《前回までのあらすじ》
空きっ腹を抱えてなんとか目的の道祖神峠へ昇った。飯屋もコンビニも無かった。民宿はあったけど勇気がなかった。
後は降り基調に追い風で楽々帰れると思った。
暫く降ると道が３方向に分岐しておりました。
写真の順に左は枯葉だらけの砂利道、正面は枯葉少ないけどやはり砂利道、そして右は舗装路だが通行止め。戻るのもアリだな。
さてどうするかな？この後どの方向へ進んだかは想像にお任せします。
三波川古道なる道を桜山方面へ降っていく。兎にも角にも急勾配の日陰の多い降りで寒いのであります。
冬季は、昇りも降りも辛さは、どっこいどっこいですねえ。
ちょっとした日陰で路面凍結であります。迂闊によそ見も出来やしないのです。
言ってる傍から日向では冬桜が綺麗に咲いているのを見つけてパチリ！
鬼石市街地へ向かうのであります。三波川も一部凍っておりました。
１７７号線を路面凍結してやしないかとビビクリながら降って、ようやく桜山公園入口に着（14：32／61km）。
ここからは、いつものコースで浄法寺へ向かうのです。
昼飯には頃合いを逸しました。藤岡で食べとくべきでした。田舎の道は近くて遠い、後悔先に立たずです。
ん？先に立ったら前悔でありますね・・・麓の気温は少し高いようで馬鹿なことを考える余裕も出て参りました。
恒例の故郷キムチで晩酌の肴を購入（14：53／67km）。帰りは金鑚大師を抜けて行きますかな。
埼玉県に入った時点の気温は２℃でありました。病は気からと申しますが途端に寒いと感じます。
早く熱い湯船に浸かりたいの一心、一気に深谷を目指して走ります。
土産を忘れておりました。深谷の中山道沿いの桜寿司（本住町１５－３４）で寿司を３人前購入（一人前６００円）。
一人で遊び呆けて手ぶらで帰ったら、こんな寒さじゃ済みませんからね、多分。
稲荷（実測直径約３３ミリ 長さ７５ミリ）と干瓢巻きと卵巻きの組み合わせが自由に選べました。
帰宅して早速食べたら、疲れた体に酢飯と干瓢、油揚げの甘さがジワッっと沁みましたぞ、旨かったなあ。
煙突の煙は相変わらず海へ向かって流れておりました。自分の影が伸びた農道をプラプラ走って帰宅（16：27／97km）、本日のポタリング完了。
こんな寒い日は、我が家の次男坊も寝てばかりで出迎えにも来やしないのであります。
以上