リオ五輪のベストシーンを三つあげろと言われたら、私は真っ先に400m男子リレー決勝をトップにあげる。
9秒台で走る選手が一人もいないのに、アメリカをおさえて2位となった。背景には徹底したバトンリレー時の動作解析とムダ取り、そしてそれを体に覚えこませるための、昨年の冬から始めた徹底的な反復練習だった。
予選での結果を踏まえ、決勝ではバトンを受ける側は前走者が予選時より靴4分の一分だけ早く迫った時点でスタートを切り、よりスピードに乗ってバトンを受けることにしたという。
アメリカの失格いかんに関わらず、日本チームは2位だったことは、映像を見れば明確だった。走者の表情は意外にも飄々として見えたが、世界を驚嘆させる偉業だった。
おそらく、世界各国のリレー走者たちは、この日本独自のバトンリレーを模倣することになるだろう。
この結果に、南朝鮮や支那では発狂して、「日本人はジャマイカ人との混血のお陰でメダルが取れた。」とか、「日本は積極的に外国人との混血を育成して、民族改造をした結果だ」とか、もう民度そのままの狂い振りであるようだ。
さて、ベストシーン二番目は、まるでドラマを見ていたような男女卓球である。
支那人を擁したドイツチームに惜敗した女子チームのリベンジのように、男子チームはドイツをやっつけた。そして、我らが郷土の誇り、水谷 隼選手と伊藤美誠選手は、大事な試合にも臆せずにハツラツとプレーした。
その上、大会中であるにも拘らず、水谷のガッツポーズはダメだ、と精神的な妨害コメントをほざいた半島DNAを持つ張 勲老人のいやがらせをものともせず、二人とも思いっきり肩の上にガッツポーズをして見せてくれた。
卓球を見て、あんなに溜飲を下げるとは思いもよらなかった。東京五輪が益々楽しみになった。
さて、三番目のベストシーンは何か。
それは、高松ペアの女子バドミントンである。豪快さと繊細がうまく噛みあった最高のコンビネーションで見事な逆転劇を演じてくれた。金メダルが決ったその瞬間、テレビの解説者が「すごーい!!」と叫んでいた。
いろいろ以前のエピソードが紹介される中でも、二人がペアを組むに至ったエピソードは、大変興味深かった。
高橋は松友とペアを組みたかったが、当時松友はシングルの選手としても頭角を現していたため、あくまでも松友の意志に結果を任せて、黙って待っていたという。
松友は考えた結果、相性のいい高橋とのダブルスに専念することに決めた。そして、その理由に松友が並みではないことを見て取れる。
シングルの選手では、対戦相手一人をコントロールしなければならない。しかし、ダブルスでは、 パートナーを含めてコート上の三人をコントロールすることになるのが面白いという。そしてそれが新たな松友の目標になったのだ。
ポーランドの大女二人との接戦でも、「最後は負けるかもしれないと思ったが、相手をおっと思わせたかった・・・。」と松友は飄々と語った。
笑顔が実にかわいい松友の画像を、昨日私は自分の携帯電話の待ち受け画面にしたところだ。
笑わば、笑え!
金メダル決定の瞬間の松友