このブログのネーミング「はとはあと」は、
病院広報というビジネス臭を少しでも和らげるために
考えついたアイデア(商標登録)でした。
人の命やつながりが、ビジネスの基準、
言わば、誰かの我欲だけで色分けされていいのか、
という思いに、迷いつつも決定したものでした。
そこで思いついたのは、
「ここの病院」「こっちの病院」「うちの病院」など、
住民がその場の感覚で認識する言葉の病院でした。
20床以上がどうかというときの、法定病院ではなく、
自分の思いに優しいベッドと、白いメンバーたちによる
かけがえのない「病院」でありました。
つまり「病院広報」は、企業広報の医療版(やきなおし)ではなく、
独自の血統でいたいという思いでやっていきたのです。
「病院広報」の原点は、そうした感覚から生まれたのです。
それが、最近は「はとはあと」というネーミングで、
広報からも一歩距離をおき、むしろ「組織経営」
つまり組織のあるべき姿を追い求める「コミュニケーション」に視点を据えています。
考えてみれば、当然のこと、
私たちは、すでにHIS思考を至上の理念としています。
人間を信じ、人間にふさわしい行動を考えようとしています。
見える世界、
行く先々に輝きがあり、アートが続く世界。
医療であろうがなかろうが、幸せに続く道に交差できること、やってみたい。
ヒトを中心に据える最強の病院経営こそが、
きっと最高の幸せをまとめ上げるに違いないという信念で。