孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

日本は高齢者社会だなぁって、今更ながら最近よく思うんです。

2014年12月31日 | 日記
2年前まで、仕事でシンガポールにいたんです。
あの国は、週末などにショッピングモールに行くとよく分かりますが、若者がウジャウジャいます。高齢者の姿を見ないので、地元の人に聞いたら、やはり老人ホームのような施設はあるらしく、そういうところに入らなくても、アパートで孫の世話をしたりして、なかなか外出をしないだけだ、ということでした。

そんな国から帰国して、実家に帰るため新幹線に乗ったときのことです。
ウィークデーの早朝でしたが、自由席は7割ほど埋まってました。驚いたのは、乗客のほとんどが見たところ70歳前後のお年寄りばかりだったからです。団体旅行ではない様子でしたが、若者は一人もその車両に見当たりませんでした。数時間前までいたシンガポールとの違いで極端に感じたのかもしれませんが、「いや、日本は高齢者の多い国だなあ。」と痛感しました。同時に、ほとんどのみなさんが白髪が相当目立つ頭でしたが、その割には健康的で元気だなあ、とも思いました。

しかし、最近買い物に行くたびに遭遇するんですが、レジでの支払いに時間がかかる高齢者がなんと多いことか。私なんか、レジで待っている時、だいたい自分の買ったものは大雑把にいくらくらいか、頭で計算しておいて、小銭はポケットにいくらくらいあるかも確認しておくんです。ところが、ほとんどのお年寄りたちは、合計金額が出てから、財布を取り出し、財布の膨らんだポケットの中の小銭をほじくり始め、5円玉や10円玉を数え出し、挙げ句の果てたらにものだから、結局札で払ったりするんです。買い物をするのは初めてじゃないんでしょうが、ああも時間がかかると流石に気の長い人でもイライラし始めるでしょう。私など、よくブチ切れる寸前までいきます。

それから、私のふるさとの田舎では、老人たちの間で一頃流行ったゲートボールに代わって、今ではグラウンドゴルフが大流行しています。河川敷の芝生を毎日数十人の高齢者たちが占領して、木のボールをゴルフのパターのように打って興じています。体を動かすので、健康的な高齢者向けのスポーツなのでしょうが、見ていると、けっこう熱くなっているお年寄りがいます。大抵午後3時頃になると、みなさんそれぞれ
自家用車で帰宅されるのですが、中には一人、二人が残ってひたすら特訓をしています。夕方5時近くに愛犬の散歩に出かけると、まだ黙々と練習している老人がいて、驚くことがあります。

もともと、私はゴルフというスポーツに挫折しましたので、多分誘われてもグラウンドゴルフはやらないでしょう。いくら想像力を働かせても、彼らのように群れてグラウンドゴルフを楽しんでいる光景に、自分の姿を当てはめることができないんです。デジカメを持って、自由気ままに走り回れるロードバイクが、私にはピッタリした趣味なのです。

つれづれなるままに、ブログ始めます。

2014年12月30日 | 日記
以前からたまに同じことを何度も話すことはあったようだが、ここ数年は確かにそれが多くなったようです。妻や愚息たちから、「お父さん、その話もう前に聞いたよ。」って言われる度に、彼らの(ボケ始めたんじゃない?)と言いたげな目つきが
怖くなってきて、ブログで独り言を綴ろうかと思った次第です。

初孫が4歳になって話ができるようになり、家に来ると楽しくてたまりません。ただ、最初「じーじ」と呼ばれていたので、面白くなかったのですが・・・。私は、あの「じーじ、ばーば」という呼び方が以前から気になっていて、どうも好きにはなれませんでした。「じじぃ、ばばぁ」みたいで、嫌だったのです。しかし、息子夫婦は「じーじ、ばーば」と呼ばせ始めたので、私は返事もしたくなかったのです。それが
孫も4歳になると、幼稚園でも「じーじ」じゃなく、「おじいちゃん」と呼ぶ子たちが多くなるようで、近頃は「おじいちゃん」と呼んでくれて私も安心して返事をします。

因みに、私は息子が三人いますが、息子たちには「お父さん、お母さん」と呼ばせました。その息子は、自分の娘に「パパ、ママ」と呼ばせています。私は息子を見て内心、「パパってツラかよ!」と思いますが、そこはグッとこらえて、口には出しません。