20180125
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記寒の内(2)東京雪景色&水道パッキン修理
1月22日、東京、大雪になりました。東京では、降ってもめったに積もることなく、降るとすぐに溶けてしまうのでなかなか雪景色は見ることができません。
積もったら積もったで、交通機関は大騒動になって、帰宅の足も乱れるのですが、それでも見たい雪景色。
雪に苦しむ北国の方には申し訳ないのだけれど、「東京に大雪」の予報にわくわくしてしまいました。久しぶりの雪景色。あたり一面真っ白になる景色をみたいと思う気持ちがつのるのはいたしかたなし。
朝から窓の外をちらちらと眺めて、11時すぎには雪になったのを確認。「おひる12時ごろまで雨で、それから雪に変わる」という予報より早く雪になったようです。寒さも厳しい。息子はこんな日に限って大学に用事があるとかで、雪のなか、出て行きました。
降りしきる雪。団地9階から見る雪をまとった木々、きれいです。
22日夜中、台所の水道から水漏れ。前からパッキン劣化の水漏れが懸念されていたのですが、大雪の夜についにどんなにきつく栓をを閉めても水がとまらず、ツツーと細く水が流れつづけます。
娘は水道代を心配して、24時間サービスの水道修理を呼ぼうと言いましたが、そんな修理屋さん頼んだら、たかが水道のパッキン取り替えで、たぶん水道代より高くつく。「修理は、明日母がやるから」と言ってふとんに潜りました。
23日火曜日。朝は晴れ予報なので、雪が溶けないうちに「インスタ映え」を狙って雪景色撮影に励もうと思っていたのですが、朝起きたらすでに8時。窓の外を撮ってみたのだけれど、木々の枝はもう溶けていました。4時とか5時に目覚める朝もあるのに、雪の朝に8時起床。残念無念。
息子がバイトに出かけたあと、「こんな日くらいは外出しないでいたい」と思ったのですが、水道パッキン修理をしなくては。
団地の中の雪、除雪してあるところとしてないところ、気をつけて歩きます。
片手であかちゃんを抱きかかえ、片手でベビーバギーを押しているお母さんがいました。どうしてベビーカーに乗せていないのかわからないけれど、片手だっこで、危なっかしい。
「どちらまで?赤ちゃん雪の中に落としたらたいへんだから、両手で抱っこしてあげて。私がベビーカーを押しますよ」と、遠慮するおかあさんにかまわず、押しました。
「すみません」という発音を聞いて「たぶん中国北部出身」と感じたので、「お国は雪が降る地方ですか」と尋ねてみる。「あ、中国の大連です」というので、「それじゃ、雪降りますよね。私は夏の大連に3度行ったのですが、冬は行ったことないのです」などと話ながら、3号棟の入り口までベビーカーを押しました。
韓国、中国北方、中国南方、ベトナム、タイ。くらいまでは、一言発音を聞いただけでだいたい出身がわかるようになって、別段なんの得にもならぬけれど、クイズに当たった気分。
大通り沿いのホームセンターへ行って、「13番パッキン」を購入。5個入りで100円。
商店街のなかでも、除雪してあるところとないところがあるので、右に寄ったり左に寄ったりして歩き、八百屋で小さな白菜半切りが百円で出ていたので買いました。スーパーだと四半分で200円だから、お買い得。今夜は白菜鍋にしよ。この雪だと、この先も野菜が高いままかも。我が家、白菜半玉なんて、一回にペロリの大食いです。
玄関脇メータボックスの水道元栓を閉め、家の中の水がでなくなったことを確認して、昔水道局でもらったレンチで蛇口栓をはずす。パッキンを入れ替えて、10分もかからずに終了。これ、修理屋さんにやってもらうと、修理料金5千円プラス出張費5千円とかで、1万円以上かかるのが相場みたい。ウフフ、1万円の節約だわん。
娘が「母、すご~い」と誉めてくれました。私、修理方法を習った覚えもないのに、なんで出来るのか、わからない。母はエライ!
たぶん、昔の田舎の家庭では、何でも父親が家の中の修理をするのが当然で、私はそれをよく見ていて、パッキン取り替えもできるようになったのだろうと思います。姉は、母親の料理を見て育ち、料理上手になりました。私は父を見て育ちパッキン修理上手に、、、、。と言っても、この団地に30年も住んでいてパッキン取り替えるの、何回目だろ。毎日役立つ料理見ておいた方がよかったかも。
そういや、今はブレーカーがよくなったからヒューズ取り替えってしなくなったけれど、結婚した当初、超不器用夫は「電球とりかえることもやったことない」というので、ヒューズも電球も私がやってていました。つうか、家の中のことと子供の世話をいっさいしない夫でした。ひとりで全部やって、わたしはエラカッタ!
修理終えて、エラい私にごほうび。商店街のパン屋で買ったマカロンをおやつに食べる。
水道水漏れもおさまり、さて、料理はねぇ、、、、。本日もお手軽に、白菜鍋の準備、白菜を刻むだけです。昆布しいて、豆腐とネギと豚肉加えればよし。
鍋に水を入れる。うん、もう水漏れなし。
23日は快晴。溶けてしまったあとの雪景色はパッとしなかったけれど、東京はまあまあの一日でした。しかし、故郷群馬では、この大雪に加えて草津白根山が噴火。救助活動もたいへんだったでしょうが、皆様雪にも負けず、ご苦労様でした。この災害、草津で訓練中になくなったという自衛官の方、ご冥福を。
<つづく>