ピンク色のカタクリの花。山野草マニアにも人気の高い春を告げる美しい花です。
横浜周辺では見られる場所も少なく、自生地はロープで囲われていることもしばしば。
花びらをくるりと反り返らせ、うつむき加減に咲く花は、気品漂う女王の貫禄です。
しかしながら、ところ変われば、珍しくもなんともない普通の山野草。北海道では民家の裏山に多数咲いていたりします。
そもそも「山菜」としてくくられてますし…Σ(￣。￣ノ)ノ
今回泊まった小樽の宿で見せていただいた「北海道山菜図鑑」。後半には山菜の調理例も載っているのですが、なぜか本格フランス料理という、いろんな意味でつっこみどころ満載な興味深い1冊。
カタクリだけでなく、エゾエンゴサク、ヨブスマソウ、ギョウジャニンニクなんかも掲載されていました。
エゾエンゴサク
ヨブスマソウ
ギョウジャニンニク
しかも、ほんとに民家のすぐ近くで採ることができます。宿のオーナーご一家のご好意て一緒に周辺を散策しました。
ギョウジャニンニクの出たばかりの新芽をかじってみるといいと勧められ…
ピリピリ～ってくる辛さと、ニンニク臭！！！少量しかかじっていないのに、ものすごいパンチ力です！！！
宿のご主人曰く、「体を目覚めさせてくれる春の味」なんだそうです。
家に帰ると、お子さんと一緒に山菜の下ごしらえを始めるご主人。薪ストーブの横で繰り広げられる親子の日常。ここではまだまだ自然が身近なところにあるんだなと思いました。
ちなみにカタクリは山菜として近所のスーパーで束になって売られているんだとか…。
昨年は近くにクマゲラも飛んできて、夏の間毎日のように見られたんだそうです。
ところかわれば、自然の楽しみ方も様々なんだなあと改めて思いました。
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男女別相部屋1泊3000円朝食500円
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