孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

紀子、逝く・・・

2015年11月26日 | 日記
映画の中の名前が「紀子」だったことから、「紀子三部作」として一まとめに呼ばれる原節子主演の小津映画がある。

一本目は、『晩春』(1949)で、小津監督と主演の原節子が初めてタグを組んだ作品である。

初めて結婚を絡めた父娘の関係を題材にした作品だ。妻に先立たれ、娘紀子(原節子)と二人で暮らす父親を演じるのは、小津映画には欠かせない、おなじみの笠智衆。

家のことを何もしない父親を見捨てて嫁げないと言い続ける娘に、再婚すると嘘までついて結婚をさせようとする父。

妻が亡くなってから、後妻を取った叔父を、紀子は「不潔よ。」と言い放った。

最後の父娘旅行では京都を訪れ、龍安寺の石庭や清水寺の様子も映る。



二本目の『麦秋』(1951)でも原節子は紀子という名前の役で、彼女の結婚が物語の大きな鍵を握る。

『晩春』よりも大家族の構成で、父、母(東山千栄子)、兄(笠智衆)一家と子どもたちまで加わって、賑やかな家族の風景が切り取られる。

前作同様28歳で売れ残りと言われ、早く結婚するようにと促されるわ、見合いは持ち込まれるわ、周りは紀子の結婚話に躍起になる。

家族全員が反対した連れ子持ちの、戦死した次男の友人と、勝手に結婚を決めた紀子。その男の母親役の杉村春子の名演技が際立っている。



そして三本目の『東京物語』(1953)。山田洋次監督がリメイクした『東京家族』という世紀の大駄作があったが、原作の出来とはとても比較はできない。

笠智衆が一気に老け役で一家の父役となり、母役には前作でも母を演じた東山千栄子。現実主義のちゃきちゃき姉ちゃんの長女を演じるのは過去2作でも圧巻の存在感を示した杉村春子と過去2作の集大成のような配役だ。



小津のDVDは安価で手に入るので、日本人なら一度は観ておきたい映画ばかりである。ただ、最近の若者たちは、余程の映画好きでない限り、モノクロ映画には抵抗があるようだ。

私が小津のモノクロ映画を観ていたときに、帰宅した愚息がそれを見て放った一言が、「しっ、白黒かよ!!」だった。

原節子が亡くなったこと、というより「まだ生きていたのかっ!」と私は驚いた。

彼女の美貌もさることながら、引き際の見事さには惚れ惚れする。

プライバシーを切り売りする「ゲーノー人」が溢れているが、少しは彼女を見習ってもいいのではないか。

職業運動選手にもそういうのがたくさんいる。

品格に欠ける横綱

2015年11月23日 | 日記
実は相撲取りに外国人が参入してきたときから、興味が薄れ始めていた。

あれは、ハワイ出身の高見山の頃だったから、今からもう40年以上前のことになる。

うちは一家揃って大の相撲ファンで、特に祖父などはテレビの前に陣取って、大きな火鉢に突き刺した火箸を握り締め、身を乗り出して鬼のような形相で贔屓力士を応援していたものだった。

祖父は相撲だけでなく、プロレスも大好きで、白人レスラーをやっつける馬場や猪木と一緒になって体を揺さぶっていた。

恐らくその流れで、アメリカ人の高見山を投げ飛ばす日本人力士を見て、祖父は痛快な気分を感じていたに違いない。

しかし、私はこの後も次々に外国人力士が参入してきて、ますます相撲がスポーツ然としていくようで、何というか白けた気分とともに関心が薄れてきたのだと思う。

そして、いつの間にか上位陣はモンゴル人だらけになってしまったのだった。

そんな中、先週の横綱白鵬の相撲をテレビで観たのだった。

白鵬-栃煌山戦でのこと。白鵬は立ち合い直後、相手の顔の前で両手をバチンと合わせる猫だましでかく乱。左にひらりと動いて、栃煌山を泳がせた。相手が振り向くと再度、猫だまし。得意の右四つに組み止めて寄り切った。

あの一番を私はNHKの中継で観ていた。そして、「あっ!猫だましだ!」とさけんだのだった。そばにいたカミさんが、「そんな決まり手ってあるの?」と言った。「横綱がすることじゃないよ。」と、私。



北の湖理事長がこれにコメントした。以下、ネットの日刊スポーツニュースから。

『 北の湖理事長は「(猫だましを)やるってのは、なかなかありえない。やられる方もやられる方だけど、やる方もやる方。横綱としてやるべきことじゃない。横綱がやるのは前代未聞なんじゃないの?」とあきれ気味。観客もあっけにとられた一番で「拍手がないじゃない。お客さんはどう見ているか分からないけれど…」と続けた。』



数日後、他界することになる北の湖理事長としては、大袈裟ではなく、きっと信じられない光景を目の当たりにした感じだったことだろう。

白鵬には横綱の品格が伴わない。彼は懸賞金稼ぎのレスラーにすぎない。北の湖理事長の他界に際してのインタビューにしても、浴衣の前をだらしなくはだけた格好で現れ、見ていて恥ずかしかった。



相撲だけではない。

柔道にしても、東京五輪でオリンピック競技種目の仲間入りをしてから、まるでおかしくなっていった経緯がある。

ポイント稼ぎの「朽木倒し」とか、「技を掛けたフリをする「掛け逃げ」とか・・・。

以前誰かが言っていたが、「ちょこちょこ手を出す、猫の喧嘩」みたいになってきた。

青い柔道着を着るようになってからは、最早「柔道」などとは呼べず。「JUDO」という名の見世物格闘技に成り下がった。

話は飛躍しすぎるかもしれないが、何でもかんでも「グローバル化」がすばらしいなどとは、チャンチャラおかしいと言いたくなる所以である。

異文化体験は楽しい。

2015年11月22日 | 日記
日本に長く住んでいて、日本語も上手に話す人でも、ズルズルっと蕎麦をすすれず、モグモグ箸を使って口に送り込む外国人を見ると、申し訳ないが滑稽で面白い。

前回紹介した youtuber のアメリカ人カップル、Kyde and Erick (ケイドとエリック)達もお箸を器用に使って日本食を食べるのだが、時々箸をしゃぶる、「ねぶり箸」をやっているのが気になる。



ナイフとフォークで食べながら、ナイフに付いた食べ物を舐めるのがマナー違反であるように、箸に付いた飯粒などをしゃぶって取るのはマナー違反であり、見る人にいい印象を与えない。

他にも「刺し箸」とか、「迷い箸」というのもあるから、こういうことを外国人にさりげなく教えてやると、彼らはきっと喜ぶだろう。

「Kyde and Rick」のように、日本に数年住んでいる外国人が、得意げに日本文化を紹介する動画はたくさんあるが、日本に来て文化の違いから、こんなに恥ずかしい思いを体験したという、体験レポートを紹介する動画も見ていて面白い。

多くの外国人が体験するのが、日本の「ハイテクトイレ」に関する体験談である。



今や日本を訪れる支那人富裕層がお土産にトイレの便座を爆買していくそうだが、最新のトイレは水でお尻を洗うだけでなく、近づくだけでフタが開いたり、水が流れる音だけ発したりすることも出来るそうだ。

そのトイレの失敗談にはこんなのがあった。

横の壁にパネルがあって、様々なボタンがあるのだが、いざ用を足して尻から出たものを流そうとしたら、どのボタンなのかわからない。適当に押してみたが流れない。

漢字は読めないし、人を呼ぶわけにはいかないし、だんだん焦ってきた彼女は、外で待っててくれる日本人のボーイフレンドをトイレまで引っ張ってきて、事情を話して助けてもらったそうだ。

流すボタンはパネルの一番上の小さなものだったのだが、彼女は、「もし流さずに出て、次に入った人がそれを見たら・・・」「さっきいた外人の女の子、ウンコ流してなかったよ。」なんて言われるのが嫌で、恥を忍んでボーイフレンドに聞いたのだったそうだ。

他には、似たような失敗談で、やはり流すボタンがどれなのかわからず、適当に押したら、突然大きな音で非常ベルが鳴り出して、トイレ中大騒ぎになったそうだ。押したボタンは、緊急時の非常ボタンであったのだった。

私も、前回台湾に行った際、きれいに掃除された近代的なトイレに入ったとき、「台湾のトイレットペーパーは水に溶けにくいので流さないで、横の箱に入れてください。」と日本語で書かれた表示があり、お尻を拭いた紙を横に備え付けの箱に入れたのだが、それには非常に抵抗があった。

どうも、台湾のトイレがすべてそうではないのだろうが、詰まりやすいトイレには紙を流させない表示があるようだ。

そういえば、Kyde and Rick の動画では、女性のKyde がどこかの国でトイレに入ったらトイレットペーパーがなかったと言って、えらく怒っていたなあ(笑)。

異文化体験は体験するのも話を聞くのも、実に面白いものだ。



youtube :癒しと娯楽と教養と、

2015年11月22日 | 日記
最近は、以前と比べるとテレビ番組はほとんど見なくなっている。多分一日平均で一時間未満だと思う。見ない日が数日続くことがある。

その分読書量が増えたのかというと、残念ながらそうでもなく、こちらは老眼の進行でますます減ってきていると思う。読みたい本は次々に溜まってきているが、老眼を言い訳に「積読(つんどく)」してしまっている。

その分、インターネットの動画サイトで最新の情報や娯楽動画を楽しんでいる。そう、youtube である。

国内外の最新事情やニュース解説を信頼できそうな解説陣が、コンパクトにタイムリーに披露していて、テレビ番組とは比較にならない。

職場で嫌な思いをして帰宅したときなど、寝る前に気分転換で笑いを欲することがある。そんなとき最近見ているのが、女子高校生の「ダンソン ひたすら20分踊ってみた」というタイトルの動画である。



意気込んで挑んだ飲茶娘という女子高校生が、開始1~2分で足がもつれ始めるが、必死で20分間踊り続ける姿がバカバカしいが、腹を抱えて笑ってしまう面白い動画だ。

また、youtube が「こんな動画はどうですか?」といった調子で勧めてくれる動画の中で偶然めぐり合ったものに、「kyde and eric」という、ケイドさんとエリックさんというアメリカ人のカップルが紹介する「日本滞在記」のような動画があり、最近私はこの動画にはまってしまった。



埼玉県に住む若いアメリカ人カップルは、どうもリビングパートナーのようで、結婚はしていないようだ。恐らく、バックパッカーとして世界中を放浪してきて、今は日本が気に入って英語を教えたりして埼玉県に住みついているようだ。

彼らがアメリカ人目線で紹介する日本の食べ物や観光地は、非常に面白い。お二人とも実によく喋り、大好きなコンビニ(セブンイレブンの大ファン)の商品紹介をしたり、連休を利用して北海道や名古屋や伊豆、九州と飛び回って、その土地土地の日本文化を伝えている。

そして、この類の動画は、英会話を勉強している方々には、おすすめの動画である。

繰り返し観れば、短期間で1年間海外留学したくらいの効果は絶対に期待できる。

 カツ丼に感動するkyde

私の場合、大学2年のときだったか、一念発起してNHKラジオの「英語会話」という番組を毎日欠かさず1年間聴いて、いわゆる「日常会話」はマスターできたと自負しているが、動画はラジオ番組とは違って映像を伴う。

視覚効果は言葉を覚える上でも、人とのコミュニケーションの上でも非常に大切である。「聴くだけで覚える」英会話教材が宣伝されているが、(アレはアレでこうかはあるだろうが)、映像を見ながら聴くことはその数千倍の効果が期待できるのではないかと思う。

Kyde がお気に入りの「カツ丼」を紹介するシーンなどは、その表現が絶妙で、精密で、私もカツ丼が大好物なので、聴いていて無性にカツ丼を食べたくなってきた。

なれない方は、話すスピードが速すぎると感ずるだろうが、英語を覚える場合は、これを気にしていてはいけない。映像を見ながら聴いていれば何となく分かるものだ。

騙されたと思って一度アクセスしてみては如何?


高野山の支那人

2015年11月15日 | 日記
和歌山県の九度山町という田舎町に住む友人を訪ねたとき、高野山を案内してもらったことがあった。高野山といえば真言宗の総本山で、近年は外国人観光客に絶大な人気だそうだ。



友人のお兄さんが高野山のどこかに勤めているそうで、その縁で知り合いの精進料理のお店に招待されて、高価な料理をご馳走になった。



肉や魚を一切使ってないのだが、何だか肉のようなものがあって、お坊さん達も本当はお肉や魚を食べたいのを我慢していたのだなあ、と思ったりしたものだった。

食べ終えてから、「今の料理は、5000円する。」と聞かされて、私は卒倒しそうになったのを覚えている・

しかし、外国人観光客の中でも、特にベジタリアンという菜食主義者などは、きっと感動するんだろう。単に異国情緒を満喫できるだけでなく、このあたりも人気の理由のひとつなのだろう。



今週の週刊新潮を立ち読みしたら、お気に入りの高山正之氏のコラム「変見自在」で、この高野山のことを話題にしていて面白かった。

観光客を泊めて座禅の体験などをさせる、宿坊という施設があるが、高野山の中でもトップクラスの宿坊に泊まったときのことを書いていた。

その宿坊も昨今の風潮に乗って、外国人観光客を泊め始めたそうだが、それで酷い目に遭ったと主人が高山氏に涙を流しながら語った内容が、眉をひそめてしまうような内容である。

そう、ご想像の通り、支那人観光客のことだった。

彼らが帰った後、部屋の掃除に入ったところ、トイレや床の間の掛け軸、寝具にまで人糞がこすりつけてあったそうだ。(詳しくは今週の週刊新潮をご覧あれ)

因みにその宿坊は、悪夢のような経験から、支那人観光客の宿泊は断っているという。

今日本に来る支那人観光客は比較的富裕層の連中だそうだが、その彼らにしてこうなのだから、今後その枠を次第に緩めていけば、もっと酷いのがやってくるに決っている。

 英国の支那人観光客

支那人観光客の被害に合っている日本の観光業者はもう少し勇気を出して声をあげていかないと、状況はかわらず悪くなっていくだけだろう。

国内の観光地でああいう民度の低い支那人たちに遭遇するのはゴメンだ、という私のような日本人は徐々に増えているはずだ。

総統選挙でのため、支那人観光客と遭遇しない台北市内。

来年1月の台湾旅行が楽しみになってきた。


馬という貧乏神・・ww

2015年11月14日 | 日記
金は捨てるほどあるが、この期に及んでもまだ国を売りたがる売国奴「鳩ポッポ」と何となく共通点があるような、台湾総統・馬英九氏にはどうも以前から良くない噂が付きまとっていたようだ。



それは台湾のネットではよく噂されてきたことで、台湾人なら誰でも良く知っていることらしい。

馬氏が台湾総統に就任したのは2008年だったが、来年で2期目を終えるので、そのための総統選挙が1月中旬に行われるわけだ。



最新の情報では、野党民進党の蔡英文氏の支持率が50%弱なのに対して、与党国民党の候補、朱氏の支持率は21%ほどで、どうも政権交代が達成されそうだ。

前から、「死に体」とか「役立たず」とかいう意味の lame duck 「レームダック」化していた馬総統だったが、これまでの彼の貧乏神ぶりを振り返ると、なかなかネタとしても面白い事実がならぶ。

台湾の大衆は、それを「死亡之握」、英語で DEATH GRIP (デスグリップ)と呼ぶそうだ。



馬氏と握手するとその人が死亡したり、事故にあったり怪我をしたり不幸に見舞われる事実が大きな話題となっている。



ネットで調べると、次々に事実が明らかになる。一部を抜粋するとこんな具合だ。


馬総統が伝統人形劇「布袋戯」の名人、黄海岱氏の107歳の誕生会に赴いて祝う。黄氏は翌月死亡。(2007年)

猫空ロープウエー開業。試乗した際に故障で台北市長と共にゴンドラ内に閉じ込められる。(2007年)

観光名所、日月潭で開催された遠泳大会に出場。大会では2人死亡2人けが。(2007年)

国軍軍事校の卒業式で訓示。同日夜、海軍ヘリコプターが花蓮沖で墜落し1人死亡2人重軽傷。(2008年)


南投県仁愛郷の高山茶を「松韻茶」と命名。1週間後に「松韻茶」の生みの親である農会理事長が脳出血で死亡。(2009年)

海峡交流基金会代表団を接見し、中国側への挨拶を伝える。台北市で工事用クレーンがビル上部から中国人観光客を載せた大型バスに落下し、3人死亡3人けが。(2009年)

エルサルバドルでクリントン米国務長官と握手。クリントン長官は翌月、転倒して右ひじを骨折。(2009年)

台風8号(モーラコット)での災害で、救援ヘリコプターが遭難して2人死亡。2人は出動前に馬総統の激励を受けていた。(2009年)

テニスのウィンブルドン大会で男子準々決勝に勝ち残った台湾の盧彦勲選手を電話で激励。盧選手は翌日ストレート負け。(2010年)

台湾4大仏教団体の一つ、「仏光山」の総長、星雲大師と握手。星雲大師は2日後に脳卒中で入院。(2010年)

日本の海部元首相と会談し、故宮の文物の日本での展示計画などについて話し合う。午後、東日本大震災が発生。(201i年)

野球のWBC台湾代表チームを接見し、メンバーと握手。7月18日、4番打者を務めた林智勝外野手(ラミゴ・モンキーズ)が交通事故で左膝じん帯断裂の大けが。(2013年)

これらはほんの一例に過ぎない。

2008年の総統選挙のときの集会で、応援のために演壇にたった芸能人など7~8人はん直後に、乳癌になったり、肺がんで死亡したり、白血病で死亡したり、離婚したり・・・と不幸が続いたそうだ。

そして、今月7日、馬氏はシンガポールで支那の習近平と会談し、約2分間の長い時間握手した手を離さなかった。

習氏との握手について感想を聞かれ、馬氏は、「けっこう感じよかった」、「どちらもがっちりと握った」と答えたそうだ・・・・。



呪いのデスグリップによって、支那の独裁者は如何なる結末をむかえるのであろうか。
台湾の大衆はその成り行きを固唾を呑んで見守っているそうだ。

事実、支那の習近平の周辺には、これまでも数々の暗殺計画が発覚していたそうであり、今でもそれは進行中らしい。



「死の握手」 デスグリップ・・・

台湾人ならずとも、大変ワクワクする案件である。




したたかな国、英国

2015年11月10日 | 日記
アメリカで赤っ恥をかいた支那の豚さんが、今度は英国に出向いて女王陛下と食事を共にし、宮殿に泊まってどうのこうの・・とついこの間報道されていた。

中国製の高速鉄道や原発が実際に英国に造られるのか、どんな結末になるのか、インドネシアと共に今後の楽しみになった。

一体英国はどうしちゃったのか・・・と首をかしげていると、ロシアの旅客機が墜落して乗客全員が亡くなった。その時、これはテロだと声をあげたのは、ロシアでもエジプトでもない、英国だった。

なんで?英国が?

と思ったが、きっと中東の魑魅魍魎たちに英国も関与しているのだろう。何せ007の国である。世界中に散らばっている諜報部員たちが、何か情報を得ていたとしか考えられない。

諜報機関を持たない日本のような国は、こういうニュースをつなぎ合わせて想像力を働かせるしかないところが悲しい。

そして、先週末は昔のビルマ、今のミャンマーの選挙のことを盛んに報道していた。これには、また英国が深く絡んでいる。

ビルマはもともとインドと同じ、英国の植民地であった。ビルマ人は奴隷同様の最下等に置かれ、山岳民族やインド人を使った分割統治で、搾取の限りを尽くしてきた歴史がある。

大東亜戦争で、日本軍が英国を蹴散らしたがその時、日本軍に協力したビルマ人、オンサンは、その後日本の戦争敗色濃厚となるや、「すみません、やっぱり英国側に付きます。」と言って寝返ったが、ビルマの独立は追及した結果、英連邦に入らない「ビルマ連邦」として独立することは実現した。

しかし、戦後英国が去る際に暗殺を装って、オンサンは他の仲間達と共に英国に殺されることになったわけだ。

しかし、資源が豊富なビルマを、英国がそうやすやすと手放すはずがない。

当時駐インド大使だったオンサンの妻、キン・チーとの間に儲けた、インドで学ぶ学生だった三女のスー・チーを英国に連れて行き、オックスフォード大学で学ばせ、卒業するや英国人男性と結婚するよう持って行った。

その彼女が、オンサン・スーチー、また発音の仕方ではアウンサン・スーチーで、ミャンマーの民主化のリーダーに仕立てられ、ノーベル平和賞まで受賞した。

選挙は大勝した。しかし、現行憲法下では、子供が英国籍の彼女は大統領には就けない。就けないが、彼女は「私は大統領より上になる。」とミャンマーの独裁者になる宣言をしていたのは、皮肉な光景であった。

英国の傀儡として、あの親日国をどうするおつもりなのか・・・。ミャンマーの国民は
冷静に判断した方がいい。

それにしても、アングロサクソンはしたたかである。

玉ねぎ定植、なっちゃんお泊り

2015年11月08日 | 孫ネタ
日曜日から雨の天気だという予報だったので、昨日、あわてて玉ねぎを定植した。

早生の苗を50本、赤い玉ねぎを50本、中晩生種を50本植えたので、来年5月から6月にかけての収穫になる。



特に5月の「新玉ねぎ」は楽しみで、半分に切ってレンジでチンするだけで、それは美味しくもう毎食食べても飽きない味である。

ちょっと前に植えた、キャベツやブロッコリ、カリフラワーなども順調に育っていてこちらも年内の収穫が楽しみである。



午前中に玉ねぎを植え終わってから、運動不足解消の散歩に出掛け少し汗をかいてから家に戻ると、玄関にかわいい靴が揃えてあるのが見えた。

なっちゃんのお気に入りのスニーカーだった。



おばあちゃんの実家のある町の秋祭りに行ってきた帰りだそうで、お泊りセットの入ったデイパックも居間の片隅に置かれていた。

なっちゃんは、テーブルでおじちゃんのトランプ手品を真剣に見入っているところだった。シャッフルしたトランプを無造作に四つの山に分けて、一番上のカードをめくると、全部同じ数字のカードが出るという手品だが、何度やっても見破れないようで、首を捻っていた。

カミさんは夕食の支度をしながら、家に来る途中の車の中の出来事を笑いながら話してくれた。

カミさんの車の助手席に座ったなっちゃんは、運転席の様子をキョロキョロ見ると、「おばあちゃん、ガソリンが少ないから入れた方がいいよ。」と世話を焼いたそうである。見ると、確かに残りが二つ目盛だったそうだが、その目ざとさにカミさんは声を出して笑ってしまったそうだ。

私達は女の子を育てた経験がないので、5歳の女の子で、特に妹が出来てからのなっちゃんの世話好きには、非常に新鮮な印象を抱くのである。私の愚息達はまったくこういう世話を焼くようなことはなかったように記憶する。

小さくても母性が芽生えているのだろうかと思う。

先日も外食したとき、デザートのアイスクリームを食べるなっちゃんの動画を撮っていると、すかさず、「おじいちゃんのアイスクリーム、溶けちゃうよ。」と世話を焼かれ、私は「ハイ、ハイ・・」とデジカメを置いて、食べ始めるのであった。

馬さん、豚さん、鳩さん

2015年11月08日 | 日記
中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が11月7日にシンガポールで会談した。

習国家主席は中国とシンガポールの国交25周年を迎えたことを受け、シンガポールを訪問する。この機会に台湾の馬総統もシンガポールに赴く。

中国はこれまで一貫して「一つの中国」を主張し、台湾は中国の一地域であるという態度を取っている。そのため、このような形での会談とするようだ。報道によると、シンガポールは場所を提供するだけでなく会談の調整も手助けしたという。

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どんな会談になるのか興味があったが、お互いの立場上「主席」とか「総統」とは呼びにくいため、「会談時は互いに『先生』(日本語の「さん」に当たる)と呼ぶことが双方の協議で決まった」そうだ。

馬が豚を「習先生」、豚が馬を「馬先生」とそれぞれ何度ずつ呼び合った・・・などと日本のどこかのテレビのニュースが伝えていたが、相変わらずおめでたいテレビ局だ。

・・・というか、あまりこの会談を大騒ぎさせないようにしようというバイアスをかけていたようだ。台北市民の声として、会談を評価する「街の声」を盛んに垂れ流していたのがその証左だろう。

ホテルや食事など、費用はすべて割り勘にした・・などと、下らない報道が続いていたが、こんなことすべて豚さんの指図通りに、馬さんが動いているに過ぎないことは、誰でも分かる。

それにしても、馬さん。容姿はロス疑惑の三浦和義にそっくりで、やることなすこと、元民主党の党首、今やアジアを代表する売国奴となった鳩さん、そのものではないか。




この御三方と、接待役の労を担ったシンガポールの独裁者の息子、リー・シェンロン首相も加えた四名に、関口さん!「『あっぱれ』やってください!」

台湾不是中国!

2015年11月06日 | 外国ネタ
総統の座も後わずかとなった、台湾の馬総統は支那の独裁者の顔色ばかりうかがってきたが、ここにきてソレと会談することを決めたそうだ。

年明けの総統選挙前の支持率調査では、民進党の蔡候補者が、馬の後継者に水をあけているが、まだ何が起きるか予断を許さない。馬は暴走する危険がある。

日本を訪れる台湾人観光客は年々増え続け、今年は300万人を超えそうだという。それに比べて、台湾を訪れる日本人観光客は、150万人で数年横ばいだそうだ。

台湾を訪れる支那人観光客は年間300人程度だろうが、団体旅行がほとんどのため、例えば故宮博物院などでいくつもの団体客がかち合うと、もうそこは支那人だらけになってしまう。

故宮博物院に勤めている台湾の方から見ても、ここ数年で故宮博物院に来る日本人観光客の数は激減しているらしい。その理由は明らかで、観光ルートに入れても、支那人観光客で満杯のため、思うように観るものを観ることができず、次第に敬遠されていくのだ。

私も、それを身を持って経験した口で、2度目の訪台では故宮博物院には行かなかった。

支那人は、日本だけでなく、台湾でも行くところ行くところで、迷惑を掛け捲っているそうだ。ホテルに泊まれば、朝食バイキングを食べ散らかし、持参のタッパウェアに詰め込むは、テーブルに山盛りの料理を食べきれず残したまま立ち去る。

ホテルの部屋の備品はほとんど持ち去るらく、タオルなど月に数百枚持ち去られるそうだ。

その支那人がいない台湾を経験することが出来るのが、選挙前の1ヶ月で、ここは台湾に行かない手はない。

願わくば、民進党が勝利して湧き上がる台北市内を観たいものだ。また、今度行ったら、立法院の近くで販売されている台湾グッズを買いこんで来ようと思う。



台湾は台湾。チャイニーズ・タイペイなんかじゃない。

この動きが目下盛んになってきているそうだ。チャイニーズは漢字で中華。中華民国でもない、台湾と呼ぼう!我々は、台湾人だ!という運動だ。



野球の応援席や、街の目立つところにアドバルーンや横断幕を掲げ、市民や観光客、テレビの視聴者に訴えている。



馬総統も支那の独裁者も、この状況をどう打開したらいいか・・・。「余命半年」の支那の独裁者の悪巧みに世界は注目すべきである。


反抗心と懐疑心

2015年11月04日 | 日記
久しぶりに朝食を忘れるほど新聞記事を夢中で読んだ。

新聞記事というのは、曽野綾子氏の『透明な歳月の光』という名のコラムで、これは毎週楽しみに読むコラムだ。

今朝のコラムの見出しは、「ただでお菓子」のわびしさ、というもので、直感でハロウィンのことだなと理解できた。

ハロウィンの騒ぎは曽野氏の住む静かな町にも及んだようだが、『 ハロウィンのばか騒ぎを苦々しく思う人も多かった。』という。それは、『・・ただで子供たちにお菓子をもらわせようとする卑しい魂胆の見える親達がいたからだ・・・』そうだ。



今年の私は、もし近所の子供たちが変な格好で家に来たら、「くだらない毛唐の真似事などやめて、家のお手伝いでもしろ!」と言って追い返すつもりであった。カミさんがいたら発狂して怒るだろうが、私は本気だった。

幸いにもウチの近所ではああいう卑しい親達はまだ発生していないようで、気配すらなかった。



曽野氏のコラムは最後にクライマックスを迎える。『世間の潮流に対する反抗心と懐疑心は、甘い菓子を作る時の塩味のように必要なものだ。それがなければ、肝心の甘みもうまさも出ない。』

続けて、『世間で評判のラーメン屋なら、並んででも食べるという行為を一概に悪いとは言わないが、いつも人の評判で物を考える癖をつけると、自分はどう考えるのか、自分の好みの生き方はどうなのか、根本の姿勢までわからなくなる。』と言い切る。

私も、並んででも評判のラーメンを食べるのを非難する気はないが、私には逆立ちしても出来ない芸当であることは確実だ。



『子供に夢を持たせ、遊ばせ、幸せな気持ちにすることが悪いのではない。しかし、親たちまで扮装をし、子供にできるだけたくさんお菓子をもらわせようとしているのを見るのはやはりわびしい。』

コラムはこう締めくくって終わるが、曽野氏は随分と気分を押さえ込んで書かれているなあ、というのが率直な読後感であった。

昔どこかで読んだ曽野氏のファンになるきっかけとなった「犬にチョッキを着せるバカ」という題のコラムと比べての話だ。


初孫なっちゃん、日本語習得中!

2015年11月02日 | 日記
5歳になった初孫のなっちゃんと、近くにできた文房具の専門店に買い物に行きました。私の軽ワゴン車の助手席にチョコンと座ったなっちゃんは、マニュアル車が珍しいようで、シフトレバーを操作する私を見て興味津々でした。

早速、レバーの取っ手に彫られたシフトの番号1~5は何のことか聞いてきました。「速くなるにしたがって、順番に1,2,3・・と替えていくんだよ。」と説明すると、「ふ~~ん」と分かったような分かってないような返事です。

私が話しに気をとられていると、「おじいちゃん、さっきから3のままだよ。」と世話を焼いてくれます。

国道沿いにあったはずの文房具の専門店がそろそろ現れるはずなのに、見当たらないので、「おかしいなあ、この辺にあったはずなのに・・・。」と独り言をいうと、なっちゃんが意外にも、「文房具屋さん、遠くへお引越ししたよ。」と言うではありませんか。「どこか分からないけど、あっちの遠くの方だって、ママが言ってたよ。」

子供とはいえ、よく覚えているものだと感心しました。それで仕方ないと、途中で左折して来た道とは違う道で帰宅しました。途中、なっちゃんたちが以前住んでいたアパートの近くを通りかかると、外の景色を見ていたなっちゃんが、「あっ、ここ、なっちゃん知ってる。なつかしい~!」と声を上げたのです。

前に、なっちゃんがトランプ手品を見せてくれて、「ふしぎでしょ?」と言ったり、ウノというカードゲームで私が連敗すると、「おじいちゃん、くやしい?」と言ったり、子供ながら、「ふしぎ」とか「くやしい」とか、なかなか抽象的で意味を説明するのが難しい言葉を使うものだと感心したものだったが、昨日はなっちゃんが、「なつかしい」というのを聞いて、改めて感心させられた。

いつか日本に住む外国人達に「好きな日本の言葉はありますか?」とインタビューする番組を見ていたとき、ドイツの女性だったと記憶するが、彼女は即座に「なつかしい」という日本語が好きだ、と答えていたのを覚えている。

ドイツ語には「なつかしい」と同じ言葉がないのだそうだ。その感情を表現するとなると、「昔のことを思い出させる・・」とかいった回りくどい表現をするしかないという。

5歳になったなっちゃんは、どこでどういう切っ掛けで「なつかしい」という表現を会得したのか大変興味が湧くところだが、それよりもなっちゃんが順調に日本人らしく成長しているのを知って、私は目を細めるのであった。

教員は多忙?

2015年11月02日 | 日記
教員の数をめぐって、削減を求める財務省とそれに反発する文科省が綱引きをしているのだそうだ。

財務省は今後9年間で3万7千人削減可能だと考えているのに対して、文科省はその数を5千人で抑えるように計画しているそうだから、その差はかなり大きい。

少子化で学級数は減るが、いじめや不登校などで学校が抱える問題は多く複雑化している、というのが文科省の言い分だそうだ。

義務教育費の何と8割を人件費が占めるのだという。

子供の数は減っていて、1学級あたりの児童・生徒数も減少している。したがって子供の数に対する教員の数は、相対的に増加傾向にあるというが、問題は多いし教師は多忙だ。数が足らない。

増やせ増やせ、というのは何とも安易な要求だと思うし、安直に数を増やせば解決することではないのではないか。数が真の原因だとはどうしても思えない。そこには方法論や教える側の質の問題が置き去りになっている。

製造業では何か問題が起きたとき、解決のアプローチの仕方として、4Mで考えろと言う。つまり、Man 人間、Machine 機械、Material 材料、Method 方法、の頭文字をとって4Mという。物づくりとは、人が機械を使って材料を加工することだ。

その工程を大きく4つのMの要素に分けて考えることで、改善や不具合原因の究明をする。大きなテーマについて、なぜそうなったかを何度も繰り返して考えていくことで、根源となる真の原因を突き止めるという問題解決方法である。

英語教育の若年化にしても、英語学習を早くから始めれば問題は解決するといっても、小学校の教員が児童に英語を教えることが容易に出来るものとは思えないし、そういう訓練を教師になる前に受けていたかも疑問である。

では、外国人の補助をつければいい、と考えれば人も予算も膨らんでいくだけである。
何よりその外国人がどの程度『まともな』外国人で、果たしてどういう教え方をするべきか、は明確になっているのか。

ただ、英語を話すだけの、どこの馬の骨かも分からない、適当な日本人女性、あるいはアジア系女性やあるいは男性とお付き合いしたいだけで、流れ着く「風来坊」のようなYOUは、一昔前「駅前留学」が流行った頃急増したではないか。

そういうYOUたちは、日本、韓国、台湾、香港、タイ、などと好条件を求めて渡り歩くのだった。

私は、英語教育に関しては、現行の中学3年間、高校3年間で十分だと考えている。むしろ、高校では3年生では選択科目にしてもいいのではと思う。その分、英語教師の質の向上と教員養成方法、英語教材とその教育方法の改善にこれまで以上の力点を置くべきだ。

 

 

選挙権年齢が18歳に下がるといっては、日本中の高校でこういう「模擬投票」の訓練をやっているようだが、投票することはそれほど難しいことか?

投票所に行ってみれば分かるが、選挙管理委員会の担当者だか、臨時で雇われたパートのおばさんだか知らないが、ウジャウジャいて投票に来た人をお節介に誘導しているではないか。

私から見ると一人で出来ることを、わざわざ3人が手分けしてやっているようにしか見えないと、行くたびに思うのだ。

教員達は多忙だ、多忙だと言う前に、こんな模擬選挙など一体する必要があるのか?と疑問の声を挙げるべきじゃないのか?高校生をガキ扱いしているだけで、バカバカしくて見ていられない。

それとも、自分達の属する教職員組合の側から、何か邪(よこしま)な指示がでているんじゃないか?




役所の無能ぶり自ら暴露

2015年11月01日 | 日記
旭化成建材のくい打ち施工データ改ざんの問題で、北海道庁の建設部門の責任者が、データ改ざんの手口をご丁寧に図面を使用して、切り貼りがあっただの、手書きでデータが修正されていただの、得意満面で記者会見していた。



もし私が役所の管理者だとしたら、こっ恥ずかしくてあんな会見はとても出来ないと、見ていて思った。それはそうだろう。データを提出させといて、まったくその偽装を見抜けなかったばかりか、そもそもそのチェック作業がやられていたのか、あるいはそういう仕組みがあったのかすら、疑問だらけであり、役人の無能さをさらけ出し、その不手際を自ら認めていたのは明白ではないか。



横浜市でも市長らしきおばさんが、神妙な顔つきで記者会見していたが、役所のチェック機能については一言も触れていなかった。

このような時、下請け業者を非難することなど、誰でも出来ることで、監督官庁の担当責任者ならば、再発防止のために役所として、この度の不祥事発生原因を突き詰めて、応急処置、高給処置を至急取り決めて実行すべきであろう。

まさか、監督官庁に責任はないとは言うまいな。

偉そうな顔で記者会見するくらいなら、役所としての今後取るべき対応策はこうだという発表でもすべきであろう。


乱痴気騒ぎ愛好家たち

2015年11月01日 | 日記
先だっての国会周辺といい、渋谷の集団といい、いい歳をした若者達の乱痴気騒ぎぶりを咎めるどころか、ニコニコしながら見守る彼らの親やジジ・ババ世代がいて、さらにこの現象を、「もっとやれ、もっとやれ」と煽(あお)るマスゴミがいる。

こういうまとめ方が出来るここ数ヶ月ではないだろうか。



生物には防衛本能があり、身を守るために自然と体が反応する機構が備わっている。例えば、熱い物を触ったとき、サッと手をひっこめるのもそれである。

あるいは、深いな物を見たり聞いたりしたとき鳥肌がたつのも、毛穴をサッと閉じて体温の低下を防ぐ防衛本能だという。

この本能は、どうも進化した最近の老若男女には備わっていないのか、薄まってきているのか、はたまた種の保存の本能は消え失せて、敢えて集団でで破滅(それとも自滅?)の道に邁進しているのか。

昨夜の渋谷乱痴気騒ぎで、20代の男が警備中の警官をスタンガンのようなもので殴り、公務執行妨害で現行犯逮捕されたというではないか。

これを見守る街の大人たちは、「元気があって、いいじゃないですか?」などと論評するのだろうが、それは自分達が彼らを非難するどころか、同調して焚きつけてきたからに過ぎない。



外国人教師が子供たちに英語で「ハッピー・ハロウィーン!イェーイ!」などとやって、それを母親達が目を細めながら見て、「外人みたいな発音だね?」などと満足そうに亭主に話しかける光景が想像できる写真だが、こんな情景が日本中でおきているのだろう。

だれかこの異常事態を咎める健常者はいないのか!