、資金の運営にまで私有化を試みたり、簡単に言えば「権力とお金」という、もっとも世俗的な問題です。 

ついには息子や妻が告訴、告発される状況にまで至り、チョ牧師は4月、引退を表明し家族や親族も退陣すると約束しました。シンシアリーのブログ 2011-07-07


長く引用してしまったので、途中の一部フォントを小さくしました。全文を読みたい方は、どうぞリンクをたどって下さい。

  • 韓国人は、平気で相当ひどい宗教差別をします。
  • そういえば今年(2015年4月~5月ごろ)ネパールで地震があり、かけつけた韓国救助隊員が「お前たちはヒンドゥー教(ヒンズー教)なんか信じているからこんな災害に見舞われたのだ」という趣旨の卑劣な宗教差別発言をして批判されました。言ってはいけないことを平気で無邪気に言える精神は、まるで病気のようです。かれらはイスラム圏でも平気で賛美歌を歌うらしく、日本も含む世界各地で独善的な発言を繰り返して、その神経を疑われています。まぁ「疑われる」くらいのレベルならまだマシで、これをはるかに超えて「馬鹿にされている」とも言えます。

もうウンザリするほど

次から次へと韓国人の醜聞が発生し、しばらくは当ブログの記事は続きそうです。

こういうことをなくせないものですかね。

いやいや

そんな一部を取りあげて、針小棒大にあおるのはよくない、とおっしゃる方には

  • もっともっと目を大きく開いて、現実を見ましょう
  • もしも私が「韓国を嫌っていた」とすれば、「何も言わない」「無視する」「知らないふりをして馬鹿にする」はず。
  • 決して「嫌い」だから汚点を指摘しているのではなくむしろ「良くなって欲しい」という願いがどこかにあるからこそ「現実の汚点」を指摘している。

と申し上げたいと思います。

中国の習近平がいま訪米しておりますが、いよいよ韓国の「瀬戸際外交の本領」が試されています。

まともな国へ脱皮できるか、それとも中国の属国化を進め輝きを失ってゆくか。もちろんその中間を狙ってはいるでしょうが、それがうまくいくかどうか、という意味です。


韓国の醜聞54 またまた前政権幹部を聴取

2015年09月26日 04時26分02秒 | アジア

李明博時代の「ポスコナンバー2」、検察取り調べ…元会長も近く召還

検察が、ポスコ建設の国内外の工事現場で100億ウォン台の裏金を作った容疑(業務上横領など)で鄭潼和(チョン・ドンファ)元ポスコ建設副会長(64)を容疑者身分で19日に召還調査した。李明博(イ・ミョンバク)政権当時に「ポスコのナンバー2」と呼ばれた鄭元副会長の召還により検察の「事情捜査」がピークに向かっている。2015年05月20日 [中央日報日本語版]


こういう捜査は、韓国社会ではいつものことであって、目新しくはありません。

  • あまりにも大統領権限が強すぎるためか、矛盾だらけの行政組織もあり、必ず腐敗が発生するらしい。
  • 朴槿恵(パク・クネ)が大統領になって2年半以上を経過した現在、前大統領「李明博(イ・ミョンバク)」も裁かれる運命にあり安心できません。次政権の気分次第で、いかようにも展開するからです。
  • また現在の大統領朴槿恵(パク・クネ)が2年半後に退任すると、慣例に従って本人または側近の腐敗が表面化するはずで、また表面化しなければならないようです。

これは韓国社会では、もって生まれた運命(さだめ)であり、けっして回避できません(笑)。

とにかく韓国では

大統領退任→不正疑惑で捜査→死刑判決→恩赦、などがしばしばみられます。

捜査中に(転落)自殺した元大統領盧武鉉:のむひょん)もいました。この自殺に関しては、次の大統領李明博(当時)が謝罪すべきだという声も聞かれました。

大統領も捜査も、韓国の軍事政権時代を思い出させます。

大統領・金泳三(キム・ヨンサム)(在任:1993-1998)の頃からよくやく、軍事政権→民主主義政権へ変化したとするなら、韓国は民主化してまだ22年なのでした。

よって「韓国に言論の自由がない」のは、当然なのかも。

このようにみてくると、朝鮮半島では何かにつけて一色を求めたがるのですが、この事実さえ把握していない人が多いようです。

しかしそれを理解した上で申し上げるならば、韓国には、このように、言論の自由がまだ社会に定着していないという「やむを得ない歴史的な理由」があるとわかります。これを知っておいても決して損にはならないのでした。

ところで上記記事の2ヶ月後に、次のような社説が見られました。 


【社説】経済の足首つかむ一方的なポスコ捜査、終わりにせよ:2015年07月30日16時16分[中央日報/中央日報日本語版] 


不正捜査が発覚したか

経済の足を引っ張ってはいけない、という理由で「捜査の中止」を求めています。

あまりにもずさんな捜査が反感を生むのもまた韓国らしく、こんな光景は決してほかの先進国ではみられません。

これは次のような「韓国の悩み」を如実に示しているようです。

  1. 大統領の権限を「極めて大きく」しているから、権力者におごりが芽生え、大統領またはその周辺家族などが「願ってもないチャンスの到来」と受け止め、過大に権限を行使して権益の拡大を試み、不正蓄財に走ります。
  2. 大統領の権限を「極めて大きく」しないと、異論反論の続出で大混乱状態に陥るため、これを避けるため大統領に強い権限を与え、かつ暴走を抑えるため「再選不可能な5年任期」という制限を加えています。こうした微妙な制度にもかかわらず「妙な負の連鎖」が続いているのはなぜなのか、という疑問が残ります。
  3. それでもこの結果、必ずと言っていいほど、大統領の退任後に元大統領本人や元周辺幹部へ捜査の手が伸びる、という現実があります。これは「大統領在任中には手を出せなかった」けれども退任後に初めて呪縛から解き放たれ「安心して」捜査を繰り返す捜査当局の違法性があるからで、総じて言えばこういった社会のシステムに欠陥があると臭わせています。問題点はどの国にも見られますが、それが長い期間にわたって混乱を生じさせるならば、その背景にシステムの欠陥がある、とみなせそうです。

繰り返すならば、これはシステムの欠陥であり、韓国社会が「混乱を招かない範囲で大統領の権限に限界をもうける手法」を編み出せなかったことに起因するようです。

はい、お疲れさん。

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