痛い
haruniwa
書くことの痛み。
旧時代の文学。自然主義、私小説全盛時代には、「己の身を切り刻まずして、痛みもなく楽して書き上げた小説など、読むに値しない」という言説が文壇に広がっていたような時代でした。
作家が身を削ることがすべてではないと思うし、苦しんで書いたから、身を痛めて書いたから傑作になるわけではない。作家が楽しんで書き上げて、人の悲しみや苦しみの本質に迫る作品に仕上がることもあるわけです。
イマドキでは、作者が何も失うこともなく、身を痛めることもなく、ケータイですらすらと「レイプ」だの「ジサツ」だのとチャッチャと打ち出せる世代も出てきたけれど、私は旧世代だから、書き手が何かを生み出すときは、女が赤ん坊を産むときの陣痛や分娩の痛みと同じくらいには苦しさ痛さはあるものだろう、くらいに思っています。
「言葉が浮かばないからキーを打てないのではなく、ヒリヒリした感じ、なんというのでしょう、あぁこんなこと書いてる、でも書かずにはいられない」という感覚、私はそういうの好き。って書くことはその痛みを受け入れられる人の営み。作家は皆マゾッホ?
まっき~さんがひりひりしながら仕上げたシナリオを読める日を楽しみにしております。
2010-04-10 16:47:26 ページのトップへ
恋は痛いかすっぱいか
haruniwa
Mさんとの交際と破局のコラムをMさんはどんな思いで読むのかなあ。
「物語の主人公」になった気分?って、自分がヒロインなわけだけど。
書いてほしいと彼女から望んだと言うことは、きれいに書いてくれるという自信があったんだろうなと思います。絶対に別れた女の悪口なんか書かないマッキ~だとわかっている、というか。
傷つけ合うことなく、何となく別れたということだから、彼女のほうにも別れの苦しみやつらさはそれほど強くない、と思うのだけれど、ネット友達に戻ってメール交換ができるのかな。
男女の仲は当事者でないとほんとわからないけれど、まっき~さんにとっての最高の恋人は、やはりまっき~さんの文章に惚れている人がいい。ハーフパンツの太ももや腕っ節に惚れるのもよいが、分を書くことで生きていこうとしているまっき~を理解し、その文章を愛せる人に出会うまで、恋と別れはまだまだジエンドにはならないのでしょうね。
ハッピーエンドにならなくても、人生シナリオは続きます。
2010-04-10 17:53:38 ページのトップへ
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コラッ
mackychan
だいぶ前に、世界各国の「くしゃみ」の表記を書き込んだと思いますが、同じ番組『シルシルミシル』(テレ朝)で、こんどは「子どもを叱ることば」バージョンをやっていました。
アメリカ
ヘイ、キッド!
イタリア
エイ、ラガッツィーノ!
スウェーデン
ハルデドゥ!
スペイン
エイ、ニニャート!
ドイツ
メンシェ!
コンゴ
アトゥ!
イラン
チェテ!
オランダ
ヘイ、カップン!
フランス
プティ、コッナル!
中国
スンズ!(孫子!)
ロシア
ニスメイ!
ブラジル
オッパーグリ!
韓国
ヤー!
最後に「コラッ!」の語源を紹介していて、
これ/それ/あれ/どれの「これ」であり、「れ」が「ら」になったのは、その強調であったと。
まぁここは、春さんなら知っているのかな。
2010-05-27 05:04:02 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:コラッ
haruniwa
世界のことばシリーズ、おもしろいですね。
叱ることばは、どの国のことばも「こらっ、このクソガキッ」ってのが多いみたい。
ヘイ、キッドもそうですが、イタリア語ではラガッツィは少年。若桑みどりの著作「クワトロ・ラガッツィ 四人の少年」は戦国末期にローマへ行った天正少年使節の話。
「ラガッツィーノ」は「少年」よりも「クソガキッ!」の感じなんでしょうね。
スペイン語のニニャートになると、単なる少年じゃなくて、鼻ピアスだとかして街にたむろして、ヤクの売人とかカツアゲなんかやりそうな少年のイメージがあるみたいです。日本語のクソガキ!よりカゲキな雰囲気。
中国語の孫子は古代の「孫子の兵法」でないとすれば、日本語の「孫」と同じなので、働く両親に変わって祖父母が孫の世話をするのが標準的な育児である現代中国で、じいちゃんばあちゃんが孫をしかる時つかうのでしょうね。
そのほか、ふだんは愛称で呼んでいるのに、丁寧にフルネームで呼びかけるのが欧米では叱るときの呼び方だと留学生に聞いたことがあります。
ふだんは「ビル」と呼ぶのに、「ミスター・ウィリアム・クリントン」と呼びかけられたら、息子は何を叱られるのかと緊張する、ということらしい。
ヒラリーも浮気を叱るときは「ミスタープレジデント・クリントン」と呼びかけたのだと思うよ。
悪ガキ小学生だったまっき~は、毎日が「コラッ」だったのでしょう。(笑)
2010-05-28 18:55:36 ページのトップへ
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漢字で遊ぼう
mackychan
興行2時間前(きょうは16時スタートなので14時)から出番なので、それまではホテルでゆっくり。
というわけで、動画遊び。
春さんに楽しんでもらえそうな動画をリンクしておきます。
中盤から、じわじわきます。
http://www.youtube.com/watch?v=ZDum22dcfGM&feature=related
2010-05-29 12:09:46 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:漢字で遊ぼう
mackychan
で、取材を終え、そのまま帰宅・・・とはならず。
隣人の騒音に悩まされているという知人の女子のアパートに行き、それを調査。音を聞いてから対策を練ろうというわけです。
こんな風に、ちょっとだけ道の外れた分野のときだけ頼られ、でも嬉しいところもあったりで、俄然やる気になっているバカチンであります。引越しを考えているというけれど、経済的問題もあるし、なんとか移動せずに解決させてあげたい。
でで、帰宅。すぐにレポートを書き、出版社にメール送信。
一発OKが出て、この時間です。
ででで、夕刊で面白いシリーズ始まってますね。
ずばり、脚本の特集。
桂千穂の「黒原稿に白インク」はほんとうに伝説になっていて、自分の学校、日本映画学校、シナリオセンター、どこでも講師が話すらしいですね。
「とにかく目立て」
ほんとうにそう思いますが、黒原稿というのは、よく思いついたなぁと。
2010-05-30 03:33:39 ページのトップへ
Re:漢字で遊ぼう
haruniwa
笑えました。
「ひと筆で書ける平仮名」や「画数が多くて複雑な形の漢字」を、このような視点で遊び道具に変えてしまうという目のつけどころがとてもいい。
バカリズム、R-1でみたくらいですけれど、おもしろいです。
2010-05-30 12:36:27 ページのトップへ
シナリオ
haruniwa
夕刊のシナリオシリーズ、荒い晴彦さんも登場しましたね。
監督は有名になるけれど、シナリオライターは映画があたっても「有名人」とはならないので、いろいろなライターのエピソード、知らない話がいっぱい出てきそうで、期待しています。
私は本日締め切りの紀要論文20000字以内というのを、大幅にオーバーしていのをようやく規定以内に縮めました。
長く書くのはいくらでもできるけれど、短くきりっと仕上げるのはむずかしい。
ケチだから、せっかく書いたのを削るのがもったいない気がするんです。
書いたのは、井上ひさしの『夢の痂』の半分評論半分日本語論っていうような中途半端な文章です。
たいへんではあったけれど、書くことがおもしろがれるうちは幸福です。
2010-05-30 23:43:38 ページのトップへ
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ザイールとモブツ
mackychan
今回のシリーズは、W杯とリンクしていくのかしら? たまたま、だったのかしら?
自分にとってアフリカといえば、やっぱり『キンシャサの奇跡』。
アリVSフォアマンの対戦の前にキンシャサで開催された黒人音楽祭を捉えたドキュメンタリー『ソウルパワー』が公開されています。
史料価値の高い作品でしたが、音楽がテーマのはずなのに、結果的にアリがいちばん目立っているというのが面白かったです。
『モハメド・アリ かけがえのない日々』(嫌な邦題だ)は、この音楽祭の前夜から8ラウンドの大逆転劇までを追う傑作ドキュメンタリー。
映画としていちばん感動したのは、アリの知性でもフォアマンの悲劇性(この敗戦ショックののち、精神を病む)でもなく、モブツの独裁政治という背景でした。
試合会場の地下部分には、沢山の死骸が放られているという事実。
粛清は、どれほどの民の命を奪ったのか。
ある有名ライターはいいます、この会場は夥しい血によって出来上がっているのだと。
http://www.youtube.com/watch?v=vgBDOWD9j5U
この主題歌のタイトル『When We Were Kings 』が、そのまま原題になっています。格好いい。
2010-06-16 12:04:21 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ザイールとモブツ
haruniwa
アフリカにはほんとうにいろいろなドラマがつまっています。『ホテルルワンダ』とかね。
イランのアッバス・キアロスタミとか、カンヌでパルムドールとった「ブンミおじさん」タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督とか、アジアの監督の中に日本でも知名度が高い人が増えてきたのですが、アフリカ人の映画で、日本でも有名になるような監督や作品は少ないですね。私が知らないだけなのかもしれないけれど。
> 今回のシリーズは、W杯とリンクしていくのかしら? たまたま、だったのかしら?
「アフリカ通信」を筆記しておこうと思ったのは、例の水害さわぎで、古い手紙などが水濡れ被害になりそうだったこともあるのだけれど、この夏は、博士論文の執筆に時間を割く予定なので、ブログ用の文章を書く余裕がありません。
いつもはストック一ヶ月分貯めておくのに、今、ブログネタを貯めておく余裕がなくなったことが、今回のシリーズの理由です。
手紙の書き写しでも、けっこういいネタでしょ?
W杯でアフリカに関心が集まっているときで、ちょうどよかったけれど、偶然です。
自分で読み返して、30年前が蘇る。ただし、家族を安心させるために書き送った手紙だから、本当に不都合なことは書いてない。ちょっと危うい状況だってあったのですが。
マッキ~のラブホテルシリーズの今回の「ちょっと危うい状況」の暴露、人ごとだと面白く読めましたが、自分のことだと、マークトゥエインが「日記の出版は死後百年経ってから」と指定した気持ちがわかる。やはり、知り合った周囲の人に関わることなのでね。
じゃ、ジメジメ梅雨を書いて書いて書きまくって乗り越えましょう。
2010-06-17 06:15:19 ページのトップへ
黒澤生誕百年シリーズ
haruniwa
BSで『乱』を放映していたので、娘息子といっしょに見ました。
娘は映画館で黙ったまま見ているのが苦痛で、「ワーキャー」と言いながら見たい、という人なので、テレビ放映やビデオじゃないと映画みない。
息子は戦国期について卒業論文執筆中で、娘は「いろいろ時代劇のわからないことを質問しながら見たいから、解説つきで見るのが一番いい」と、弟にあれこれ質問しながら見ていました。そして、「私は質問して内容がわかるからいいけれど、こういう時代劇って、若い人には理解できないことがいっぱいあるから、若い人にはクロサワの時代劇、不向きかも」といいます。
また、娘はこどものための「シェークスピア物語」を読んだ頃があるから、リア王が「乱」の元ネタであることがわかったけれど、リア王よんでなかったら、突然おおがかりな台詞が出てくるのが理解できないかも、という感想を述べていました。
私は「乱」を劇場公開時に見ていたのですが、なんと一部分の記憶が「影武者」とごっちゃになっていました。どちらも仲代達矢なので。
色彩設計と衣装は、今から見てもとてもきれいにしあがっていたなあと思います。さすがワダエミ。こういうふうに色分けしておけば、どっちが見方でどっちが敵か、外国人にもよくわかって、わかりやすい映画になっているね、と感想を言っていましたが、映画の画面的な迫力は高いというのには賛成ですが、リア王の悲劇性は超えられなかったのではないか、というのが私の感想です。
2010-06-17 06:25:19 ページのトップへ
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二代目
mackychan
じつはこっそり米国行ってました。といっても、2日間だけですが。
それでも連日更新が出来る現代技術は有難いですね。
帰還後、どうにもパソコンの調子がおかしい。
02年から使っているやつですからね、長持ちしたほうかな。だって、まだモニターがブラウン管使用だったのですもの。
「じゃあうちの新しいのを、格安で」と、AV雑誌の編集長。
というわけで8万円相当のパソコンを3万5千円でゲット。そのうちの半分は、原稿の前借りという形を取らせてもらっているのですけれど~。
一昨日、そんな編集長を強引に連れ出して新文芸座で黒澤二本立て。
だって観たことがないっていうんだもの。
演目は、自分のベストワン&ツーの『天国と地獄』『酔いどれ天使』でした。
自分の上の世代で劇場が埋まっている。嬉しいのだけれども、『アバター』観るような若いひとが埋めてほしかった。
シナリオ執筆、佳境を迎えています。
今回の作品はスピードがポイントだと思っているので、勢いだけでパパパと書いています。
そんな自分に、今回の春さんコラムはたいへん刺激になります。いくつかの小説を取れいれていますので。
ついしん。
ここに書いていいのかな。
来月、ちよさん宅にお邪魔してパソメンテの予定。
不具合連発で、カフェ更新の意欲が湧かないそうです。
2010-07-23 07:19:42 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:二代目
haruniwa
アメリカはいかがでしたか。2日間といっても、今のアメリカは刺激に富み、シナリオにも+になる体験ができたのではないかと思います。もちろん、格闘技の取材もしっかりしてきたのでしょうが、それ以上にアメリカの空気感というか、そんなことがこれからの糧にもなりそうです。
シナリオのしあげ、がんばってください。
2代目の使い心地はどうですか。機種が変わると、キーボードのタッチ感になれるまでちょっとの間は違和感がありますけれど、すぐによい相棒になると思います。
ちよさんの相棒のメンテナンスもよろしくね。
私はこの夏は修羅場でヒィヒィ言い続ける日々になると思いますが、なんとか締め切りまでにしあげなければ。
今日は今期の打ち上げ食事会。地中海料理を食べてきました。
トルコビール、チュニジアビールというのを飲んで、クスクスやケバブを食べて、今期もよく働いた自分にご褒美ってところでした。
2010-07-25 00:21:52 ページのトップへ
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うだうだ
mackychan
おととい、大袈裟かもしれないけれど、今年を賭けた面談。超のつく大物プロデューサーと対峙。
会えたのは師匠のおかげ大ですが、推薦があろうとなかろうと脚本がつまらなかったら会わないというひとなので、コンタクト取れただけでも少し安心。
ちょっとだけ褒められ、あとはメッタメタに斬られる。爽快なくらいに。
闘っているのはホンを読めば分かる、君の表情からもそれが伝わる。読み物としては褒め過ぎかもしれないが、抜群に面白くて読ませる。じゃあ金を集められるかといったらNOなんだな、分かるね? から始まって、君とクドカンのちがい、それから君自体が文章を紡ぐことに対し楽しんじゃっている問題点などなどを指摘され、「もう少し傷ついてきたほうがいいな」と。
うん、とってもよくわかる。これ自体にショックはなく、帰宅後、後輩の女子がドラマの脚本を担当するニュースを知ったのがきつかったですね。
もちろん喜ばしいことなのですが、彼女の気の使いかたがね、自分の耳に入らないように入らないようにしていたことが分かっちゃったから。
それでもやっぱり年上だし、なんか無視するのはちがうでしょう、ただヒトコト「おめでとう」というのも妙かなぁと思って、気を使ったひとにさらに気を使うというか、「知らせてくれてもいいのに~」と電話したら、彼女、声を詰まらせていた。
この世界では、よくあることですよね。初めての経験じゃないし、その程度では傷つかないけれども、1日に重なって起こると、酒呑んでも煙草吸ってもAV観ても映画観ても回復しないものですねー。
春さんの博士論文がうまくいくようなことを書こうと参上したのに、私生活は明かす自分のページでは可能なかぎり仕事面については記さないと決めているので、ここ書いちまっただ。
また書き始めます。やっぱりね、自分にはこれしかないので。
これしかない―きっと春さんも、そんな思いで博士論文を書いているんじゃないか・・・と、勝手に決めつけながらね。
2010-08-10 11:45:08 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:うだうだ
haruniwa
おお、青年よ、傷つき給え。
元気いっぱい猛進する姿を見るのもいいが、たまにはうだうだしてるのを見るのも、老後のたのしみであります。老人には楽しみを与えてやりましょう。
愚痴、大歓迎。
私も、たまにはコラム面にも愚痴を書くんだけれど、BBSは、ドーセだれも読みゃあしない欄だからと思って、↓のトリトンさんコメントに引き続き、愚痴大会を開催したのですが、まっき~には読まれたところから考えると、トリトンさん以外にこの愚痴欄を読んだ人もいるのかも。
大物プロデューサーにコテンパンにされたってこと、すごいよ。忙しい人たちだから、たとえまっき~師匠への義理があって読んでくれたにせよ、まったくしょうもない作品なら、会ってダメだしをする時間を作るのはプロデューサー氏にしても時間の無駄になるわけで、ダメだしをしてくれたってことは、使える素材であることを認めてくれたって事になるものね。
後輩女子が先にデビューすることについていらぬ気をつかったってこと、そりゃ後輩としては素直に「お先に失礼」とは言えなかったって気持ちもわかる。
「おめでとう」を言ってやれる大人ぶりっこは後輩に対してだけふるまえばよいことにして、ここでは大いに愚痴ろう。
なんで、オマエが先なんだよう!
「書くことをたのしんでいる」ってことが読み手にばればれであること、これはある場合には欠点だけれど、あるときはそれも含めて書き手の持ち味になる。
今、太宰の「富岳百景」分析をしているのだけれど、60枚ほどの短編に、前妻と離婚直後の鬱屈やら、師匠肝いりの見合い話やらが詰め込まれているのを読むと、この人は書くことによってしか生きていられなかったのだろうなあという感じ。読者の青年にもちあげられてうれしがっていることなどもそのまんま書いている。
どれほど自分が傷ついたことを書こうと、締め切りに追われてズタボロになっている中で書こうと、書き手は書くことが生きることであり書くことで呼吸するから書いているのだ、という息づかいは、文に表れる。
「もう少し傷ついてきたほうがいいな」という大物氏の発言。
「傷」がひとりの内面にどのように広がっているかは他者にはうかがい知れぬことなのだけれど、大物氏はまっき~外見を見て、傷つき方が足りないと判断したんだね。
こいつは闘ってきた、しかし傷ついてはいないと。
だが、戦い続けている者が無傷であり続けるわけはない。
その傷の部分を太宰のようにうれしそうに読者にみせる書き手とそうではない書き手もいるということ。
まっき~は、身体の傷は写真付きでブログにさらしているけれど、心の傷を文章にはさらしてはこなかった。
それはそれでいいと思う。
「もっと傷ついてこい」は、物書きとして一度は絶望してこい」ということなのかもね。
自分が書いてきた作品に、愛着と自信がある。それを全て捨て去ろうとは思わない。そこを大物氏はついてきたんだろう。
で、私の場合でいえば、自分で書いてきたものを、どの枝葉末節にいたるとも、それを否定することなどまったく考えられないけどね。
私は、あと50年書き続けるよ。50年後には「110歳の老女、行方不明のまま、安否確認できず。息子娘の談話では出て行ったまま連絡がない、、、、」なんてことになって、それでもどこかで書いているだろう。
2010-08-11 07:46:53 ページのトップへ
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さて、どんなのを書こうか
mackychan
内容によっては、DVD送れるかな。まぁどちらにせよ春さんにはヘッドフォンをして観てもらうことになりますが、拾う神様も居るってことで。
裸と絡みさえあれば、割と自由な作品が撮れるマイナーなAV製作会社による企画に、自分が参加することになりました。
通常、AVってホンと演出を兼任するのですが、特例でホンのみの参加。
嬉しいです、周防さんや黒沢清さんと同じようなスタートを切ることが。
というわけなんで、きのう話が入ったのに、締め切りは明日。
さすがに早いぜ、これから一気に仕上げます。
2010-08-20 11:08:18 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:さて、どんなのを書こうか
haruniwa
チャンス到来!
締め切りまで3日という条件をクリアできるだけの蓄積があるから依頼があったのでしょう。
マーナーなAVといっても一本完成すれば自分の作品なのですから、思い切ってマッキ~カラーをだしてください。
というと、ぶっかけ~かな?
こういうのは、撮るほうも早撮りでしょうから、DVD完成も早いのでしょうね。
脚本家は撮影の立ち会い必要ないのでしょうけれど、現場入ってみたいよね。
女優さん、きれいな子だといいな。
日活ロマンポルノは、2010年に復活したんですね。知らなかった。復活のロマンポルノに食い込んでいくとか、この先が開けていけますように。
2010-08-21 00:04:13 ページのトップへ
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エアコン漬けの日々です。
mackychan
チリで、作業員が地下に閉じ込められた事故が起こりましたよね。
救出まで、数ヶ月を要するとか。
全員の帰還を願いつつ、すごいなドラマだなぁと思います。
今朝の新聞によると、リーダーが食事から寝る場所まできちんと決めているようですね。交信出来るところが救いだとは思うのですが、
映画ではきまって、このあと、それぞれのエゴやらで有事のような状態になっていくのですよね。
「潜水艦映画に外れなし」といわれるのも、そのへんを突く展開があるからだし、これから公開だと、無人島に女ひとりと男たちの生活が始まる『東京島』とかありますし。(桐野さんの原作にしては、展開が淡白だったかな。しかし映画版のヒロインに、薄幸女優・木村多江とは思い切りましたね)
さてAVのシナリオはちゃんと採用されました。
えがった。現場見学が可能ということで、明日、行ってきます。
どんな女優さんかも分からないので、会うのが楽しみです。
2010-08-26 11:00:09 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:エアコン漬けの日々です。
haruniwa
サバイバルシチュエーションって、ドラマチックの最たるものですから、チリのサンホセ鉱山もこれから4ヶ月後になるという救出完了まで、はらはらドキドキのドラマが展開するのでしょう。
私が最初に気になったのは、サンホセ鉱山を炭鉱と報道した記事もあったこと。チリって、銅の産地だと思ったけれど、炭鉱も稼働していたのかなあと気になり調べたら、サンセバスティアン鉱山会社は、2名の株主による典型的な独占会社。こりゃ、今後もめるだろうなあと、思ったら、案の定、閉じ込められた鉱夫たちの家族は訴訟を起こしたのだという。サンホセ鉱山は「脱出口がなくて危険」という理由で、鉱夫たちから閉山要求が出ていた曰く付きの鉱山。事故は未然に予想できたということですが、なにはともあれ、33名の無事救出が最優先。2名の大株主は、全財産なげうって救出の費用にあててほしいですけど、金持ちは従業員の命より株価の維持に奔走するのじゃないかしら。このへんもドラマになりそうですが。
たぶん、ハリウッドは救出後の映画化にむけてシナリオを書き始めていることでしょうね。
2010-08-27 12:58:25 ページのトップへ
サバイバル+
haruniwa
原作のもとになったアナタハン島の女王比嘉和子は、写真で見ると、特別びじんではないけれど、沖縄っぽい魅力がある顔立ちですね。
桐野夏生の原作では40代の白豚と形容されていても、そこは映画だから、美女でなければならないのでしょうね。
美女が捨て身でサバイバルかけたら、壮絶感がでるでしょう。
飯田橋ギンレイに来そうだから待っています。
2010-08-27 13:12:09 ページのトップへ
現場見学
haruniwa
今日は、現場にいるんですね。
ついでに女優に原作者から演技指導なんかできるといいけれど、現場はそこまで甘くはない?
メイキングドラマ期待しています。
2010-08-27 13:14:06 ページのトップへ
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午後の紅茶ミルクティー
mackychan
少しだけ、ほんの少しだけ、暑さが和らぎましたね。ほんの、少しだけですが。
授業とダンスのレッスンでクタクタでしょう。
こっちは連日、お葬式。山本小鉄さんの告別式と、あと今野雄二さんに手紙の返信に対するお礼をしに。
それも影響したのでしょう、なんとなくかーちゃんに会いたくなって、今月は下旬に大きな格闘技興行があるから無理っぽいのですが、来月の頭に墓参りしにいこうと。
かーちゃんがいちばん好きだったのが、午後の紅茶のミルクティー。
いまのプレミアム感? を強調したものではなく、一昔前の、オーソドックスなミルクティー。ペットボトルではなく、350の缶を見つけて供えたいなって。
なんとか時間を作れますように・・・って、鈍行で3時間だよ、行こうと思えば明日にでも行けるはずだものね。
きのう、「人志松本の○○な話」で、「中国人のケータイメールの打ちかたは?」というのをやっていましたよ。
漢字の書き順で該当する漢字を出す方法と、
ローマ字読みの方法と、
ここまでは春さんのほうが詳しいのでしょうが、
現在主流なのがiphoneによるペンタッチで実際に漢字を書いて表示させる、、、と。
へー! でした。
それでは、取材に行ってきます。通常、日曜日には対戦カード発表なんかないのに、いろいろゴタゴタがあって、なぜか日曜に。くそー、予定が・・・。
最後に、誕生日おめでとうございます。
2010-09-05 11:03:56 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:午後の紅茶ミルクティー
haruniwa
お墓参り、もうすぐお彼岸だけれど、10月になってからのほうが、気候は楽になるでしょうから、母上もゆっくり午後の紅茶を味わえることでしょう。
バースデイメッセージをありがとう。
まっき~の誕生日はプロフィールに書いてあるし、なんといっても立春とからめて覚えやすい日ですけど、HALの誕生日、覚えていてくださってありがとう。
今日は一日ぐだぐだしていました。ほんとうは、それどころではないのだけれど、誕生日ぐらい気ままにすごしてもいいや、といつもぐだぐだしているのを棚に上げて、さらにぐだぐだしていました。
きのう、9月1日から流しに積み上がっていた茶碗を洗って、洗濯をしたから、今日は何もしなくていいや、ってことで。
朝夕はしのぎやすくなったとはいえ、格闘技ともなれば、まだまだ熱気むんむんでしょうから、試合リポートもあつさにまけないよう、よい記事を!
2010-09-05 16:33:50 ページのトップへ
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Re:寒いですね
haruniwa
お察しの通り、疾風怒濤の一週間でした。
一週間に90分授業を13コマのお仕事。家に帰れば茶碗洗いと選択。
そして、さきほど、4時半に、セブンイレブンのくろねこヤマト便で、論文を事務局へ送付。
今月、ほんとうにたいへんでした。
幸い学生たちは、日本人も留学生もとてもいい子たちで、熱心に受講し、発表もやっていくれて、順調に後期授業がすすんだのですが、なにしろ、論文、書けない書けない。
ブログのヨタ話なら、いくらでもかけるのだけれど、学術論文となると、いくら私のキーボード打ちが早くても、スラスラは書けない。
いやはや、たいへんでした。
論文を提出して審査を受ける「論文博士」はハードルが高いけれど、大学院博士後期課程に入学して、スケジュール通りに紀要論文を書いていく課程博士なら、「だれでもハカセ号くらい手に入る」と言われて、その気になって、「還暦祝いにダイヤモンドもブランドの服もいらない、ハカセ号をとって還暦記念品にしよう」と、博士課程に入学したのが2008年。それから2年半、たいへんでした。だれだ、イマドキのハカセ号なんて誰でもとれると言ったやつは。誰でも撮れるというなら、オマエが自分でとってみろってんだ。
と、今日はここまで。
提出はギリギリ締め切りに間に合ったけれど、口頭試問で落とされるかも知れないの。
いろいろいざこざがあってね。
心証わるいの、わたし。
じゃ、少し寝ます。
今日は初級クラスの試験しなくちゃなんないので。
2010-10-29 05:42:16 ページのトップへ
横レス
mackychan
春さん頑張れー。
こっちも「最近のコンクールに入選したとしても、あんまり意味がないし価値もなくなっている」という風潮に抗って、久し振りにコンクール出品作を執筆中です。
寒いけどね。
酒呑んで寝たいけどね。
でも、とりあえず書かなきゃ。
2010-10-29 12:41:39 ページのトップへ
Re:寒いですね
chiyoisozaki
はるさん、
大変だったのね。本当にご苦労様でした。
締切に間に合って、論文を7/11から宅配便で事務局へ送付したとのこと、本当に良かったです。
はるさんが博士号修得することは、私の今と未来への励み。はるさんがこの2年半、どんな思いで学術論文を修める為に苦労をしてきたかは、私如きには想像を絶する世界です。でも、はるさんなら志を遂げるって、信じてた。
口頭試問はいつなの? 体調を崩さないように気をつけて臨んでね。私、祈ってます。
初級クラスの試験を前に、今は寝て寝て寝てね。
2010-10-29 19:20:50 ページのトップへ
10月が終わります。
haruniwa
仕事上の忙しさは毎年のことなのですが、今年10月は仕事外のあれこれも超多忙でした。
2008年に入学した博士後期課程の、2年半の間に紀要論文を5本書くこと、というノルマの最後の5本目の提出に間に合わせるために、8月末から書いてきた太宰治についての論文を仕上げました。20年前に書いた太宰論を提出してごまかそうとしたのですが、指導教官からダメ出しを受け、まったく別の論考を仕上げたのです。それで、20年前の太宰論は「ぽかぽか春庭いろいろあらーな」にのせました。せっかく段ボールから昔のレポートひっぱり出したのに、使えないのももったいなかったから、リサイクル利用したのです。
10月上旬にこの「太宰論」を仕上げ、中旬からはこれまで書いた5本の紀要論文を合わせて、それに修士論文の一部を付け足しました。内容が重複している分をカットしたり、付け足したり、足したり引いたりしているうちに分けわからなくなってごちゃごちゃの論が出来上がりました。
修士論文はキャノンのワープロで書いて、フロッピーディスクに保存してありました。それで外付けフロッピーディスク読み取り機を買ってきて、パソコンにワープロ文書をパソコンで読み取るソフトをインストールしたのですが、読み取ることができませんでした。それで、『日本語の研究と日本語教育』という本に掲載してあった論文のうちの半分を手作業でパソコンに入力し直しました。無駄な努力です。
金曜日の初級日本語クラス、なんと3人のみの少人数で、木曜日の初級クラスが15人で「宿題の添削やディクテーションチェックで2時間もかかる」と文句を言っている分を埋め合わせられる。3人分の宿題チェックもあっという間に終わります。
お昼を食べ損ねた分、こんなに頑張った自分に生ビールの一杯でもおごってやろうかと思ったのに、ガストよ、この段差をなんとかせい!膝小僧をすりむきました。痛い!
痛む足をひきずりながら、電車に乗り、結局乗り換え駅でラーメン食べました。いつもはこの乗換駅構内の立ち食い蕎麦で小腹を満たして帰宅するのですが、せめて座って食べたいと、ラーメン店で「チャーシューワンタンタンメン」を注文。いつもはこの980円タンメンを「高い!」と思って、立ち食い蕎麦のかき揚げ蕎麦380円とかわかめ蕎麦290円をかき込んで帰っているんです。980円タンメンを「贅沢!」と思って暮らしている自分をしみじみせつなく思いながら、地下鉄に乗り換えて帰宅しました。
「貧乏でも明るく楽しく暮らしている」と日頃は気にしていないのだけれど、徹夜して膝小僧すりむいて、うつむいて家にとぼとぼ帰るとき、9階のわが家へのエレベーターを登りのがら、エレベーター背面の鏡に向かって「はい、よく頑張りました。エラかったね」と、誉めてやりました。白髪染めに行く時間もなくて、目立ってきた生え際数センチの白髪。よし、明日は白髪染めに行こう!
2010-10-30 09:48:37 ページのトップへ
がんばりましょう
haruniwa
> まっき~さん、シナリオ、がんばってね。いつか映画になって見る日を楽しみにしています。
>ちよさん、お弁当写真、楽しんでいます。いつもコンビニのお弁当ですませている身には、うらやましい愛情たっぷりのお弁当、彩りがとてもきれいなので、見た目だけでも食欲増進よ。
でも、ちよさんはがんばりすぎちゃダメ。体調第一ですからね。
2010-10-30 09:51:12 ページのトップへ
good on U !
chiyoisozaki
知ったかぶりの英語でごめん。
はるさんが、980円のタンメンを贅沢と思いながらも食べた切なさ、他人事とは思えない私もしみじみ切ないけれど、はるさんも、言わせてもらえるなら私も頑張れるから頑張ってんじゃない頑張りを褒めてあげたいです。
体も心も無理がきかなくなって来たことは、考えようによっては感謝なこと。後はどうなっても、出来ないことはしないと、腹くくれるようになったのでね。
はるさん、白髪染めに行けるのね。私は背中の中ほどまで伸びた髪をシャンプーするのも乾かすのも大変で往生してます。年内にはカットしてベリーショートにするつもり。
2010-10-30 12:06:16 ページのトップへ
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MHK
mackychan
なんだか、すごく久し振りに書き込むような気がします。
きのう放送された『シルシルミシル』で、中国人が漢字を忘れたとき、どうやって対処しているのかという視聴者からの疑問に答えるコーナーがありました。
ピンイン(アルファベット表記)するか、同じ発音の漢字で代用するか、の2パターンがあり、前者のほうが一般的なのかなぁと思っていると、圧倒的に後者が多いと結論づけていました。
へぇ、ぜんぜん知らなかった。
きのうが、今年最後の休み。
ほれ、格闘技の世界では12月がいちばんの稼ぎ時ですからね。あとは大晦日まで、なんらかの仕事が入っています。稼がなきゃっ。
今年は、二団体が30日(有明)と31日(さいたま)に分かれて興行を開催。楽しみが増えるのはいいことですが、こりゃ大変。30日はいろんな競技をごちゃ混ぜにし、計40試合くらい行われるので、フリーパスのチケットを発行、会場外にはいろんなレストランがお店を出すのだとか。「これはパス」と思った試合のときに、皆が食事出来るように・・・ということらしいいですが、考えようによっては残酷だなぁと思います。
話を戻して、1日の休日だけで録りためたものを全部観ることは出来ませんでしたが、NHKの松本人志のコントとドキュメンタリー『プロフェッショナル』、それから先日放送されたETV特集(名古屋トリエンナーレに出品した、3人の若きアニメーターの物語)を観ました。
MHKのほうは、まぁ自分は松ちゃんというだけで無条件に受け入れられるわけですが、ずっとこのひとの作品を追いかけてきて、根っこは変わらないけれど、作風はだいぶ変わってきたな、でも面白いなぁと。
ドキュメンタリーのほうは、ファンにとっては新しい発見はなかったけれども、「プロとは」の問いに対し、素人に、圧倒的な差を見せつけること・・・と答えたところが、らしくて「なるほどねぇ」と。
春さんは、見ましたか。逆にETVのほうを観てほしいと思ったのですが。
大学を出てアニメーターとして独立しようとするも失敗、再び大学に戻ってアニメをせっせと創る有吉という青年がね、うまくいかない対人関係などの想いをそのまま作品として表現していて、このひとのキャラクターというのかな、かなり強烈で、確かに対人関係で苦労しそうだ、しかしいちばんアニメーターらしいものを持っている気がして、とても共感しました。
2010-11-25 21:20:17 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:MHK
haruniwa
> なんだか、すごく久し振りに書き込むような気がします。
9月5日以来のご来訪、ようこそおいでくださいました。
我が家のチャンネル権は、娘がにぎっていて、なにがなんでもフィギュアスケート。そのあとは、歌番組、ドラマ、クイズ番組、ゆる~いバラエティ、ドラマ。NHKはほとんど見ることがありません。
アニメーターの話、再放送があったら録画しておきます。
来週の試験の前に、発表原稿とパワーポイントファイルを用意しなければなりません。
この土日、がんばります。
2010-11-26 23:12:45 ページのトップへ
息子よ!
haruniwa
まっき~さんの「ろくでなし」の中で、なんといっても一番心うごかされるのは、若くして亡くなったお母さんのエピソード。
まっき~さんの行く末を見届けたかったろうなあと思います。しっかり者の姉上については、それほど心配はしていなかったろうけれど。
世間から見ると、一生、安定安楽とは無縁の仕事になるかもしれない映画という分野を選んだ息子を応援する気持ちと、果たして行く末どうなるだろうとという気持ちの両方をもっていたのではないかと想像しています。
私も、息子が心配で、いつ健康問題で不安がでるのか、人と交われない性格で、この社会を生き抜いていけるのかと心配ばかり。
息子は、22歳の誕生日の翌日に、生まれて初めて面接というものを受けました。先週の土曜日20日のこと。
娘は単位制高校の入試で面接があり、親子で面接練習をしたものでした。
大学の自己推薦入試でも面接が重要な成績ポイントになりましたが、娘は「私、ペーパーテストは弱いけれど、面接だったら自信アリ」と言っていただけあって、「面接官から笑いも取れて、きっと面接点は満点だ」というくらい、面接はうまくいったみたい。
でも、息子は、中学校入試もペーパーテストだけ。大学入試は「入試センター統一試験」のみで、これまた面接などはありませんでした。
それで、めいっぱい緊張して20日の進学面接試験に臨み、帰ってきたときは、もう落ちてしまったかのような雰囲気でした。初めての面接、よほど疲れたようです。
27日に結果が郵送され、大学院合格通知を受けました。
息子は中高一貫男子校に合格し、中学2年生までは通学していましたが、3年生のときには、さみだれ登校、中高一貫校なので高校に入学はできたものの、高校1年の1学期からほとんど授業は受けず、高1の11月からは完全不登校。翌年「高校卒業資格認定試験」に合格して退学手続きをとりました。
そのあとは、家にひきこもりでゲーム三昧の日々。2年間ひたすらゲームをしていました。ゲームの攻略本や、「信長の野望」「太閤記」などのゲームをするために、戦国史の本を読んだほかは、毎日新聞だけは読んでいましたが、試験勉強なんてことはいっさいなし。
どうなることやらと思っていたら、センター試験だけは受験しました。実質中学2年生までの授業しか受けていない息子ですが、ふたつの大学に合格しました。
運もよかったのでしょうが、本当に生まれつき頭のいい子だと思います。
「自宅から徒歩で通える範囲内にあること」「日本史を学ぶ学科があること」という条件に合った大学のほうを選び入学。戦国期の歴史を専攻しています。「信長の野望」の世界です。
「就職活動とかできないし、大学院へ行く」ということで、大学院の校内推薦試験を受けました。書類選考と面接試験。書類選考のほうは、抜群の優秀な成績なので心配していませんでしたが、なんといっても口べたな息子が面接に受け答えできるのか心配でした。
面接では「大学院修士課程を修了したあとどうするつもりですか」と聞かれて「さらに研究を続けたいと思います」とぽつりと答え、「博士課程を修了したあとどうするつもりですか」と問われて「さらに研究を続けるつもりです」と、ぽつりと答える、というふうな面接の受け答えだったようですが、まあ、合格してしまえば、それも笑い話。
人との交わりが苦手な息子、親としては、どこかの寂れた地方博物館とかにひきこもって、古文書とにらめっこするような一生をすごさせてやりたいものだと考えるのですが、昨今の状況をかんがみるに、博物館の学芸員採用も少ないだろうし、この先、息子はどうやって生き延びていくのか心配です。
なんとか息子が還暦くらいまでは私が働いて、息子の研究費は稼ぎたいというのが、私が百歳まで働き続けたい理由です。
2010-11-27 16:22:31 ページのトップへ
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おめでとー!
mackychan
真央ちゃんは調子悪いけど、、、
そうか、きょう合格通知が届いたのですね!
おめでとうございます!!
この際、きょうくらいはアルコールいいんじゃないですか親子で、、、と思うんだけれども。
かーちゃんも息抜きで、週に1度は肉をたらふく喰ってましたもん。
ほんとうは「なぜエビゾーは、あんな風になっているのに気の毒と思われないのか」とか、いろいろドウデモイイコトを記したいのですが、
これから、夜の取材です。
豆知識として記しておきますが、土曜の夜は、最もAV撮影が行われているんです。ホテルの場合もあれば、それ専用に借りているマンションの一室もある。きょうは、川崎の、とあるマンションの一室。寒いけど、足出して、チャリで行ってきますわ。
ついしん。
ときどき内容的にかぶる、自分と春さんのコラム。きょうの場合は、朝日の土曜版の読書アンケートとかぶって、一瞬動揺しました。
2010-11-27 23:16:22 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:おめでとー!
haruniwa
お祝いのことば、ありがとう!
これからさらに続く授業料の工面など、ますます貧乏になりそうな我が家ですが、12月になったら、息子の卒論も私の試験も終わるので、乾杯はそのときに。
朝日の読書アンケートとかぶったって、何ほどのもんか。まっき~さんにはまっき~さん独自の視点があるので、本でも映画でも、まっき~さんの選んだ本なら、私も読んでみます。
この3年間、小説はほとんど読む時間がなかった。
今年読んだ小説は、論文資料にしようかと読んでみたら最後までストーリーを追いかけてしまうというおきまりパターンになってしまった『海辺のカフカ』と、古本屋百円で買ったファンタジー西の善き魔女』、講師室の「ご自由にお持ち帰りください」コーナーにあった『ひそやかな花園』の三冊のみ。
来年はゆっくり小説に浸りたいけれど。
それにしても、新百合ヶ丘の日本映画大学、どれほど志願者があつまるのか、興味津々です。
2010-11-28 02:45:06 ページのトップへ
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haruniwa
書くことの痛み。
旧時代の文学。自然主義、私小説全盛時代には、「己の身を切り刻まずして、痛みもなく楽して書き上げた小説など、読むに値しない」という言説が文壇に広がっていたような時代でした。
作家が身を削ることがすべてではないと思うし、苦しんで書いたから、身を痛めて書いたから傑作になるわけではない。作家が楽しんで書き上げて、人の悲しみや苦しみの本質に迫る作品に仕上がることもあるわけです。
イマドキでは、作者が何も失うこともなく、身を痛めることもなく、ケータイですらすらと「レイプ」だの「ジサツ」だのとチャッチャと打ち出せる世代も出てきたけれど、私は旧世代だから、書き手が何かを生み出すときは、女が赤ん坊を産むときの陣痛や分娩の痛みと同じくらいには苦しさ痛さはあるものだろう、くらいに思っています。
「言葉が浮かばないからキーを打てないのではなく、ヒリヒリした感じ、なんというのでしょう、あぁこんなこと書いてる、でも書かずにはいられない」という感覚、私はそういうの好き。って書くことはその痛みを受け入れられる人の営み。作家は皆マゾッホ?
まっき~さんがひりひりしながら仕上げたシナリオを読める日を楽しみにしております。
2010-04-10 16:47:26 ページのトップへ
恋は痛いかすっぱいか
haruniwa
Mさんとの交際と破局のコラムをMさんはどんな思いで読むのかなあ。
「物語の主人公」になった気分?って、自分がヒロインなわけだけど。
書いてほしいと彼女から望んだと言うことは、きれいに書いてくれるという自信があったんだろうなと思います。絶対に別れた女の悪口なんか書かないマッキ~だとわかっている、というか。
傷つけ合うことなく、何となく別れたということだから、彼女のほうにも別れの苦しみやつらさはそれほど強くない、と思うのだけれど、ネット友達に戻ってメール交換ができるのかな。
男女の仲は当事者でないとほんとわからないけれど、まっき~さんにとっての最高の恋人は、やはりまっき~さんの文章に惚れている人がいい。ハーフパンツの太ももや腕っ節に惚れるのもよいが、分を書くことで生きていこうとしているまっき~を理解し、その文章を愛せる人に出会うまで、恋と別れはまだまだジエンドにはならないのでしょうね。
ハッピーエンドにならなくても、人生シナリオは続きます。
2010-04-10 17:53:38 ページのトップへ
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コラッ
mackychan
だいぶ前に、世界各国の「くしゃみ」の表記を書き込んだと思いますが、同じ番組『シルシルミシル』(テレ朝)で、こんどは「子どもを叱ることば」バージョンをやっていました。
アメリカ
ヘイ、キッド!
イタリア
エイ、ラガッツィーノ!
スウェーデン
ハルデドゥ!
スペイン
エイ、ニニャート!
ドイツ
メンシェ!
コンゴ
アトゥ!
イラン
チェテ!
オランダ
ヘイ、カップン!
フランス
プティ、コッナル!
中国
スンズ!(孫子!)
ロシア
ニスメイ!
ブラジル
オッパーグリ!
韓国
ヤー!
最後に「コラッ!」の語源を紹介していて、
これ/それ/あれ/どれの「これ」であり、「れ」が「ら」になったのは、その強調であったと。
まぁここは、春さんなら知っているのかな。
2010-05-27 05:04:02 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:コラッ
haruniwa
世界のことばシリーズ、おもしろいですね。
叱ることばは、どの国のことばも「こらっ、このクソガキッ」ってのが多いみたい。
ヘイ、キッドもそうですが、イタリア語ではラガッツィは少年。若桑みどりの著作「クワトロ・ラガッツィ 四人の少年」は戦国末期にローマへ行った天正少年使節の話。
「ラガッツィーノ」は「少年」よりも「クソガキッ!」の感じなんでしょうね。
スペイン語のニニャートになると、単なる少年じゃなくて、鼻ピアスだとかして街にたむろして、ヤクの売人とかカツアゲなんかやりそうな少年のイメージがあるみたいです。日本語のクソガキ!よりカゲキな雰囲気。
中国語の孫子は古代の「孫子の兵法」でないとすれば、日本語の「孫」と同じなので、働く両親に変わって祖父母が孫の世話をするのが標準的な育児である現代中国で、じいちゃんばあちゃんが孫をしかる時つかうのでしょうね。
そのほか、ふだんは愛称で呼んでいるのに、丁寧にフルネームで呼びかけるのが欧米では叱るときの呼び方だと留学生に聞いたことがあります。
ふだんは「ビル」と呼ぶのに、「ミスター・ウィリアム・クリントン」と呼びかけられたら、息子は何を叱られるのかと緊張する、ということらしい。
ヒラリーも浮気を叱るときは「ミスタープレジデント・クリントン」と呼びかけたのだと思うよ。
悪ガキ小学生だったまっき~は、毎日が「コラッ」だったのでしょう。(笑)
2010-05-28 18:55:36 ページのトップへ
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漢字で遊ぼう
mackychan
興行2時間前(きょうは16時スタートなので14時)から出番なので、それまではホテルでゆっくり。
というわけで、動画遊び。
春さんに楽しんでもらえそうな動画をリンクしておきます。
中盤から、じわじわきます。
http://www.youtube.com/watch?v=ZDum22dcfGM&feature=related
2010-05-29 12:09:46 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:漢字で遊ぼう
mackychan
で、取材を終え、そのまま帰宅・・・とはならず。
隣人の騒音に悩まされているという知人の女子のアパートに行き、それを調査。音を聞いてから対策を練ろうというわけです。
こんな風に、ちょっとだけ道の外れた分野のときだけ頼られ、でも嬉しいところもあったりで、俄然やる気になっているバカチンであります。引越しを考えているというけれど、経済的問題もあるし、なんとか移動せずに解決させてあげたい。
でで、帰宅。すぐにレポートを書き、出版社にメール送信。
一発OKが出て、この時間です。
ででで、夕刊で面白いシリーズ始まってますね。
ずばり、脚本の特集。
桂千穂の「黒原稿に白インク」はほんとうに伝説になっていて、自分の学校、日本映画学校、シナリオセンター、どこでも講師が話すらしいですね。
「とにかく目立て」
ほんとうにそう思いますが、黒原稿というのは、よく思いついたなぁと。
2010-05-30 03:33:39 ページのトップへ
Re:漢字で遊ぼう
haruniwa
笑えました。
「ひと筆で書ける平仮名」や「画数が多くて複雑な形の漢字」を、このような視点で遊び道具に変えてしまうという目のつけどころがとてもいい。
バカリズム、R-1でみたくらいですけれど、おもしろいです。
2010-05-30 12:36:27 ページのトップへ
シナリオ
haruniwa
夕刊のシナリオシリーズ、荒い晴彦さんも登場しましたね。
監督は有名になるけれど、シナリオライターは映画があたっても「有名人」とはならないので、いろいろなライターのエピソード、知らない話がいっぱい出てきそうで、期待しています。
私は本日締め切りの紀要論文20000字以内というのを、大幅にオーバーしていのをようやく規定以内に縮めました。
長く書くのはいくらでもできるけれど、短くきりっと仕上げるのはむずかしい。
ケチだから、せっかく書いたのを削るのがもったいない気がするんです。
書いたのは、井上ひさしの『夢の痂』の半分評論半分日本語論っていうような中途半端な文章です。
たいへんではあったけれど、書くことがおもしろがれるうちは幸福です。
2010-05-30 23:43:38 ページのトップへ
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ザイールとモブツ
mackychan
今回のシリーズは、W杯とリンクしていくのかしら? たまたま、だったのかしら?
自分にとってアフリカといえば、やっぱり『キンシャサの奇跡』。
アリVSフォアマンの対戦の前にキンシャサで開催された黒人音楽祭を捉えたドキュメンタリー『ソウルパワー』が公開されています。
史料価値の高い作品でしたが、音楽がテーマのはずなのに、結果的にアリがいちばん目立っているというのが面白かったです。
『モハメド・アリ かけがえのない日々』(嫌な邦題だ)は、この音楽祭の前夜から8ラウンドの大逆転劇までを追う傑作ドキュメンタリー。
映画としていちばん感動したのは、アリの知性でもフォアマンの悲劇性(この敗戦ショックののち、精神を病む)でもなく、モブツの独裁政治という背景でした。
試合会場の地下部分には、沢山の死骸が放られているという事実。
粛清は、どれほどの民の命を奪ったのか。
ある有名ライターはいいます、この会場は夥しい血によって出来上がっているのだと。
http://www.youtube.com/watch?v=vgBDOWD9j5U
この主題歌のタイトル『When We Were Kings 』が、そのまま原題になっています。格好いい。
2010-06-16 12:04:21 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ザイールとモブツ
haruniwa
アフリカにはほんとうにいろいろなドラマがつまっています。『ホテルルワンダ』とかね。
イランのアッバス・キアロスタミとか、カンヌでパルムドールとった「ブンミおじさん」タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督とか、アジアの監督の中に日本でも知名度が高い人が増えてきたのですが、アフリカ人の映画で、日本でも有名になるような監督や作品は少ないですね。私が知らないだけなのかもしれないけれど。
> 今回のシリーズは、W杯とリンクしていくのかしら? たまたま、だったのかしら?
「アフリカ通信」を筆記しておこうと思ったのは、例の水害さわぎで、古い手紙などが水濡れ被害になりそうだったこともあるのだけれど、この夏は、博士論文の執筆に時間を割く予定なので、ブログ用の文章を書く余裕がありません。
いつもはストック一ヶ月分貯めておくのに、今、ブログネタを貯めておく余裕がなくなったことが、今回のシリーズの理由です。
手紙の書き写しでも、けっこういいネタでしょ?
W杯でアフリカに関心が集まっているときで、ちょうどよかったけれど、偶然です。
自分で読み返して、30年前が蘇る。ただし、家族を安心させるために書き送った手紙だから、本当に不都合なことは書いてない。ちょっと危うい状況だってあったのですが。
マッキ~のラブホテルシリーズの今回の「ちょっと危うい状況」の暴露、人ごとだと面白く読めましたが、自分のことだと、マークトゥエインが「日記の出版は死後百年経ってから」と指定した気持ちがわかる。やはり、知り合った周囲の人に関わることなのでね。
じゃ、ジメジメ梅雨を書いて書いて書きまくって乗り越えましょう。
2010-06-17 06:15:19 ページのトップへ
黒澤生誕百年シリーズ
haruniwa
BSで『乱』を放映していたので、娘息子といっしょに見ました。
娘は映画館で黙ったまま見ているのが苦痛で、「ワーキャー」と言いながら見たい、という人なので、テレビ放映やビデオじゃないと映画みない。
息子は戦国期について卒業論文執筆中で、娘は「いろいろ時代劇のわからないことを質問しながら見たいから、解説つきで見るのが一番いい」と、弟にあれこれ質問しながら見ていました。そして、「私は質問して内容がわかるからいいけれど、こういう時代劇って、若い人には理解できないことがいっぱいあるから、若い人にはクロサワの時代劇、不向きかも」といいます。
また、娘はこどものための「シェークスピア物語」を読んだ頃があるから、リア王が「乱」の元ネタであることがわかったけれど、リア王よんでなかったら、突然おおがかりな台詞が出てくるのが理解できないかも、という感想を述べていました。
私は「乱」を劇場公開時に見ていたのですが、なんと一部分の記憶が「影武者」とごっちゃになっていました。どちらも仲代達矢なので。
色彩設計と衣装は、今から見てもとてもきれいにしあがっていたなあと思います。さすがワダエミ。こういうふうに色分けしておけば、どっちが見方でどっちが敵か、外国人にもよくわかって、わかりやすい映画になっているね、と感想を言っていましたが、映画の画面的な迫力は高いというのには賛成ですが、リア王の悲劇性は超えられなかったのではないか、というのが私の感想です。
2010-06-17 06:25:19 ページのトップへ
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二代目
mackychan
じつはこっそり米国行ってました。といっても、2日間だけですが。
それでも連日更新が出来る現代技術は有難いですね。
帰還後、どうにもパソコンの調子がおかしい。
02年から使っているやつですからね、長持ちしたほうかな。だって、まだモニターがブラウン管使用だったのですもの。
「じゃあうちの新しいのを、格安で」と、AV雑誌の編集長。
というわけで8万円相当のパソコンを3万5千円でゲット。そのうちの半分は、原稿の前借りという形を取らせてもらっているのですけれど~。
一昨日、そんな編集長を強引に連れ出して新文芸座で黒澤二本立て。
だって観たことがないっていうんだもの。
演目は、自分のベストワン&ツーの『天国と地獄』『酔いどれ天使』でした。
自分の上の世代で劇場が埋まっている。嬉しいのだけれども、『アバター』観るような若いひとが埋めてほしかった。
シナリオ執筆、佳境を迎えています。
今回の作品はスピードがポイントだと思っているので、勢いだけでパパパと書いています。
そんな自分に、今回の春さんコラムはたいへん刺激になります。いくつかの小説を取れいれていますので。
ついしん。
ここに書いていいのかな。
来月、ちよさん宅にお邪魔してパソメンテの予定。
不具合連発で、カフェ更新の意欲が湧かないそうです。
2010-07-23 07:19:42 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:二代目
haruniwa
アメリカはいかがでしたか。2日間といっても、今のアメリカは刺激に富み、シナリオにも+になる体験ができたのではないかと思います。もちろん、格闘技の取材もしっかりしてきたのでしょうが、それ以上にアメリカの空気感というか、そんなことがこれからの糧にもなりそうです。
シナリオのしあげ、がんばってください。
2代目の使い心地はどうですか。機種が変わると、キーボードのタッチ感になれるまでちょっとの間は違和感がありますけれど、すぐによい相棒になると思います。
ちよさんの相棒のメンテナンスもよろしくね。
私はこの夏は修羅場でヒィヒィ言い続ける日々になると思いますが、なんとか締め切りまでにしあげなければ。
今日は今期の打ち上げ食事会。地中海料理を食べてきました。
トルコビール、チュニジアビールというのを飲んで、クスクスやケバブを食べて、今期もよく働いた自分にご褒美ってところでした。
2010-07-25 00:21:52 ページのトップへ
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うだうだ
mackychan
おととい、大袈裟かもしれないけれど、今年を賭けた面談。超のつく大物プロデューサーと対峙。
会えたのは師匠のおかげ大ですが、推薦があろうとなかろうと脚本がつまらなかったら会わないというひとなので、コンタクト取れただけでも少し安心。
ちょっとだけ褒められ、あとはメッタメタに斬られる。爽快なくらいに。
闘っているのはホンを読めば分かる、君の表情からもそれが伝わる。読み物としては褒め過ぎかもしれないが、抜群に面白くて読ませる。じゃあ金を集められるかといったらNOなんだな、分かるね? から始まって、君とクドカンのちがい、それから君自体が文章を紡ぐことに対し楽しんじゃっている問題点などなどを指摘され、「もう少し傷ついてきたほうがいいな」と。
うん、とってもよくわかる。これ自体にショックはなく、帰宅後、後輩の女子がドラマの脚本を担当するニュースを知ったのがきつかったですね。
もちろん喜ばしいことなのですが、彼女の気の使いかたがね、自分の耳に入らないように入らないようにしていたことが分かっちゃったから。
それでもやっぱり年上だし、なんか無視するのはちがうでしょう、ただヒトコト「おめでとう」というのも妙かなぁと思って、気を使ったひとにさらに気を使うというか、「知らせてくれてもいいのに~」と電話したら、彼女、声を詰まらせていた。
この世界では、よくあることですよね。初めての経験じゃないし、その程度では傷つかないけれども、1日に重なって起こると、酒呑んでも煙草吸ってもAV観ても映画観ても回復しないものですねー。
春さんの博士論文がうまくいくようなことを書こうと参上したのに、私生活は明かす自分のページでは可能なかぎり仕事面については記さないと決めているので、ここ書いちまっただ。
また書き始めます。やっぱりね、自分にはこれしかないので。
これしかない―きっと春さんも、そんな思いで博士論文を書いているんじゃないか・・・と、勝手に決めつけながらね。
2010-08-10 11:45:08 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:うだうだ
haruniwa
おお、青年よ、傷つき給え。
元気いっぱい猛進する姿を見るのもいいが、たまにはうだうだしてるのを見るのも、老後のたのしみであります。老人には楽しみを与えてやりましょう。
愚痴、大歓迎。
私も、たまにはコラム面にも愚痴を書くんだけれど、BBSは、ドーセだれも読みゃあしない欄だからと思って、↓のトリトンさんコメントに引き続き、愚痴大会を開催したのですが、まっき~には読まれたところから考えると、トリトンさん以外にこの愚痴欄を読んだ人もいるのかも。
大物プロデューサーにコテンパンにされたってこと、すごいよ。忙しい人たちだから、たとえまっき~師匠への義理があって読んでくれたにせよ、まったくしょうもない作品なら、会ってダメだしをする時間を作るのはプロデューサー氏にしても時間の無駄になるわけで、ダメだしをしてくれたってことは、使える素材であることを認めてくれたって事になるものね。
後輩女子が先にデビューすることについていらぬ気をつかったってこと、そりゃ後輩としては素直に「お先に失礼」とは言えなかったって気持ちもわかる。
「おめでとう」を言ってやれる大人ぶりっこは後輩に対してだけふるまえばよいことにして、ここでは大いに愚痴ろう。
なんで、オマエが先なんだよう!
「書くことをたのしんでいる」ってことが読み手にばればれであること、これはある場合には欠点だけれど、あるときはそれも含めて書き手の持ち味になる。
今、太宰の「富岳百景」分析をしているのだけれど、60枚ほどの短編に、前妻と離婚直後の鬱屈やら、師匠肝いりの見合い話やらが詰め込まれているのを読むと、この人は書くことによってしか生きていられなかったのだろうなあという感じ。読者の青年にもちあげられてうれしがっていることなどもそのまんま書いている。
どれほど自分が傷ついたことを書こうと、締め切りに追われてズタボロになっている中で書こうと、書き手は書くことが生きることであり書くことで呼吸するから書いているのだ、という息づかいは、文に表れる。
「もう少し傷ついてきたほうがいいな」という大物氏の発言。
「傷」がひとりの内面にどのように広がっているかは他者にはうかがい知れぬことなのだけれど、大物氏はまっき~外見を見て、傷つき方が足りないと判断したんだね。
こいつは闘ってきた、しかし傷ついてはいないと。
だが、戦い続けている者が無傷であり続けるわけはない。
その傷の部分を太宰のようにうれしそうに読者にみせる書き手とそうではない書き手もいるということ。
まっき~は、身体の傷は写真付きでブログにさらしているけれど、心の傷を文章にはさらしてはこなかった。
それはそれでいいと思う。
「もっと傷ついてこい」は、物書きとして一度は絶望してこい」ということなのかもね。
自分が書いてきた作品に、愛着と自信がある。それを全て捨て去ろうとは思わない。そこを大物氏はついてきたんだろう。
で、私の場合でいえば、自分で書いてきたものを、どの枝葉末節にいたるとも、それを否定することなどまったく考えられないけどね。
私は、あと50年書き続けるよ。50年後には「110歳の老女、行方不明のまま、安否確認できず。息子娘の談話では出て行ったまま連絡がない、、、、」なんてことになって、それでもどこかで書いているだろう。
2010-08-11 07:46:53 ページのトップへ
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さて、どんなのを書こうか
mackychan
内容によっては、DVD送れるかな。まぁどちらにせよ春さんにはヘッドフォンをして観てもらうことになりますが、拾う神様も居るってことで。
裸と絡みさえあれば、割と自由な作品が撮れるマイナーなAV製作会社による企画に、自分が参加することになりました。
通常、AVってホンと演出を兼任するのですが、特例でホンのみの参加。
嬉しいです、周防さんや黒沢清さんと同じようなスタートを切ることが。
というわけなんで、きのう話が入ったのに、締め切りは明日。
さすがに早いぜ、これから一気に仕上げます。
2010-08-20 11:08:18 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:さて、どんなのを書こうか
haruniwa
チャンス到来!
締め切りまで3日という条件をクリアできるだけの蓄積があるから依頼があったのでしょう。
マーナーなAVといっても一本完成すれば自分の作品なのですから、思い切ってマッキ~カラーをだしてください。
というと、ぶっかけ~かな?
こういうのは、撮るほうも早撮りでしょうから、DVD完成も早いのでしょうね。
脚本家は撮影の立ち会い必要ないのでしょうけれど、現場入ってみたいよね。
女優さん、きれいな子だといいな。
日活ロマンポルノは、2010年に復活したんですね。知らなかった。復活のロマンポルノに食い込んでいくとか、この先が開けていけますように。
2010-08-21 00:04:13 ページのトップへ
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エアコン漬けの日々です。
mackychan
チリで、作業員が地下に閉じ込められた事故が起こりましたよね。
救出まで、数ヶ月を要するとか。
全員の帰還を願いつつ、すごいなドラマだなぁと思います。
今朝の新聞によると、リーダーが食事から寝る場所まできちんと決めているようですね。交信出来るところが救いだとは思うのですが、
映画ではきまって、このあと、それぞれのエゴやらで有事のような状態になっていくのですよね。
「潜水艦映画に外れなし」といわれるのも、そのへんを突く展開があるからだし、これから公開だと、無人島に女ひとりと男たちの生活が始まる『東京島』とかありますし。(桐野さんの原作にしては、展開が淡白だったかな。しかし映画版のヒロインに、薄幸女優・木村多江とは思い切りましたね)
さてAVのシナリオはちゃんと採用されました。
えがった。現場見学が可能ということで、明日、行ってきます。
どんな女優さんかも分からないので、会うのが楽しみです。
2010-08-26 11:00:09 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:エアコン漬けの日々です。
haruniwa
サバイバルシチュエーションって、ドラマチックの最たるものですから、チリのサンホセ鉱山もこれから4ヶ月後になるという救出完了まで、はらはらドキドキのドラマが展開するのでしょう。
私が最初に気になったのは、サンホセ鉱山を炭鉱と報道した記事もあったこと。チリって、銅の産地だと思ったけれど、炭鉱も稼働していたのかなあと気になり調べたら、サンセバスティアン鉱山会社は、2名の株主による典型的な独占会社。こりゃ、今後もめるだろうなあと、思ったら、案の定、閉じ込められた鉱夫たちの家族は訴訟を起こしたのだという。サンホセ鉱山は「脱出口がなくて危険」という理由で、鉱夫たちから閉山要求が出ていた曰く付きの鉱山。事故は未然に予想できたということですが、なにはともあれ、33名の無事救出が最優先。2名の大株主は、全財産なげうって救出の費用にあててほしいですけど、金持ちは従業員の命より株価の維持に奔走するのじゃないかしら。このへんもドラマになりそうですが。
たぶん、ハリウッドは救出後の映画化にむけてシナリオを書き始めていることでしょうね。
2010-08-27 12:58:25 ページのトップへ
サバイバル+
haruniwa
原作のもとになったアナタハン島の女王比嘉和子は、写真で見ると、特別びじんではないけれど、沖縄っぽい魅力がある顔立ちですね。
桐野夏生の原作では40代の白豚と形容されていても、そこは映画だから、美女でなければならないのでしょうね。
美女が捨て身でサバイバルかけたら、壮絶感がでるでしょう。
飯田橋ギンレイに来そうだから待っています。
2010-08-27 13:12:09 ページのトップへ
現場見学
haruniwa
今日は、現場にいるんですね。
ついでに女優に原作者から演技指導なんかできるといいけれど、現場はそこまで甘くはない?
メイキングドラマ期待しています。
2010-08-27 13:14:06 ページのトップへ
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午後の紅茶ミルクティー
mackychan
少しだけ、ほんの少しだけ、暑さが和らぎましたね。ほんの、少しだけですが。
授業とダンスのレッスンでクタクタでしょう。
こっちは連日、お葬式。山本小鉄さんの告別式と、あと今野雄二さんに手紙の返信に対するお礼をしに。
それも影響したのでしょう、なんとなくかーちゃんに会いたくなって、今月は下旬に大きな格闘技興行があるから無理っぽいのですが、来月の頭に墓参りしにいこうと。
かーちゃんがいちばん好きだったのが、午後の紅茶のミルクティー。
いまのプレミアム感? を強調したものではなく、一昔前の、オーソドックスなミルクティー。ペットボトルではなく、350の缶を見つけて供えたいなって。
なんとか時間を作れますように・・・って、鈍行で3時間だよ、行こうと思えば明日にでも行けるはずだものね。
きのう、「人志松本の○○な話」で、「中国人のケータイメールの打ちかたは?」というのをやっていましたよ。
漢字の書き順で該当する漢字を出す方法と、
ローマ字読みの方法と、
ここまでは春さんのほうが詳しいのでしょうが、
現在主流なのがiphoneによるペンタッチで実際に漢字を書いて表示させる、、、と。
へー! でした。
それでは、取材に行ってきます。通常、日曜日には対戦カード発表なんかないのに、いろいろゴタゴタがあって、なぜか日曜に。くそー、予定が・・・。
最後に、誕生日おめでとうございます。
2010-09-05 11:03:56 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:午後の紅茶ミルクティー
haruniwa
お墓参り、もうすぐお彼岸だけれど、10月になってからのほうが、気候は楽になるでしょうから、母上もゆっくり午後の紅茶を味わえることでしょう。
バースデイメッセージをありがとう。
まっき~の誕生日はプロフィールに書いてあるし、なんといっても立春とからめて覚えやすい日ですけど、HALの誕生日、覚えていてくださってありがとう。
今日は一日ぐだぐだしていました。ほんとうは、それどころではないのだけれど、誕生日ぐらい気ままにすごしてもいいや、といつもぐだぐだしているのを棚に上げて、さらにぐだぐだしていました。
きのう、9月1日から流しに積み上がっていた茶碗を洗って、洗濯をしたから、今日は何もしなくていいや、ってことで。
朝夕はしのぎやすくなったとはいえ、格闘技ともなれば、まだまだ熱気むんむんでしょうから、試合リポートもあつさにまけないよう、よい記事を!
2010-09-05 16:33:50 ページのトップへ
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Re:寒いですね
haruniwa
お察しの通り、疾風怒濤の一週間でした。
一週間に90分授業を13コマのお仕事。家に帰れば茶碗洗いと選択。
そして、さきほど、4時半に、セブンイレブンのくろねこヤマト便で、論文を事務局へ送付。
今月、ほんとうにたいへんでした。
幸い学生たちは、日本人も留学生もとてもいい子たちで、熱心に受講し、発表もやっていくれて、順調に後期授業がすすんだのですが、なにしろ、論文、書けない書けない。
ブログのヨタ話なら、いくらでもかけるのだけれど、学術論文となると、いくら私のキーボード打ちが早くても、スラスラは書けない。
いやはや、たいへんでした。
論文を提出して審査を受ける「論文博士」はハードルが高いけれど、大学院博士後期課程に入学して、スケジュール通りに紀要論文を書いていく課程博士なら、「だれでもハカセ号くらい手に入る」と言われて、その気になって、「還暦祝いにダイヤモンドもブランドの服もいらない、ハカセ号をとって還暦記念品にしよう」と、博士課程に入学したのが2008年。それから2年半、たいへんでした。だれだ、イマドキのハカセ号なんて誰でもとれると言ったやつは。誰でも撮れるというなら、オマエが自分でとってみろってんだ。
と、今日はここまで。
提出はギリギリ締め切りに間に合ったけれど、口頭試問で落とされるかも知れないの。
いろいろいざこざがあってね。
心証わるいの、わたし。
じゃ、少し寝ます。
今日は初級クラスの試験しなくちゃなんないので。
2010-10-29 05:42:16 ページのトップへ
横レス
mackychan
春さん頑張れー。
こっちも「最近のコンクールに入選したとしても、あんまり意味がないし価値もなくなっている」という風潮に抗って、久し振りにコンクール出品作を執筆中です。
寒いけどね。
酒呑んで寝たいけどね。
でも、とりあえず書かなきゃ。
2010-10-29 12:41:39 ページのトップへ
Re:寒いですね
chiyoisozaki
はるさん、
大変だったのね。本当にご苦労様でした。
締切に間に合って、論文を7/11から宅配便で事務局へ送付したとのこと、本当に良かったです。
はるさんが博士号修得することは、私の今と未来への励み。はるさんがこの2年半、どんな思いで学術論文を修める為に苦労をしてきたかは、私如きには想像を絶する世界です。でも、はるさんなら志を遂げるって、信じてた。
口頭試問はいつなの? 体調を崩さないように気をつけて臨んでね。私、祈ってます。
初級クラスの試験を前に、今は寝て寝て寝てね。
2010-10-29 19:20:50 ページのトップへ
10月が終わります。
haruniwa
仕事上の忙しさは毎年のことなのですが、今年10月は仕事外のあれこれも超多忙でした。
2008年に入学した博士後期課程の、2年半の間に紀要論文を5本書くこと、というノルマの最後の5本目の提出に間に合わせるために、8月末から書いてきた太宰治についての論文を仕上げました。20年前に書いた太宰論を提出してごまかそうとしたのですが、指導教官からダメ出しを受け、まったく別の論考を仕上げたのです。それで、20年前の太宰論は「ぽかぽか春庭いろいろあらーな」にのせました。せっかく段ボールから昔のレポートひっぱり出したのに、使えないのももったいなかったから、リサイクル利用したのです。
10月上旬にこの「太宰論」を仕上げ、中旬からはこれまで書いた5本の紀要論文を合わせて、それに修士論文の一部を付け足しました。内容が重複している分をカットしたり、付け足したり、足したり引いたりしているうちに分けわからなくなってごちゃごちゃの論が出来上がりました。
修士論文はキャノンのワープロで書いて、フロッピーディスクに保存してありました。それで外付けフロッピーディスク読み取り機を買ってきて、パソコンにワープロ文書をパソコンで読み取るソフトをインストールしたのですが、読み取ることができませんでした。それで、『日本語の研究と日本語教育』という本に掲載してあった論文のうちの半分を手作業でパソコンに入力し直しました。無駄な努力です。
金曜日の初級日本語クラス、なんと3人のみの少人数で、木曜日の初級クラスが15人で「宿題の添削やディクテーションチェックで2時間もかかる」と文句を言っている分を埋め合わせられる。3人分の宿題チェックもあっという間に終わります。
お昼を食べ損ねた分、こんなに頑張った自分に生ビールの一杯でもおごってやろうかと思ったのに、ガストよ、この段差をなんとかせい!膝小僧をすりむきました。痛い!
痛む足をひきずりながら、電車に乗り、結局乗り換え駅でラーメン食べました。いつもはこの乗換駅構内の立ち食い蕎麦で小腹を満たして帰宅するのですが、せめて座って食べたいと、ラーメン店で「チャーシューワンタンタンメン」を注文。いつもはこの980円タンメンを「高い!」と思って、立ち食い蕎麦のかき揚げ蕎麦380円とかわかめ蕎麦290円をかき込んで帰っているんです。980円タンメンを「贅沢!」と思って暮らしている自分をしみじみせつなく思いながら、地下鉄に乗り換えて帰宅しました。
「貧乏でも明るく楽しく暮らしている」と日頃は気にしていないのだけれど、徹夜して膝小僧すりむいて、うつむいて家にとぼとぼ帰るとき、9階のわが家へのエレベーターを登りのがら、エレベーター背面の鏡に向かって「はい、よく頑張りました。エラかったね」と、誉めてやりました。白髪染めに行く時間もなくて、目立ってきた生え際数センチの白髪。よし、明日は白髪染めに行こう!
2010-10-30 09:48:37 ページのトップへ
がんばりましょう
haruniwa
> まっき~さん、シナリオ、がんばってね。いつか映画になって見る日を楽しみにしています。
>ちよさん、お弁当写真、楽しんでいます。いつもコンビニのお弁当ですませている身には、うらやましい愛情たっぷりのお弁当、彩りがとてもきれいなので、見た目だけでも食欲増進よ。
でも、ちよさんはがんばりすぎちゃダメ。体調第一ですからね。
2010-10-30 09:51:12 ページのトップへ
good on U !
chiyoisozaki
知ったかぶりの英語でごめん。
はるさんが、980円のタンメンを贅沢と思いながらも食べた切なさ、他人事とは思えない私もしみじみ切ないけれど、はるさんも、言わせてもらえるなら私も頑張れるから頑張ってんじゃない頑張りを褒めてあげたいです。
体も心も無理がきかなくなって来たことは、考えようによっては感謝なこと。後はどうなっても、出来ないことはしないと、腹くくれるようになったのでね。
はるさん、白髪染めに行けるのね。私は背中の中ほどまで伸びた髪をシャンプーするのも乾かすのも大変で往生してます。年内にはカットしてベリーショートにするつもり。
2010-10-30 12:06:16 ページのトップへ
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MHK
mackychan
なんだか、すごく久し振りに書き込むような気がします。
きのう放送された『シルシルミシル』で、中国人が漢字を忘れたとき、どうやって対処しているのかという視聴者からの疑問に答えるコーナーがありました。
ピンイン(アルファベット表記)するか、同じ発音の漢字で代用するか、の2パターンがあり、前者のほうが一般的なのかなぁと思っていると、圧倒的に後者が多いと結論づけていました。
へぇ、ぜんぜん知らなかった。
きのうが、今年最後の休み。
ほれ、格闘技の世界では12月がいちばんの稼ぎ時ですからね。あとは大晦日まで、なんらかの仕事が入っています。稼がなきゃっ。
今年は、二団体が30日(有明)と31日(さいたま)に分かれて興行を開催。楽しみが増えるのはいいことですが、こりゃ大変。30日はいろんな競技をごちゃ混ぜにし、計40試合くらい行われるので、フリーパスのチケットを発行、会場外にはいろんなレストランがお店を出すのだとか。「これはパス」と思った試合のときに、皆が食事出来るように・・・ということらしいいですが、考えようによっては残酷だなぁと思います。
話を戻して、1日の休日だけで録りためたものを全部観ることは出来ませんでしたが、NHKの松本人志のコントとドキュメンタリー『プロフェッショナル』、それから先日放送されたETV特集(名古屋トリエンナーレに出品した、3人の若きアニメーターの物語)を観ました。
MHKのほうは、まぁ自分は松ちゃんというだけで無条件に受け入れられるわけですが、ずっとこのひとの作品を追いかけてきて、根っこは変わらないけれど、作風はだいぶ変わってきたな、でも面白いなぁと。
ドキュメンタリーのほうは、ファンにとっては新しい発見はなかったけれども、「プロとは」の問いに対し、素人に、圧倒的な差を見せつけること・・・と答えたところが、らしくて「なるほどねぇ」と。
春さんは、見ましたか。逆にETVのほうを観てほしいと思ったのですが。
大学を出てアニメーターとして独立しようとするも失敗、再び大学に戻ってアニメをせっせと創る有吉という青年がね、うまくいかない対人関係などの想いをそのまま作品として表現していて、このひとのキャラクターというのかな、かなり強烈で、確かに対人関係で苦労しそうだ、しかしいちばんアニメーターらしいものを持っている気がして、とても共感しました。
2010-11-25 21:20:17 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:MHK
haruniwa
> なんだか、すごく久し振りに書き込むような気がします。
9月5日以来のご来訪、ようこそおいでくださいました。
我が家のチャンネル権は、娘がにぎっていて、なにがなんでもフィギュアスケート。そのあとは、歌番組、ドラマ、クイズ番組、ゆる~いバラエティ、ドラマ。NHKはほとんど見ることがありません。
アニメーターの話、再放送があったら録画しておきます。
来週の試験の前に、発表原稿とパワーポイントファイルを用意しなければなりません。
この土日、がんばります。
2010-11-26 23:12:45 ページのトップへ
息子よ!
haruniwa
まっき~さんの「ろくでなし」の中で、なんといっても一番心うごかされるのは、若くして亡くなったお母さんのエピソード。
まっき~さんの行く末を見届けたかったろうなあと思います。しっかり者の姉上については、それほど心配はしていなかったろうけれど。
世間から見ると、一生、安定安楽とは無縁の仕事になるかもしれない映画という分野を選んだ息子を応援する気持ちと、果たして行く末どうなるだろうとという気持ちの両方をもっていたのではないかと想像しています。
私も、息子が心配で、いつ健康問題で不安がでるのか、人と交われない性格で、この社会を生き抜いていけるのかと心配ばかり。
息子は、22歳の誕生日の翌日に、生まれて初めて面接というものを受けました。先週の土曜日20日のこと。
娘は単位制高校の入試で面接があり、親子で面接練習をしたものでした。
大学の自己推薦入試でも面接が重要な成績ポイントになりましたが、娘は「私、ペーパーテストは弱いけれど、面接だったら自信アリ」と言っていただけあって、「面接官から笑いも取れて、きっと面接点は満点だ」というくらい、面接はうまくいったみたい。
でも、息子は、中学校入試もペーパーテストだけ。大学入試は「入試センター統一試験」のみで、これまた面接などはありませんでした。
それで、めいっぱい緊張して20日の進学面接試験に臨み、帰ってきたときは、もう落ちてしまったかのような雰囲気でした。初めての面接、よほど疲れたようです。
27日に結果が郵送され、大学院合格通知を受けました。
息子は中高一貫男子校に合格し、中学2年生までは通学していましたが、3年生のときには、さみだれ登校、中高一貫校なので高校に入学はできたものの、高校1年の1学期からほとんど授業は受けず、高1の11月からは完全不登校。翌年「高校卒業資格認定試験」に合格して退学手続きをとりました。
そのあとは、家にひきこもりでゲーム三昧の日々。2年間ひたすらゲームをしていました。ゲームの攻略本や、「信長の野望」「太閤記」などのゲームをするために、戦国史の本を読んだほかは、毎日新聞だけは読んでいましたが、試験勉強なんてことはいっさいなし。
どうなることやらと思っていたら、センター試験だけは受験しました。実質中学2年生までの授業しか受けていない息子ですが、ふたつの大学に合格しました。
運もよかったのでしょうが、本当に生まれつき頭のいい子だと思います。
「自宅から徒歩で通える範囲内にあること」「日本史を学ぶ学科があること」という条件に合った大学のほうを選び入学。戦国期の歴史を専攻しています。「信長の野望」の世界です。
「就職活動とかできないし、大学院へ行く」ということで、大学院の校内推薦試験を受けました。書類選考と面接試験。書類選考のほうは、抜群の優秀な成績なので心配していませんでしたが、なんといっても口べたな息子が面接に受け答えできるのか心配でした。
面接では「大学院修士課程を修了したあとどうするつもりですか」と聞かれて「さらに研究を続けたいと思います」とぽつりと答え、「博士課程を修了したあとどうするつもりですか」と問われて「さらに研究を続けるつもりです」と、ぽつりと答える、というふうな面接の受け答えだったようですが、まあ、合格してしまえば、それも笑い話。
人との交わりが苦手な息子、親としては、どこかの寂れた地方博物館とかにひきこもって、古文書とにらめっこするような一生をすごさせてやりたいものだと考えるのですが、昨今の状況をかんがみるに、博物館の学芸員採用も少ないだろうし、この先、息子はどうやって生き延びていくのか心配です。
なんとか息子が還暦くらいまでは私が働いて、息子の研究費は稼ぎたいというのが、私が百歳まで働き続けたい理由です。
2010-11-27 16:22:31 ページのトップへ
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おめでとー!
mackychan
真央ちゃんは調子悪いけど、、、
そうか、きょう合格通知が届いたのですね!
おめでとうございます!!
この際、きょうくらいはアルコールいいんじゃないですか親子で、、、と思うんだけれども。
かーちゃんも息抜きで、週に1度は肉をたらふく喰ってましたもん。
ほんとうは「なぜエビゾーは、あんな風になっているのに気の毒と思われないのか」とか、いろいろドウデモイイコトを記したいのですが、
これから、夜の取材です。
豆知識として記しておきますが、土曜の夜は、最もAV撮影が行われているんです。ホテルの場合もあれば、それ専用に借りているマンションの一室もある。きょうは、川崎の、とあるマンションの一室。寒いけど、足出して、チャリで行ってきますわ。
ついしん。
ときどき内容的にかぶる、自分と春さんのコラム。きょうの場合は、朝日の土曜版の読書アンケートとかぶって、一瞬動揺しました。
2010-11-27 23:16:22 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:おめでとー!
haruniwa
お祝いのことば、ありがとう!
これからさらに続く授業料の工面など、ますます貧乏になりそうな我が家ですが、12月になったら、息子の卒論も私の試験も終わるので、乾杯はそのときに。
朝日の読書アンケートとかぶったって、何ほどのもんか。まっき~さんにはまっき~さん独自の視点があるので、本でも映画でも、まっき~さんの選んだ本なら、私も読んでみます。
この3年間、小説はほとんど読む時間がなかった。
今年読んだ小説は、論文資料にしようかと読んでみたら最後までストーリーを追いかけてしまうというおきまりパターンになってしまった『海辺のカフカ』と、古本屋百円で買ったファンタジー西の善き魔女』、講師室の「ご自由にお持ち帰りください」コーナーにあった『ひそやかな花園』の三冊のみ。
来年はゆっくり小説に浸りたいけれど。
それにしても、新百合ヶ丘の日本映画大学、どれほど志願者があつまるのか、興味津々です。
2010-11-28 02:45:06 ページのトップへ
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