北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

観光の定番『前門』に、ちょっとがっかりの巻

2012-02-27 18:16:17 | 北京暮らし おでかけ編

先日、観光のド定番、『前門』へ行ってきました。

前門と言えば、オリンピックを機に大きく様変わりしたというので、これはチェックしないとね。

 

ど~ん! 正陽門、通称『前門』であります。

 

ここから前門大街へ出ようと思ったのだけど、この駅の混雑っぷりはすごくって、更にあろうことか自動改札機のほとんどが故障中で、乗客と係員が大もめ。
どうやら、故障している自動改札機を強引に突破したヤツもいたらしく、それを見たおばちゃんは。

 

「あいつは故障してる自動改札から出たのに、なんで私は出られないんだ!」

 

・・・って、知らんがな。

私はそっとその場を離れ、端の方でひっそり正常稼働している自動改札機から出て行きました。

 

が、その騒動のせいで。

 

 

 

違う出口から出てしまった。

おかげで再びここから入る時には、ボディチェックをされてしまうはめに。

機械をかざされてピッとなったら、それでおしまい。

 

・・・意味あるんか?

 

 

 

ちなみにこの出口は、天安門広場を突っ切って故宮へ向かうのにはおススメです。

それにしても、この日も空気は汚れきってるな。

(もちろん私はマスク着用)

 

さて、前門の向かいにある箭楼。

この辺りは、各地から来た観光客も多いので、それ目当てに。

 

 

 

国旗を売っていた。

 

 

そして、冬の定番。

 

 

タンフールー!

よく見ると、1元で売ってるおばちゃんの後ろでは、その半額、5角で大安売り。

 

 

 

その差はなんだ?

 

 

で、1元も5角も別の場所に移動してしまうと。

 

 

このパンダのにーちゃんはそれをいいことに、「5元だよ~」と一気に値をつりあげていた。

可愛いふりして商売上手。

 

 

一方、観光客はというと。

 

 

 

なんだか不思議なバッグを持っている。

「キヨミズ」と書いてあったのでてっきり京都の清水寺、あるいは清水焼か・・・?とよく見たら、『日本清水釣具』。

わけわからん。

 

 

 

さて、箭楼をくぐっていきましょう。

振り返るとそこには、ど~んと前門。

くぐった先は。

 

 

 

リニューアルした前門大街。

ああ・・・。 あのごちゃごちゃしたいかにも中国って感じの街並みがこんなことに・・・。

 

 

 

なんだかよくわからん物体もあり、しかも「登るな」とある。

誰が登るねん。

 

 

昔の面影を1グラムも残していない前門大街は、すっかりどこかのテーマパークのように生まれ変わってしまい。

 

 

 

スターバックスとか。

 

swatchとか、お店がずらりと並びます。

 

 

老舗の店の前には、以前はこんな風にお茶を売ってたんですよ~風のオブジェもあるけど、それがどうしたという感じ。

 

 

歩行者天国となった通りの両側には。

 

 

ハーゲンダッツに。

 

 

 

どこにでもあるH&M。

 

 

 

そして、ZARA。

 

さらに、こちらも急増中の。

 

 

 

ユニクロ。

 

 

 

これは・・・キャノン?

そして。

 

 

招き猫・・・。

 

 

 

有名な北京ダックのお店や。

 

 

 

お箸の専門店もあるけど。

 

 

これなら建物がちょっと昔風というだけで、繁華街『王府井』となんら変わりはない。

で、リニューアルされたから、さぞかし清潔で素敵な街並みかと言えばそうでもなく。

 

 

 

相変わらずの造花攻撃。

 

さらに、どこもかしこも舗装されているので、あっちゃこっちゃに吐かれる痰(このマナーは改善されず)がそのままの状態。

街中だと土の部分に吐いたりするので、なんとなく地面に溶け込んでまだマシなのだけど・・・。(いや、まぁ、それもむかつくけど)

 

 

 

こちらは色んな屋台が楽しめる場所だけど、10元って高くない??

 

 

 

どうやら通りを一本中に入ると。

 

 

 

昔ながらの雰囲気が残っていそうだったので、こちらを散策する方が楽しそう。

が、この日の目的地はさらに歩いた場所にあるので、ここの散策はまた今度。

 

それにしても、お気に入りだったあの安くて美味しい小籠包やさんはどこへ行ってしまったんやろ・・・?