
近所に新しくオープンしたパン屋さん、
大人気、ひっきりなしにお客さんがやってくる。
このパン屋は、千葉県でたくさんあるチェーン店の
茨城初出店のリヨングループのパン屋さんだ。
千葉で初めてその店の前を通りかかり、
すごい混み合っているのに驚いたが、
石窯工房という、いかにも美味しそうな店構えのせいか?
と思ってたが、今回のパン屋さんは、
コンビニ店舗の居抜きの簡素な店舗。
それでもこんなに混み合っているのは、
商品の実力なんだとわかる。
住宅街からは離れているのに、
こんなに次から次へと、人が湧いてくる事に驚く。
それは、皆、こういう美味しいパン屋を待ち続けていたんだ、
という、潜在需要があったんだ、と気づく。
スーパーの中に必ずある美味しくないパン屋さん、
カレーパンや、惣菜パン、ハード系のパンもあるが、
ちっとも美味しくない、
Y社やS社の流通してるパンと、大して変わんない、、、
下手したらその流通してるパンの方が美味しいや、
と、ずっと思ってた。
ま、でも美味しいパンとは私も認めるが、
五段階で評価すれば4程度の最上級とは思わない。
パンの味自体は、普通か、ちょっと良い程度。
品揃えが人気の秘密だと思うのだ。
和牛メンチのバーガーとか、
ラタトゥイユのバーガーとか、
うわっ、美味しそうっ!
という見た目もゴージャスなパンが豊富に並んでいるのだ。
一度行けば必ずリピーターになると思われ、
リピーターっていうのは、こんなに店を賑わせるものか、
と、その力に驚く。
昔、働いていた会社の数軒先に、
お世辞にも綺麗とは言い難い、小さな小さなパン屋があった。
お客さんなんて来るのだろうか?
と、人通りもほとんどない、その店は閑散店だとずっと思ってたら、、、
実はすごい人気店で、
毎日焼きあがる食パンは常に予約のお客さんに、
買い占められ、午後になると買えないのだと、ある時知った。
何とか買えた食パンを私も頬張ると、
あり得ない程ふわふわで、確かに美味しい。
今まで食べた食パンで、一番美味しい。
そして未だに、この時の食パンより
美味しいものに出会った事がない。
同僚がサンドイッチ用にパンの耳を切り落としてくれ、
と店の人に頼んだら、耳を落としたら、
柔らかすぎてパンが潰れてしまうから無理と言われた程、
ふわふわのパンだったのだ。
そのパン屋の店主の息子が会社に出入りしてた職人だったので、
何であんなに美味しいのか?
と気になって聞いてみたら、
最高品質の小麦粉を使っているからだ、
と教えてくれた。
なるほど、パンの美味しさは、要は素材なのか、
と、よーくわかった。
そして、地元の消費者というのは侮れない。
美味しいものをちゃんと皆知っている。
宣伝しなくとも、店構えにも関係なく、
美味しければ確実にリピーターになり店は繁盛するんだ、
というガイアの夜明けでも取り上げそうな商売の極意がある。