孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

ちいさなクルマ、大きな失望・・・

2016年06月30日 | 社会観察
鈴木会長の言うところの、貧乏人の乗る軽自動車のメーカー、「スズキ」が株主総会を開いて、新たなCEOに鈴木会長の息子が選ばれたそうな・・・

十分予想できたことだったが、「やっぱり、、、」という失望感を感じさせられたニュースであった。



まあ、所詮田舎の同族会社のことだから、どこにでも転がっている話の一つに過ぎないのだろうが、他に人材は育っていないのかと、不思議でならない。息子さんには何の恨みも無いが、テレビで彼の言動や面構えを拝見したところ、どう贔屓目に見ても「ヤリ手」には見えない。

それに比べると、やはり身内が経営に加わることを拒んだホンダの創業者・本田宗一郎はこの点キチッとケジメを貫いていた。



ホンダと関わる中小企業の中には、ホンダの精神を範とする経営者が多いが、この点を踏襲する経営者はそうはいない。それどころか、社長も副社長も専務も常務もみんな身内で固めたがる方が普通だろう。


自分の息子に会社を継がせたかったら、それなりに息子を外で武者修行させ、十分経験と専門知識を身に付けさせた上で、これなら跡継ぎとして申し分ないと他の社員が納得するように育てた上でなら、それも良かろうが、現実は出来の悪い息子に、出来のいい番頭をつければなんとか形になるだろう・・・となる。

スズキの燃費計算偽装がバレてから、売上げが少し低迷したようだが、それも下げ止まったようである。しかし、汚れた信用は簡単には元通りにはなるまい。体質はそう易々と変わるものではない。

出来の悪い息子ほど、かわいいものだそうだが、何十万人もの関連企業の従業員や家族達の将来に関わることとなると、「これでよかったのか・・」と思わざるをえない。


「安保法案は戦争法案」、「防衛費は人殺し予算」か。

2016年06月29日 | 政治ネタ
本当は恐ろしい暴力集団、日本共産党の志位和夫委員長は、『27日、同党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことに関し、藤野氏を口頭で注意したことも明らかにしたそうだ。



 また、「(藤野氏)本人がきちんと(発言を)取り消した。私からも注意し、これで解決したと思っている」とも述べ、これ以上言及する必要はないとの考えを示した。埼玉県川口市内で記者団の取材に答えた』、と産経ニュースは伝えている。



【綸言汗の如し】という、古い支那の言葉があるが、上に立つ人の言葉は汗と同じで、一旦出たらもう引っ込まない、という意味で、【綸言(天子の言葉:りんげん)】とまでいかなくても、上に立つ人の軽率な言葉とか、訂正を戒める格言としてよく用いられる。

共産党は、若者(バカもの)ラップ集団を使って、昨年から実に熱心に「安保法案=戦争法案」「安保法案=徴兵制=戦争=人殺し」という刷り込みを行ってきたから、その延長と捉えれば、藤野保志の発言など、大したことではないのだろう。



実際、他の共産党議員などは、似たようなことを堂々と公言して悦に入っているようだ。以下は、恐らく氷山の一角なのだろう。

〇「安倍政権は人殺しの道具等の軍事費が5兆円超と戦後最高額にした
共産党 国立市議 尾張美也子
- 2016年6月19日

〇 自衛隊員について「戦場に行って、人を殺し殺されるという役割を担っている人たちだ」と発言。西東京市議 共産・保谷清子議員 
- 2016年3月17日

〇 「陸自高等工科学校は人を殺す練習をしている
 埼玉県上尾市の平田通子市議(59)=共産  
- 2015年12月25日


自称「ジャーナリスト」という方たちも、多くのマスコミも、今回の共産党のホンネはまったく取るに足らないことで、「騒ぐほどのことではない」と思っているに違いない。

しかし、この類の言葉を与党の議員がテレビの討論会でポロッと言ったと考えてみるがいい。もう日本中、鉦や太鼓を打ち鳴らして、テレビもラジオも大騒ぎすることは間違いないだろう。

『注意して、本人も取り消したのだから、これで解決した』などということなど、ありえないのである。同じ泥船に相乗りしている野党の党首などは、もうヒョットコ踊りをしながら、一日中そのことを非難し続けることは、火を見るより明らかである。

自分の言動に責任を持たない集団が、その後どうなるかは、不正をはたらいた民間企業を見ていればわかるが、政治集団の場合は、間違って政権を持った場合、国を滅ぼしかけることになる、と日本人は2009年の政権交代の際に学習済みのはずである。

我々は、あの悪夢の3年間を決して忘れてはいけない。




モラルはこうして低下する

2016年06月29日 | 政治ネタ
我が郷土、静岡県の県知事が視察にかこつけて、ブラジルのリオ五輪見物に行くことを断念する、とようやく記者会見で述べたそうだ。

これまでも何十回と条例で定められた宿泊費を大幅にオーバーしてきたにも拘らず、条例が旧い、見直すべきだ、などと全く反省の色も見せずにいた知事も、東京都知事の問題でこれまでの規則無視がばれてしまい、せっかく楽しみにしていたリオ五輪見物も行き難くなったのだった。



それでも、未練たらたらで、県民がどう判断するか・・とか、今月末には決断する、とかゴールを先に先に動かしてきたのだが、やはり反対の声は多かったのだろう。



テレビのニュースでは、県知事の腰巾着たちに、「知事には行政のトップとして是非リオ五輪の視察に出かけて欲しいと今でも思っている。」などと記者会見させていたようだが、こいつらも、常識の欠けらも無い木っ端役人であることを露呈していた。

制限速度30キロの道を40キロで走ったために、ネズミ捕りに引っ掛かった。そこで、「この道は歩行者も少なくなったし、制限速度が30キロっていうのは現状に即していないんじゃないのか?」と警官に主張したところで、それが通用するものか?

行政のトップが何度も条例という規則を守らずにきて、「規則がおかしい。変えるべきだ。」と主張している映像を、子供たちに何と説明する。

子供だけではない、それを何度も見聞きしている職員達は、上司があれなら自分達だって少しくらいは許されるかな・・・と、次第に綱紀が乱れていき、モラルが低下していくものだ。

ちょっと前から、静岡県の教職員・公務員による破廉恥事件は急増している気がするのは、私だけではないだろう。小学校の教師が教え子を盗撮したり、酒酔い運転で捕まったり事故を起こしたり、公務員が何年も鉄道通勤でキセル乗車をしていたり・・・、枚挙にいとまがない。



外国の元首と勝手に約束事をしてみたり、県知事の分際で地方の行事に招待状を送付してみたり、知事になるとは、それほど偉いものだと勘違いさせてしまうのだろうか?



自分が、偉いと思うなら、自らの言動は県民・都民の模範となるべきとわが身を律するように心がけるのが本筋だろう。

今回の一連の大名旅行のあきれ果てた実態を知った職員や県民たちのモラルは、下がることはあっても上がることは決してなかった。

県知事は、そこを十分猛省して、残りわずかな任期だが、まだ続けるつもりなら仕事に励んで欲しい。



秘書を調べたか?元検事さん。

2016年06月28日 | 政治ネタ
ゾエを見ることがなくなって、せいせいしたと思ったら、この女が政党を代表して偉そうなことを言っているのを見て、不快指数が急増してしまった。



ベラベラ喋るのはいいが、自分の不正もしっかり調べて説明してくれ!適当に誤魔化していれば、国民はバカだからそのうち忘れるとでも思っているのかね?



日本が嫌いなのは他の党友たちと同じだと、よく分かった。ところで、秘書は捕まったか?
何なら第三者の公正な精査を待ってもいい。

とにかくウヤムヤにせず、潔白ならその証明をせい!!

偉そうなことを喋るのは、その後にしてくれ!!

共産党のホンネ出たね。

2016年06月27日 | 政治ネタ
『6月26日、共産党の藤野保史政策委員長が出演したNHKの討論番組にて、5兆円を越えた防衛予算を指して「人を殺すための予算」と発言。その場で、ほかの議員らが発言撤回を求めましたが、番組内では応じませんでした。同日夕、藤野氏は「不適切であり、取り消します」と発言を撤回しています。』

共産党の政策委員長がテレビの討論番組で、ついホンネを言っちゃったようです。



民維新党は、まったくとんでもない連中と手を組んだものですな。自滅の道を一直線!

共産党の手先となっているアンポンタン学生達のラップ集団も、共産党政策委員長と同じ考えなのでしょうが、こいつらに言わせれば、自衛隊員たちは人殺し集団なのでしょうかね?

藤野氏は、「発言は間違っていないが不適切であった・・・」とでも言いたいのでしょうな。




公安には、徹底的にこいつらをマークし続け、観察の手を緩めないで欲しいものだ。

ヤラセの臭いが漂う番組

2016年06月26日 | テレビ・ラジオ
ある番組が当たると、他局もすぐ真似をして似たような番組を作りたがるものである。

日本人の外国コンプレックスもあって、ここ数年日本を訪れる外国人を追っかけたり、逆に海外の意外なところで生活している日本人を訪ねて、その経緯をインタビューしたりするような番組が横行しているようだ。

先日も盆栽を習得したくて来日し、日本人に弟子入りしている外国の青年を紹介してる番組があったが、まず私はその青年が生活費をどうやって賄っているのかということに興味があった。何か定職があり、その余暇に盆栽を習っているというようではなかった。

番組では何から何まで伝えられないのだろうが、何か都合が悪いことがあって、それを意図的に伝えないようなことすると、わずかでも胡散臭さを感じてしまうものだ。

さらに、お笑い芸人たちを雛壇に座らせて、わざとらしく驚かせたり、感動の押売りのような演出をすると、胡散臭さは一気に増幅する。

海外の辺鄙な街で現地の人と結婚して所帯をもっている日本女性などを訪ねる番組は、視聴率が稼げるためか、各局いくつか存在するようだ。



どうやってそういう日本人の情報を集めるのか不思議に思っていたのだが、中には基督教系の怪しい宗教に入信して、その教義に基いて、どこの馬の骨とも分からぬ外国人と結婚することになり、日本を離れているケースがいくつか番組になっていたと知ると、好奇心は一気にしぼんでしまう。

私の学生時代、同じ下宿にいた同級生が、1年の夏休みを境にその宗教にのめり込み、やがて下宿を出て、民家を借りて他の信者達と共同生活をはじめたことがあった。

私が米国から戻り、3~4年ぶりで彼と再会したとき、彼はすでに結婚していた。千葉県の片田舎にある小さな教会を任されているということだったが、そのとき遠慮がちに奥さんとはどうやって知り合ったのか聞いたところ、「神様が選んでくれた」ようなことを言っていた。

本人が好きでやっていることなら、他人は文句を言う筋合いはないだろうが、親御さんはきっと残念な思いをしているだろう。

意外性を伴う驚きや感動を押売りするような番組を作る側は、仮に悪意はないにしても、結果的に少しでも違和感や嫌悪感を視聴者に感じさせるようでは、これはあってはならない。

嫌なら、そういう番組を観なければいいのであって、こんな風にテレビという媒体は信用を失っていき、テレビを見る人の数は減少していくようだ。



ヤラセの臭いが漂う番組

2016年06月26日 | テレビ・ラジオ
ある番組が当たると、他局もすぐ真似をして似たような番組を作りたがるものである。

日本人の外国コンプレックスもあって、ここ数年日本を訪れる外国人を追っかけたり、逆に海外の意外なところで生活している日本人を訪ねて、その経緯をインタビューしたりするような番組が横行しているようだ。

先日も盆栽を習得したくて来日し、日本人に弟子入りしている外国の青年を紹介してる番組があったが、まず私はその青年が生活費をどうやって賄っているのかということに興味があった。何か定職があり、その余暇に盆栽を習っているというようではなかった。

番組では何から何まで伝えられないのだろうが、何か都合が悪いことがあって、それを意図的に伝えないようなことすると、わずかでも胡散臭さを感じてしまうものだ。

さらに、お笑い芸人たちを雛壇に座らせて、わざとらしく驚かせたり、感動の押売りのような演出をすると、胡散臭さは一気に増幅する。

海外の辺鄙な街で現地の人と結婚して所帯をもっている日本女性などを訪ねる番組は、視聴率が稼げるためか、各局いくつか存在するようだ。



どうやってそういう日本人の情報を集めるのか不思議に思っていたのだが、中には基督教系の怪しい宗教に入信して、その教義に基いて、どこの馬の骨とも分からぬ外国人と結婚することになり、日本を離れているケースがいくつか番組になっていたと知ると、好奇心は一気にしぼんでしまう。

私の学生時代、同じ下宿にいた同級生が、1年の夏休みを境にその宗教にのめり込み、やがて下宿を出て、民家を借りて他の信者達と共同生活をはじめたことがあった。

私が米国から戻り、3~4年ぶりで彼と再会したとき、彼はすでに結婚していた。千葉県の片田舎にある小さな教会を任されているということだったが、そのとき遠慮がちに奥さんとはどうやって知り合ったのか聞いたところ、「神様が選んでくれた」ようなことを言っていた。

本人が好きでやっていることなら、他人は文句を言う筋合いはないだろうが、親御さんはきっと残念な思いをしているだろう。

意外性を伴う驚きや感動を押売りするような番組を作る側は、仮に悪意はないにしても、結果的に少しでも違和感や嫌悪感を視聴者に感じさせるようでは、これはあってはならない。

嫌なら、そういう番組を観なければいいのであって、こんな風にテレビという媒体は信用を失っていき、テレビを見る人の数は減少していくようだ。



人格は顔に出るもの。

2016年06月25日 | 社会観察
20代前半で米国に行ったとき、私だけでなく一緒に行った仲間も同じだったと思うが、アメリカ人なら誰を見ても、映画やテレビドラマに出るような役者のように見えたものだった。

しかも、彼らはみな頭が良さそうで、歩く格好など大またでスッスッと歩き、真似したくなるほど格好よかった。

女性だけでなく、男たちも。白人だけでなく、メキシコ系や黒人達も街を行き交う人たちはみんな正義感が強そうで、理想的な社会人に見えた。

しかし、それも1~2ヶ月の間のことで、目がなじんでくると、それぞれの人格が表情に表れていてそれを感覚として読み取れるようになってきた気がする。

別に面と向って会話せずとも、頭良さそうだな人だとか、誠実そうな人だとか、あるいはその反対も、顔の表情や見た印象である程度予想できるようになってくるのだ。

最初の頃とは違って、ああこの人は誠実そうな人なんだろうなとか、ちょっと警戒した方が良さそうな感じの人だなとか、第一印象での正解率が次第に上がってくるようだった。

そして、還暦を過ぎた頃には、第一印象から推察したその人の人格は相当な正解率になっていて、外れることはほとんどなくなってきたと自負している。

初めて会って少し話をすると、ああこの人はあの時どこそこで一緒に仕事したあの人と同じようなタイプの人だな、といった具合で検索できるようになるようだ。

今週の週刊誌を立ち読みしていたら、党首たちの顔が写った政党のポスターと、実物を比較している特集ページがあった。そして、現代の写真の習性技術の見事さを一目で分かるように示していた。

好き嫌いは別にして、民維新党の岡田党首の顔は、つるんとしていて若々しいが、テレビなどで見る顔とは、まるで別人のように見えた。

 人の悪口ばかり言ってると・・

党名を変える前から、この人の表情は見るたびに腐っていくようで、気にはなっていたが、それは加齢の所為だけでなく、やはり四六時中与党の悪口ばかり口にしていることも、原因となっているんじゃないだろうかと思う。

記者会見などでも、いつも何かに不満そうな表情で、常に目の前の人間を否定的に見るタイプの人のような印象を与えている。そして、その度合いが日に日に悪化してきているようだ。

目の上下がふくらんでいて、スターウォーズにでてくるヨーダ見たいな顔になってきたこの方は、下品な政治家の魁的だと思う。「生活の党とゆかいな仲間たち」という風に党名が変わっても、この顔を見るたびにいい印象など抱くわけが無い。

 おぞましさ漂う・・

これまでも、これからもこの方がこの国のこと、日本人のことを案じて何か役に立つことをしようとしていると思いたくても、過去の言動とこの表情がそれを否定してしまう。

そして、このお方の顔がアップになった党のポスターも、見事な修正技術で完成度がかなり高かったようだ。

思想的には極めて危険な政党であるにも拘らず、映画の女優や文化人、無邪気で低脳な学生などを巧妙に操って、マイルドなイメージを装うのだが、その歴史と主張を少しでも知れば、身の毛もよだつような超危険集団であることが理解できるのだが・・。

その表情は、まるで良く出来たゴム製のマスクをかぶっているようで、純無垢の若者など、コロッと洗脳されてしまうのかもしれない。

 自衛隊は殺人集団でしょ?

民維新の軒先をちょっと借りて、いつの間にか母屋を乗っ取ることなど、いとも容易くやり遂げそうな雰囲気になっているのは、気がかりなのだが、日本国民はどうはんだんするのだろうか・・。

やはり、日本の新幹線はすごい!

2016年06月25日 | テレビ・ラジオ
岡山県だったか、どこだったか新幹線が最高スピードを出す区間があるそうだ。

そこの駅のプラットホームには、通過する新幹線を見たいが為に集まってくる外国人観光客がいるらしい。

もう何年も前に、何気なく見つけたその類の動画が youtube にあって、久しぶりにまだ存在するのか、「新幹線 驚く 外国人」で検索してみたら、ちゃんと存在していた。

『外国人、新幹線の速さにびっくり大興奮!』というタイトルの動画で、視聴回数はなんと406万回になっていたから、これには「びっくり大興奮!」してしまった。



 

新幹線のスピードに息を飲むみこみ、「ちょと・・今の見た??」とカメラを持つ男に話しかける。




女:「わたし、料金がいくら高くても絶対にあれに乗るから・・・」
男:「もう乗ったじゃんか・・」
女:「乗ってないよ!」
男:「ひかりだろ?もう乗ったよ」
女:「ひかりじゃないわよ!のぞみよ!」
男:「どれでも、おんなじスピードだろ?」
女:「違うよ、バカ、のぞみが一番速いのよ!」

こんな会話をして盛り上がった後、またのぞみが通過する。









 アメイジング!!



両手を挙げてピョンピョン飛び上がり、拍手して興奮する女性は、果たしてのぞみに乗ったのだろうか?

日本の技術は世界一である。そして、それは機械工学、電気工学の技術だけではなく、安全管理の技術も含んでのことであるところがすごい!!


イマジンは、所詮歌です。

2016年06月25日 | 外国ネタ
英国での国民投票は、わずかだがEU離脱派が過半数を獲得した。

下馬評では、EU残留が有利だと報道されていたようだが、結果は予想した通りだった。

経済評論家たちは、株安になるとか、円高になるとか、こぞって日本には経済的に混乱しかもたらさないようなことを言って、騒ぎ立てていたが、英国人たちの胸騒ぎを対岸の火事としてしか見ないで、金勘定ばかりしている連中はそんなものだろう。

しかし、実情は日本もジワジワ英国のような移民問題が深刻化している。マスゾエなどに耳目を集めていると、病魔は日本という体を徐々に蝕んでいき、気のついたときは今以上に深刻な状況になっているだろう。



ビートルズは英国が生んだ超人気グループだが、その中のヒット曲の一つにジョン・レノンの作詞作曲の『イマジン』がある。

Imagine there's no countries   国などないということを、想像してみな
It isn't hard to do        難しいことじゃない 
Nothing to kill or die for    殺すものも、死を賭けるものもない
And no religion too       宗教なんかもないんだ
Imagine all the people      みんなが平和に暮らしている
Living life in peace       そんな世界を想像してみな

You may say I'm a dreamer    「お前、夢でも見てんのか?」って言うだろう
But I'm not the only one      でも、僕一人じゃないんだ
I hope someday you'll join us    いつかきっと君も仲間に入って
And the world will be as one   世界は一つになればいいんだけどな  
                                
                (和訳:孫ふたり)

国という概念を捨てて、宗教なんかも無くて、みんなで仲良く平和に暮らせる世の中って、すばらしいじゃないか。ジョン・レノンはそう言いたかったのだろうが、現実はそう簡単にはいかない。だから、歌では、「Imagine....」(想像してみろ)と命令文で始っている。



この甘ったるい歌詞の歌は、ひところ日本でも左翼系の市民団体や、脳内お花畑の女学生さんやその類のパッパラパー学生たちが好んで口ずさんだものだった。

もしかしたら、今でも地方の自治体の国際交流協会とかいう団体が、多文化共生社会の実現などとお祭り騒ぎを催しては、この歌を合唱したりしていることがあるかもしれない。

日本では現在在留外国人の数が猛烈に増加していて、すでに移民国家と様相を呈している。現在の総数は、恐らく230万人を超えているだろう。

我が郷土、静岡県の政令指定都市、中部・静岡市と西部・浜松市の人口を合計すると150万人である。これに東部で最も大きな街、富士市の人口25万人を加えても、175万人。さらに、伊豆半島全体の総人口20万人を加えたとしても、195万人。

日本の場合は、多文化共生とかいっても、在留外国人の3割以上は支那人2割5分が朝鮮人という、いわゆる特定アジア人たちが6割近くを占めているのが特徴的で、これらの国々は、世界で最も反日感情が強い国々なのである。

2008年4月、北京五輪の聖火リレーが長野であったとき、瞬時に5000人の在留支那人が大型バスで沿道に集結し、日本人たちに数々の暴行事件を起こしていたことは、まだ記憶に新しい。



巨大な支那の国旗を掲げて、集団で日本人らに襲い掛かっていた男女留学生達は、自主的に集まってきたわけではない。当時の福田という能無し総理が、公安に手を出すなと言う指示を出していたようで、警察は不気味なくらい、ギリギリまで見てみぬフリをしていたそうだ。

反日サヨクの首長が治める自治体や、支那にべったりの福田のような人間が総理大臣であったりすると、これからもこのときのような事件は何度でも起こりうる。

我が郷土の県知事も、まったく躊躇せずモスレムの礼拝堂を空港に併設するとか、モスレムのためのハラール食を提供する食堂もつくるなどと言っているのだが、実に困ったものだ。



今、日本が完全に移民規制を解けば、支那などから数千万人単位の移民が押し寄せる可能性もある、と何かで読んだ事がある。この数字とて、まんざら途方も無い数字ではないだろう。

暢気に「イマジン」を合唱している場合ではないと思うのだが、自分の国がとんでもない状況になっても移民を歓迎しようとする勢力が存在するという認識は、誰もが持つべきではなかろうか。



台湾の新幹線を満喫!

2016年06月24日 | 旅行
あの台湾の野球映画『KANO』の舞台である嘉義農林学校のあった嘉義市は、若者の多い活気溢れる街という印象であった。

この次は、この街に泊まってゆっくり散策したいと思った。

八田與一の墓参りの後、台北には台湾高速鉄道、つまり台湾新幹線にのって帰ることにした。日本でも、もう長いこと新幹線を利用していないので、何となくウキウキした気分になっていた。

 新幹線の切符

乗車券自販機も非常に分かりやすく、初めての私でも簡単に買う事ができた。そして、この乗車券は改札を出ても戻ってくるので、いいお土産になるのだ。

漢字で「月台」と書くと、プラットホームを意味する。嘉義駅の月台は清潔で、ごみ一つ落ちていなかったし、乗客は決められた位置で行儀よく乗り込むので、まったく日本と変わりが無い雰囲気であった。



金曜日の午後だったので、あえて指定席はやめて自由席にしたのだが、乗車率は8割くらいであった。進行方向に向って左側に3列、右側に2列の座席構成で、備え付けのテーブルには、シャレたボトルホルダーがあり、チョコンと立ててペットボトルを置けば、多少揺れても倒れる心配は無い。



東北新幹線に乗って福島に行ったとき、車窓からの景色を楽しみにしていたのに、コンクリートの防音壁でほとんど見られなかったのが、実に残念だったが、台北までの一時間半は、たっぷりと田園風景を満喫することができた。



日本の新幹線には見られないものが台湾の新幹線の窓側の壁に備え付けてあった。何だろうと近づいて見ると、それはアクリルケースに収まったハンマーのようだった。事故か何かで脱出する際に、窓を割るための非常用ハンマーであろう。



支那で高速鉄道事故があったとき、支那共産党当局は事故調査などせず、なんと近くに重機で穴を掘って、脱線した列車を埋めようとしたのだった。

さすがにそれを知った国民の非難が沸き起こったため、埋めるのを止めて車両内を再度よく見たところ、まだ生きている子供が見つかったというから、我々は呆れ果てたのだった。

日本の新幹線のオファーを蹴ってまで、そういう支那の高速鉄道の方を選んだインドネシアは一体どういう神経をしているのか、到底私は理解できない。

事故でも起きれば、「それ見たことか・・」と世界中の笑いものになることは、間違いないだろう。

形だけ真似をすることは出来るのだろうが、物づくりの歴史と職人魂は真似しようが無いのだ。

日本の新幹線を選んだ台湾の本質を見る目は、絶対に間違ってはいなかったといえるだろう。


親からもらった名前・・・。

2016年06月23日 | 社会観察
参議院選挙が公示されて、これから街中が騒々しくなるだろう。

鉢巻をしたり、純白の手袋でマイクを持ち絶叫する立候補者が多い中で、なんかちょっと変わった立候補の第一声をしていた候補者がいた。



この方は、私が以前から贔屓にしているジャーナリストで、歯に衣着せずガンガン正論を吐く姿勢は、いつもと同じだった。そして、ところどころにユーモアを織り交ぜ、論理的に考えを主張していくのを聴いていると、胸がワクワクしてくる。

昨日の演説で彼の言ったことに私は膝を打った。

曰く・・・

「青山さん、あなたのお名前は少しむずかしい漢字だから、ひらがなで登録した方がいいって言われましたけど、僕は嫌だ、と言いました。親にもらった大切な名前をそう簡単に変えるもんじゃない!!」

確か、前にもブログに書いたような気がするが、私が米国に行ったときのこと。

日曜日に寮ですることなくブラブラしていると、市民の方が希望者を教会に連れて行ってくれた。ミサに列席した後、バーベキューなどで腹ごしらえできるという話だった。

それで、私も何人かと繰り出したのだが、教会のミサなど私は全く関心が無く、賛美歌などを歌うときは、私は頭の中で般若心経のメロディーを口ずさんでいた。

同僚達の様子を観察すると、頭を垂れて神父の話を聞いているようにしている野郎もいた。

そういうのに限って、英語の授業のとき、「ジョンと呼んでください」、とか、「私のニックネームはスティーブです。」などと教師に言うのである。

私のときも、「皆さん、自分で好きなニックネームをつけましょう。」などと言ってきたのだが、私は、「自分の名前で呼ばれたいから、そんなものいりません。」と言ったものだ。

だから、喜んで自分の苗字に外人風の名前を付けて悦に入っている連中を見るにつけ、私は、「こいつらアホか・・・」と心の中であざ笑っていた。

これは、今でも変わらぬ、同じ心境である。

青山さん、応援しますから、全力で戦ってください。

今も脈々と生きる「日本精神」

2016年06月23日 | 旅行
今回の台湾旅行の大きな目的は、台南の烏山頭ダムにある八田與一のお墓参りと、士林の芝山公園内にある六氏先生のお墓参りであった。

いずれも台湾の方々によって守られているお墓であることを知って、是非お参りしてみたくなったのだった。

6月18日、土曜日は朝から晴天であったので、観光夜市でお馴染みの士林の駅から歩いて目的地の芝山公園に行くつもりで宿を出た。確か、20分ほど歩けば着くはずだった。

士林の駅を出て少し歩き始めたが、その日は朝から猛烈な暑さで、首周りから汗が噴出し着ていたTシャツはびしょ濡れになってしまいそうだった。

芝山公園には長い石段があることは事前調査で分かっていたので、ここはケチらずタクシーで行くことにした。



タクシーは、その石段の真ん前にピタリと止まってくれた。

最後まで膝が持つか不安だったが、慌てず急がずゆっくりと登り始めた。途中、三度ほど立ち止まって休憩し、無事頂上まで登りきった。石段は全部で124段あった。

上から見下ろすとその勾配が見事だった。よくぞ登りきったものだ。



日本から台湾を訪れる観光客のほとんどは、士林(シーリン)の観光夜市をぶらつき、屋台でカキオムレツを食べたり、手のひらより大きいチキンの揚げ物をパクついたりして台湾の夜を楽しむだろう。

しかし、その士林の芝山公園に、地元の台湾の人達が守り続けている、日本人教師六名のお墓が存在していることは知らないと思う。芝山公園は「教育者のメッカ」なのであり、『日本精神』の象徴なのである。

日本精神というと、軍国主義的な響きがするようだが、台湾の人たちのいう『日本精神』とは、明治の日本人達から学んだ、「勤勉」、「正直」、「責任感」、「規律遵守」、「公正」、「滅私奉公」、「清潔」などのかつての日本人が持っていた徳目のことを象徴した言葉である。

当時、日本人の教師達からそれらを学んだ台湾の人たちは、今の日本人はこういった日本精神を取り戻すべきだ、と期待を込めてアドバイスしている。

何とも耳の痛い話である。

1895年。日清戦争に勝利した日本は、台湾を割譲して統治することになった。

台湾総督府は何よりもまず教育からだと考え、日本から志ある若者教師を七名選び、士林近くの芝山巌(しざんがん)恵済宮という寺を借りて芝山巌学堂という小学校を設立し、授業を開始した。

 恵済宮の孫悟空像

しかし、当時の士林は治安が極めて悪く、七人の教師達も日本統治に反対する勢力に、いつ襲われても不思議ではない状況だったそうだ。

六人の生徒で始った小学校も、生徒数が二十一人に増え、クラスを三つに分けて授業を進めていた。

 改装中の恵済宮

1896年、正月。事件は起こった。

芝山巌を下山しようとした用務員を含む七名の日本人達を100名ほどの抗日ゲリラが襲い全員を殺害した上に彼らの所持品や学校にあった物品をを奪い去ったのだった。

この事件に台湾中の日本人達は震撼し、学校は三ヶ月間休校した後に再開された。

「六氏(士)先生」と呼ばれる6人の教師は、、、
楫取道明 (山口県、38歳、吉田松陰の妹・寿と初代群馬県令楫取素彦次男。)
関口長太郎 (愛知県、37歳)
中島長吉 (群馬県、25歳)
桂金太郎 (東京都、27歳、東京府士族)
井原順之助 (山口県、23歳)
平井数馬 (熊本県、17歳)

彼らの台湾の教育に賭ける犠牲精神は「芝山巌精神」と言われ、人々の間で語り継がれるようになった。

1930年(昭和5年)には「芝山巌神社」が創建され、六氏先生をはじめ、台湾教育に殉じた人々が、1933年(昭和8年)までに330人祀られた(そのうち台湾人教育者は24人)。

このあたりから、芝山巌は「台湾教育の聖地」と称された。

終戦後、日本色を一掃する中国国民党により芝山巌神社は破壊され、本殿跡には国民党軍統局副局長だった戴笠を記念する「雨農閲覧室」が建てられた。



この時、神社の隣にあった恵済宮の住職は、六氏先生の墓跡から遺骨を密かに移し、無名の墓を造って祀っていた。

雨農閲覧室では、抗日運動の成果のひとつとして芝山巌事件を紹介する展示などが行われてきた。



亡くなった六名の教育者の碑らしきものが立っていたが、その横には壊された碑も転がっていた。

 芝山巌事件の碑?

 破壊された記念碑

周りは木道が整備されていて、地元の人達の散歩・ハイキングコースになっている。私は木道に沿って下山しようと歩き始めた。そのときであった。



何かに呼び止められたような気がして振り向くと、木道から15mくらい離れたところに石碑のようなものが立っているのが見えた。



石碑には何か漢字が刻まれているようなので、近寄って目を凝らして見直した。それこそ、六氏先生達のお墓であった。

 六氏先生之墓

私は別に教育者ではないし、六名の教師達とは縁もゆかりも何も無い。ただ、同じ日本人と言うだけだ。

しかし、前日の八田與一に対する地元の農民達の接し方や、この六人の教師達の対する地元の方々の手厚い扱いを見るにつけ、同じ日本人であることを埃に感ずるのであった。

私は、墓に向って両手を合わせてから、ゆっくりと下山した。

気温はおそらく35度以上になっていただろう。


台北で出会った「傘女」

2016年06月23日 | 旅行
6月の台湾は一年で最も雨が多い。

朝は晴天でも、昼頃になると積乱雲が発達してきて、夕立となるケースが一般的だ。

地下街や夜市を歩くと、いたるところで傘が売られている。

週末の早朝、地下鉄の駅に向って歩いていると、前を若いお嬢さんがスタスタと同じ方向に歩いていた。見ると、バッグなどは持たず、右手の指先に折りたたみの傘をぶら下げているだけだった。

背が高くて、颯爽と歩く姿はなかなか絵になっていて、追い越して前に廻って是非お顔を拝みたいと思ったが、大幅で歩くスピードにはなかなか追いつけなかった。

見失いかけたが、プラットホームに着いてようやく追いついた。



女性は、いろいろ小物をバッグに放り込んで肩に掛けたりするものだが、目の前のお嬢さんは確かに折りたたみの傘をひとつぶら下げているだけだった。

身長は私と同じくらいだから、170cm前後だろう。スラッとしたスタイルで私は彼女の後姿に一目ぼれしたようだった。



後姿を気付かれないようにカメラに収めたところ、どうやら気配に気付いたようで、スッとどこかに移動してしまった。

変態だと思われたくは無かったので、私はそれ以上彼女を追わなかった。

ほんの数分間の恋心を心地よく味わうことが出来た。

多謝! 台北の傘女(かさじょ)!!

親日家が多い台北。

2016年06月22日 | 旅行
以前、海外で日本人だとすぐ分かるのは、買い物をするときだ、と聞いたことがあった。

つまり、日本人は何かを買ってお金を払うときでも、「ありがとう」を言うから、と言うからだそうだ。普通、代金をもらう方がいう言葉なのに、日本人は代金を払いながら「サンキュー」とか「シェイシェイ」とか言うから、他の国の客とは違うと言うのだ。

確かに、私も言う方だ。コンビニで新聞を買って15ドル(50円)払うときでも、「サンキュー」と言っていた。

それは、何だか黙って代金を払って、黙って商品を受け取るだけでは、買い物をした気分になれないからではないか。

これまでの三度の台湾旅行では、一度もタクシーを利用しなかった。しかし、今回はあちこちこまめに移動したので、ついタクシーを便利に利用してしまった。最近、長く歩くと膝が痛むのももう一つの理由である。

全部で6回ほどタクシーを使って移動したが、その中の3人のタクシードライバーから、「日本人ですか?」と片言の日本語で聞かれた。

「そうです。」と答えてから、世間話でもと思って話し始めると、ニコニコしているだけで特に受け答えがない。日本語はそれほど流暢に話せるわけでもなかったのだと、すぐ分かる。



しかし、それでも「日本人ですか?」と話しかけられるのはいい気分だ。これがもし、「韓国人ですか?」などと聞かれたと想像してみよう。

恐らく、その後数日間は、吐き気がするような嫌な気分になることはまず間違いない。そして、なぜ韓国人に間違えられたのだろう、と猛省することになる。

台湾は多分世界一の親日国だと思うが、台湾人全員が日本好きだということは無いから、そこを間違えてはいけない。

支那共産党よりの人達はかなりの割合で存在するのだ。しかも、台北市はその割合が高いそうだ。

そういう目で日本人観光客を見ている台北市民がいることを、日本人はよく認識して行動することが重要だ。

背伸びをする必要はないが、背中に日の丸を背負っている感じでいれば間違いない。

親日派の台湾の方々をがっかりさせてはいけない。