孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

カピバラ枝野が反対なら、進めるべきだろうな。

2018年03月31日 | テレビ・ラジオ
どこかで読んだのか、聴いたのか良く覚えていないのだが、大学生の青年がぼやいていた。

たまに実家に帰って母親と話をすると、ウンザリするくらいテレビのワイドショーで「コメンテーター」が喋ってたことと同じことを言うのだそうだ。

たいてい安倍政権の批判で、延々とまるで録音したようにコメントする母を見て、あらためてテレビの影響力はすごいものだと驚いていた。



高齢者が増えていき、家でこういったワイドショーが一日中同じようなことを映像を交えて繰り返せば、テレビをほとんど唯一の情報源としている主婦やお年寄りたちは、コロッと洗脳されてしまうのだろう。




一応、放送法という法律が存在して、NHKを始めとする各テレビ局はその内容も熟知しているはずである。


その放送法第4条 とは・・・(抜粋すると)

(国内放送等の放送番組の編集等)
第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

一  公安及び善良な風俗を害しないこと。

二  政治的に公平であること。

三  報道は事実をまげないですること。

四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。





何でも政府はその放送法4条の撤廃を検討しているそうだ。

毎日新聞によると・・野党はさっそく大反対をしているようだ。(以下抜粋)

『立憲民主党の枝野幸男代表は30日の記者会見で、政府が放送番組の「政治的公平」などを定めた放送法4条の撤廃を検討していることについて「ますます中立公正な放送が求められている時代に、これをなくすのは論外で、議論にも値しない」と厳しく批判した。「(政府が法改正を)本当にやろうとしてくるなら、安全保障法制以上の大対決法案にしなければならない」とも述べた。』


 下唇だけが動く・・


公共電波をごく少数の限られた放送局が、信じられないくらいの安い料金で独占状態の現状を変えて、新規参入を容易にして自由競争が出来るようにしようとする意図があるようだ。

テレビ東京以外の放送局は、そろって反対しているそうだが、カピバラ枝野も主張しているように、そうすることで、放送の中立公正さが損なわれる・・と言うのはなんとまあ、チャンチャラ可笑しいことではないか。




言うまでもないが、TBSやテレビ朝日などは、もう言いたい事を「コメンテーター」に言わせて、もうやりたい放題で、放送法もヘッタクレもない。

カピバラ枝野が下唇をヒクヒクさせて、反対するなら、これは文句なく政府の方針にさんせいすべきことではないだろうか?

ここはそう判断して、まず間違いないだろう!

台湾で観た、名作邦画【幼子われらに生まれ】

2018年03月03日 | 趣味の世界
そろそろレンタルショップに並ぶ頃だと思って、先週あたりから気にしていた。

今日、給油に行った帰りに立ち寄ってみたら、案の定並んでいたので、迷わず借りてきた。
1月に台湾に旅行した時、台北之家で観た「親愛的外人」原題は「幼子われらに生まれ」は、観終えてから暫らく席を立てなかったくらい、余韻が残るいい映画だった。

 世界の名作専門ミニシアター

濃いコーヒーを飲んでから、じっくり鑑賞し終えたが、やはり中身の濃い名作であった。娘一人がありながら離婚して、女児二人の子持ち女性と再婚したものの、子供が成長するにつけ、親に対して複雑な感情が芽生えてきて、家族がギクシャクしてくる。

 娘からは「外人」のパパ

母が再婚相手の子を身ごもると、益々長女の心の疎外感が強まってきて、母の再婚相手を困らせるのだが、浅野忠信が怒りを抑えながら連れ子の娘に接する父親を好演している。

 バツイチ同士の再婚

原作はすでにアマゾンで取り寄せてあるが、まだ読み終えていない。仕事が忙しくて、もう暫らくは「積ん読(つんどく)」状態が続くだろう。

ヒューマンドラマがお好きな方には、見逃せない秀作です。