カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 44 爆発が続く

2015年09月10日 10時37分35秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


まだまだ続く中国の爆発騒ぎ。夜陰に乗じて、不穏な動きがなければいいのですが・・・・  


山東省の爆発事故、死者13人に 情報隠し疑う声も 

中国山東省東営市の化学工場で8月31日に起きた爆発について、同市政府は5日、捜索活動を終えた結果として死者が13人、負傷者が25人にのぼったと明らかにした。発生直後の報道で伝えられた「死者1人」から犠牲者が大幅に増えた。 

ネット上では、今月3日の「抗日戦争勝利記念日」に合わせ共産党指導部が威信をかけて行った軍事パレードが終わるまで、情報を隠していたのではないかと疑念の声が上がっている。:朝日新聞デジタル 2015年〔平成27年〕9月6日(日)18時49分配信 


誰もがそう思っていることを

取材で追求し確認するのもまた、健康的なマスメディアの姿。

そしてそれを弾圧で押さえつけ、ひた隠しにするのもまた、中国共産党。

〔あの~、中国のマスメディアが健康的だという意味では決してありません。中国の99%のマスメディアは中国共産党の支配下にある下請け機関で、言いなりになっているだけですから、念のため! 日本のマスメディアのように勝手にいろんな事を言っているのでは、ありません。〕

「不都合なことを絶対に言わない」、「謝罪しない」、「すべてバラ色の発表しかしない」、これが中国共産党です。

朝日がんばれ!  


化学工場で爆発 けが人はいないもよう 中国・浙江省 

中国・浙江省の化学工場で、7日午後、爆発があった。爆発が起きたのは、浙江省麗水市の開発区にある化学工場。現地メディアによると、メチルアルコールが燃えていたが、火は、ほぼ消し止められ、けが人はいないという。

中国では8月、天津市で発生した化学品倉庫の爆発で、これまでに161人が死亡しているほか、山東省の工場でも、爆発が2件相次いで発生。

また、9月1日には、甘粛省の花火工場でも爆発が発生している。

このうち、山東省東営市の爆発事故では、当初、死者は5人と伝えられていたが、その後、13人に変更され、「3日に軍事パレードがあったので、情報を隠していたのではないか」などの批判が出ている。:フジテレビ系(FNN) 2015年9月8日 


まだやりますか、最近で五件目の爆発事故なのに。

  • 中国社会の 無責任無秩序賄賂偽善金儲け至上主義
  • 中国共産党の報道規制言論弾圧暴力的抑圧人権無視
  • 中国人の  卑劣不潔実利利己非団結心欺瞞性

これら

事実には違いなくても、なんか薄汚い言葉が、大変似つかわしい中国でした。

そして国民の政府批判を

海外とくに日本へ強引に向けさせ、「そうだ、そうだ」と叫ばせ、政府批判を忘れさせようとする中国共産党の隠蔽工作には、もう腐敗臭さえ漂っています。

それでも、内政不干渉として平然とする日本人。一方平然として日本へ内政干渉を続ける中国共産党・・・・世も末ですね!

100年も前、徳富蘇峰〔1863-1957〕が1903年に発した有名な言葉

支那には家ありて国なく、支那人には孝ありて忠なし

まだ、そのものですね。中国に関しては、100年前となんら変っていないようです。


EUの醜聞01

2015年09月10日 10時17分57秒 | 海外

EUは、日本から見て遠くにある地域ですが、EUに所属する国々の間で起こっている無数の対立から、重要な問題点が見えはじめ私たち日本人に考えさている、ように思うのです。

ギリシャ財政問題、加盟国のEU離脱問題、域内の各国対立、そこに新しく難民問題が加わった、のです。


EU、難民受け入れ枠を16万人に拡大へ=関係筋

[ブリュッセル 7日 ロイター] - ユンケル欧州委員長は、イタリアやギリシャ、ハンガリーに押し寄せている難民の受け入れ枠を、当初の4万人から16万人に増やすことを発表する見込みだ。関係筋が7日明らかにした。ドイツとフランスが受け入れ枠を増やすことを打ち出したためで、9日にも正式発表するという。ロイター 2015年 09月 7日 20:48 JST 


ドイツは

ギリシャ問題では強硬ですが、難民問題では今のところ比較的寛容で、EUで一番多くの受け入れを表明しています。

もちろん、いつまでも続くはずがなく、限定的な「見せかけ」に過ぎません。立派な国だと思ってもらい主張することを通すためには、何かをしなければならないでしょう。

私が「難民」問題で気になるのは

難民たちの宗教

でした。マスメディアが触れたがらないこの宗教の問題は深刻です。それが国家による洗脳であるがゆえに・・・・。程度の差こそあれ、そして形式はどうであれ、国民を宗教で洗脳していない国がこの世にあると思いますか?

アフリカや中東のイスラム教徒が

難民として押し寄せた時には、積極的な姿勢どころか、責任分担とかを叫んでいて、EU分裂の危機かとされましたが、シリアのキリスト教系の難民が増えるにつれ、各国が受け入れを表明するようになりました。

キリスト教系が多い受け入れEU国のなかには、同じ難民でも、キリスト教系なら受け入れるけれども、イスラム教系は受け入れない、とまで言うところも出ています。これは慎重な国家の場合は、避けたがる表現です。

いったいこの違いは、何なのか、ですが、受け入れ後の、定着性と文化背景を考えて、同じイスラム教徒でも自分たちに近い人たち、技術がある人を受け入れ、それ以外の人を排除する傾向が見られます。

いずれもEUの人権意識に縛られていますが、上限を設けて難民を受け入れる姿勢には変りがないと思われます。

一神教同士の対立、つまりイスラム教とキリスト教の対立は

目に見えないところで激しいようです。キリスト教国にとっては、イスラム教徒の難民はその頑強な宗教意識が嫌われて「やっかい者」扱いですが、実は同じことがキリスト教徒にも言え「やっかい者」扱いされていることを忘れてはいけません。しょせんは一神教を標榜する人たちの限界でしょうか。

ただし「まとも」な宗教信仰者の名誉のために言えば、自分の宗教と共に相手の宗教をも尊重する人もいて、心安まる事があります。これからの時代、こういう人が更に増えて、宗教色が徐々になくなり、やがて一神教がこの地上から消え去るのが最善かな、とも思うのです。

「人権」「法治」を前面に押し出すことで

一部ヨーロッパの統合を成し遂げたことは、たしかに立派なことで、これまでイザコザが長々と繰り返されてきた地域を、形式程度ではあっても、まとめてきたのですから。

しかし今、統合過程で発生した難問以上の「根源的な問題」に直面しています。イスラム教徒の難民をいかに受け入れるか、という問題です。

分りやすく言えば、イスラム教徒の難民を排撃すれば、それはヨーロッパ諸国間での些細な違いによるキリスト教徒同士の排撃にもつながり、道半ばのヨーロッパ統合は遠い夢へと消え去ってしまうのです。

遠く東アジアに住む私の気楽な見方かも知れませんが

キリスト教を死守しながら、イスラム教徒を受け入れることはできません。

宗教は大切なものであるはずですが、難民として母国を脱出する人と、それを受け入れる人の両方に、宗教を前面に出さない覚悟が、あるのかどうか、ということです。

なぜならば、難民受け入れ後に起こる地域での軋轢の殆ど全てが、難民の宗教観によるものらしいので。

もう一度繰り返すと、EU諸国・入ってくる難民の双方に、自分の宗教観を薄める覚悟があるかどうか、です。

難民側の問題としては

教育が行き届いていないから、イスラム圏から難民としてやってきた人の宗教を保護する、というのを許してはいけません。

難民として母国をでるからには、イスラム教を捨て去る覚悟さえ必要ではないかと思うのです。

そんな覚悟などないまま、ブローカーに金を出して「今のまま他国で過ごす」のを選んだに過ぎない人も多いのです。

母国で生きていくことはできなくなったので、脱出して他の国へ受け入れてもらうが、自分の宗教だけは絶対に変えない、という姿勢がこれからも通用するかどうか、ということです。

受け入れ側としては

難民たちの宗教を強制的に自分たちのキリスト教へ改宗させることが本当にいいことなのかどうか。

難民たちの宗教色がなくなり、受け入れ側の人々と違和感なく生活できるようにするためには、受け入れ側であるEUのキリスト教国が、できるだけキリスト教色を薄めることしかありません。

難民たちがイスラム教色を薄めること、もしそれが無理なら場合によってはイスラム教を捨て去るしかない、とも思うのです。

EUが、イスラム教徒たちを難民として受け入れるために、キリスト教へ改宗せよ、というのが人権上の問題になりだめならば、もうこれしかありません。

これが東アジアの遠い日本から私が助言できることです。

EU統合に向かって走ったときに見せた姿が宗教色を薄くすること(この場合、キリスト教内の派閥色を薄めるという意味)でした。

同じように、もしも人権などの理由でイスラム教徒を受け入れることを選んだからには、自分たちも宗教色を薄め、その代り難民たちの宗教色も薄める、これしかないと思うのです。

もしもこれが成功すれば、もはや一神教による縛りが不必要になり、世界中の人がヨーロッパ人たちの英断を称賛することでしょう。

もしこれができなければ、キリスト教徒だけのEU統合さえ、これ以上は無理で、やがてEUは崩壊に向かわねばならないでしょう。

さて、これから

EU諸国が難民を受け入れる姿勢を見せるときに、難民たちの宗教をどう扱うか、または難民の宗教には触れないようにするかどうか、この点をよく見つめたいものです。

そうすることで、EUの難民受け入れ問題をより適切にとらえることができると思います。


栃木の豪雨

2015年09月10日 09時18分09秒 | 科学(気象)

2015年台風18号が

日本海へ去って熱帯低気圧になり一安心している間もなく、今(2015/09/09~10)栃木県あたりで異常豪雨が続き、多くの河川が決壊直前の危険な状態であるとのことです。

まさに栃木県は、いま50年来の危機を迎えております。これは決して大げさに「煽って(あおって)」言っていることではありません。

ニュースでは、河川で越水(えっすい)もみられるとのこと。これは堤防から水があふれだす状況のことで、決壊(けっかい)直前の状況です。 

越水(えっすい)が始まると

それが徐々に進行して堤防の亀裂が大きくなり、やがて堤防の決壊が始まり、近くの家屋や駐車している車の浸水被害へと発展します。もちろん人命にとって最大の危険でもあります。

床上・床下浸水の区別なく、その後の住環境の清掃には膨大なエネルギーが必要でしょう。疫病も発生し、病院へ搬送される人が増えます。ご不幸なことに亡くなるかたが出るかも知れません。

いままで、河川の決壊・越水(えっすい)はしばしば見られました。

  • 台風による被害
  • 台風には関係がない集中豪雨による被害 

山が多く、従って雨も多く、湿度が高いため、食べ物は腐敗するし雑草が生い茂ってそれを刈り取るのに大変な日本です。

しかしちょっと視点を変えると

地球上の多くの場所で、ゲリラ豪雨が多発するほかでは、温暖化・砂漠化に悩まされている、といいます。

砂漠は、微かに生き物が棲息するだけで、雑草など生えないという生き物にとって厳しすぎる環境です。雨がないと生き物は生き延びることだけで精一杯なのですね。

何事も二者択一で考えるのには、大いに疑問を感じますが 

私たちは、砂漠よりはましな豪雨の環境で生きている、のでした。

豪雨で命の危険を前にしている人が多い中で

こんなことを言うのには勇気が必要で、もちろん災害から身を守るのが最優先事項ではありますが、そのあとの生活において度を越した妙な決断がないように祈りながら、こんなことを訴えている次第です。

豪雨災害でも

言うに言えないご苦労がたくさんあろうかと思いますが、私たちはそういう環境で長い長い間を過ごしてきたのであり、砂漠化の乾燥という地獄に比べたら、まだマシかも知れない、という視点を、心のどこかにもっておきたいと思うのです。

関係がない人間のたわごとだと、見捨てないでください。

とにかく、豪雨から、身を守って下さい!

毎年、台風災害に悩まされる、石垣島からでした。