カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

竜王戦「挑戦者決定3番勝負」

2015年09月02日 06時42分56秒 | 将棋

将棋竜王戦「挑戦者決定戦」3番勝負が進行しています。

なにしろ竜王戦〔1987- 〕、またはその前身である十段戦〔1950-1986〕を含めても、歴史の浅い棋戦。

江戸時代にさかのぼる名人戦(毎日・朝日の共催)には遥かに見劣りがするものの、そこは巧みな読売の工作により「棋界最高」と持ち上げることに成功、今では何も知らない記者たちも手伝って、何か分らないけれども「棋界最高」だけが一人歩きし始めた「竜王戦」です。

歴史が分っている一人の人間として、正確には、「竜王戦は、賞金金額が棋界最高の棋戦である」と、申し上げたいと思います。

こう言ったからと言って、読売新聞が嫌いで毎日・朝日新聞が好き、なのでは断じてなく、ただ実際の姿を伝えているだけです。報道にごまかされないこと、これが私の身上でした。

毎年行なわれる竜王戦をざっとふり返っておくと

  • 2013年末に、9連覇中の渡辺明竜王による10連覇を阻んで、新しく竜王位を得たのが当時の名人森内俊之
  • 2014年末には、その森内俊之竜王から、糸谷哲郎が竜王位を奪い、今年2015年10月から糸谷竜王が挑戦者を迎えます。
  • その挑戦者を決める戦いが1年に渡って繰り広げられ、いよいよ挑戦者決定3番勝負が、8月から渡辺明と永瀬拓矢の間で始まりました。
  • 挑戦者決定3番勝負の1局目は後手の渡辺明が勝ち
  • 挑戦者決定3番勝負の2局目は後手の永瀬拓矢が勝ち
  • 来来週9月14日に最後の3局目が予定されていて、竜王位挑戦者が決ります。
  • 私個人としては、糸谷哲郎(1988- )という若い竜王位に、もっと若い永瀬拓矢(1992- )が挑戦するとおもしろくなると考えていますが、渡辺明(1984- )も当代一流棋士であり決定戦に勝って挑戦するの可能性は大きいでしょう。

先日(2015/08/31)行なわれた竜王位挑戦者決定3番勝負の2局目(先手)渡辺-(後手)永瀬は、見応えのある好勝負でした。

先手渡辺が

自陣の▲46歩で角を使いにくくしたのに対して、後手永瀬が飛角銀を8~9筋に集中させ、先手渡辺を▲88王から▲79王と待避させ、後手も代償として△22王を△31王と待避させられました。

双方とも入城した王を、88から79へ、22から31へ、引くという異例の進行でした。

結局、後手がつくった成金「△48と」が生きて、永瀬が渡辺の王を挟撃する形と成、勝ちきりました。

別の作業をしながらとはいえ、時折進行する棋譜を見ながら、見事な勝負だったことに、久しぶりですが、感動しました。

棋譜を見たい人は、こちらをどうぞ。

このリンクは、しばらくは、少なくとも現在(2015/09/02)は、大丈夫ですが、やがて切れてしまうのでは、と恐れています(笑)。

なお、名人戦が5階級を順に上がって最高階級のA級で優勝して初めて挑戦できるのに対して、竜王戦はもっと公平に誰でも参加できるとあって、「初タイトルが竜王位」という人が多く見られます。

  • 1988年の島朗  (1963- )
  • 1989年の羽生善治(1970- )
  • 1993年の佐藤康光(1969- )
  • 2005年の渡辺明 (1984- )
  • 2014年の糸谷哲郎(1988- )
探せば、もっとあるかも知れませんが、のちにA級常連者になる人が多く、才能豊かな若い棋士の芽が出始めるタイトル戦だと言えます。
なお「名人位」が初タイトルだったのは、確か次の人でした。
  • 1983年の谷川浩司(1962- )
  • 2000年の丸山忠(1970- )
  • 2002年の森内俊之(1970- )
これまた珍しいかも。こちらも探せば他にあるかも知れません。

U-18野球、FIVB女子バレーとスポーツ中継で忙しい昨今ですが、10月からは竜王戦、11月には世界野球、それなりに忙しい日々でしょうか(笑)。 


中国に関する醜聞 38

2015年09月02日 05時27分45秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


中国インチキ政策に世界市場“激怒" 米国で高まる中国への不信感

上海総合指数が暴落続きでクラッシュしたことを受けて、中国当局は緊急利下げを含む追加金融緩和を決めた。だが、中国経済や習近平政権に対する市場の不信感は根強く、利下げ効果は限定的との見方がある。米国からは9月に予定される習主席の国賓としての訪問を拒否する声が挙がり、国内では政権の基盤が揺らぐ可能性が高まるなど、八方塞がりに追い込まれた。・・・・

李克強首相は25日午後、「中国には、今年の経済発展の主要目標を達成する能力と条件がある」と強調したが、中国経済は製造業や不動産など幅広い分野で不振が続いている。市場の疑念は中国株にとどまらず、経済そのものや習政権の不透明な政策運営に及んでいるためだ。・・・・

習主席について、米国からも憤る声が出始めた。米大統領選の共和党候補の1人でウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏は、「米国人が苦しんでいる市場の下落は中国の経済減速による部分があり、その中国経済は操作されている。オバマ大統領は、習主席を招くより、米国の利益を失わせようとする中国に説明責任を取らせるべきだ」と声明を出し、習主席が国賓としての訪米をキャンセルするようオバマ大統領に促した。選挙戦が背景にあるとはいえ、米国内で中国への不信感が高まっていることをうかがわせる。

前出の勝又氏はこう警鐘を鳴らした。

「一党独裁だった旧ソ連では経済危機が直線的に政治危機につながったが、高い成長で国民の信頼をつなぎ止めていた中国でも、経済危機で中国人民の共産党離れ政変など不測の事態が生じる可能性もある」

:izaニュース(産経新聞)2015.8.27

上海での株価暴落で

ようやく中国経済に本格的な凋落が見られ始めましたが、もうとっくの昔からそう主張する人がいました。 

一番憂えるのは、記事で言えば「不測の事態」であり

  • 共産党離れ
  • 政変 

の可能性が、公に広く指摘されるようになりました。

当ブログでは、

中国に関する醜聞1~38

と38回に渡って中国の危険を指摘してきましたが、このシリーズの記事がなくなることは、しばらくの間、なさそうです。

もしも中国に関する当ブログの過去記事をごらんになりたいなら、画面右下の「カテゴリー」の「アジア」で、中国・韓国などを始めとする「醜聞」記事を参照できます。〔または「こちら」〕

この期(ご)に及んでもまだ親中派と称して、中国の恥部を見ようとしない日本人が見られます。

私は、他人が口出しできない「好き嫌い」のことではなくて、物事の両面を見る必要があると強調しています。

都合のいいところばかりではなく、都合の悪いところもあわせて知ることが、真の友人だと。

  • 自虐史観は、日本人を立派な人間にみせるための「敬うべきものの見方」なのでしょう。このためには『都合の悪いことには目をふさぎ、都合のいい事ばかりを知る』必要があります。
  • なぜ「歴史を隠す中国人の本質」を理解できない日本人が多いのか、不思議。
894年(白紙)に戻した「朝貢使」としての遣唐使、こんな中国と通じていたら大変なことになると菅原道真〔845-903〕が判断したのは正しかったようですが、その後の事情(讒訴:ざんそ)で大宰府へ左遷されました。

「誠意はいつか理解される」とは崇高な信仰ですが、それを逆手に取り狡猾に利用する国があることも又、知っておかねばならないことでしょう。

がんばれ、日本人の親中国派!

中国に関する醜聞 37

2015年09月02日 04時44分55秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。

中国で、やたらと「陥没(かんぼつ)事故」が多いですね。 


中国・福建省で交差点の地盤が陥没し、突然大きな穴が開く

2014/12/02 

小規模ですが似た話は日本にもあります。道路工事が多い時期があるのにはそれなりの理由があるのでしょうからやむを得ませんが、工事が終わったらもとの平らな道にして欲しいものです。

  1. 道路工事が終わったあと、まだマシなのは「どうせへこむだろうから多めに盛り上げておく」というもの。
  2. さらにひどい場合には、平らにして工事を終えたのはいいけれども、時間が経過してからへこむ例。これは危ない。
  3. 一番ひどいのは、工事の途中で、周囲にめぐらすはずの「危険表示」がない場合。これは中国などでよく見られ、事故のもとになっています。

工事が終わってから6ヶ月ほどの間、同じ工事業者が「元の平らな道路」へ戻す責任をもたせるべきでしょう。

ただし日本では、突然交叉点で地盤が陥没ということはまずありませんが。

【海外発!Breaking News】高速道路の路面が激しく陥没。開通からわずか6か月で。:2015年05月05日 13:30 

さすがに、高速道路で陥没とは、日本ではあり得ず、中国ならではのことです。

もちろん手抜き工事でしょう。

(中国)建物の“地下漏水”深刻、路面陥没や家屋倒壊が頻発:REUTERS ロイター2015/05/26 

地下を掘るときに、安易に掘りすぎることがあるのでしょう。

  • 地下を掘る工事は、出水との戦いとも言えます。
  • 都会の地下鉄工事では、何層にも立体交差で掘るため、信頼できる掘削工事図面が残っていないと、壊滅的な事故をもたらすでしょう。

広島の路面電車が有名ですが、川が多いため地下鉄の工事をしにくかったからでしょうか。

中国 エスカレーターの床が陥没 母親は息子をかばい… :2015-07-27 

これまた衝撃的な事故でした。

エスカレーターの踊り場で、床が抜けるとは、かなり悪質な手抜き工事。足元の金属板がはずれて自分が下へ落下するとは、いったいたれが事前に想定できるといふのでせうか。

中国 地下鉄の建設現場で地面が陥没 目撃者が映像に納める:2015年08月14日 17:09

地下を勝手に掘り、地上では勝手にビルを建てるやら、もう国民生活など、どうでもいいのですね。中国共産党の末期的症状でした。

【中国】広東省東莞市のビル前広場一帯が大きく陥没し、工事現場の作業者1人が転落死した。:こちら

これも思慮の足りない都市計画ですね。もう市には、これからどういう都市にするかなどの展望は、まったくない。

映像 中国でバス停が突然陥没、ハルビン市のバス停に設置された防犯カメラの映像です。:2015年8月28日(金) 11時37分掲載

バス停が陥没する瞬間をとらえた「防犯カメラ」が威力を発揮しましたが、犯罪を防止するのに役立っていないどころか、 中国共産党に不利ではない動画のみが巧みに利用されるのでしょう。 

地下を掘るときに 

  • 古代遺跡が発掘されないかどうか
  • 人骨が出てこないかどうか(古代遺跡に関係したり、多くは中国特有の「大量虐殺」かも知れません) 
そしてこれら遺跡発見によって引き起こされた工期期間短縮のしわ寄せが「手抜き工事」を引き起こしている、のではないか、私はそう憂えています。 

陥没事故とは直接関係がありませんが

世界的に見ても大虐殺が有名な中国のこと、いたるところで人骨が埋もれていることでしょう。日本でも京都で似たことが言えますが、その100倍~1000倍の異常さが4000年も続く恐怖の中国。

最近では、一説に8000万人が虐殺されたとされる文化大革命〔1966-1967〕が有名です。

その1 その2 その3(Wikipedia) その4

中国がかかえている最大の問題は「隠す」こと

言い替えると「都合のいいように歴史を塗り替える」ことでした。

なんのことはない、文化大革命〔1966-1967〕や天安門事件〔1989〕を厳重に隠して、日本の南京虐殺だけを持ち出す、その姿勢に、世界各国が気付いています。

よって私は、中国共産党は崩壊するしかない、という結論に達しております。

こういったことに頭がまわらないまま、中国共産党政府が発表する偽情報だけで何かを判断する愚の意味が、おわかりでしょうか(笑)。

中国共産党政府が発表する声明が「インチキ」に満ちあふれている証拠としては、次が挙げられます。

  • 各種の経済指標〔自分が発表する各種数値間に乖離や疑問が多発、GDP成長率などはその典型〕
  • 国際法に反する自分勝手な主権の主張〔外国のどこも認めていません〕
  • 将来「いまの時点でこう言っていた」というアリバイとするために、「現在を偽って」声明を出します。今はいくら信頼されなくてもいいのです、将来いつかごまかせる時が来ることを信じて(笑)。こういうことを平気でやるから、中国の過去の声明に信頼性がまったくなくなってしまうのです。疑ってかからねばなりません。信用してはいけませんよ。
  • この手の話は日常的によく見られます。かつて起こったできごとについて何かを語る人がいて、まだ自分が生まれていない頃の話なので「そんなものか」と思っていたところ、ある時その人が現在起こっていることについて「異様」なとらえ方をしていることに突然、気が付いて、それ以降「このようなとらえ方をする人の昔話は信用できない」と判断したことがありませんでしたか?
  • 今を基準として過去を判断するのですね。法治国家としては「法律の遡及(そきゅう)」は認められませんが、韓国ではしばしば見られ閉口します。ただし個人レベルでは、たまに見られますね。自分もそう思ったり、またそう思われたり・・・・・・。

中国は、擬似近代国家であり、その実態は、江戸幕府のような封建国家・独裁政権なのですね。