天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

F4.5ニュートン鏡のコマ収差

2007-09-05 17:41:10 | NGT12.5  317mm反射
8月28日の皆既月食画像を等倍で見てみると周辺部でのコマ収差が
かなり大きいです。NGT-12.5の主鏡はF4.5の放物面鏡で、
その直焦点撮影ですから当然なのですが、水瓶座57σ他の恒星部分
を切り出して掲載の画像をご覧頂くとその程度がおわかり頂けます。
以前使用の25cmF6ニュートン鏡では余り気になりませんでしたが、
やはりF6とF4.5とでは収差の程度が大分違いますね。
更には25cmではケンコーのACクローズアップ・レンズを用いた
自作レデューサーを使っていましたので、コマ収差の補正効果もあったと
思います。
しばらく天候が思わしくありませんが、晴れたら自作レデューサー装着で
試写してみたいと思います。