カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

東京で地震

2015年09月12日 06時42分58秒 | 科学(気象)

今朝 2015/09/12 05:49ごろ東京で最大震度「5弱」の強い地震があったとのこと。

  • 最大震度は調布市の「5弱」
  • 震源地は羽田空港の南〔東京湾アクアライン浮島の南東1.4km、深さは70km程度

気象庁が発表した震度分布地図は下の通り。

気象庁が発表したデータをGoogleEarthに書き込むと次のようになっています。

なお、06:30頃のNHK総合ニュースでは、羽田空港では異常がなかったとのことで、運航には差し支えないようです。また06:40頃には調布市役所でも棚からものが落ちるなどはなかったとのこと。

豪雨が、北関東→東北へ移ったかと思うと、今度は関東(東京)の地震と、心が安まりません。


中国に関する醜聞 45 歴史観の偽善

2015年09月12日 03時00分34秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


中国が日本の「戦後」を認めない理由

教科書に見る中国の歪んだ歴史観

「中国の教科書の偽善」──米国の大手紙「ウォールストリート・ジャーナル」(6月17日付)がこんな見出しの分析記事を掲載した。〔下に引用〕中国は日本の教科書の内容を厳しく批判しているが、自国の歴史教科書では重要な史実を無視し、ことさら愛国と反日を煽っていると指摘する報告だった。

 中国の教科書が日本に関しては戦争中の残虐行為ばかりを教え、戦後の日本の平和主義や民主主義の実績はまるで無視しているという実態は、以前から指摘されてきた。中国当局が、日本の終戦70年談話で過去の戦争への謝罪のみにこだわるのも同様の現象と言ってよいだろう。

 ウォールストリート・ジャーナルの記事は、「東アジアで歴史修正主義を志向する国は日本だけではない」という副題が付けられており、中国の歴史教科書の内容の偏りを「偽善」と断じる内容だった。

 中国は日本の教科書の小さな修正や変更に対して国家をあげて厳しく糾弾するが、その一方で自国の国定教科書では、同様の、あるいはもっとひどい事実の無視や軽視が顕著だというのだ。 2015.7.8(水) 古森 義久 


この数年でいちばん滑稽だったのは

日本の歴史教科書にいきなり妙なイチャモンをつけ始めた中国や韓国の歴史教科書が、日本のそれよりも、もっともっとお粗末だったことが判明したこと、でした。

自分の足元を見ないまま、よくぞ言えたと、感心するほどお粗末な中国・韓国の「未熟」度合いでした(笑)。

20年前ならいざ知らず

今となっては、中国や韓国の歴史認識に「客観性」なるものがあり得ないと、日本人の多くが分ってきたようです。

そして日本人の自虐史観〔その1 その2〕がこれを増長させたとも言えます。 

上記ニュースの元となった:米WallStreetJournalの記事〔英文〕については、

こちら〔Beijing’s Textbook Hypocrisy

を御覧下さい。Hypocrisy(ヒポクリシィ)偽善

ただし冒頭以外は登録者用の記事になってしまったようですね。ならばその前に読んでいた私が、分る範囲で要約するしかない、か・・・・

  • 日本政府の要請に従って日本の教科書が改訂されたが、中国政府が「それは反則だ」と叫んだ。
  • ただし中国政府も、同じ罪をおかしている。
  • 中国の教科書では、「日本兵が殺戮だけを望んだ、とするが、第2次大戦の多くの内容が略され、同情心につけ込んでいる。
  • 香港に関する記述があまりにも簡単すぎ、誤りが見られる。
  • 大躍進政策(1958-1960)によって引き起こされた1000万人~4000万人にのぼる餓死者について記述していない。
  • これらは1990年代からの江沢民の政策から始まった。 

この記事についての印象として

  • 文化大革命〔1966-1967〕の恥部には触れず、江沢民が天安門事件〔1989〕以降に取ってきた政策によるものが多いとの点では、だいたい正しく認識できているように思いました。
  • とにかく、あまりにもひどすぎる自分の恥部をひたすら隠し、攻撃あるのみの、偽善にみちた醜い姿勢に、ようやく気づき始めたのでしょうか。

中国共産党が主催した先日の70周年式典で

  • またまた「日本と戦った中国共産党」と歴史をねつ造していることがわかりました
  • 実際のところは、蒋介石の国民党が、中国共産党と日本とを相手に、戦っていたのでした。
  • 狡猾に国民党との協力・離反を繰り返しながら、中国共産党は「国民党が日本との戦いで体力を落とす」のを待っていたのであり、アメリカなどの参戦で日本が焼け野原になったあと、ようやく中国共産党は、疲れ果てていた蒋介石「国民党」に戦いを挑みます。戦力を使い果たしていた蒋介石の国民党は敗退し、ついに台湾にまで逃げ込んだのです。
  • いかにも「抗日で中国共産党ががんばった」とでっち上げるのですが、世界の人々は歴史をちゃんと知っています。これが中国共産党による歴史のねつ造。台湾が中国の一部であるというこれまたねつ造でもって、まるで中国共産党が日本を打ち負かせたと、平然といってのけるのですね。そしてこんなでまかせにコロリとだまされる中国人や、日本人が多いのでしょうか(笑)。
  • なぜこんなウソを平気でつくのか。もちろんそれが中国共産党の生き残りをかけたカケなのでしょう。そこでは、歴史の書き換え、不都合なことをすべて隠す、のは当たり前。突っ張りヤクザという現役時代のことをコロリと忘れ、今やたまに道徳心を説いて笑われる張本勲のようなものですか(笑)。
  • 一旦ウソをつき始めると、次々にそのウソを別のウソで埋め合わせ〔正当性を強調し〕なければなりません。中国共産党は、もうにっちもさっちもいかない状況に追いこまれているのでした。
  • スポークスマンの、引きつって、つっぱった顔つきからだけでも、うそをつきっぱなしであることがよく分りますね。不都合な質問は許されておらず、かりにその「約束」を破ったら、「関係がない」と一蹴するだけですね。
  • 中国共産党は、旧日本軍の残虐性をしつこく指摘することで、自らの汚点を隠し正当性を偽造しなければ、もはや存続できない運命にあるのでした。中国共産党が存在する正当性を偽造するための行為は、旧日本軍の残虐性に比べて大したことではない、とまたまた歴史を歪曲しているのです。
  • 中国共産党が国民党に対していかに残虐だったかとか、中国共産党が文化大革命〔1966-1967〕で1000万人~8000万人の同国民を虐殺したことなど、どうでもいいのですね。絶対にこれに触れようはしないどころか、中国人がこれを知ろうとすれば厳しく罰する有様です。天安門事件〔1989〕についても、まったく同様です。
  • これは例えるならば、日本で、日本人が幕末の新政府側の殺戮などなかったと隠蔽し知ろうとすれば拘束・逮捕・投獄されるようなものです。日本ではあり得ないことでしょう? そんなのが平然とまかり通っているのが、今の中国なのでした。
  • もしも文化大革命や天安門事件をなかったことにするとか、中国共産党が日本に対して勇敢に戦ったとか、そんな歴史のでっち上げさえしなければ、今では中国は世界に冠たる国になっていたはずです。しかしそれは「はかない夢」にすぎません。中国は、4000年の長期にわたって、あまりにも都合良く歴史を歪曲し続けてきた極悪な国家だったのです。今となっては自業自得(じごうじとく)という言葉がふさわしいですね。

これらすべての根源にある中国人の悪質な性癖は

漢族の考えることが世界で一番正しいのであり、その他の民族を「野蛮人」と軽蔑する、例の「中華の独善」

でした。「正義をかざすところに正義がない」の好見本ですね。

  • 自分たちの野蛮性が自分で見えない、ところが中国人の滑稽なところで、見えていないから、平然と「歴史をねつ造できる」とも言えます。
  • 私は、こんな薄汚い中国人であっても、その言論の自由や存在そのものを認めますが、なぜもっと普通の、まともな人間になれないのか、あまりにもひどすぎる中国共産党政府を許しているのか不思議で、文字通り「馬鹿に付ける薬はない」、ということわざがピッタリになってしまいそう。
  • まぁ一言でいえば、自分の利益だけしか視野にないからでしょうか。

僭越ながら私は

  • この中国人の悪質さを理解していない日本人に対して「歴史とは一体何なのか」と問いかけたいと思うのです。
  • いやそれでも、「歴史とは、ねつ造の繰り返しだ」、とがんばりますか(笑)。
  • 私は逆でして、「どうやって歴史のねつ造を暴くか」を考えるのが「歴史の本質だ」、と思うのですが・・・・・・。
  • そう、古代中国人である司馬遷(しばせん 前145~前87 生没不詳)が「史記」で歴史の著述に挑んだ姿勢と同じです。私は司馬遷「史記」のすべてを信頼しているわけではありませんが、司馬遷が「どうやって歴史のねつ造を暴くか」に腐心したらしいと垣間見られることから、今の中国人にはあり得ない崇高さを感じるのです。
  • 今の中国人が、かつての中国人と逆の方向ばかりを向き悪質な民族になり果てていているのが、いわば滑稽です。
なれのはて」はこちら
 
文言の一部加筆修正:2015/09/12