病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

コミュニケーションと病院広報、どこがどう違う?

2018-10-10 15:14:24 | はとはあと最新情報
連続2回で、「コミュニケーション」と「病院広報」について、ワークショップを主体としたPL認定講座を行います。

この狙いは、本来と比べても意味がなく、かと言って全く違う話でもない二つのカテゴリを考えていくことで、両者の間に浮かび上がるものがあるのではないか、という思いつき(アイデア)から構成したものです。とかく、このような概念は、人間の思いを載せることで、一概に定義しにくいところがあります。定義しにくいからこそ、気軽に用いることもできる、そのように考えての企画です。たとえば、コミュニケーションは、現代社会では、具体性を示さないまま、どんな場合にも出てきます。使っていることがオシャレなのでしょうか。生産性があがるのでしょうか。実はこんな大事な話なのに、ところ構わず出回っています。

また病院広報は、意味薄弱のまま、出たり入ったりで、風に飛ばされる落ち葉にそっくりで、いまだに恋人がいません。でも集客(この言葉を医療の場で平気で使うコンサルタントがいます)の成績は良く、不安も多いのですが、ビジネスはイマイチです。なぜなら、HISの病院広報は「個別対応」主義、みんな違って、みんないい」主義を貫いているからです。だから1対1の医療が一番です。

それが「糖尿病の人この指とまれ」とか「認知症はこっち!」といって纏めてコストダウンなんてことはやらないし、できないからこそ医療の信頼があり、また必要なのだ、というようなことは、もっと利用者(患者の時代は過ぎつつある)に伝える広報を行い、その展望を伝えることが待たれているということです。

世間話をしているようで、シャキッとしないところがありますが、人は今一瞬を生きているのです。話していて言えている部分もありますが、話していて言えていない箇所もあります。そしてまったく何も言えていないというのもあります。この文字の一つ一つに思いや偏りがあるように、講座では、それら受講者の思いを積み上げてみようと考えています。機械のようにはできませんが、まずは、そのための周到な準備をいたします。構成どおり受講した人には、認定の先が見える」ようにしようと思っていますので、ぜひ、お出かけください。

NPO法人日本HIS研究センター
PL認定講座 石田 章一

上記の講座の受講申込書は
日本HIS研究センター事務局 
http://www.j-his.jp/ にありますので、ご利用ください。

なお、HISフォーラム2018へのお申し込みは、
来たる10月24日(水)午後5時までで締め切らせていただきます。
お早めに事務局までお知らせください。

不明の点は075-741-8219へお問い合わせください。