孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

仰天!シャワー室の女性下着

2015年09月30日 | 旅行
東南アジアを旅すると、よく大きなバックパックと呼ばれるザックを背負って海外を旅する「バックパッカー」を見かける。

欧米人に多いようだが、概して身なりは良くなくて、金をかけないケチケチ旅行をしていることがひと目でわかる。

私もこの歳になって少し気が引けたが、彼らと似たような格好で台湾に行った。従ってただ寝るだけの宿にはお金を掛けたくないので、いわゆるランク付けの星の数など「2つ星」程度で十分であった。

今回3泊した宿もホテルでもホステルでもない、「Inn 」と言われる安宿で、一泊3000円位で泊まれる、昔日本の学生などが盛んに利用した「ユースホステル」のような感じのところだった。

一部屋に二段ベッドが7つほどあって、旅行かばんが入るくらいの大き目のロッカーも備え付けである。カードキーで出入りする部屋の外には、共同のバスルームがあり、トイレと洗面台とシャワーがセットになった4畳ほどの広さのバスルームが二つ並んでいた。

朝晩は誰も利用したがるので、このバスルームが非常にに混んでいた。

初日の朝5時半ころ、私は静かに起きてシャワーを浴びにバスルームへ向った。運良く一つ空いていたので中に入ったら、とんでもないものが眼に飛び込んできた。



壁に掛けられた女性の洋服と、上下の下着であった。汗をかいて汚れたので、手洗いして干してあったのだ。確かにバスルームにはかなり強力な換気扇があって、一晩もぶら下げておけば乾くのだろうが、男女共用のバスルームに堂々と自分の下着を掛けておくというのは、如何なものだろうか。

しかも、サイズをみるとかなり太目の体型のようで、ブラの大きさは異常なほどデカく丈夫そうなブラだった。

持ち主がどんな顔をした女性か興味があったが、お目にかかれなかった。

以前、富士山から下山途中で立ち寄った山小屋の庭先で見たことを、ブログで話題にした事があった。二人の白人女性が、まわりに何人もの男の登山者が休憩しているにもかかわらず、着ていたシャツを脱いで、下着だけの格好になり、着替え始めたのだった。

見る方が恥ずかしくなって、眼を背けてしまうほど大胆な行動だった。東洋人の男性など猿みたいなもので、彼女たちにしてみればエチケットもへったくれも無かったのだろう。

数年前に体験したこのことが、デジャブのように思い出された台湾のシャワー室だった。

この宿のサイトの「宿泊者の感想」欄に、この体験をさらりと書き込んでおいた。宿泊客は外国人が多そうだったので、日本語でなく英語で書き込んでやった。




直角に曲がるゴンドラで。

2015年09月30日 | 日記
台北一人旅の初日は「猫空」と書いて、(マオコン)と読む観光地から始まった。台北動物園近くから、ゴンドラで35分ほどかかる山の中のお茶の産地で、週末は地元の子供連れでとても賑わう処だ。



朝9時から夜8時まで、2~3分おきにゴンドラが連なって動いている。割増料金を払えば、床が透明なゴンドラもある。

 左上に指南宮というお寺が見えてくる。

前後に3人ずつ、定員は6人のようだったが、私は一人でゴンドラを独占できた。

しばらく森の上を進むが、遠くに高層タワーの台北101が見えたりして、天気さえ良ければなかなか楽しいものだ。

このゴンドラの特徴のひとつに、途中で90度に曲がるところがあるということで、スピードがグッと落ちて静かに直角に曲がっていくのは確かに珍しい体験だった。





更に進むと、眼下に茶畑が見えてきた。終点には茶店が何軒もあるので、食事や鉄観音茶などを味わうこともできる。



終点の猫空駅に着いたら、周りを散歩して景色を楽しむもよし、出店でB級グルメに舌鼓を打つのもよし、茶店に入ってのんびり時間をつぶすのもよし。

地元の人達は晩までのんびりと過ごすようだ。お腹が空いたら茶葉を使った料理なども味わえるそうだ。

朝一番だった所為か、お茶屋さんは開店していないところが多く、全体として賑わいを感じることが出来ず、まるでお祭りの後のような雰囲気だった。

5月に来た時は、ゴンドラが点検中で載る事ができず、残念な思いをしたが、今回は天気にも恵まれてよかった。帰りは途中下車して、指南宮というお寺にお参りもした。





ガイドブックによると駅から徒歩数分とあったが、これが結構急な坂道で、行きは下り坂だが、戻りは上り坂に汗びっしょりだった。

台北にはパワースポットと呼ばれる観光地がいくつもあるが、ここはその中でも有数のパワースポットだということだった。

欲張らず、家族・親族みな健康で暮らしていけますように・・・と手を合わせた。


漢字を愛する国。

2015年09月29日 | 日記
台湾は漢字の国である。支那が簡体字といわれる略字化された漢字を使うのに対して、台湾では繁体字というオリジナルの簡略化されない漢字を使う国である。

漢字には象形文字も多いが、それらを組み合わせた表語文字という文字に分類されるより便利な文字だといえる。英語は単語を見ただけでは、意味を連想し難いが、漢字はその作りから、意味を連想しやすい。



若いとき出張で台北に行った際には、通りが漢字の看板だらけでいささかうんざりしたが、今ではその看板を見て意味を想像するのが楽しみになった。もう少し脳味噌が柔らかければ、読み方を覚えさえすればさほど難しくない外国語で半年程度の短期間で習得できそうな気がする。

地下鉄の車内でも周りを見ると様々な漢字の表示が見える。イラストが無くてもその意味は大体理解することが出来るから面白い。



「小心」とは英語で Mind (気にする、注意する)という意味で、「○○に注意せよ!」という表示をよく目にする。「挟む」と似た字に「手」という字が続けば、「手を挟むから注意せよ!」という意味だと分かる。



「月台」とは、プラットホームのことで、「間隙」はそのまま「すき間」のこと。つまり、「小心月台間隙」とは、「乗り降りの際は電車とプラットホームの間のすき間に注意せよ!」という意味を表す。

また、公衆トイレの入り口でよく見る標識がある。



これは、「地滑りに注意」ではなく、「床が(濡れていて)滑りやすいから注意せよ!」という意味の看板である。

漢字が繋がってもその一つ一つを良く見ると、何を言わんとするかが理解できる注意書きがこれである。



「譲る」「座席」「給ふ」「老人」「弱者」「婦人」ときて、最後の「嬬」は群馬県の嬬恋の「ツマ」とか「ジュ」と読み、弱弱しい女性を意味する漢字である。従って全体で、「女性や老人など弱者には座席を譲ってあげましょう」という意味だと理解できる。

日本でもお馴染みの「優先席」は大体どこの国でも似たようなイラストで表示されていて、人目で理解できるようになっている。台北の地下鉄では座席の色が他と異なっているからすぐ分かる。



「博愛座」とは、何だか照れくさい命名だが、この間反日の隣国で「土下座コント」を演じたばかりのルーピー鳩が知ったら大喜びしそうな座席の呼び方ではなかろうか。

「日本も台湾を見習って、こういう名前をつけなければダメですよ。」などと偉ぶって能書きをたれそうである。

帰りの飛行機は、予め指定した通路側の座席に座れたが、その位置は非常口のすぐ後ろの席だった。しかし、日本語では「非常口」というが、台湾の航空会社・チャイナ・エアラインの場合は、ただの「出口」。英語表記も「 EXIT 」 であった。



乗降口は一番前のコックピットの後ろにあったが、そこには敢えて表示は見えなかった。

漢字文化は実に表現が豊かで、明治維新の際に外国文化が入ってきた際に、次々に日本人はそれを漢字に翻訳していった。当時の支那人たちですら、そういう日本人の翻訳した「外来語」を支那に持って帰り、そのまま使用し続けて今に至る。

国名の「中華人民共和国」の中で、唯一「中華」だけが支那オリジナルの言葉であることはよく話題にされる。他にも、「自由」、「科学」、「哲学」、「福祉」、「革命」、「経済」、「宗教」、「時間」、「空間」などど・・・

当時の支那人留学生が逆輸入した和製漢語は、その数800語にも及ぶという。

彼らが信奉する「共産主義」「共産党」「幹部」などという言葉も実は当時の日本人の翻訳語である。

お隣の反日部族のように、「日本がオリジナルだ」などと威張るつもりは毛頭ないが、こんなに便利な漢字を捨てたあの連中は、科学技術の進歩や洗練された芸術や文学の繁栄も一緒に捨てたことになると思い知るべきである。多分あと100年経とうがノーベル賞受賞者は出ないだろう。

想像してみるがいい。今日本語がすべてローマ字表記になった状況を。

彼らが誇るハングル文字とは母音と子音の組合せだから、正にローマ字と同じである。

同音異義語をどう理解する。文字数ばかりやたら多くなる。満足な表現がしにくくなり、それが次第に鬱積していき最後にそれに耐えられなくなってすぐに発狂する。

あの部族特有の風土病「火病」とはそれである。


容易に字体を簡略化せず、漢字を大切にする国としても、台湾はとても好感を抱かせてくれる。


台北は晴天だった。

2015年09月28日 | 旅行
台風は台北を直撃しそうだが、日頃から私の行いが良いせいで、先週の滞在中は天気に恵まれた。

今回は、自宅から車で20分のところに出来たローカル空港からの台北直行便を利用した。吹けば飛ぶような赤字空港も、支那の地方都市との定期便を次々に開設していって、利用者も増えつつあるようだが、支那人ばかり来られても迷惑だと思うのは、私だけか。

今月の初めの日曜日に空港の様子を下見に行った時も、狭い構内は支那人の団体客だらけで、実に騒々しかった。中に入りきれない支那人観光客100人ほどが駐車場に作られた雨よけのある広場でチェックインの順番を待っていた。

順番が来て構内に入っていく彼らの中には、カートに4つも5つも爆買いした炊飯器を積み上げているのが何人かいた。

搭乗待ちのとき売店をぶらついていると、片隅に炊飯器が売られているのを見て、苦笑した。こんな田舎の小さな空港でも、炊飯器が売れるのだろうか。



どうせなら、空港に隣接して大型電気店を誘致したらどうだ。支那人のお陰で赤字脱却になるなら、そのくらい投資しても損はないだろうに。

見た目は日本人と変わらないが、話す言葉で日本人ではないとすぐわかる。その日も狭い構内は支那人が8割以上であったと思う。しかし、以前下見に来たときほどは構内が騒々しくなかった。



理由は、すぐに分かった。彼らは私が利用する便で台湾へ帰る「台湾人」だったのだ。
言葉の性質か、話し言葉は日本人より大きいが、台湾の人達は、支那人が話すように下品さ丸出しの馬鹿デカイ声では話さないようだ。

飛行機に搭乗してからも、特に問題は起こさず、30分ほど遅れたが無事に台北の桃園(トウエン)国際空港に到着した。



シンガポールで購入した旅行ケースも無事流れてきたので、その足で両替をしてバス乗り場に急いだ。台北市内までは国光客運というリムジンバスで約50分だ。事前にネットで予約した宿は台北の街のど真ん中。台北駅から徒歩4~5分の距離にあった。

バスが台北駅前に到着して、その足で地下鉄乗り場に向った。というのも、5月に来た時利用した地下鉄のカード(EASY CARD) がほとんど残り少なかったため、予めカードに加算しておくためだった。



MRT (Mass Rapid Transportation) と呼ばれる地下鉄は非常に便利で使用頻度は高い。しかもセブンイレブンなどのコンビにでも利用できるし、市内のバスにも使えるという優れものだ。駅の加算機で確認すると残りはわずか11元(約40円)だったので、その場で500元(約2000円)加算した。

いよいよ楽しい台北の一人旅が始った。このブログのネタもたくさん集まったので、乞うご期待!

日本男児ならぬ、日本女児!

2015年09月23日 | 日記
沖縄県の翁長雄志知事がスイスで開かれている国連人権理事会で英語で演説している映像がテレビで流れていたので、何事かと思って見てしまった。

少し聞いたら、まあ何というか隣国の女酋長の「告げ口外交」と似たり寄ったりで、食べたばかりの朝食が胃から逆流しそうになった。

 この老人、国籍は?

この老人の体内を流れる血液には、恐らく支那・朝鮮系のDNAがかなりの濃度で絡み付いているとしか思えない。嘘を並べ立てたり、論点をすり替えたり、、やること・言うこと見事に「あっち系」である。

沖縄の基地問題は、安全保障、平和の問題ではなく、人権問題打と言うからたまげた。朝日捏造新聞や、そこの元記者の捏造記者と同じパターンである。

テレビではまったく報道されなかったようだが、基地移設賛成派も発言していたと産経新聞は写真入で伝えていた。

知る人ぞ知る、沖縄県名護市生まれの我那覇真子(がなはまさこ)さん(26)である。

  テレビで報道したところはあるか?

彼女は、翁長氏の「人権侵害」発言は「真実ではない。プロパガンダ(政治宣伝)を信じないでください」と呼びかけたそうだ。

さらに、沖縄が日本の他の地域と同様に人権が守られていると明言。「沖縄が先住民の土地だと主張することで沖縄を独立に導こうとする人たち、それを支持する中国こそが地域の平和と安定を脅かし、人権への脅威だ」と報告した、と記事は伝えていた。

我那覇真子さんの演説には定評がある。私は2年ほど前に動画サイトで彼女のことを知り、沖縄にもこういう人がいるのかと感心して、以来彼女の動向には注目して、心から支援してきた。

 見事な大和撫子ぶりです。

きっと学生時代はコテコテの反日左翼教育の洗礼を受けて育ち、テレビや新聞の報道はあの朝日新聞の論調が「右翼」っぽく感じられるほど、左の左に傾いた状況だそうだ。

一体どういう育て方をすれば、彼女のようなまともな考え方を持った、愛国的な若者に育つのか、ご両親に伺ってみたい気分である。

 しっかり自分の意見を言います。

国連の理事会のスピーチの後、報道陣のマイクに向って彼女は「翁長知事の発言は真実からは程遠い。嘘です。」と言い切ったそうだ。

なんとも頼もしいお嬢さんではないか。この間まで国会周辺でカアカア騒いでいた学生さんたちに、彼女の足の爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。

支那と南朝鮮が、結託してわが国をあの手この手で貶めようとしているのは、例のおぞましい慰安婦像の設置がサンフランシスコ市議会で決定されたことでもよく分かる。

 事実無根の象徴!

支那人の爆買いツアーで売上げが、経済効果が、とはしゃいでいる間に、外国在住の日本人や日系人はとんでもない目に遭っていることを我々は知るべきだ。

海の向こうの出来事だと簡単に考えていると、これがとんでもないことに繋がってくることを我々は十分認識すべきであろう。


台湾再訪。

2015年09月22日 | 旅行
5月に台湾に行ったのだが、どうしても悔やまれるのが楽しみだった「国立故宮博物院」でのんびり宝物を観て廻るつもりの半日が、支那の観光客のために台無しになったことだった。

台北を離れるとき、今年の秋にもう一度訪れようと心に誓ったが、地元の飛行場から出発する便のチケットが取れたので、今週出掛けてくることにした。

インターネットでいろいろ調べているのだが、どうも支那の観光客が途切れることは無いようである。どこをみても、故宮博物院はいつも支那の観光客で賑わっているので、開園と同時に入るか、昼食時か夕方が比較的空いていると書きこまれている。

他にも行きたいところがあるので、色々考えているうちに、「なんで支那の観光客のことでこんなに悩まなければならないのか・・」と、バカバカしくなってきたので、今回は故宮博物院は行かないことに決めた。

今回は、前回ゴンドラがメンテナンスで休止中だった、猫空(マオコン)と淡水(タンスイ)、それにタイペイアイでの京劇観劇の三本柱とし、二日目は二二八祈念館、歴史博物館などの博物館巡りと、夜市での食べ歩きをしよう。

 ゴンドラで猫空の茶畑へ

 淡水で散策後、夕日を

前回は、「二二八事件」のことを知りたくて、「和平公園」内にある「二二八和平祈念館」に行ったら、運悪く休館日であった。

 二二八和平祈念館

台北市内には、5つ以上博物館があるので、見たい順番に廻って見るつもりだ。

  国立歴史博物館

夜は、夜市をぶらついて、色々食べ歩くのもいい。

 夜市もたくさんある

金曜の夜は、京劇が楽しみだ。ホームページを見たら、「八仙過海」という出し物で、仙人と竜宮の兵との戦いが楽しみな演目だ。

 京劇は異国情緒満点だ

天気予報では、にわか雨程度で心配した台風も通過しないようである。一応雨のときの予定も立てておくが、日頃の行いが良い所為か、私は行くところ行くところ天気には恵まれるようである。

親日国・台湾で十分英気を養って、また来週からは仕事に精を出せばいい。

まず、法案を理解しているか聞け。

2015年09月21日 | 日記
「あらゆる手段で抵抗する」と野党党首が強がって、国会周辺の労組や共産党系の学生集団に頭を下げて協力を頼んでいた安保関連法案は予定通り可決され、そして予定通りマスコミ各社は世論調査を行い結果を発表した。



そして、予想通りその結果は低い評価と下がった内閣支持率を伝えていた。デマゴーグで国民を情緒的に扇動した結果のことで、安倍内閣も想定内のことだったろう。



国会周辺に集まったデモ集団は、その多くが労働組合や教職員組合などが動員した結果であることが、その幟旗から見て取れる。そうでなくとも、「9条壊すな」とか「安倍を倒せ」などという同じプラカードを掲げた連中は、実態は極左集団であることは間違いないだろう。



若者は「民主青年同盟(民青)」という共産党の青年部のような組織に属する学生や、保育専門学校生、あるいは看護学校に通う生徒たちが多いと思われる。共産党の委員長の名前を文字って「志井る図」と揶揄される所以である。

疑問に感ずるのは、世論調査の結果より、果たして調査に応えた人達は、今回の法案について十分理解していたのだろうか。

理解したうえで、法案成立を評価する/しないと応えるなら問題ないが、法案を「戦争法案」と呼んだり、徴兵制云々を口にするレベルの人達が、評価しないとか、反対だとか言う資格があるのだろうか・・。

世論調査の設問は、まず最初にこうすべきだと思う。

「あなたは今回の安全保障関連法案の内容を十分理解していますか?」


プロとデマだらけ。

2015年09月20日 | 日記
政党とは政治的な主義主張が同じ者が集まった集団で、野党各党はそれぞれ異なった政治目標を有権者に提示しているわけだ。

安全保障関連法案が予定通り可決されて連休に入ったわけだが、今の盛り上がりをそのまま維持して、政権与党の支持率を下げようと策略を練っていかねばならないと、今朝の反日番組の解説者は強調していた。

何度も言うが、テレビという公共電波を利用するマスコミ媒体は、放送法を遵守しなければならない。放送法第4条には、「放送事業者は、国内放送及び内外放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。」とある。

一部の報道番組はこのところ、もはや(2)と(4)は完全に無視して偏向報道を続けている。

学校が夏休みに入った頃からは、露骨に高校生に安保法制反対デモに参加するように煽っていた。法案を「戦争法案」とレッテル貼りして、芸能人や大学教授、作家などを動員して視聴者を扇動してきた。

その思惑通り、先週は国会周辺に続々とデモ集団が増えていったので、このままその熱気を維持して政権批判をしていこうという魂胆であろう。

「デマ」というと、誤った情報という意味で使われるが、元の言葉はドイツ語のデマゴギー(Demagogie)で、「民衆扇動」という意味である。語源は、古代ギリシャ語の「デマゴゴス」で、先導的な民衆指導者(デマゴーグ:demagog) のことを意味した言葉だった。

 放送法?ナニそれ?

日本では、「デマゴーグ」を、意図的に虚偽の情報を流し、嘘をついて人を扇動しようとするさまを指して用いている。デモに集まった人数を3倍4倍に水増しして伝えるなどは、この典型で、言い訳できるように必ず「主催者発表」と付け足す事を忘れない。

 事実を捻じ曲げたNHK特集・JAPANデビュー

共産党に操られた学生集団の代表者が、国会の公述人として話し始めたとき、法案反対のデモで「10万人以上が集まった・・・」と言っていたようだが、丁寧に数える警察発表は確か3万3千人だったし、産経新聞が空からの写真をもとに確認したところでも、確か3万人程度だった。

意図的に捏造した記事を載せ、指摘されると米粒のような文字で訂正記事を載せるということは、新聞ではしょっちゅうあるが、テレビの報道番組でも無視できるような小さなことを派手に伝える、ほとんど虚偽報道のようなことをよくやっている。

 新聞と共同歩調で偏向デマ連発

プロパガンダ(propaganda) という英語は、「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った、宣伝行為」と定義されるが、このテクニックには様々なものがある。

今回の法案を「戦争法案」と呼んで否定的な印象付けをする「レッテル貼り」はお馴染みのプロパガンダ手法である。徴兵制が復活する、子供が戦場に送られる、と恐怖心を煽る露骨なプロパガンダが蔓延していたのは今更言うまでも無いだろう。

支那の軍事パレードからは眼をそらし、チベット・ウイグルの侵略などは話題にもしない。自分の都合のいい事だけを強調する「カードスタッキング」という情報操作は得意中の得意である。

子を持つママは反対するといって、無知な若奥さんをデモに参加させる「バンドワゴン」は、集団心理を利用した手法で、ママ友と同じ行動をとろうとする自己主張の苦手なお母さんたちは、法案の内容などろくに知ろうともせず、笛吹く人についていく。

人間は肩書きに弱い。特に自分に学歴コンプレックスがあるような人は、東大教授とか憲法学者などと聞けば、それだけでひれ伏してしまい、その人の言うことを鵜呑みにしてしまいがちである。

テレビの討論番組では、司会者の思惑で参加者に話させる時間を制限したり、横槍を入れて発言をさえぎることがよくある。これなども極めて悪質なプロパガンダである。

 

幅広い分野からの視聴者参加とうたっておきながら、その実は「左翼活動家」であったり、お馴染みのいわゆる「プロ市民」であることは以前からよく指摘されることだった。司会者は巧みにそういう人達に意見を発表させて、観る人の印象を操作するのである。

  お馴染みのNHK偏向司会者

プロパガンダを論ずるだけで、分厚い本が一冊書けるほどそれは研究されている。受け取る側が、純粋無垢であれば簡単に送り手の思惑通りになってしまう。

そして、その結果損をさせられるのは、純粋無垢の国民たちである、何よりの証明が先の民主党による政権交代だった。

ちょっと、自民党にお灸をすえてやるつもりが・・・とんでもない3年半だったではないか。公共事業を削りに削った結果、災害に脆弱な日本に変身させられることになったのは、有権者に責任の一端があり、それは猛省すべきことである。

あの時と同じような状況にしてはならない。


野党健全化、期待するだけ無駄。

2015年09月19日 | 日記
安保関連法案が可決した。

するのは分かっていたが、内も外も馬鹿騒ぎ状態の映像は直視するのもはばかりたくなるほど、酷いものだった。

大の大人たちが、戦争反対と叫んでいれば、この際何をやっても許されると勘違いしたようで、丁度思春期のひねくれたガキどもが、教師が手を出さないことを知った上で、やりたいように暴れているのと寸分たがわぬ光景だったと思う。

 こんなの当選させのは誰だ?

ただ、そこにいた連中は仮にも選挙で選ばれた国会議員たちだったので、見る方の気分を陰陰滅滅とさせる寒々しい場面を日本中に披露してくれた。

そして、その状況をマスゴミは、飽きもせず「それ見ろ、やれ見ろ」と垂れ流し続けたのだった。

彼らの心情を察するに、ここはテレビカメラに向って、最高のパフォーマンスを見せなければと高揚していたろう。地元の労同組合の組合員や日教組の先生たちに「一生懸命やってますよ!」アピールができる、否しなければならない絶好の機会だったと思っていたろう。

女性議員は廊下を占有して通行止めにするのよ。体を触られたら「セクハラよぉ!」と大声をあげて! みなさん、必死で女性の有権者にアピールしてください!



そして、ひと段落着けば、地元の有権者に見せるための深夜の記念撮影会となるのでした。

 悄然とさせる画像です。

このひと月は、無知な主婦や学生たち、それに暇な高齢者たちを洗脳すべく、新聞・テレビ・ラジオ一体となって嵩にかかって連携していた。戦争法案だ、徴兵制が復活する、戦争で殺し合いになる、独裁政権だ、など、ありとあらゆる嘘を繰り返し、繰り返し来る日も来る日も聞かせることで、人は思考力が停止して、洗脳されていく。



街行く若い主婦にこの法案に対する考えを聞いていた。見た目は賢そうな主婦だったので、何と回答するのかテレビの前に立ち止まって聞いていると、彼女は「私も男の子が二人いますので、戦争には行かせたくありません。ですから、ちょっと、賛成する気にはなれないですね・・・。」とテレビ局の担当者が思わずほくそ笑みたくなりそうなことを言っていた。

今、ここひと月ほどの騒ぎを画像や動画で振り返ると、やたらと半島系の方やそのDNAを持った方、あるいは配偶者がそういう方の出番が多いのに気がつく。

今回の採決の後も頻繁にマイクの前で政府批判を繰り返していたあの方やあの関西弁を流暢に話す方、などなど・・・。

 

 半島DNAの凶暴性暴露!


それにただのキーセンという芸妓をしていたお婆さんを慰安婦にでっち上げ、演技指導までしてNHKに売り込もうとしたあのお方も、ハツラツとして顔を出していた。



プライバシーを切り売りして小金を稼ぐのが仕事とはいえ、国会周辺のデモ隊に向って「戦争は文化じゃない!」などと意味不明のことを叫んでいる姿は、見ていて心が冷えた。

民主党が呼んだ公述人は、あの共産党の操るボンボン学生だった。用意してきた作文を読み上げていたが、その出来栄えはおよそ大学生の書いたものとは信じられない、つたない文章だった。せめて、民主党か共産党のだれかが原稿をチェックしてやればいいものをと思ったが、もしかしたらチェックした結果がアレだったのかもしれない。

 共産党に強いられたのか?

結果は始めから分かっていたことなので、反日マスゴミは、今後は内閣支持率を下げる目的で偏向報道を続け、その悪意は益々エスカレートしていくことだろう。

そんな時、あまりの偏向ぶりに番組のスポンサーを降りることを決定したところがあったと聞いて、「ほぉ~~!」と感心し、ならばそこの商品を優先的に買おうではないか、と思ったら、ナント美容外科の高須クリニックの院長だった。

「この際、自分も二重まぶたに・・・」とは、申し訳ないが思わない。しかし、その真っ当な姿勢を心から賞賛したいと思う。

それに比べて、毎週日曜の朝に繰り広げる反日偏向の極み、「ホニャララステーション」のスポンサーたちは、良心の呵責を感じないのか。

これらの企業の広報に一度問いたい気分である。

小林製薬
DUNLOP
HONDA
ヘルシア
三菱電機
SMBCフレンド証券
NTT東日本・NTT西日本
YAMADA(ヤマダ電機)
タケダ(武田製薬)
岡三証券グループ
FUJIFILM
アイリスオーヤマ
DAIWA HOUSE
セブン&アイHLDGS.
NEC
大塚製薬(ボカリスエットなど)
日立ビルシステム
DAIHATSU
味の素
CANON




富士山の宿題終わったの?

2015年09月17日 | 日記
やはり、心配した通りになっている。

いつの間にか、「世界遺産になった富士山・・・」と聞いても違和感がなくなりつつある。まるで、富士山は世界自然遺産に登録されたかのようである。

私は、どちらでも構わないのだが、当初からユネスコの世界遺産如きで、山梨・静岡料県知事がわざわざ世界遺産委員会の開催されたカンボジアのプノンペンにまで出向いて、登録が決定されると飛び上がって喜び、口を開けて涎をたらしてひょっとこ踊りでも踊りだしそうな気配だったのを映像で見て、ドン引きしたものだった。

右肩上がりで増え続けてきた登山者数も今年は減少したそうで、昨日はローカル局が静岡側の登山道にある山小屋経営者にインタビューしていた。

縁あって、私は過去に何度か富士山五合目で外国人登山者の登山指導・観光案内をするアルバイトをしたことがある。丁度、世界遺産が6月に決定した年も、現場にいた。

 最盛期は毎年こんな状況です。

日本人の登山者たちは、夢遊病者のように「世界遺産・・世界遺産・・」と口にしていたが、私が接した外国人登山者たちは、ほとんどが「うん?世界遺産?知ってるよ。富士山が登録されたって?だからどうしたの?」

こんな感想で、聞いた方が恥ずかしくなってしまう感じだったことを記憶している。

そもそも、富士山は山として、自然遺産として世界遺産登録されたのではない。「信仰の対象と芸術の源泉」としての文化的意義があり、その価値が世界文化遺産として登録されたのであった。

全体を構成する「構成資産」は全部で25ある。その一つに「富士山域」として、西湖や精進湖などの周辺湖や登山道などが含まれているが、それにも「標高1500以上を資産範囲」という限定条件がついているのは、あまり知られていない。

というより私は、意図的に知らせていないのでは・・という気がする。

 
(入山料を払うと貰える世界遺産記念の缶バッジは、意外にも人気沸騰だった。)


何せ富士山の周りは開発が進んでいるし、いくら清掃活動をしてもゴミはなくならないようだ。そして、御殿場の東富士演習場からは普段でも大砲の音がボンボン聞えてくる環境なのである。

さて、マイクを向けられた山小屋経営者はシーズンが終了して、実入りが期待以下だった所為か、浮かぬ顔で「我々にとっては、世界遺産登録はありがたいこととは思っていません。」と話していた。

 寝返りできません。素泊5500円

「以前は五合目まで自家用車で24時間来れたのが、時間規制されたり、乗り入れ禁止でシャトルバス運行となったりで、入山者数が減ってしまったじゃないか・・・」というのが本音のようだ。

 利ざやが大きそう・・

「山小屋経営が立ち行かなくなって、小屋が無くなれば、困るのは登山者たちですよねぇ・・・。最近の登山者はコンビニのお結び持参でねぇ・・・」と、脅迫めいたボヤキを言っていたが、地元の方が「二ヶ月で一年分を稼ぎ出すことができるすごい利権なんだよね。」と小声で私に教えてくれたことがあった。

この富士山全体で40軒以上ある山小屋という利権には、行政も手が付けられず、予想したとおりこの利得者集団の対応が、今回の世界遺産登録が完了するかどうかのネックになっているような気がする。

世界文化遺産登録は、実はまだ完了していないのである。あれは、条件付暫定登録であり、宿題付きだったわけだ。そして、その宿題提出期限があと半年と迫ってきている。

 イコモスとはユネスコの諮問機関です。国連も配下にいくつも関連組織を抱える巨大な利権組織なのですね。

これらの宿題を提示された山梨・静岡両県の関係者は、これまで何度も会議を繰り返しては、取り組んできたようだが、両県は昔から犬猿の仲である。富士山を「銭の山」と考える甲斐商人(あきんど)に対して、食べられなくなったらとりあえず乞食になればいいという「駿河乞食」。県民性も違いすぎる。

また、富士山を観光資源として利用し尽くそうと考えていそうな知事に、仕事は副知事に任せて、支持者の主婦たちと知事室から富士山を見るだけで十分満足しそうな知事。両県の首長の力量にも人間性にも差がありすぎるような気がする。

 富士山登って少し痩せたら?

富士山の噴火の話もなんだかありえなくも無い話になってきたようで、今後の火山帯の動向が気になるところだが、噴火で営業ストップとなる前に少しでもたくさん稼ごうという意欲には、頭が下がる思いがする。

世界遺産などどうでもいいが、登録取消しという失態はできれば避けて欲しいものである。


また出た、「謝罪せよ」。

2015年09月17日 | 日記
お隣の半島部族の日本大使が産経新聞のウェブサイトニュースの記事について、わざわざ産経新聞社を訪問してイチャモンをつけたそうで、今朝の朝刊の二面にデカデカと載っていた。

今年就任したばかりの柳ナントカという名前の老人である。あの部族たちの苗字はたった200種類ちょっとしか種類がないそうで、日本人の苗字が確か30万種類近くあるから、「たった200種類」と言っても過言ではないだろう。

しかもその中でも「金・李・朴・崔・鄭」の主要5種の苗字が全体の半数を占めるというから、街で「キンさ~~ん!!」と叫べば、通行人が何十人も一斉に振り向くだろう。想像しただけで鳥肌が立つ。

私は、海外赴任しているとき、彼らのアルファベットで書かれた名刺をもらうたび、表記の仕方が様々なのをみて紛らわしかった。

同じ「朴」でも、「Pak」だったり、「Park」だったり、順番も「Pak, Chon-Bak」だったり、「Chon-Bak Park」だったり、「Pak Chon Bak」だったりする。

女子ゴルフの賞金稼ぎで荒稼ぎしている「イボミ」の「イ」とは漢字で書けば「李」で、英語表記になると、人によっては「Lee」だったり「Ree」だったりする。

中には例の変てこなハングルの名刺を出す人もいるから、まったくめんどくさい連中である。

さて、就任早々の挨拶代わりに産経新聞社にイチャモンを付けに来た老大使は名前を「柳」というそうで、「ユ」というフリ仮名がついていた。多分、英語名は「Ryu」となるのだろう。この方である。



何が気に入らなかったのかというと、先月30日のウェッブサイトニュースの、『米中二股 韓国が断ち切れぬ『民族の悪い遺産』というタイトルの産経新聞・野口委員の書いた記事だった。

記事を抜粋すると、書き出しのリードはこんな具合でスタートしている。



『韓国外交を眺めていると、中島みゆきさんの名曲《時代》が、どうしても頭に浮かぶ。  ♪めぐるめぐるよ時代はめぐる 別れと出会いをくり返し・・・・・ 』


『時代を《事大》に置き換えると、韓国外交哀史が鮮やかに浮かび上がる。《事大主義》とは《小》が《大》に《事(つか)える》こと。強国に弱国が付き従う外交形態を指す。』

「事大主義」が貫く外交」というサブタイトルで、以下本論に入っていく・・・。

 『李氏朝鮮(1392~1910年)も末期、清→日本→清→日本→ロシア→日本→ロシア…と、内外情勢変化の度に事大先をコロコロと変えていった。そのDNAを色濃く継承する韓国は、李氏朝鮮の再来を思わせる見事な「事大ブリ」を披露する。』

「事大ブリ」という言い回しに思わず噴出しそうになったが、あの女酋長が握手する相手を求めて右手を出して右往左往している光景が眼に浮かぶようではないか。



『まさに《事大》は《めぐる》が、朝鮮が事大先を替える度、わが国は存亡の危機に瀕してきた。日本が独立を促すと、清にすり寄り日清戦争(1894~95年)の火ダネを造った。日本が勝ち、朝鮮を独立させるやロシアにすがり、日露戦争(1904~05年)誘因の一つを造った。朝鮮→韓国が《別れと出会いをくり返》すと、日本は大厄災に遭う。』

『李氏朝鮮には、朴大統領のような女性の権力者がいた。第26代王・高宗(1852~1919年)の妃・閔妃(ミンピ、1851~95年)である。』

李氏朝鮮時代の閔妃(ミンピ、1851~95年)を今の女酋長に照らしながら記事は進み、その女酋長の実父の朴正煕(パク・チョンヒ)・元大統領(1917~79年)は、事大主義を「民族の悪い遺産」だと述べたことをしっかりと付け加えてから、最後にはこうまとめていた。


『ところで、韓国軍は抗日軍事パレード参加を見送るようだ。豊臣秀吉(1537~98年)の朝鮮出兵時、明(中国)軍の一翼として行軍した李氏朝鮮軍と同様の“事大絵巻”が観られないのは、少し残念な気もする。』

読み終えて、パチパチパチ・・と拍手したくなるような記事だったが、柳大使は、「憤りを覚える内容で、朴大統領や韓国国民を冒涜している。」とお怒りで、記事の削除と謝罪を要請したそうである。

自分たちはありもしないことを捏造して世界中に喧伝して平気なくせに、事実を指摘されると怒り狂い、「謝罪せよ」と言う、いつものパターンである。

それに奴隷の如く従って、見事な土下座コントを演じたのが、ルーピー鳩山だったが、「敷物の上で膝を折るのは、土下座ではない」と現地でコケにされたのには笑った。

さて、大使の要請に対して、産経新聞社はどう対応したか・・。

熊坂隆光社長は、「記事は記者の自由な論評、評論であり、削除や謝罪をする考えはない。』とピシャリ。

さらに「自由なジャーナリズムの表現は自由な社会を構成する要素のひとつだ」と要請を拒否したそうである。

半島の風土病「火病」に罹った老大使を産経新聞社社長が穏やかに諭した・・の名場面、大拍手と共に幕が閉じていくような朝刊の記事だった。




「オヤジ馬」様相手だから?

2015年09月15日 | 日記
鬼怒川の近くに4年ほど住んでいた事があり、今回の北関東の水害は、ひとごととは思えない気がして、気になっていた。

確かに当時から、平野部を流れる川にしては流れが速そうで、見た目も故郷の家の近くを流れる川と似たところがあるなあと、感じていた。しかし、その川に「暴れ川」という異名があるとは知らなかった。



濁流に流されそうになっている家の二階で助けを求めて手を振り続ける二人と、そのすぐ近くで、水没したコンクリートの電柱にしがみついて孤立している男性。

どちらから先に救助するかで、判断が迷う場面だったが、救助ヘリは家の二階にいた二人を優先して救助した。

その後すぐに続いて電柱にしがみついて孤立していた男性を無事救助したのだった。この救助隊の判断が隣国のネット住民たちから大変な賞賛を浴びているという。

曰く、「見事な判断で、さすが日本の自衛隊だな。」

曰く、「熟練したプロの判断はすばらしかった!」

中にはこんなのもあったそうだ。
「日本ではヘリコプターで救助してくれるのか・・。いいなあ。」

しかし、こういう光景をテレビ局の報道ヘリコプターが、空から中継する必要があったのだろうか。甚だぎもんであった。



しかもテレビ局の報道ヘリは、一機だけではなかったようだ。同乗している記者の報告など、「すごい、すごい」を連発することに精一杯で、どうせなら黙っているだけの方がいい。

「自衛隊のヘリが次から次へと被災者を吊り上げていきます。」というのを聞いて感ずるのは、ヘリ同士が接触するような事故が起きなければいいが・・・、ということだった。

歳をとった馬が先頭へは立たず、後ろから若い馬の後を着いて行くだけの役立たずになる、ということから転じて「オヤジ馬」から「野次馬」という言葉ができたそうだが、
ワアワア騒ぐだけのテレビ局の災害報道は、日本人の野次馬根性を地でいっている。

途方にくれる被災民の鼻先にマイクを向けて、「夕べは眠れましたか?」などと不躾に質問したりしている。すると、スタジオの司会者が、「現地の方は何が必要でしょうか?」などとしかつめらしく聞いて、正義漢ぶる。

いくら全国のお茶の間の野次馬対象のテレビ番組だからといって、面白がった騒ぎ立てるだけの報道姿勢は各テレビ局、一度見直してみてはどうだろうか?

偉ぶるつもりはないが、同じことは、それを見るほうにも言えるのではないか。



読んで得した気分になる。

2015年09月15日 | 日記
今朝の朝刊の雑誌広告が眼を引いた。

たまにしか買わないが、面白い雑誌だとは前から思っている「歴史通」という雑誌だ。

まずはこの雑誌広告の副題に引かれた。「やっぱり、この国はホントにおかしい」

どこのことかと思ったら、「この一冊で韓国問題丸わかり!」とあった。

 (ワック出版)

内容の紹介を見ると、渡部昇一、呉 善花から始って、高山正之、松木國俊、室谷克実と続く。コラムのタイトルもみな興味を駆り立てるものばかりだった。

  (渡部昇一氏)

これは、買わない手はないと思い、仕事帰りに書店に立ち寄って立ち読みしてみた。すると、産経新聞ソウル特派員の黒田勝弘や政治記者の阿比留瑠比まで執筆しているではないか。

  (産経新聞政治部、阿比留瑠比氏)

もう迷わず手にとってレジに向った。これで890円ならお買い得というものだ。

 (呉 善花氏)

読みたくて仕方ないのを我慢して帰宅して、今読み始めたところだ。

  (
左が室谷克実氏、左は韓国のおしゃべりタレント工作員)

室谷氏は韓国に関する新書を何冊も出していて、この人の韓国情報には定評がある。彼が、韓国の整形おしゃべり工作員と並んでいる写真は実に珍しいものだ。

  
(元ソウル駐在商社マン、松木國俊氏)

松木氏はソウルに駐在していただけあって、韓国人の国民性を知り尽くしており、 youtube では頻繁に登場して、洞察力のある論評をすることでお馴染みの方だ。

 (高山正之氏)

そして、元産経新聞社会部デスクのおなじみ高山正之氏である。この方の週刊新潮の1ページコラム「変見自在」は、ほとんど毎週立ち読みしている。

これまでのコラムをまとめた本もかったり借りたりして、何度も読み返し、お陰で私の目からは、ウロコがバラバラというかボタボタというか、もう数え切れないくらいに落ちてしまって、その所為か最近急激に老眼が進行したようである。



私は、30代、40代はコラムニスト山本夏彦氏の本を愛読した。軽妙洒脱な彼の文章は、何度読んでも新鮮で、その気品があって垢抜けた言葉遣いは何よりも勉強になったものだ。私は勝手にこの方を師匠と呼んで、自宅のトイレや自室の手の届くところにその著作を置いておき、暇さえあれば読むように心がけていたものだった。

山本氏が他界されてもう十数年経つが、それからは私の師匠は高山氏に替わった。従って、私の50代、60代の師匠は、高山正之氏ということになる。

このお二人の本は、決して小難しいことが書かれているわけではなく、中学生や高校生でも楽しく読める。そして、読後の感想は、「へぇええ!そうだったのかぁ!ふぅ~ん・・・。」となって、世界観が変わってしまうこともあるかもしれない。

テレビばかり見ていると、日本人はみんなジワジワと洗脳されていき、そのうち近隣の平和を愛する諸国民の方たちのようになってしまいそうで心配になる。

騙されたつもりで、ここに挙げた方々の主張に耳を傾けてみたら如何かと、お勧めしたい。




忘れた頃にやってくる。

2015年09月14日 | 日記
川幅1kmくらいの1級河川のすぐ近くに住んでいるので、今回の鬼怒川の洪水はひとごととは思えなかった。

今でこそ両河岸は整備されているが、それでも堤防を越水するほど増水すれば、ひとたまりも無いことになることはニュース解説を見ていてよく理解できた。

今はもう無いが、子供の頃は堤防に「水防小屋」と呼ばれる小屋が建っていて、中には蛇籠とか長い竹の先端に鉄のフックがついた流木を引き寄せる道具などが保管されているのを見た記憶がある。

 ←蛇籠(じゃかご)で護岸する。

その頃は、消防団とは別に、「水防団」が組織されていて、当時の親父は洪水の時は堤防の見回りなどをやっていたようだ。

堤防が弱そうなところは、洪水のとき水流を変える目的で、聖牛と呼ばれる丸太を組んで、蛇籠で固定した構造物がところどころにあった。



普段は、この聖牛に登っては遊んだものだった。丸太の組み方で様々な型があり、今ではコンクリートブロックに取って代わったので、その見本がいくつか河川敷の緑地に建てられている。恐らくこの地域特有の伝統的な護岸法なのかもしれない。



長老に聞くと、上流にダムが出来る以前は、大雨が続くと堤防が決壊して、そのたびに河がは流れを変えたものだったらしい。

今でも地域では順番に鎮守の森の神社の掃除当番が廻ってくるが、その際は神社の近くにある「おすいじんさん」という小さな祠の周りも掃き掃除をすることになっている。

いつも「おすいじんさん」と口にしていたが、それは「水神社」のことだとつい最近になって知った。



水の神様が祀ってある祠で、村祭りの際は、お神酒やおでんを祭壇に並べてみんな手を合わせていた。

異常気象だと毎年耳にするようで、もはや異常でもない、これが通常なんだと思うようになった。

被災者の言葉を聞いていると、日本人は自然の恩恵を受け、災害も受容し、毎年、毎年2600年以上自然に畏怖の感情を持ち続けてきているんだなあと、しみじみ感じさせられた。


たかじん、戻ってくれ!

2015年09月13日 | 日記
いつも日曜の午後のこの番組は楽しみにしている。



今日の内容は特別関心があった。私の贔屓のケント・ギルバート氏がゲストで出ていたからだ。番組冒頭のゲスト紹介で、かつてあの役者崩れの司会者の、おぞましい反日番組「何トカモーニング」に出演していたと聞いて、びっくりした。

最近のケント氏のyoutube などで拝聴する論調は、その辺のアメリカ人らしからぬ、真っ当な正論で、以前にも増してひかれる存在になった。

今日の番組の主題は、GHQの占領時の「WGIP」(War Guilt Information Program) に関してだった。(日本に自虐感情を植えつける計画、とでも訳そうか)

時々、雛壇に座って恥さらしの発言をカァカァと、カラスのように喚きたてる老婦人が今日は呼ばれていなくて、いささか物足りない気もしたが、アンなのはむしろいない方が静かでいいという視聴者もかなりいるのかもしれない。



ケント氏も何度も番組の中で言っていたが、この番組が東京で流されていないのは、実にもったいないと思う。本日取り上げたような主題を取り上げる番組は、他に考えられず、VTRでもいいから東日本でも放送して欲しいものだ。

たかじんが他界して、いつの間にかこの人の看板番組のようになった感があるが、私はこの司会者のキャラクターはあまり好きではない。



やはり、以前はたかじんがカメラの前をウロウロして時折放つ一言が、重みがあって核心をついていたりして、番組に重厚感を醸し出していた。

しかし、最近は特にこの司会者のチャラチャラ感が目立ち始めて、私は不満で仕方がない。

今でも記憶に残っているのは、民主党が政権を執って、その時総務大臣となった原口氏がこの番組にゲスト出演したときであった。

原口といえば、自民党政権になってから、中国海軍の艦船が海上自衛隊の艦船に対しレーダー照射した問題で、レーダー照射が行われた場所を明らかにするよう質問した。

小野寺五典防衛相は「東シナ海の公海上、日中の中間線の日本側」と述べ、詳細な場所は明らかにしなかった。

原口は、運用がどうのこうの場所がどうのこうのとおっしゃっていますが、しかし相手に場所は分かってるじゃないですか。だってレーダー照射までしてるわけです。

Google Earth かなんかでみれば分かりますよ、どこに日本の艦船がいたかどうか・・・

原口は、Google Earth をリアルタイムの映像だと思い込んでいたのである。

以来、彼はネット住民たちに「グーグル原口」と呼ばれるようになった。

予算委員会の中継映像でもいつも質問者の左後ろに、関西弁を上手に話す女性議員と、「言うだけ番長」の異名を持つ方と並んで退屈そうに座わる姿があり、「ミンス3バカトリオ」と嘲笑の対象になっている。



そのグーグル原口氏が晴れて大臣になって番組に登場したとき、あの司会者の態度はその地位に怯えてか、もみ手をしながらおべんちゃらを連発して、媚びるような態度で、見ていて実に不快だった。

それに、最近自分の番組になったと勘違いしたのか、雛壇の右端に水商売のホステスみたいなお気に入りのグラビアタレントを座らせて、ニタニタ鼻の下を伸ばしていたりして、まったく不愉快に感ずる。

2年前、自分の売名行為のためか道楽かで、ヨットで太平洋を渡ろうとした際クジラにぶつかったとかで遭難し、海上自衛隊の救難飛行艇にかろうじて救助され、うなだれて「日本に生まれてよかった・・・」とか呟いていたが、あの頃のしおらしさなど、所詮一時のものでもうとっくにどこかに吹っ飛んでしまったようだ。



しかも、その時の醜態を今では時々お笑いのネタにするところなどあって、所詮お笑いタレントに毛が生えたようなものだと、私がいつも思う所以だ。

今後もチャラチャラした司会を続けるようなら、番組を即刻下ろした方がいいのでは。

沖縄サヨクのしでかしたことを、知ってるくせに知らぬふりをしていた今日の司会振りを見ていて、今日は特に嫌気が差してしまった。