ゴマダラカミキリ
カミクリムシ科(日本) 体調2.5〜3.5cm
都市部にも多く、国産カミキリの中でもよく知られている人気者。
よく見かけるものの飼育するのは初めてで、最初はとりあえず昆虫ゼリーを与えていたのですが、カミキリムシは成虫も生木や葉を食べるということを知りました。
ユズの枝を入れたら、途端に張り付いて、しきりに枝をかじり始めました。
翌日には枝のあちこちにかじられた跡。葉っぱも食いちぎられたようです。
汁を吸っているのかと思ったのですが、樹皮や葉を食べるのですね。
ミカン類の他、ヤナギ。クリ、クワ、イチジク、プラタナス、シラカバなど、食草がとても幅広いことが、都市部を含む全国各地で見られる要因のようです。
こちらはホシベニカミキリ。
ユズの枝には反応しません。
食べるのはクス科(特にタブノキ)の葉と枝
虫好きには人気のカミキリムシですが、一般的にはテッポウ虫と呼ばれる害虫です。幼虫が木の根や幹を食い荒らし、穴を開けてしまいます。
厄介なんですよね〜。
成虫はこんなにもかっこいいのに!
ホシベニカミキリ
カミクリムシ科(日本) 体調1.8〜2.5cm
ゴマダラカミキリを赤くしたような姿はこれまたカッコよく。木の枝の高いところにいるからなのか、なかなか見かける機会が少ないのもレア感あって、見つけたら嬉しくなっちゃうんですけどね。
でも、場合によっては木を枯らしてしまうほどの幼虫のパワーを思うと手放しで喜ぶわけにも…。
カミキリムシは、なんとも微妙な気分にさせてくれる昆虫なのです(^^;;