孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

理想の容姿とは

2016年03月20日 | 社会観察
半島の工作員がなんでもどこか日本の大学の先生をやりながら、テレビに出てはベラベラ喋りたい放題喋っているようだが、番組製作側としては、彼女のご意見拝聴というよりはむしろ、「色物」として番組に添える、付け合せみたいな物だと私には見える。



明らかに、「工事」したと思われるのは、その容姿が切れ長の眼、張ったエラという「半島的」な特徴がまったく見えないところで、案の定ネットではすでに前から、彼女の「工事前」の顔を見ることができた。また、それはそれで、十分笑いを取ることができるので、面白い。

名前も経歴も容姿も、日本人がからっきし弱いものに変造して、業界をしゃあしゃあと10年間も渡り歩いてきた希代の詐欺師も、最早これまでとなって業界から消えていくようだ。それにしてもこれだけの大嘘をついてだまし続けてきても、まったく罪には問われないものだろうか。そこが私には理解できない。




人間はこの世に生まれる際、容姿のみならず、性別も選ぶことは出来ないような仕組みに造られている。

次男がもうすぐ産まれるという時、私は妻に「医者には生まれてくる赤ちゃんの性別は聞くな、言わせるな。」と強く言っておいた。生まれた瞬間「男か女か・・」が分かる、という親の大きな楽しみを、どうかそのままにしておいて欲しかったからだ。

ところが、間近の診察から帰ってきた妻が、「男だよ・・多分・・」と呟くので、「聞くなって言ったじゃないか!」と言うと、妻は聞かなかったし、医者にも教えるなと言ってあったと言う。

医者の方でエコーの画像を見ながら、「二番目のお子さんですよね?最初は、男の子でしたっけ。。。? そうですか・・・」と静かに残念そうに言って黙ったそうだ。

妻はその医者の反応で、「これはまた男だな・・・」と察したそうだ。

その医者には悪気はなかったのだろうが、病院に走って行き医者にひとこと文句を言ってやりたい気分になったものだが、まだ男と決ったわけではなかったので、我慢した。

産まれてきたのは、予想通り男だった。実はそれはそれで私の希望通りだったので、良しとした。(因みに、三人目も希望通り男だった・・・)

美容整形は半島がメッカと言われ、少女は学校の卒業記念や就職前など、気軽に工事をして変身する習慣があるそうだ。それは、女性に限らず、男も同じだというからさすが東アジアの先進国である。少し前のノムヒョンとかいう名の大統領も二重まぶたにして現れたから、世間にバカ受けしたことがあった。

農作物の場合は、害虫が一口かじると死んでしまう作物とか、普通の除草剤では枯れない作物などが、すでに流通しているのが実情だが、この人間バージョンが10年以上前から現実のものになっているらしい。

受精卵の段階で遺伝子を操作するなどして、外見や知力、体力など、親の希望をかなえた形で生まれる赤ちゃんのことで、「デザイナー・ベビー」というそうだ。



「20年以上前から精子バンク、卵子バンクが定着しており、優れた子を持ちたい男女が高額な費用を出して有能な人の精子や卵子を買う。米国は医療の規制が少なく、デザイナーベビーの風潮が広まりやすい」と専門家が言うように、もはや人間も犬やサラブレッドみたいな繁殖対象になっているようで、まったく恐ろしい世の中になったものだ。

いいえ、誰でも

2016年03月19日 | 社会観察
3.11は、職場でも1分間の黙祷をするよう社内放送があって、皆頭を垂れて黙祷をした。玄関横の国旗・社旗の掲揚もあの日は半旗で弔意を示したつもりであったようだったが、旗棹の全長の半分の位置まで旗が降ろされていたので、旗が異様に低すぎて、見た感じ何とも間抜けな印象を受けた。

5年も経ったとは、驚いた。あの時、私は家でテレビの悲惨な状況に文字通り釘付けになっていて、一緒にいた家人も私も、何分間も一言も発することが出来ずにひたすらテレビ画面を見つめていたのを覚えている。

その後のテレビ報道もなるべくたくさん見たのだが、原発の事故が起きてからの専門家の解説が専門的過ぎて、一体大丈夫なのか大変な状況なのか分からず、何百キロも離れたところにいながらも不安な心持がしたものだった。

ずっと後になって分かってきたのは、当時の政権の対応のまずさがいろいろあったことで、5年経過を機会に、総括をしっかりとすべきではなかろうか。

当時テレビからは、CMがほとんど消え去り、ACジャパンの公共広告のみが繰り返し流れていた。





インターネットではどこかの皮肉屋がこの、「こだまでしょうか」のパロディーを作って公開していたが、なかなか良くできていたので、笑っては失礼かもしれないが、大笑いしたものだった。




皮肉屋もすなる、パロディーというものを、素人の私もしてみんとてするなり

題材は、当然今世間を騒がす夢売る集団の、とある行為、、、



士気を高めるために、ほんの端金(はしたがね)をやり取りしただけでしょうが、、




「賭けよう」っていうと
「賭けよう」っていう。

「がんばろう」っていうと
「がんばろう」っていう。

「もう賭けない」っていうと
「もう賭けない」っていう。

 そうして、あとで
 さみしくなって、

「声だしやろう」っていうと
「声だしやろう」っていう。

賭け事でしょうか?
いいえ、験担ぎです。



金銭授受とは言わないで・・

2016年03月19日 | 社会観察
この電話会社の創業者は、日本の家族の大黒柱である父親を犬に、長男を黒人にしたテレビCM(犬の子や黒人は半島人の侮辱用語)を作って喜んででいるようだが、その球団会長である王貞治氏が、プロ野球選手たちの常識はずれの金にまつわる習慣についてコメントした。



曰く、「やったことは悪いことかもしれない。 (選手自らの)集中力を高めるためで、ファンを裏切るためにやったわけではない」 と、有害行為につながる意図はなかったとの認識を強調し、ソフトバンクを含む半数以上の7球団に問題が広がったことについては、、、


「選手もトレードで交流する。前の球団でやっていたと聞いたら発奮するために考えるかもしれない」との 見解を示し「金銭授受という言葉はきつい表現。使わないでほしい」と要望したそうだ。

有体に言えば、『まあ、そんなに目くじら立てることじゃないんじゃないの?』と言っているわけだ。

高校野球選手権の地方大会などでは、野球には関係ない生徒が不祥事を起こしても、潔く大会への出場を辞退する高校もある。出場辞退は、野球選手が決めるのではなく、大人たちが決定するのだろうが、苦渋の決断であるはずだ。

素人でもこれくらいの事はやってのけるのだから、子供たちに夢や元気を与える大人たちは、この際範を示すべきだと思うがどうだろう。

若いとはいえ、問題となった賭博カルテットは皆成人である。



泣きべそをかきながら、「奥さんと両親に相談して、真実を言うことにした」と話していた選手も、そうすることで許されると踏んだ結果だろうが、どうもそうなりそうな雰囲気である。

子供の頃から野球漬けで、社会の常識的な倫理観や道徳観など身についていない連中ばかりの球界のようだが、それまでの指導者達は野球しか教えてこなかったのだろうか。



一球ごとにベンチを見て監督の指示を仰ぐスポーツだから、こんな未熟な連中が出来上がってしまうのだろうか。

さらに私は高校生のときから、試合に勝てば、すべて監督の手柄のように、真っ先に勝利監督のインタビューをするテレビ報道やその監督達にに違和感を持ち続けている。



有名な高校野球の監督が、ある時から分不相応な高級外国車を乗り回しているなどということを聞くと、はは~ん、教え子がプロ野球選手になる過程で何か裏工作があるのだな、と想像したものだ。

卒業してから何年も経って、母校が地区予選で連勝して、すわ、甲子園出場か!という頃、手際よくそうなった場合の寄付の要請が送られてきたことがあった。結果は代表に離れなかったが、当時の行きつけの床屋さんの話だと、寄付は1000万円以上集まったようで、使い道に悩んでいるそうだった。

とかく、金が絡むと、それに反比例して人の道から外れていくもののようである。

金銭授受と言わずに、「奨励金」とか「お駄賃」とか呼び方を変えたところで、金は金であって、無垢な若者の人生を狂わす凶器みたいなものだろう。


今も晴れない黒い霧

2016年03月18日 | テレビ・ラジオ
ダブついた体で頭を垂れて謝罪をするのでは、と待ち構えていた記者達の前を清原を載せた車は一路病院へ突っ走って行った。

車内の清原は、カーテンに隠されてまったく見ることができなかったようだ。

それも当然だろう。報道が真実だとすれば、血糖値900という値は異常すぎる。覚せい剤の禁断症状も地獄だろうが、糖尿病の食事療法もなかなか辛いものがあるだろうから、これらはあの男には、絶好のお仕置きになるだろう。



当然の報いとして思いっきりその辛さを味わうがいいが、覚せい剤に関しては相変わらず、「バレちゃった。捕まっちゃった。」程度の感覚で、その罪の重大さなどまったく分かっていないことが、彼の声明を読めばすぐに分かる。

覚せい剤の怖さを世間に訴え、社会から根絶するべきだ、などとはこれっぽっちも考えてはいないだろう。時間が経てばまた繰り返すに決っている。


最近、マスコミが騒ぐ人物にホニャララ「K」という方がいるが、KKコンビといえば、高校野球で活躍したPL学園の清原・桑田のことだった。

高校を卒業して、進路はどうなるのかと当時世間は注目したが、結末は何とも胡散臭いものだった。



例の「紳士」になりたがる球団が、二人両方を取る方法はないものかと画策して、まず盛んに清原に対して秋波を送り、相思相愛ぶりを演出して、ドラフトでの他球団の一位指名から手を引かせようと考えたのだった。

次に、桑田には早稲田大学進学希望と言わせて、プロに進む気のないことを印象付けさせた。ご丁寧に六大学野球観戦まで演出して見せることもやった。

そうしておいて、ドラフトでは、一位清原、二位桑田で指名する。いわゆる「二頭取り作戦」である。

ところが、直近の前情報で、他球団は清原を一位指名するということが伝わり、急遽桑田を一位指名することにしたのだった。

法に触れなければ何をやってもいい、という球界の盟主の体質は昔からあったという一つの証左であろう。

さて、「疑惑の銃弾」ならぬ「疑惑の入団」をしてプロ野球界に入り、スポットライトを浴びた桑田選手が、何だか極道者のような相棒とは対照的な好人物に見えてくるのが可笑しい。



『逮捕されてからの1か月半は、体力的にも精神的にも、とてもつらい時間だったのではないか。今の僕には推移を見守ることしかできないが、まずはゆっくり休んでほしいと思う。』などと、相方の保釈後に語っていたらしいが、このお方、清原がどういう理由で逮捕されたのか、事の重大さがお分かりだろうか?

「野球は失敗するスポーツだ。人生と同じだ。」などと偉そうなことも言うそうだが、私にはどうしても説教強盗みたいに見えてしまうんだが。

プロ野球の賭博体質を、「そんなことを言ったら、宝くじだって立派な賭博ですよ・・。」と言い張る評論家たちと大差はないのではなかろうか。

希代の詐欺師

2016年03月17日 | 社会観察
この世には、嘘を平気でつく人達がいる。

大した嘘でなければ許せることもあろうが、息を吐くようにでまかせばかり言って、周りの人たちを翻弄する人間がいるものだ。

そして、意外にもこの手の人間は人当たりが結構良く、人気者だったりする。

実は、私にもこれまで二人ほど思い当たる人間がいる。

この二人は、上司・部下の関係で年齢は、それぞれ40半ばと30半ばくらいだった。

私がその会社にお世話になったとき、若い方の、(仮にKと呼ぶ)仕事を引き継ぐことになった。その引継ぎのとき、彼が真っ先に私に言ったのは、「あの人は虚言癖があるから、十分気をつけた方がいい。」だった。

上司というのは、社長の長男で、肩書きは「副社長」だったが、実際はほとんど仕事らしい仕事はしていなくて、ただ威張り散らして言いたい事を言い廻っているといった調子だった。誰が見ても、立派な「バカ息子」で、社員全員に煙たがられていたのだった。

しかし、私が徐々に業務を覚えてきて、Kのしてきたことが見えてくるにつれて、そのKのやってきたことがいかにデタラメなことで、背任罪にあたりそうな事をやっていたことがわかってきた。

「バカ息子」であることは否定しないが、その上司を悪く言うKの方がずっとワルで嘘つきあることが、次第に浮き彫りになってきて、当時私は人間不信になって悩んだものだった。

若かったが先輩になる別の社員が、そっと教えてくれた。Kは2年弱前に中途入社してきたのだが、前の会社で何かしでかしたらしく、偶然客先で知り合った前のKの同僚だった人が、「Kには十分気をつけた方がいいよ。とんでもないことをするから・・」と忠告してきたのだそうだ。

間もなく、Kのしでかした数々の不正が副社長にもバレて、会社にいられなくなり、Kは辞めていった。

「詐話師」というと何だか意味が伝わらないようだが、要するに「嘘つき」である。
『自分は200人の朝鮮人女性を韓国の済州島で拉致して、従軍慰安婦として戦場に送った。』と自分の体験として本に書き出版したのが、希代の詐話師と呼ばれる、吉田清冶であった。



この嘘つきに、朝日新聞や赤旗が食いつき、政治的に利用しまくった結果が今の状況で、南朝鮮のみならず海外にまでも、あの奇妙な慰安婦像が建てられてしまって、もはや取り返しが付かないような事態になっている。

吉田清冶のような、腐った顔でなくイケメンでも「詐話師」は存在するという、いい例がでてきた。しかも、日本人がからっきし弱い外人顔である。



日本人と外国人のハーフだそうで、有名大学で学んだコンサルタントという肩書きで日本人をだましてきたらしいが、運も尽きたようだ。

似たようなテレビ局も彼の正体を知ってたのか知らなかったのか、「類は友を」呼んだのか、とんだ赤っ恥をかいてしまったようだ。



ハローとは仏像やキリストの頭の後ろに輝く「後光」のことだが、「ハロー効果」とは、人間がいかに後光に眼が行ってしまって、本質を見ることができなくなるか、ということだ。

この度のイケメン「K」の話も、ハロー効果とはどんなものかを考えさせてくれた出来事だった。

子供の夢は壊されたか?

2016年03月16日 | 社会観察
今朝の新聞も元巨人の投手たちの野球賭博の記事がたくさん載っていたが、朝の忙しい時間にはとても読みきれなかった。

清原容疑者の初公判のことも見出しにあったが、こういう野球の不祥事はいずれまた何か大きな殺人事件でも起きれば、次第に話題にはのぼらず、あと三月(みつき)もすれば、「ああ、そんなこともあったねえ・・」ということになるに決っている。



それはそうだろう。新聞社もスポンサー各社もテレビ局も、「野球」は大事な飯の種なのである。こんなことで野球人気が低迷するとなっては、「経済損失」が大きくて、景気を左右することにもなりかねない。

テレビの解説者の中には、「そんなことを言えば、宝くじだって賭博でしょ?」などと言う方も出てきた。「世の中、正義の味方ばっかり見たいで・・・」と皮肉っていた。

朝刊一面に小さな記事で、「子供の夢壊すな」という見出しで、一連の出来事について自民党の菅長官が注文を付けた、と書かれていた。

曰く、「金品のやりとりは、誤解を招きかねない」と指摘して、「プロ野球選手は多くの子供たちの憧れの的であり、子供たちの夢を壊す行為は絶対にあってはならない。」



当然、子供たちといえども一連の不祥事は知ることになっただろうが、果たして彼らは、その事実を知ったとき、「夢を壊された」と感ずるだろうか?

そこが肝心なことではなかろうか。



子供たちだけではない。彼らの父兄や地域の少年野球贔屓の高齢者たち。あるいは、どこにもきっといるであろう、別に仕事を持ちながら、ボランティアで野球を指導するような方々。

はたまた、野球部監督が教師も兼ねるのか、教師が野球部監督を兼ねるのかよく分からないが、日々学校で部活動の指導をする監督さんたち。



こういう方々が、今回の不祥事を子供たちにどう説明して、どのように倫理的に指導されるのか、そこに子供たちが将来立派な「侍」や「紳士」になれるのかが係っているのではないか。

昔は「黒い霧事件」という野球界のスキャンダルがあった。その後も不祥事や眉をひそめたくなるようなスキャンダルは後を絶たないのが現実だ。

「夢が壊された!」と素直に感ずることのできる子供たちの育成は、責任重大であると思う。

発想を変えるということ

2016年03月16日 | 外国ネタ
マニラに赴任しているとき、工場のフィリピン人幹部が言っていた。

「この会社に入る前、アメリカのある会社を受けたのだが、その時の面接で聞かれた質問には困りました。」

「どんなことを聞かれたのか。」と訊くと、その面接官の質問は、「雨季になるとマニラの街は水浸しになるが、君ならこれをどう解決しますか?」というものだったそうだ。



排水に問題があるのか、降る雨が多すぎるのか、確かに少し大雨が続くと、マニラや近郊の街は水害に悩まされるのである。

そのたびに工場の従業員は通勤手段がなくなったり、避難したりで欠勤者が増えて生産にも支障をきたしたものだった。

フィリピン人幹部は面接官の質問に困ったと言うが、質問はなかなか興味深いものだと思った。つまり、即答できるわけがない質問をすることで、その人の発想力とか創造性を確かめることが出来そうだからである。

人とは違う発想ができる人は時々身近にもいるもので、意外なものの見方で言われてハッとするときがある。

例えて言えば、円錐を横から見ると、先のとがった三角形に見えるが、真上から見たら円に見えるようなもので、見方によってはとんでもない違いが生じることがあるのだ。



中学生の頃だったと思うが、『頭の体操』という本が友達の間で、話題になった。単なるクイズでもないし、なぞなぞでもないし、分かりそうで分からない問題がたくさん載っていて、みんなで考えたものだった。

その本の著者は多湖輝さんで、今月6日に他界したとニュースで知った。90歳だったそうだ。

どんな問題があったかなあ・・と、思い出そうとしたのだが、具体的には思い出せなかったのがくやしい。あれほど、当時夢中になって考えたものだったが、今となっては思い出せないのも不思議なものだ。

なぜか、あの本に紹介されていた『だまし絵』というか、『トリックアート』というかそんなことは、覚えている。

上の方を手のひらで隠すと、柱が3本に見えるのに、手のひらを下にずらすと柱が2本になってしまう絵である。



他にも階段の絵があって、登っても登っても永遠にぐるぐる登り続けるようにしかみえない絵もあったような気がする。

  こんな感じだった。

当時、次々に出版された『頭の体操』を買って、問題を出しては解説してくれた友人がいたが、ちょっと奇人変人の部類でとっつき難かったが、彼は天才肌だったので、非常に興味深かった。

一体、今どこで何をしているのやら。

世の中の経営者たちは、ちょっと前ドラッガーの真似をして、やたらとイノベーションという言葉を連発したものだが、所詮彼らが言っていたイノベーションは、トヨタの「カイゼン」に毛の生えたようなことで、それほど簡単にできるものではないということが、今はよく分かる。

しかし、「発想の転換」というのは、それほど簡単に出来るものではないところが、また挑戦し甲斐のあることでもある。




さらば民主党・・・

2016年03月15日 | 政治ネタ
「台湾の民進党と同じ党名になりましたが・・」と記者に問われた岡田民主党・党首は、「あちらは民主進歩党だ。」と答えたそうだ。

パクられた台湾の本家・民進党は、何とも有り難迷惑な話だと思う。

さて、民主党もいよいよ消え去ることになったから、ここで民主党の輝かしい歴史を振り返るのも悪くないかもしれない。

   

  

  

  

思い出したくもないから、ミンスの歴史を振り返るのなんかや~~めた!

がんばれ!民進党!

2016年03月14日 | 日記
台湾ファンなら誰でも知っていると思うが、Youtube で見ることができる「台湾チャンネル」は、新鮮な台湾情報を提供してくれることで、人気がある。



キャスターの、永山英樹氏と謝恵芝さんは名コンビ。台湾語でも通訳しているので、多分在日台湾人のみならず、台湾でもこの番組を観ている方は多いと思う。

謝恵芝さんは、れっきとした台湾人で、自分の意見をはっきりと言う、多分「竹を割ったような」女性ではないかと勝手に思って、ファンになった。



永山英樹さんは、一見強面だが話しに説得力があり、時々みせる愛嬌のある笑顔からは、この人の誠実さが垣間見える感じがする。

この日の話題は、先日あった野球の「侍ジャパン強化試合」のことだった。



日本野球協会は、台湾側に事前に、「日本対チャイニーズタイペイ」と呼ぶことにするので了解して欲しいと連絡してあったそうだ。

そもそも、チャイニーズタイペイとは、「中国の台北」という意味で、これは支那共産党が勝手に名付けた呼び方なのだ。しかし、IOCでは支那に遠慮して、この呼称を正式に受理していて、オリンピックの正式呼称になっているそうだ。

日本野球協会は、野球がオリンピック種目になればいいと思っているので、IOCのご意向に沿うようにしたかったわけだ。

そこでこの強化試合の看板にも、小さいが「日本対チャイニーズタイペイ」と印刷されていたようだった。

しかし、新聞の見出しでは「侍 台湾に完勝」とあるように、台湾チームで載っていた。



新聞だけではない、と永山氏は話してくれた。

何と、あの反日左翼の偏向番組「サンデーモーニング」でも、チャイニーズタイペイなどとは呼ばず、台湾と呼んでいたそうだ。あの支那べったりの、TBSの番組ですら。

永山氏は、これは「いいことだ。」と静かな口調で、素直に評価していた。

そして、謝恵芝さんとお二人で、台湾の安全保障は、すなわち日本の安全保障に直結することだから、そこを見誤ってはいけない、と警鐘をならすのだった。



支那は虎視眈々と台湾征服を目論んでいる。米国は大統領選挙で大騒ぎ。EUや中東は移民難民でゴタゴタしている。

冗談抜きで、今年の初夏あたりに何か支那がらみの不穏な動きがあるかもしれないのだ。

1月の総統選挙で、台湾の人たちは真っ当な選択をして見せた。



台湾の若者達は、うっかりすると支那に呑み込まれてしまう自分達の状況を良く心得ているようだ。

台湾チャンネルでも、民進党の進撃を応援してきたので、謝さんも最近元気一杯だ。

民進党、がんばれ!と、私も「台湾チャンネル」を観て陰ながら応援したい。



ところで、日本の野党もなんでも名前を「民進党」に決めたとか?「民維新党」の間違いではないのか?

いずれにせよ、名前などいい加減なものだ。名は体を表さない。

北朝鮮を見よ!あの国の名前は、何だ?

朝鮮民主主義人民共和国、だと・・・。


賭け事好きなサムライ紳士

2016年03月14日 | 社会観察
今朝、早く目覚めたのでブログを更新した。

日曜朝の偏向報道番組で、「喝だ!」「あっぱれ!」だと勝手なことを言いたい放題の巨人のOBが、泣きべそをかいて謝罪会見した巨人軍投手に同情して許しを乞うていた件を書き終えてから、朝食をとった。

朝刊を開いて一面を見た途端、トップ記事に「巨人選手、公式戦で現金」の見出しがあり、真っ先にその記事を読んだ。

読み進めながら、あの巨人OBが高木選手にえらく同情的だったことが、何となく理解できた気がした。



記事が伝える。

野球賭博にからむ「賭博カルテット」の中の笠原元投手に取材を申し込んだら、ベラベラ喋ったそうである。



曰く、巨人選手は試合が始る前に一人数千円ずつ徴収し、巨人が勝ったら試合開始の円陣で音頭を取った選手が集めた現金を総取りする。そして、次の試合のときも同じ選手が円陣で声かけの音頭をとるのだそうだ。

負ければ、逆に音頭を取った選手が、全員に罰金を払うようだが、巨人が勝ち続けると、受け取る金額は数十万円にもなったという。

笠原元投手は、「巨人が勝ち続けると金額がどんどん跳ね上がっていくので、わざと打たないこともあった。」と証言したそうだ。つまり、賭博のために勝敗影響する行為をしたというわけで、立派な野球賭博ではないか。

さらに記事は、泣きべそ会見の高木選手が、「野球賭博常習者」の飲食店経営者の男性と通話した記録を入手して確認したところによると、試合前の「円陣」についても、「あれもやばいっすね。ピッチャーもいて、5連勝とか・・・。20万とか30万とか・・・。」と言っていたことを確認したと報じていた。

笠原元投手が巨人に入団したときは、賭けマージャンが盛んで、数万円単位が飛び交う高レートだったそうだ。さらに、賭けトランプなどは、ロッカールームで行われていて、「数百万円負けた選手もいた。」と証言したそうだ。

高校野球が始ると、出場校に番号を付けてくじをつくり、金でくじを買い、勝てば10万円単位で儲かったという。

また、練習中にもエラーをすると同じグループの選手に金を払う習慣もあり、こういう賭け事が重なって、次第に感覚が麻痺していったと言い訳していたようだ。



ここまで聞くと、これは最近始ったことではなく、「伝統的に」先輩から後輩に伝わっていた習慣なのだと理解するのが自然だろう。

みんな叩けば埃が出るから、早いトコ鎮火させねば・・と考えるわけだ。

大した紳士達ではないか。

いい加減な「ご意見番」だこと

2016年03月14日 | テレビ・ラジオ
私のお気に入りのジャーナリスト・高山正之氏が以前、心臓の手術で入院したとき、心臓に負担がかかるほどストレスを受けながらも、朝日新聞を読む。読まなければ批判できないから・・。というような事を言って笑わせていたことがあった。

私も似たような動機で、せっかくの日曜日の朝なのに、TBSの報道番組を観る。

しかし、たいていスポーツのコーナーは解説する人が嫌いなので観なかったのだが、昨日は偶然観ていた。

すると、いつも聞きかじりの情報をひけらかしながら、偉そうなことを言っているのか、言わされているのか、「ご意見番」役のおじいさんが、先日の野球選手の謝罪会見について「ご意見」を披瀝していた。



どんな辛口の批判をするのかと思って観ていると、その口から出た言葉は、いつもとは人が変わったような同情的なコメントを連発したのであった。

隣にいた、ゴルフの賞金稼ぎのゲストも一緒になって、同じようなことを言っていた。

「ご意見番」は「援護するわけではないが」と前置きしつつも、「(高木投手の)会見を見ていて、涙が出そうになった」「敗退行為(八百長)はしていない」「賭け事好きな人もいるんですよ」と同情的な発言を連発していた上に、何とかお目こぼしを・・というようなことまで言ったのだから、とんだ「ご意見番」だと思った。



ひょっとしたら、自分が現役のときから似たようなことはよくあって、もしかしたら自分の脛にも古傷が残っているんじゃないか、と疑いたくなってしまったが、根底には「このくらいのことなら、許してやれよ。」という心情が存在しているのは間違いないだろう。

今でも春夏の高校野球全国大会のたびに、いわゆる「トトカルチョ」で現金が賭けられる「賭博行為」が行われているのは誰も否定しないだろう。以前ほどおおっぴらではなくなったが、その頃になると「勝った、負けた、いくら儲かった・・」という声が耳に入ってくるのだ。

そういう体質がある限り、今回の野球賭博騒ぎも所詮一過性のことに終わりそうな気配である。

業界には、そもそも「膿を出し切ろう」などという気はないのだと思う。

それなら、それで「夢や感動を与えたい」「勇気や笑顔を与えたい」などという甘ったるい言葉を連発しないでくれ。

ある「トランプ旋風」の分析

2016年03月13日 | 外国ネタ
最終金曜日の深夜放送されていた討論番組に「朝生」(朝まで生テレビ)があったが(今でも続いているのか??)、自称ジャーナリストの司会者が横柄で、頭の中身が偏向していることが露骨過ぎてきた所為か、それとも出演者の所為か、今ではまったく関心がなくなった。

代わりによく観るようになったのが、Youtube で観ることができる保守系チャンネルの討論番組だ。同郷の水島社長自ら司会進行を担当し、出演者も専門の保守系論客が多く、3時間近くの討論番組だがいつもあっという間に時間が過ぎてしまう感じだ。



私はこれを手持ちのi-pod touch に録音して、散歩しながら聞いている。Youtube のいいところは、映像を観たければ何度でも、好きな時間に観ることができることである。

したがって、話者がグラフや図を用意していて、それを指しながら話すという時、声だけ聴いたのではよく理解できないときがよくある。そんなときは動画で確認することになる。

最新版の討論テーマは、『グローバリズムの行方~米大統領選とEU溶解』であった。

出演者は、私が勝手に師匠と仰ぐ、大好きなジャーナリスト・高山正之氏や元駐ウクライナ兼モルドバ大使 馬渕睦夫氏、それに知性の塊、加瀬英明氏、アジアの最新情報収集能力抜群の宮崎正弘氏という何とも贅沢な、そうそうたる顔ぶれであった。

早速早朝にi-pod touch に録音して、午後の散歩で討論を聴いた。

各氏の最近懸念する事柄について話すことから番組は始まり、次第に本論に入っていくわけだが、今週はこれまであまりなじみのなかった、関岡英之氏というノンフィクション作家のご意見が実にユニークで、勉強になった。



それは、今真っ最中の米国大統領選挙の分析であった。私は、今度は共和党に政権をとって欲しいと、漠然と期待していたのだが、あのドナルド・トランプ氏の異常ともいえる勢いが止まらず、このままでは民主党・ヒラリー・クリントン氏との対決となりそうな気配である。

共和党候補者といえども、トランプ氏の言動は演技なのか本心なのか、背景に一体何があるのか、まったく理解できない状況であったのだが、関岡氏の分析を拝聴してみると、少し納得できたような気がする。

関岡氏はトランプ旋風の分析がいろいろされているが、欠けている視点があると言う。それは、民族や人種、宗教を論ずるのはタブーとされているが、アメリカの場合は宗教が重要な視点であり、避けて通れないものだと口を開いた。

よく言われる、反ワシントン勢力がトランプ氏を推している、ということを宗教の観点から考察して、ノンフィクション作家らしく集めた資料を提示して解説してくれた。

今の米国の三権の長、つまり大統領、上下院議長、連邦最高裁判所判事の信仰する宗教を見ると、何とオバマ大統領だけがプロテスタント、3名がユダヤ教、残り8名はカトリックであった。

さらに、大統領候補者を見てみると、民主党は、クリントン氏がプロテスタント、サンダース氏はユダヤ教徒、共和党はトランプ氏とクルーズ氏がプロテスタントで、ルビオ氏とブッシュ氏はカトリックだった。



共和党のクルーズ氏は、元々キューバ移民で、後にカトリックからプロテスタントに改宗している。

私も長いこと、アメリカ社会はWASP(ワスプ)と呼ばれる、ホワイト(White)、アングロサクソン(Anglo-Saxon)、プロテスタント(Protestant) が支配する国だと考えていたのだが、実はそうではなくなっていたのだった。

オバマ大統領は宗教こそプロテスタントだが、白人でもアングロサクソンでもないのだ。

関岡氏の分析では、このカトリックとプロテスタントの争いがワシントンで起きていて、大統領選挙にも大きく影響しているようだ。



そう言えば、確かに先月ローマ法王がトランプ氏の演説内容について、「メキシコ国境に壁を建設するようなこと言うような者は、キリスト教徒ではない。」と批判したが、その後の予備選でも、トランプ氏は勝利していた。



関岡氏は、TPPについても日本政府はあまり先走りせず、もう少し米国の大統領選の行方を静観すべきだと主張されていた。さもなければ、TPPが日本叩きの格好の材料に成りかねないと懸念されるというのだ。

民主党が政権をとれば、グローバル、グローバルと主張する金融資本家達の思い通りの時代が続き、共和党のトランプ氏が勝利すれば、日本にとっては相当厳しい対応がとられそうだ。

大統領選挙はまだこれから続くが、支那の経済はほとんど崩壊しているようだし、EUは本来のコンセプトが溶解している最中である。

今年は、春から初夏にかけて何か起きそうな気配が漂っている。


アメラジアンとライダイハン

2016年03月13日 | 外国ネタ
いつも興味深い南朝鮮の話題が楽しみな、ソウルの黒田特派員の『ソウルからヨボセヨ』というコラムに、今月慰安婦を主人公にした映画『鬼郷』が現地で大変な人気を集めている、とあった。

 『鬼郷』の一シーン

いわゆる従軍慰安婦のお話は、ありもしない吉田清冶の作り話を、反日の朝日新聞が後押しして囃し立てたストーリーだが、昨年末の日韓合意の後でもまったく状況に変化ないということの証左となるコラムの内容だった。

『1週間足らずで早くも観客動員100万人突破!などとニュースで大いにもてはやされている。もともと7万人以上の個人募金を集めて制作された独立プロダクションのキャンペーン映画だが、いわば“時流”に乗り、マスコミの宣伝が加わって大衆映画として大ヒットしている。』

マスコミは、批判するどころか、この映画を盛んに宣伝して煽っている様子にはまったく呆れてしまうが、それ以上に黒田特派員が驚いたのは、映画の内容だったようだ。



『1970年代から韓国の映画やテレビ、舞台で数多くの反日ドラマを見てきたが、これは最悪である。「慰安婦として強制連行された可憐(かれん)な韓国の少女たちと極悪非道の日本兵」という図式で、日本兵による少女たちに対する殴る蹴る引き裂く…の残虐な暴行、拷問場面の連続は正視に耐えない。』



『客席からは悲鳴が上がるほどで、暴行によって少女たちはいつもみんな顔が腫れ上がり、唇は切れ、体は血だらけ、傷だらけだ。しかも驚くべきことに、日本兵は慰安所から脱走しようとしたとして少女たちを野原に引き出して全員銃殺し、死体は穴に蹴落とし石油をまいて焼いてしまう。』

南朝鮮では、幼稚園から積極的に反日教育をしていることは、周知の事実で、5年前の東北震災のときは、「日本など海に沈んでしまえばいい!」と幼児たちが絵に描き、そういう絵が駅の壁に展示されているのを、テレビで見た事がある。

『映画はわざわざ「元慰安婦たちの証言による事実にもとづく」と銘打っている。・・』 元売春婦達が言っているのだから事実だ、というのだ。



『荒唐無稽なストーリーもさることながら、マスコミや識者、文化人から異論や批判はまったく出ず、絶賛一色という知的現実が実に切ない。』とコラムは結んでいるが、日韓合意など、『どこ吹く風』のようで、予想通り絵に描いた餅に過ぎないようだ。

この映画に限らず、支那や南朝鮮には「嘘も100回言えば真実になる」という常識が存在するようで、客観的事実や証拠に基いて歴史を見ることはしない。

昨日のブログでベトナムのことを話題にしたが、ベトナム戦争のとき、今の南朝鮮の女酋長の父親である朴正煕政権は、5万人の派兵をしている。

ところが、この兵隊達はベトナムのあちこちでベトナム民間人の虐殺や強姦を繰り返していたことが歴史研究者のク・スジョン女史のベトナム現地検証によって暴露されたのだった。

その後も元兵士の「住民とゲリラの区別ができず仕方なかった。」などという証言によっても、事実は裏づけされていき、虐殺や強姦の具体的な様子がますます明らかにされた。

ベトナム語で「ライ」とは「混血」という意味で、これに大韓民国の「大韓」、ベトナム語で「ダイハン」をつけた、「ライダイハン」つまり「韓国人との混血」という言葉は、ベトナムで使われていたが、世界的に広まったのは、南朝鮮兵士達の残虐非道ぶりが世間に認知されるにしたがって一般的に知られるようになってきた。

しかし、南朝鮮の教科書はこのことはまったく触れていないので、子供や若者達は自分の親の世代がどういうことをベトナムでしてきたかは知らないのであろう。

さらに、自国には在韓米軍兵士にために、朝鮮戦争のときから慰安所があって、今でも南朝鮮の女性達が自発的に働いている。そういう施設がしっかり存在していることを、反日を叫ぶ南朝鮮の若者達はご存知なのだろうか?




「ライダイハン」に対して「アメラジアン」という言葉がある。

「American」と「Asian」という言葉の合成語で、第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などで、米軍兵士と現地女性との間に生まれた混血児のことをさす言葉である。

1965年の米軍による北爆開始から、1975年のサイゴン陥落までの十年間続いたベトナム戦争は、いろいろ映画にもなっていて、中でも「プラトゥーン」は今でも時々観る映画だ。この映画にも米軍兵士達が、ベトナム人の村を焼き払ってから、村の少女達を強姦するシーンが描かれていた。



1982年には、アメラジアン1982 という米国移民法が制定され、アメラジアンやその家族は米国移民として許可されることになった。

アメラジアン、Amerasian という単語でググると、アメラジアン法の内容やその後の修正案などがいろいろ見れて興味深いが、何となく行間に、「米国は現地で差別などに苦しんでいるアメラジアンやその家族達に、暖かい支援をしてやるのだ。」という雰囲気が漂っているようで、「いかにも白人」という感じがした。

ベトコンのゲリラ戦法に手を焼いた米軍は空から「枯葉剤、つまり猛毒の除草剤を散布してジャングルを枯らそうとした。



この影響で、次々と奇形児が誕生し次々にその実態が報道されると、アメリカ国民を含む世間は、その狂った米軍の行為に慄然としたものだった。



湾岸戦争のときの石油まみれの野鳥の画像や、トルコの海岸でシリア難民の溺死した男児を抱くトルコ警官の画像が、世論操作目的のプロパガンダであったことを考慮すると、ベトナム戦争の時からそういうプロパガンダ合戦は行われていたはずだが、それを差し引いても、ジャングルに飛行機で除草剤散布というのは、恐ろしいことであった。

ベトナム人留学生、ロン君のこと。

2016年03月12日 | 日記
先日ネットニュースで、ベトナムが日本語を英語と並ぶ第一外国語として必修科目に決めて、今年の9月から試験的に3つの小学校で開始するそうである。

しかも、小学校3年生以上が対象だそうで、こうなると日本語教師をどう確保するかが課題となってくるわけだ。

英語教育の若年化を推し進めようとするお役人達は、このニュースを歓迎するだろうが、何も日本人がベトナムのマネをする必要はない。問題意識の持ち方、外国語に対する考え方が違うベトナムのマネは禁物であろう。

ベトナムは、一度訪れたいところだ。実際、日本語のニュースを見たとき、私は遠い昔の学生時代のクラスメートだったベトナム人のことを懐かしく思い出した。

グエン・カン・ロン君という名前の彼は、父親が母国の高級官僚だったこともあって、いつもブレザーとスラックスを着こなしていて、我々のように汚いジーパンに下駄という格好と比べると、まるでロン君は貴族のようだった。

しかも昼の学生食堂では、我々はいつも100円のラーメンとか120円のC定食なんかをいつも食べていたのだが、ロン君は一番高いA定食ともう一皿おかずをつけているのが、私たちに身分の違いを痛感させたのだった。

英語の授業のときは、ロン君は流暢な英語を披露してくれた。しかし、読んだ英文を和訳するときは四苦八苦していて、我々は同情したものだった。

「ロン君は頭の中で英語をベトナム語に訳してから、それを日本語に訳すんだろうか?それとも、英語を直接日本語に訳すんだろうか?」などと心配した。

そのロン君も、当時真っ只中だったベトナム戦争の影響で、3年になると暮らしが一変し始めた。南ベトナムからは、次々と母国を捨てて逃げ出すベトナム人がニュースになっていた。彼の家族もアメリカに渡って、それ以来ロン君への仕送りもストップしたのだった。



その頃になると、講義で一緒になることもなくなってきて、4年になってからはロン君のこともあまり気にならなくなってきた。

いつも、ニコニコして愛嬌がある好青年だったのだが、ベトナム戦争の被害者であったことには間違いなかった。

心なごますTVCM,part3

2016年03月11日 | テレビ・ラジオ
私の好きな、心なごますテレビCMをこれまで2つご紹介しました。

一つ目は、中部電力「はじめる部」の、お弁当屋さんビラ配りのCM。
二つ目は、三井澄人も海上「新米ドライバー・哲ちゃん、車線変更のCMでした。

Youtube でも見ることができるので、好きなときに何度も見ています。

そして、今回ご紹介する「心なごますTVCM」は、サンゲツの「黄色のレストラン」というTVCMです。

同棲をしているのか、若いお嬢さん、美穂が黄色のエプロンを見ながら、ボーイフレンドらしき男性に言います。

『実家のレストラン、リフォームしたから見に来いって・・・。』

 

『えっ?実家、レストランなの?』
『えぇ?言ってなかったっけ・・・?』

美穂は実家近くの駅に到着しました。



美穂の独白「父は、私が幼いときに、家族の反対を押し切ってレストランを始めた。」

家族と言っても、反対したのは母だった。



幼い美穂は、パパを応援するためレストランの絵を描いてパパに見せます。

 「パパァ!」駆け寄る美穂。

黄色いレストランの絵には、美穂の両側にパパとママが描かれています。

 

『みほ・・黄色が好きなんだ・・・。』と、つぶやくお父さん。



『うん!』と、うなづく美穂。 【この子の表情が何ともかわいい!】

 『うん!』

実家に着いた美穂は、リフォームしたレストランに入って息をのみます。



リフォームしたレストランは美穂の好きな黄色を基調にしていました。美穂が来たことに気付くお母さんが見えます。



お母さん、お父さんの表情がこれまたすごく良いんですね。二人とも黄色のエプロンをしています。





レストランの壁には、美穂がパパに描いた絵が飾られています。



ぐるりと見回して、微笑みながら美穂が呟きます。
『・・ホントに黄色にしたの・・・。』



レストラン内の全景に、サンゲツのロゴ。
サンゲツという会社は、何をする会社なのかよく知りませんが、このCMは大好きです。



このCM動画も、 Youtube で見ることができますので、よく見てます。