茨城で、どどんぱっ!

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

西本幸雄さんのご冥福をお祈り致します。

2011-11-29 00:43:58 | Weblog
「江夏の21球」と、語りつがれた、
あまりも有名な79年の日本シリーズ。
ノーアウト満塁の大逆転のチャンス。
間違いなく、近鉄の逆転を信じて疑わなかった。

あの頃、私は近鉄、
いえ、西本幸雄監督を心より崇拝し、応援してた。
まさかの叶わなかった逆転劇。

ノーアウト満塁という、これ以上ないチャンスで、
1点も入れられないって、まさか、ありえるんだろうか?
何度も何度も、その後、夢で、あの場面がフラッシュバックした。
空振り三振したのは、佐々木。
スクイズを外されたのは石渡。
何十年経っても、あの光景は忘れられない。

西本監督。
口下手で、頑固で、とても厳しい監督。
でも、心は誰よりも温かい人で、
この人が父親だったら、
上司だったら、
そう思える人だった。

通夜で山田久志や、福本が目を真っ赤にして哀しんでいた、
その記事を読んで、
わかるよ、わかるよ、
西本幸雄さんを人生の師として慕っていた人が
いるのは当然だと思う。

好機に凡退した選手に、ベンチの中で思い切りイスを蹴飛ばして怒りを顕にしても、
選手を頭ごなしに怒鳴り飛ばしても、
それでも、そんな事関係ないんだよね、
人として心から慕える人だったと思う。

職人気質のような監督。

心よりご冥福をお祈り致します。




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