昨日、リフォーム工事がすへて完了しました。
ビフォーアフター恒例の思い出の品の再生、なんと我が家でもあったんです。
写真のテーブル。昔、父が洋服の仕立て屋をやっていたころの作業台を加工していただいたもの。
自転車の後ろの茶色い物体が作業台として使っていた板。長さ180cm、幅50cm、厚さ8cmの板か2枚。1枚板の立派な材木だし、父の思い出もつまっているし、これまで捨てるにすてられず、我が家を占領していました。
大工さんはすごい!
板をきれいに削って接ぎ合わせ、脚はとりはずし式、天板の縁はきちんと加工が施されています。作業台のほとんど全て余すことなく使ってくれたようです。これを2日足らずで仕上げてくださいました。
感動以外のなにものでもありません。番組でのあの感動ぶりはまさに真実!!
しかも花が好きみたいだからと、こんなかわいい鉢置き台までプレゼントしてくれて♪左下の車輪のついた入れ物です。
今回のリフォームでは素敵な出会いがたくさんありました。何をどうしてよいか分からないときは、とにかく一歩踏み出してみることが大切なんだと思いました。母の介護のときもそうでしたが、出会いが次の出会いを生み、道が開けていくんです。
まずは飛び込んでみて、そこでいろいろ相談したり、情報収集したり…。1人で思い悩んでいるよりずっと早いし、ずっと確実。
諦めて、処分するはずの板がこうして生まれかわり、我が家の財産になりました。
さてこの板は何の木なのでしょう。これはずっと謎だったのです。しかし、はっきり分かりました。これは、イチョウの木です。何故判ったか。匂うんです。銀杏臭いんです。かなり^_^;実だけじゃないんてすね。初めて知りました。
大工さんの話では、イチョウは寿司屋のカウンターなどに使われるんだそうです。調べてみたら、なるほど。殺菌作用や復元性にすぐれ、まな板としては柳につぐ高級品なんだそうです。だから寿司屋なんですね。
イチョウのまな板はやはり最初は匂うそうですが、使って洗っているうちに匂いはなくなるとのこと。机は?とりあえずしばらく水拭きを日課にします。