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茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

裁判傍聴、嘱託殺人、強姦編。

2015-12-24 20:53:07 | Weblog
一昨日の裁判傍聴、初めての「殺人」の傍聴に、
ドキドキしながら開廷を待った。

被告が手錠に繋がれて登場。
30代とおぼしきキリッとシャープな顔立ちの男性。
しゃべり方にも無駄がない感じの人。

実は嘱託殺人の嘱託の意味がその時にはよくわからず、
誰からか頼まれての殺人かと思っていた。
だけど嘱託とは、殺された本人から頼まれて殺す事と先ほど知った。

そうか、ワタシはてっきり殺したい人がいるから、
やってくれ、と殺人請負人みたいなプロのような人、
なんだと誤解しながら、その青年を見ていた。

殺された当人から頼まれての殺人となると。
そのキリリと見えていた被告の顔の見え方が全く異なる。

そのキリリとした表情と思い詰めたような真っ直ぐな目の奥には、
計り知れない深いモノがあった事であろう。
殺してくれと頼み、承諾する間柄なのだから、
家族、恋人といった強い愛情の繋がりがなければ
出来ないはずだから。

殺人に至った経緯も、二人の間柄も、
この日は聞けず、ただホテルで布団をかけられ死んでいた。
死因は絞殺。
その事実が僅かにわかっただけだった。

この嘱託殺人に関しては今回は検察官、弁護士間での
証拠品の同意、不同意の確認に終始して終わった。

そして最後が、強姦。
五人の女子を強姦した男。
よくもニュースにならなかったものだ?
と驚くが、そもそも強姦というのはニュースになりづらいのでは、
と今回初めて気づいた。
被害者は絶対にその事実を隠したいものだから。

更に今回の五人の女子は全て小学生の子供であった為、
親は何があっても隠し通したいであろう。
五人の内二人までは示談にしてるとの事だったが、
これは決して被告を許すという意味ではない!
と検察が力を込めて語っていた。

示談にした理由については語らなかったが、
察しがつく。
子供の将来の為に公にしたくない。
早く忘れたい。
その一心であろう。

又、被害者の子供の一人は被害にあって一年もずっと
その事実を誰にも語らず自分の胸に秘めていたようだ。
別件で被告が逮捕され、そこから余罪でこの被害者も発覚したようだ。

子供たちは、自宅の集合住宅の屋上で、自分の家で、
後をつけられ犯されてしまった。
女性検察官がここも強く語っていたが、
自分の住むすぐ近くで、家で、そんな目に遭い、
毎日、いやが上でも、その時の酷い事件を思い出してしまう、
心の傷が癒える事がない、残酷な事だと。

又、将来、男性不信に陥ったり、
今以上に将来に影響を及ぼす可能性がある、
絶対に許しがたい行為であるとも強い口調で述べた。

確かにその通りだ。
事件の当時はともかくコワイ思いはあったろうが、
どういう事か何をされたかがよくわかっていなかっと思う。
でも大人になるにつれ、その行為が良くわかり、
汚されてしまった自分を理解した時の方が衝撃の重さが深くなっていくであろう。

自分自身を振り返ってもそうだもの、
小学生の時に受けた猥褻なイタズラは
何故そういう事をするのかわからず、
ただただコワイだけだったもの、その当時は。

今回の被告はその他に小学生に自分のイチモツを舐めさせる行為、
電車の中での露出して自慰行為の披露、
女子高性に精液吹きかけ等々、
ビョーキですね、完全な。

30代、背の低い小太りの若者は、
裁判長からの最後に言っておきたい事は?
で語ったのは、
普段、友達とかであれば相手の気持ちをちゃんと考えられるのに、
女性に対してだけは、相手の傷つく気持ちが全く考えられなくなる。
強い性の衝動が起きてきた時、普通の人であれば理性でその暴走を
ストップ出来るのに自分はどうしてもブレーキがかけれない。
今後、改善プログラムで、自分の暴走をストップ出来る様、
変えていきたい。
又、男性ホルモンも少なくするようろ治療したい。

むずかしいよね、こういう性犯罪者を
厚生させるのは。
ビョーキを治すのは、むずかしいと思われるから、
どっか女性のいない離れ小島にでも一生隔離しといたらいいと思うのだが。

今回の裁判で、次も見たいと気になったのが、
嘱託殺人を犯した、あの青年。
何故、そうしてしまったのか、
そうせざるを得なかったのか?
事件の経緯が気になるのだ。

あの真っ直ぐな暗い色した目の奥には
どんな思いが詰まっていたのか、
気になるのだ。

あの目の奥にある真摯さに比べたら、
自分の瞳の不純さが恥ずかしい気持ちにさえなってくる。
ワタシは間違いなく、あの青年ほど真剣に人生に向き合っていない。

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裁判傍聴、これも詐欺?編。

2015-12-24 19:38:17 | Weblog
一昨日の裁判の傍聴は、その後、
詐欺二件、殺人、強姦と続いた。

この東京地裁で毎日行われている公判は刑事事件で100件ぐらいのようだが、
その大部分が覚醒剤違反、そしてその次が詐欺、という比率とみた。

ま、覚醒剤は見てもしょうがないので、
これは真っ先にスルー。
でもたまに前の公判が終わってなくたまたま見ちゃう事もあるが。

又、外人の裁判は通訳が入る為、間延びして退屈との評判だったので、
これも除外してたのだが、これもたまたま見たい裁判の前にその部屋でやってたので見てしまった。

タイ人らしき女性が好きになった男性に、
日本へお金を運んでくれと頼まれ見つからないよう、
女性の膣の中に入れられ運んだが、それは覚醒剤だった、
というまんま、ドラマのような出来事が起きていたのだ。

案の定、通訳の話が長く退屈で眠りに陥っしまったようだが、
突然の被告の泣き叫ぶ声で目を覚ました。
有罪の判決が下ったようなのだ。

タイ人らしき女性は控訴する!と叫んでいたようだ。。。
でも、、名前も連絡先も教えてもらえてない男から
そんな所に金を入れて運べとは、あまりに胡散臭い。
気づかぬおまえがいかん、
恋は盲目ということか。

そして詐欺は、又、オレオレ詐欺か?
と、予想してたら、二件のどちらも意外なモノであった。

一つはタクシーの無賃乗車。
何故それが詐欺なんだ?
と思うが、冒頭陳述の説明によると、
お金を払って乗車をするという乗客の振りをして、
実はお金など持っておらず払う気などなかった(騙した)詐欺。
という説明をしてたが、、、
無賃乗車を裁くには、こういうこじつけ的な起訴しか
出来ないんであろうか?
と首をかしげてしまう。

この被告は、別にタクシーに乗る必要があった訳でなく、
三食&寝所ある刑務所に入りたいという動機だったようだ。
知的障害があるらしかったが、
会話は普通には出来ていた。

このケースも、やはり貧困。
そして家庭環境が背景にあった。
親は二入とも別々のタイミングで蒸発。
兄弟もいるが皆、知的障害者だという。

なんというか、、
負のスパイラル、、、
親にはもっと先の責任というものを考えて産んでほしいと強く思う。

そして今回の二件目の詐欺は、不動産屋の名義貸し。

被告はちゃんとした身なりの不動産屋の青年。
入居したいという身元不詳者に
全く第三者の名前を借り、会社員であるという在籍証明まで偽造し、
入居審査を通し別人になりすまして住ませた罪。

この不動産屋は、誰が住もうと手数料さえ手に出来ればいいので、
こういった偽造に手を染めてしまったようだが、、、

確かに偽造や成りすましは良くない事ではあるが、
そんなに裁判になるほど、酷い事なのであろうか?
これぐらいの偽造は普通の人でも業務の延長でやってしまいそうな類では?
と、今迄の明らかな犯罪者とは違う気がしてたが、、、

暫く聞いていて、やっとわかった。
身元不詳者達は、犯罪者たちだったのだ。
多分オレオレ詐欺か、そういった類。
賃貸した物件の部屋に大量の現金や携帯があったと。

別件で事件を捜査していて、
この身元不詳者に部屋を貸し出している事実に遭遇し、
書類をねつ造して貸していた不動産屋の悪事がバレ、
悪の温床を生み出さない為の浄化の為の取締なのだ。

ま、確かにこんな事を見逃していたら、
犯罪者たちが簡単に悪事を働く拠点を作れ、
万一その拠点がバレても身元が割れない。
という犯罪者に有利な状況が出来てしまうもんね。

と、今回はこれも詐欺で括られのか?
という驚きとともに傍聴した。




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