下りは紅葉など愛でつつ、のんびりと。
山繭が風に揺れておりました。淡い緑色が綺麗なものであります。こいつで糸を紡げば贅沢な織物が出来るらしい。
猿の大好物なので、猿との争奪戦になると聞いたことあるなあ。
真冬のウエア着て来たのだけど下りは丁度良い感じ。足先は寒さで感覚鈍くなってしまいました。
もう日陰の下りではシューズカバーがあっても良い感じですね。
こんなところに三峯山道が。まさかここから奥秩父まで続いているのかしら・・・
街に戻る途中で釜宮神社(たぶんそんな名だったかと)に寄ろうとしたとき見つけた標。
神社脇には立派な自然石の庚申塔が多くありました。
上右の写真の梵字の刻まれた桃だかタマネギのような形のものはなんという名称だろう。
更に街に近づいて柄杓山の標識に誘われて逝ってみることに。
2kmとか書かれていると、いってみっかと思ってしまうのですね。そして大抵すぐに後悔^^。
上っていくと鎖が張られた場所があり「最近この付近に が出没しておりますので してください 桐生市」の表示が。
鎖の先は更なる傾斜のコンクリート道となっておりました。
「最近この付近に弩Mが出没しておりますので注意してください 桐生市」かな? 祠の木造の姫観音も笑っておりました。
拙は弩Mじやないので引き返すことにしたのであります。
お腹も空いたし、足先が冷え切りました。さて贅沢しに参りませう。
桐生は錦町の山もとで、鰻丼に肝吸付けて2000円の贅沢を満喫する。
掘り炬燵に入り鰻を調理する主の姿を眺めたりテレビののど自慢を眺めたりぼけっと鰻丼が出来上がるのを待つ愉しみ。
温められた丼の蓋を空けた瞬間にぶわぁっと立ち上る湯気と蒲焼の香りがたまらない。
甘味を抑えたタレとホコホコで適度に歯応えがあり噛むと鰻の脂がじゅわ~っと出る蒲焼に熱々の飯の組み合わせ^^
拙には時間と懐にゆとりがあるときしか味わえないちと贅沢な幸せ。これから寒の時期にはなお愉しであります。
食後はちょっとだけ街中をふらふら走り鋸屋根など見物。
予め頼んでおいた、定番の土産である藤掛屋の栗まんじゅうを受け取って桐生の街におさらばであります。
つづく