天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

アスコ スカイルック210 見え味と赤道儀動作チェック

2013-06-18 09:50:52 | 古い望遠鏡
アスコ スカイルック210の見え味と赤道儀の動作をチェックをしました。
32cmと土星の見え方を比較しましたが、明るさと模様の濃さは
32cmですが、スカイルック210は屋外設置及びF8と言う長焦点が相まって、
像の安定度とシャープ感に勝りクリアな土星が見られました。
また、こと座イプシロンではエアリーディスクとジフラクションリングが
綺麗に見えていましたが、32cmでは絶えずチリチリした感じです。
やはり長焦点ニュートンは良いですね。
赤道儀は、赤経は古いシンクロナスモーター追尾のON/OFFのみですが、
手動の二重微動になっていて、自動追尾しながら微動が使え使い易いです。
赤緯は部分微動で、ややバックラッシュが大きく、クランプフリー時の回転が
少し重いです。

恐らく前々所有者が惑星観測をされていたのでしょうか、鏡筒窓蓋には
ファンが取り付けられており、ピントをずらした状態で見えていた筒内気流が
一発で除去されました。
ファンを回しながら観望しても振動は殆ど感じません。