孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

NHKに媚びてきた報いでしょ

2016年03月26日 | 芸能関連
「演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会」というのがどういう意味のあるものなのか、訳が分からないのだが、そこに演歌や歌謡曲の復活に力を入れて欲しいと陳情する歌手たちの神経はもっと不可解だ。



陳情団の中には、オチャラケのモノマネタレントもいたりして、まったく分けの分からないニュースを見てしまった。

私はフィリピンに赴任しているとき、ストレス解消にカラオケに頻繁に通ったもので、そこで歌う歌の半分は演歌だった。特に演歌が好きだというわけではないが、あのメロディーや節回しは気分を十分癒してくれたものだった。

しかし、だからといって演歌の今の状況を憂うつもりなどまったくないのは、今の不人気が起こるべくして起こっている状況のように感ずるからである。

似たようなメロディーと、代わり映えのしない歌詞。いかにも演歌歌手といった髪型、振る舞いなど、もう見飽きてしまって新鮮味などまったく感じない。

演歌歌手はNHKに媚を売って、歌番組に出ていれば十分食べていけると思っていたが、そうでもないのだろうか。

しかし、だからといって、国会議員に泣きついて、一体何を期待するのだろうか?



陳情を受けて、テレビで報道する意味は一体何なのだろう?

「歌は世につれ 世は歌につれ」というではないか。

演歌は世の中の変化についていけてないだけのことだろう。それが分かったとしても、それだから国会議員にナントカしてくれというのは、どうしようもないではないか。



ますます、演歌離れが進行して行くだけだろう。まったく、腹立たしささえ覚えたニュースだった。

旧約聖書、「民数記」に見る教え

2016年03月26日 | 外国ネタ
中学の頃、年に一度位の頻度で映画鑑賞会が学校の体育館であった。大きな映写機が体育館中央にセットされて、学生はみんな床に腰を下ろして、膝を抱えて舞台の銀幕に集中する。

確か、「太平洋の地獄」というタイトルだったと思うが、三船敏郎とアメリカ人俳優の二人しか登場しない映画で、無人島に漂着した日米の兵士のサバイバルの映画だったと記憶する。セリフが少なかったが、強烈な印象だったのを覚えている。

強烈な印象といえば、チャールトンへストンの「十戒」がすごかった。当時はその映画の題材などまったく知識もなく、聖書の話だ・・くらいの認識しかなかった。しかし、あの映像はもう一度観たくなるもので、後にVTRが出来たときレンタルショップで見つけて、何度か見直したものだった。

 海が割れるシーン

モーゼというと、お気に入りのコラムニスト、高山正之氏がいろんなところで頻繁に引用するので、すっかり耳になじんだ旧約聖書の「民数記」を思い浮かべる。

ネットで検索したらヒットした。週刊新潮の名物コラム「変見自在」だったか、こんな具合で民数記を引用していた。

『それは旧約聖書に神ヤハウエの言葉としてある。
約束の地」に住む異教徒を倒して凱旋した兵士が女子供を生かしたままにしたことを神が怒り、「戻って男子はみな殺せ。男と寝た女も殺せ。男を知らない処女はお前たちのために生かしておけ」とモーゼを通して命じた。

 その上で奪った羊や牛や財宝、処女をどう分配するか民数記三十一章にこと細かに記述している。戦争とは、つまり公認された略奪と虐殺と強姦のことを言う。この伝統は日本を除く世界で生き続けた・・(以下略)』

私はキリスト教にはまったく興味がないので、聖書など読んだことはないが、実際に民数記にはどのように書かれているのか、少し興味があった。

該当する部分は、旧約聖書の民数記、31章にあった。

31章は、大きく4つの部分に分けられる。因みにミデアン人とは、アラブ人の先祖だそうです。

1. ミデヤン人との戦い(1~12節)
2. 分捕り品に対する扱い(13~24節)
3. 分捕り品の分け方(25~41節)
4. 感謝のささげもの(42~54節)



まず、主はモーゼに、『ミデヤン人にイスラエル人の仇を報 いよ。』と言います。


『 7彼らは主がモーセに命じられたようにミデアンびとと戦って、その男子をみな殺した。 8その殺した者のほかにまたミデアンの王五人を殺した。その名はエビ、レケム、ツル、フル、レバである。またベオルの子バラムをも、つるぎにかけて殺した。』

『 9またイスラエルの人々はミデアンの女たちとその子供たちを捕虜にし、その家畜と、羊の群れと、貨財とをことごとく奪い取り、 10そのすまいのある町々と、そのとを、ことごとく火で焼いた。』

(中略)

モーゼは戦いから戻った者たちに言う。

『15あなたがたは女たちをみな生かしておいたのか。 16彼らはバラムのはかりごとによって、イスラエルの人々に、ペオルのことで主に罪を犯させ、ついに主の会衆のうちに疫病を起すに至った。 17それで今、この子供たちのうちの男の子をみな殺し、また男と寝て、男を知った女をみな殺しなさい。 18ただし、まだ男と寝ず、男を知らない娘はすべてあなたがたのために生かしておきなさい。』

男を知らない処女は、お前達で分け合え、と言っている。

(中略)

『 25主はモーセに言われた、 26「あなたと祭司エレアザルおよび会衆の氏族のかしらたちは、その生けどった人と家畜の獲物の総数を調べ、 27その獲物を戦いに出た勇士と、全会衆とに折半しなさい。 28そして戦いに出たいくさびとに、人または牛、またはろば、または羊を、おのおの五百ごとに一つを取り、みつぎとして主にささげさせなさい。』

『 29すなわち彼らが受ける半分のなかから、それを取り、主にささげる物として祭司エレアザルに渡しなさい。 30またイスラエルの人々が受ける半分のなかから、その獲た人または牛、またはろば、または羊などの家畜を、おのおの五十ごとに一つを取り、主の幕屋の務をするレビびとに与えなさい」。』

要するに、主は略奪した物の分配方法を実に事細かに指示しているのである。


『32そこでその獲物、すなわち、いくさびとたちが奪い取ったものの残りは羊六十七万五千、 33牛七万二千、 34ろば六万一千、 35人三万二千、これはみな男と寝ず、男を知らない女であった。 36そしてその半分、すなわち戦いに出た者の分は羊三十三万七千五百、 37主にみつぎとした羊は六百七十五。 38牛は三万六千・・・(以下延々と続くので略す)』

湾岸戦争のとき、イラクの国立博物館から一万五千点もの展示物がアメリカ兵によって略奪されたのだが、彼らは聖書の教えの通りのことをしたまでと嘯(うそぶ)くわけだった。

聖書には民数記以外にも、こういう戦争の仕方、略奪のやり方、異民族の殺し方が随所に書かれているそうだ。

高山氏のコラムを読んだときは、俄かに信じられなかったが、どうも間違いないようだ。

新党名と新東名

2016年03月26日 | 政治ネタ
自宅近くに新東名のインターチェンジができてから、どう変化するのか楽しみであるが、今のところ大した変化もなく、ただの田園風景があるのみだ。

ただ、計画ではあと数年で地場産品のショッピングセンターや近くを通る鉄道の新駅などを新設するらしい。そうなると、田舎町が一変するのかもしれない。

しゃれたファミレスがあるわけでもなく、大型書店があるわけでもない辺鄙な田舎町のままでも、大して不便を感じないのだが、人口が減っていき町が水気のない老人だらけになっていくのを想像すると、思わず首を振って脳裏に浮かんだ未来の映像を消したくなる。

新東名といえば、野党が作った新党の名前、新党名の評判が良くないらしい。



ヤフーの画像検索でも、「民進党」で検索すると、表示される画像はほとんど台湾の民主
進歩党(略して民進党)党首、蔡英文新総統の画像であった。



民主党がなくなったのは大歓迎だが、新党名「民進党」は、明らかに台湾の民進党の真似であり、時流に載ろうとしたパクリだと言われても仕方ないだろう。それに、同じ名前でも、母国を想う両者の心情の差は、言わずもがなである。

片や悪の大国の脅威を感じながら、安全保障を真剣に考え国をまとめようとする政党であり、片や母国を貶めて、悪の大国に国を売り渡そうと企んでいるかのような政党であるからだ。

画像から感ずる党首の希薄は雲泥の差が見られる。片や溢れる血気を抑えつつも、やる気満々の女性総統、片や覇気などまったく感じさせないしょぼくれた風体のオヤジである。



今や、ゴシップネタ満載の週刊誌やイエローペーパーの代弁者になったような仲間しかいない党首には、新党の舵取りなど期待する気にもならないのである。