茨城で、どどんぱっ!

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

ホロ酔いのひと時。

2011-11-07 02:51:44 | Weblog
いつの頃からか、気づいたら、
外で飲むお酒、
会社の飲み会などで飲む酒に全く酔わなくなった。

決して酒に強くなったわけではない。
元々酒は強いわけでも、好きでもないから、
それほどの量を飲まないこともあるが、
ほとんど、しら~とシラフ。

だけど、今日は、ともちゃんと家で飲んだ酒は、
ほわ~んと、気持ちよく、缶一杯で
顔もポッポッと、熱くなってきてるのが自分でもわかった。

う~ん、、、
少しでも緊張感あると、酒って酔えないんだ。
そんなことに気づきつつある。

ワタシが酔うのは友達と酒を飲んでるときだけだ。
ちょっとの量で、ほわ~ん、ほわ~ん、
と、気持ちよくなってくる。

これが一人で酒飲んでいても酔わない。
不思議なもんだ。

昔、社会人になりたての頃、酒を飲みすぎて歩くことも、
体の自由も効かなくなる状態で、
上司に家まで送ってもらうタクシーの運転手さんに
「いいですね。そこまで酔える酒が飲めるって、余程、心許せる人と飲めているんですね。」
などと言われ、
!?と、その言葉に多いに驚いた。

体の自由も、しゃべるのも不自由になっていた、へべれけの私は、
しゃべれないながら、頭の中でだけ返事を返していた。
「だって、酒なんて飲めば誰でも酔うじゃんっ!誰と飲むかなんて関係ないじゃんっ!」
と、20才の時の私。

それから数十年が過ぎ、
今なら、その時の運転手さんの言葉が実によくわかる。

あの20才のときのワタシは、なんて無邪気でピュアだったのであろう!
と。
誰に対しても警戒感をいうのを全くもっていなかった、
無防備だった私。

大人になりすぎた今は、
どんなに信頼している人とでも、大好きな人とでも、
職場の人や、知り合い、その他、色んな人、
本当の友達以外と飲む酒は、
酔えない。

いつも無意識に防備しているものが、あるんだろう、自分の周りに。

私の人生で一番~気持ちよく酔えたのは、
こないだ15年ぶりに会った、学生時代の友達、
くみちゃんと学生時代に京都へ一緒に行ったとき、
ホテル、ニュー京都のバーで一緒にシンガポールスリリングを飲んだときだ。

あの時の何ともいえない、くらくらしながら、
ふわん、ふわん、と揺れながら、
天にも昇るかのような世界一幸せな気分に浸っていた。

でも、ワタシの相方は年中、幸せそうな声だして、
酔っ払っている。
(アル中というわけではないですよ。。)



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悪人を観た。

2011-11-07 02:28:33 | Weblog
何故か、ともちゃんと一緒に観ることになった、映画「悪人」
最初の15分を見逃したが、急遽観れた。
(ともちゃんと、何の映画を観るか、U-NEXTの映画を次々と
 これは?それじゃ、これは?
と検討してたら、悪人が民放でやっていることに気づき、即決)

結論は、、、
つまんない。

映画から伝わってくるもの、
何もなかった。

このへん、「歩いても歩いても」あたりだと、
ちゃんと映画全編から湧き上がってくる、
哀しいとも、切ないとも、何とも呼べないような、
家族の間に確かにある、まとわりつくような感情を
皮膚感覚で感じられたのだが、、、

途中で、突然、この映画の監督?の意図である、
この映画のメッセージというのは、これだっ!
と、わかる瞬間はあったのだが、
やや、こじつけ的造り方で、すんなり入ってこなかった。

娘を殺された父親が、屑みたいな男に笑いものにされている場に
乗り込んでゆき、「おまえなんかにっ!」と凄まれる瞬間、
本当の悪人は殺人を犯した人でしょうか?
それとも、こんなチンケな人間でしょうか?

そういう事だよね。
この作品のメッセージは。

何か、犯人の葛藤も、生い立ちも、殺人を犯す必要性も、
全てが希薄、というか、描ききれてないため、
まるで、観ている自分にはピンとこない。

深津絵里との関係も、
犯人が深津絵里から離れなくなるほどの出会いではない。
深津絵里側も同様に。

もっと、ドロドロと情怨みたいなものが二人の間にかいまみれれば、
納得もゆくが、ここも二人の結びつきの必要性が感じられない。

全てが何か中途半端で、まるで部分部分を切り取ってつなぎあわせた
物語みたい。
本当のその心理に至るまでの描写がどこかでそぎ落とされてしまった?
と思ってしまうような出来。
原作にはもっと忠実に描写されているんでしょうか?

と、期待した割りにはかなりつまらなかった。

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