カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 40

2015年09月04日 06時59分59秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

爆発騒ぎが続く中国。化学工場での爆発・爆竹工場での爆発・石油工場での爆発、そしてこれまた無数の陥没事故、こんなことが続発していると、いよいよ抑圧されてきた民衆の暴発さえ予測できそうです。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


バンコク爆弾テロ 実行犯とみられる男の旅券に「新疆ウイグル」 

タイ・バンコクの爆弾テロ事件で、実行犯とみられる外国人の男が逮捕された。男が所持していたパスポートには、出身地が「新疆ウイグル自治区」と書かれていたという。・・・・

2015年7月、タイ政府は、新疆ウイグル自治区から逃れてきたウイグル族109人を、中国に強制送還している。

仮にパスポートの記載が事実なら、犯行動機は強制送還の報復という可能性もある。フジテレビ系(FNN) 2015年〔平成27年〕9月2日 


世界各国での事情に精通していることは、なかなか大変なことですね。

  • 昨年2014年タイ国内では大混乱があり、これを鎮める意味と思われる軍事クーデターが勃発し、今(2015年)もなお軍事政権のままらしい。
  • 軍事クーデターが起こったことには、それなりの事情があったのでしょうが、このクーデターを多くの国が憂え、一方でタイ軍事政権は急速に中国へ接近しつつあります。もともと弾圧軍事国家である中国は世界中の軍事独裁国家と表面的な友好関係を保っています。こういう軍事国家は共通して互いの「反政府」運動に対して強硬で、これが「反政府」運動をいっそう過激化させたと言えます。チェチェン問題などをかかえるロシアと、チベットやウイグル問題をかかえる中国とがなぜ接近するか、これで理解できますね。
  • 中国共産党の弾圧に強硬に反発している中国ウイグル地区から多くの人がタイへ脱出しましたが、タイ軍事政権はこの109人を中国へ強制送還した〔2015年7月〕ので、これへの報復としてウイグル族がタイで爆発テロを起こしたのでしょうか。とにかく分らないことが多すぎます。
  • もちろん中国は、タイで報道規制や言論弾圧が厳しくなることに憂えなどもっておらず、むしろ歓迎しているでしょう。こういった手法でもって、中国はアフリカの民族対立を狡猾に利用しながら影響力を強めております。
  • タイ政権が「中国ウイグル自治区からタイへ逃れたウイグル族109人を中国へ強制送還した」のは、中国政権が「北朝鮮から中国へ逃れる脱北者をすぐに北朝鮮へ強制送還するようになった」ことを思い出させます。自分たちが今まで「中国経由で韓国へ入国させていた」のを止めて強制送還するほうが経済的に有利だと判断した経験をいかして、タイ軍事政権へ圧力をかけて強制送還させ、これらウイグル族が中国へ戻ってから厳罰(拘束・逮捕・投獄などの処刑)を課すつもりでしょう。もちろん中国共産党の存続が第一であり、人権など中国には存在しません。
  • これだからタイでの軍事クーデターを、私も容認できなくなるのです。暴力で押さえつける軍事政権ゆえ、中国を支持するようになるのですから。
さあ、単なるテロ事件とみる人が多いでしょうが、知れば知るほど、わけがわからなくなってきました。

韓国の醜聞40

2015年09月04日 06時26分32秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


 韓国への好感度:先進国で下位、中国でも「否定」約95% 

中国新聞社が27日付で配信した「世界各国の韓国への好感度は低い。暴力と争いのイメージ」と題する記事に関連して、中国のポータルサイト「環球網」がアンケートを行ったところ、回答者の94.6%が「韓国に好感を持っていない」と回答した(28日午献4時現在)。 

中国新聞社の記事は、朝鮮日報と韓半島先進化財団が主催して先進香Q0カ国で行ったアンケートの結果を紹介。韓国のスポーツに対する評価は20カ国中第15位、観光は第10位と比較的高かったが、韓国民に対する好感度は第17位、韓国文化に対する好感度は18位と、極めて低かったという。 

政治力と外交力は第14位の評価だったが、「政治体制に不備」、「国会の立法活動が機能していない」、「政治家が腐敗している」などの見方が強かったことから、韓半島先進化財団の研究チームは、政治が腐敗して私利私欲で動く傾向があると指摘。さらに「国会で与野党による乱闘が発生していることが、国際社会において韓国人が暴力的で戦闘的とのイメージを作っている」と主張した。 

環球網が中国人向けに実施したアンケートでは、韓国に「好感を持っていない」との回答が94.6%だった以外に、「好感を持っている」が0.9%、「どうでもよい」が4.5%。(編集担当:如月隼人):サーチナ 2009年10月23日 


かつて一部とはいえ、いくら嫌われても韓流ブームを追いかける日本人がいたことを思い出させます。

上のニュースは、たとえ一部とはいえ、いくら嫌われても中国へすり寄る韓国の姿を見せています。それを笑顔で迎える習近平・・・・・・。

そのうち中国人の笑顔が突然消えて、締め付けを始めるのですが、それを知らないまま?

こんな異常事態は、長続きしないでしょう。9月冒頭に韓国朴槿恵(パク・クネ)が中国での70年式典に参加しましたが、近い将来

「ああ、そういう時代もあったのか」

と回顧する時代が来るかも知れません。参加した各国首脳は多いとは言えず、主に独裁国家、多くはロシアや中国の属国・従属国でした。

連想させる言葉は、次のようなものですね。

冊封(さくほう)・傀儡(かいらい)・植民・保護・付属 


この手の調査は、調査本人の色彩が強く出るものですから、参考程度にしか信用できません。

上よりは新しいのですが、それでも2年前のBBCの調査結果も見ておきましょうか。

これに限って言えば

  • 韓国では、日本・中国に対して、大きい反感。
  • 中国では、日本に対して大きい反感、韓国に対して普通
  • 日本では、中国に対して大きい反感、韓国に対して普通

分りやすい図にすると次のようになりました。

まとめると

  • 韓国は、誰に対しても反感をもち
  • 中国は、従うものには好感を、従わないものには反感を
  • 日本は、中国の暴力には反感を、しかし韓国にはそれほどでもない
というところでしょうか。

あくまでも参考程度の調査ですが、次の「中国70周年式典」への「各国首脳」の顔ぶれが参考になるかも知れず、照らし合わせてみてください。

■中国が発表した各国の記念式典の出席者ら

【首脳級】(30人)

ベラルーシ大統領、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会議長、カンボジア国王、チェコ大統領、コンゴ民主共和国大統領、エジプト大統領、カザフスタン大統領、キルギス大統領、ラオス国家主席、モンゴル大統領、ミャンマー大統領、パキスタン大統領、韓国大統領、ロシア大統領、セルビア大統領、南アフリカ大統領、スーダン大統領、タジキスタン大統領、東ティモール大統領、ウズベキスタン大統領、ベネズエラ大統領、ベトナム国家主席、エチオピア首相、バヌアツ首相、アルゼンチン副大統領、キューバ国家評議会第1副議長、アルジェリア下院議長、ポーランド下院議長、北朝鮮・朝鮮労働党書記、タイ副首相

朝日新聞デジタル 北京=林望 2015年8月26日00時38分

日本でも知られる属国・混乱国家・軍事政権・独裁国家を赤色で表示しました。この赤色はあくまでも便宜的なものに過ぎないものの、このような国をたくさん集めたもの、と感心したり、やはり問答無用の独裁国家ばかりなのか、という印象です。

ただし、上は式典前(8月26日)の記事であり、実際に参加したかどうかは別の問題です。

首脳を派遣した国

  • コソボ問題・・・・セルビア
  • 長年の内戦・・・・アルジェリア・スーダン
  • 対立点あり・・・・ベトナム・韓国・北朝鮮
首脳を派遣しなかった国
  • インド、EU諸国、カナダ、オーストラリア、米国、日本など

首脳も政府代表も派遣しなかった国

  イラン・ガーナ・フィリピン・インドネシア

フィリピンやインドネシアが派遣しなかったのは分りますが、イランがなぜ派遣しなかったかが中国・イラン関係を反映していておもしろいですね。

また親中派とみられるガーナも派遣していません。