孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

中尾の卓見、再び

2018年07月24日 | 社会観察
中尾 彬は、個性派俳優としても名優だが、数いる「コメンテーター」の中では異色の、なかなか的を射たコメントを吐く方だと私は注目している。

   中尾だよ・・・


今朝も、朝の情報番組で夏の高校野球予選で、ナイターが行われた、と報じていたことにコメントを求められた中尾が、うまいコメントをしていた。曰く・・・。

「まあ、ナイターもいい経験になるかもしれないが、俺はすべての行事を中止すべきだと思うね。だって、この天気は災害だもん。太陽という大雨が降り続いてると思えばいいんだよ・・・。」

こんな内容だった。

テレビのニュース番組では連日、熱中症に注意しろ、と言うだけでこういう本質に踏み込んだ意見は一切触れない。

いくら好きでも、炎熱地獄の中で、運動させ応援させるのは、ハラスメントどころではない。犯罪行為ではないだろうか?

中尾 彬のようなコメントを下地に、もっと我々は真剣に考えるべきだろう。

「タイ、洞窟少年報道」考

2018年07月10日 | マスゴミ関連
大雨被害のニュース報道のたびに、被災現場に出向いて、恐らくまだ新米のアナウンサーが、たどたどしくレポートする。

このお宅は床上のここまで水が浸水したようですとか、自動車が流されてきてご覧のように上下反転してペシャンコになっています、などと一々説明しなくとも映像を見れば分ることを、一体声を抑えて悲惨な状況を解説する必要があるのだろうかと思う。

身内が被害に合っているのではないかと心配な人たちには、貴重な現場レポートなのかもしれない。

しかし、どのチャンネルに変えても似たような報道をしているのを見るたびに、所詮芸能人の離婚や破局報道と同レベルの、視聴者の野次馬根性を充足させるだけの番組になっているようである。

さらに、この処必ず報道されるのが、タイで洞窟に閉じ込められた12人の少年たちの救出報道である。行方不明になってから2週間にもなるので、生死が危ぶまれていたので、話題性のある事故には違いないのだろうが、特に日本人には関係があるわけではないようだ。

 11歳~16歳の少年12人とコーチ

あるテレビ局では、現地に特派員を送り込み、救助作業の様子をレポートさせたり、「あっ、ただいま救急車が到着しました。2台の救急車がただ今現地に到着しました。」などと興奮気味に伝えていたが、どうもピントがずれてる感じだった。

  助かってよかったね

私は、被害にあった少年たちには申し訳ないが、こういう事故報道の続報よりも、例えば以前カナダで日本人留学生が現地のカナダ人に殺害された事件の続報はいったいどうなっているのか。

あるいは、インドネシアの高速鉄道建設を中国に依頼してから、その後どういう進捗状況なのかという方が余程気になっている。悪いが、タイの洞窟少年などどうでもいいことだ。

タイの山奥に特派員を送り込めるくらいなのだから、カナダやインドネシアならそれほど難しいことではないだろう。是非現地から続報を伝えてくれ。

いつも思うことなのだが、テレビ局が3局も4局もあって、なぜあれほど報道するニュースや順番までも、大差が見られないのだろうか。まるで、みんなで事前に打合せをしているように同じではないか。

興醒めの三流演技

2018年07月07日 | 外国ネタ
私は、特にサッカーなど好きではない。特に、「サムライ・ジャパン」だとか、「サムライ・ブルー」だとか呼んでいるのを聞くたびに、「ケッ!」と嘲笑ってしまう程度の興味で、野球だとかサッカーが世界で戦うたびに、マスコミが大騒ぎするのは鬱陶しいだけだ。

しかし、何となく気になっていたのが、W杯の決勝トーナメントで日本が惜敗したベルギーだったので、今日そのベルギーがあのサッカーとケツ振り踊りのカーニバルくらいしか取柄がない、ブラジルと対戦するというので、録画を観ることにした。

しかし、途中から観続けるのが馬鹿馬鹿しくなってきて、最後までは観なかった。

それというのも、ブラジルの一流選手の、あの品の無い演技を見てられなかったからだ。演技と言っても、反則されたという「嘘アピール」のことだ。

  これが一流演技?

VTRで観れば一目瞭然。どうみても反則でもないのに、オーバーに転げてから痛がって見せ、相手の反則だと主張する。この連続で、一度や二度なら我慢できるが、何度も何度もそれが続くと、その品性の欠けらも見られない、オーバーアクションには我慢できなくなる。

  情けない国民性

腕に刺青をしたり、頭を奇妙に刈り込んだり、唾を吐きまくったりするのは、そういう国民性なのだろうと我慢の範囲内に治められるが、ああいう嘘の演技でフリーキックやペナルティーキックを得ようとする行為は、もう品性下劣で観たくも無くなる。

ブラジルのサッカーとは、ああいう下品な演技を奨励するサッカーだったのか・・・。

  子供が見てマネするぞ

勝負は、ベルギーが勝ったそうでよかった。

私は、ブラジルの国民性が、いまだにどうも好きになれないでいる。

こんな役所のこんな奴ら

2018年07月07日 | 政治ネタ
自分がまだ学校に通っているときは当然だが、大学生だった頃も、まったく教育行政などには関心が無かった。

私の数年先輩たちは、学費がどんどん上げられていくことに、猛烈に反対して、学生運動のネタにしていたようだったが、私が入学した頃はその騒ぎも沈静化していた。

社会人になってから暫らくして、「ゆとり教育」という言葉を耳にして、これで今の子供たちは受験勉強から解放されるのかしらん、という程度の関心しかなかったが、現実はその反対で、今では高校生たちも堂々と塾に通う時代になってしまったようだ。

そして、その「ゆとり教育」の恩恵を受けた子供たちが社会に出る頃は、教育行政の失敗である事が次第に浮き彫りになっていて、様々な国際的な学力比較でも数字にはっきり表れたのだった。

 国力の源泉を削いでくれた

そして、私には初孫ができて今年の春は小学校2年生になると、俄然私は今の公教育に関心を抱くようになった。

仕事がら、英語に関しては特にその大きな変化が起きている。

英語をもっと使いこなせるようにするために、小学校から教科として加えて、中高大と英語の授業は英語で行うように変えていこうとする教育改革が始っている。

実際にいわゆるグローバル企業で、海外とのやり取りに関わる翻訳や通訳の仕事に携わっていると、言葉としての英語の重要性は当然ながら、そういう企業が求める人材も、英語に抵抗やコンプレックスを感じないのを最低条件にしているのも十分理解できる。

しかし、以前からあれだけ英語教育の重要性を叫ばれてて来ているにも拘らず、現実は理想とは程遠いのである。

「英語は日常会話レベルで充分」などという、いい加減な求人広告をよく目にするが、『日常会話レベル』の英語を使いこなせれば、相当な実力者である。今の若者は、日本語でも日常会話が続かないし、そういう常識は持ち合わせていないのである。

受験技術を磨いて、テストでいい点数をとればいい学校に進学でき、いい会社に就職でき、出世も約束されるとなれば、当然捻くれて歪んだ人間が出来上がることは、分りきったことであるのだが、こういうのが教育行政の出世頭にもなり得るから困るのだ。

  教育行政のトップが買春!


私が大学の受験勉強に励んでいたのは今から45年前のことだが、その頃私は家の経済事情も鑑みての事だったが、私立のいわゆるマンモス大学は絶対に受験しないと決めていた。

理由は、そういう大学には大抵、系列の付属高校があって、同じ系列大学への進学を望めば、入学試験は免除されていたからだ。

また、当時から「裏口入学」という言葉がよく耳に入っていて、出来の悪い息子や娘を持った金持ちは、ブローカーに大金を払って、「裏口」から大学に入れてもらっていたのだった。

予備校の中にも「医学部専門予備校」なるものがたくさんあって、私の記憶では当時から医学部の『裏口入学』は社会問題化していた。

大学に入学しても、医師になるには「国家試験」という関門があるんだから、と主張する人がいるが、そこに人間が介在する限り、不正は常に存在する者ではないだろうか。

  弁護の余地は無い!

そうやって、晴れて医者の仲間入りをしたのが、この世には結構いるんじゃないかと思うと、当時から私は、医者のいうことは100%信用できないのである。




「オームと隠れキリシタン」考

2018年07月07日 | 社会観察
ユネスコ様が、長崎の隠れキリシタンの関連遺産を世界文化遺産に登録すると決めたそうで、地元の関連業者たちは、「これで観光客がたくさん押しかけてくれて、地元にお金を落としてくれる。」と大喜びのようだ。

今、真っ盛りのサッカーW杯の出場国を見ても、そのほとんどが、中南米、欧州、アフリカとキリスト教が布教の名の下に他国を侵略して、その土地の住民を皆殺しにしたり、奴隷にしたりして改宗させ、今日に至っている状況がよく分るので、こんな風に見ると面白い。


併せて、昨日オーム真理教というカルト集団の犯罪首謀者たちの死刑が執行され、当時ぼんやりと抱いた疑問が、これをきっかけに再燃してきた。

その疑問とは、当時のオームの幹部の多くが、いわゆる偏差値の高い、超一流大学のしかも理工系出身者だったことだった。

東大理学部、医学部。早大理工学部。慶大医学部。京大薬学部、等々。エリート揃いだった。その彼らが、どういう理由で、空中浮遊だとか、水中で長時間息を止めるとか、熱闘修行だとかの、馬鹿げた修行にのめりこんでいったのか、という素朴な疑問だった。

  洗脳?マインドコントロール?


当時、「マインドコントロール」という言葉をよく耳にしたが、実際あんな修行で悩みごとが解消され、何かが変ると本気で信じてしまうものなのだろうか、と不思議であった。

16世紀に世界中に繰り出していったキリスト教だが、当時の日本にとっては、宣教師の説教は、それまで聞いた事もないただの「新興宗教」にすぎなかった。

  日本人は好奇心旺盛だが・・


新鮮な感覚を味わわせてくれると感じる人もいたのであろうが、多くの聴衆は「何か違うなあ・・・」という違和感を伴う主張であると感じたのではなかろうか?

これは、もしかしたら日本人特有なことであったかもしれず、それが証拠に、その後何百年を経た現在でも、キリスト教を信仰する割合は、1%にも満たない。因みに、南朝鮮ではキリスト教信者は、国民の30%以上だそうだ。

実は、オーム真理教があんな反社会的な集団に膨れ上がっていった当時、世間には他にも様々な、反社会的な新興宗教や集団がはびこっていた。

そして、それらは今でも脈々と活動を続けている。

  聖書に興味あります?

  手をかざすと病気が治ります

  集団生活、集団結婚式


国政選挙のたびに国会周辺で繰り広げられる、若者たちの狂ったようなデモ集会も、同じような「新興宗教」みたいなものであり、それを裏で操る反政府政党も同じ範疇の一派といえるのではないだろうか。

  プラカードはなぜか英語で


キリスト教信者の割合は、全国でも長崎県が圧倒的に多いそうで、おそらく4%くらいを占めるそうだ。

今は、こそこそ隠れる必要はないので、堂々と教会に行き、信仰を続ければよいのだが、ユネスコ様の言い分に唯々諾々と従って、「隠れキリシタン」を「潜伏キリシタン」に変えたりする姿勢には、あまり共感できない。

それよりも、当時の新興宗教に逆上せた大名たちも絡んで、火薬一樽当たり50人という日本の女性たちを何十万人も海外に売りさばいていた、「奴隷貿易」の歴史も、潜伏キリシタン関連の歴史として、もう少し明らかにすべきではないだろうか。

皮肉にも、当時キリシタン大名たちの名代として、ヨーロッパに派遣された、いわゆる「天正遣欧少年使節」たちが、外国でセリにかけられる日本人女性たちを目にして、嘆いていたのである。

 女性は全員裸でセリに

妙に気になるCM

2018年07月06日 | テレビ・ラジオ
最初見たときは、やかましいCMだなあ・・くらいにしか感じなかったのだが、どうも最近気になって、気になって、このメロディーが聞こえるたびにテレビの前に立って、女性のパワフルな歌い方と、なんだか彼女の表情にリンクしているような犬の顔が見たくなる。

  熱唱する姿が面白い

海に向かって、なぜかスマホを片手に声を張り上げる彼女の音程は相当しっかりしたもので、上手である。

私は、今でもガラケーなので、スマホにこういう面白い機能があるのかないのかすら、まったく分らないのだが、スマホが歌い手の顔を写して、それを犬の顔にリンクさせているのだろうか?


  口の動きがリアルで面白い


この動画を見てから、遠くに目をやる堤真一のどことなくやるせない表情がまた意味深である。

彼女の熱唱をもうちょっと聴いてみたいと思う間にCMは終わってしまうのだが、あのCMは一体何のCMなのだろう? スマホのCM? ドコモの企業CM? アプリケーションのCM? どうでもいいけど、また見たくなるCMであることは間違いない。

犯罪者集団に手を貸すテレビ局

2018年07月06日 | 社会観察
宗教に名を借りた、反社会的犯罪者カルト集団に君臨して、化学兵器サリンなどを使って大量殺人を企てたりしてきた麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)の刑が執行された。

今から29年前のこと、阪本堤弁護士はこのカルト集団の悪事について積極的に取り組んでいた。 週刊誌などのマスコミを通じて、その反社会性を糾弾していた阪本弁護士一家のことがカルト集団の知るところとなると、彼らはその裏づけを取ろうと必死になった。




その時。このカルト集団の取材交渉の段階で、阪本弁護士のインタビュービデオが存在することを教えたのが、TBSテレビであった。しかも教えただけではない。彼らにそれを見せたのだった。

  資金も援助していた?

これが切っ掛けとなって、麻原彰晃こと松本智津夫は部下たちに阪本弁護士を「ポア」(殺害)することを指示したことは、当然の成り行きであった。

いわば、TBSは阪本弁護士一家殺人事件に加担したわけだ。

これは、担当者を解雇したり、社長が謝罪したり退陣したりすることで相殺されるようなことではない。

TBSの悪質さは、この事実を隠匿しようとしていたところにあり、当初は関与を否定していたTBSであったが、TBSが捜査の過程で関与を認めたのは、事件から7年たってからのことであった。

このテレビ局の体質は、その後も連綿と続いており、偏向報道を社是としているがごとく、今に至っている。

 朝日にいたこういうのもいた。


 TBSの操り人形の見本


毎週、日曜日の朝、政治的中立性などどこ吹く風か・・・今も続く超偏向番組。

  関口の面相は腐ってきている


  ろくな死に方はしない



地方には、NHKやTBSの言うことに間違いなどはない、と思う情弱者(情報弱者)がまだまだ多いのである。



外国人移民、進行中。

2018年07月06日 | 社会観察
今回の浅草旅行で、驚いたことに、浅草という街があれほど外国人観光客で溢れかえっていることがあったが、もう一つ、私の住んでいる田舎町とは明らかに異なる光景に出くわしたのには、本当に驚いた。

新聞記事で以前読んだことがあったが、これが現実なのかと再認識した。

それは、コンビニのことである。

コンビニの数が多いことはある程度予想していたが、それよりももっと驚いたことは、どのコンビにも店員は、外国人であったことだ。

三日間で立ち寄ったコンビニは7~8件だったと思うが、そのすべての店の店員は、一目で外国人だとわかる風貌で、ネームプレートにはカタカナで一文字だったり、南米なのかアジア系なのかよく理解できない名前らしき表示がされていた。

  日本語はかろうじて・・・


充分研修を受けた上で就業しているようで、手抜かりや間違いはなかったが、全員まったくの無愛想で、買い物することが何か店員に対して煩わしいことをしているような、遠慮してしまうような、違和感を感じてしまうのだった。

東京で起きていることは、ジワジワと地方に伝染してくるだろう。

そして、それはコンビニに限らず、スーパーマーケットでも、ドラッグストアでもデパートでも、老人介護施設でも、自然に見られる光景になっていくのだろう。

多文化共生が滑ったとか、多様性が転んだとか、こういう状況を大歓迎する集団があることはわかるのだが、何の将来的に起こり得る諸問題について、議論することなく、法整備もおろそかにしたまま、成り行きに任せておくと、必ず取り返しのつかないことになる。

  もはやコンビニ店員は移民の仕事


モリだのカケだのと大手マスコミと結託して、こういう国の将来に関わる重要案件から国民の目を逸らさせているとしか思えない、野党の姿勢は糾弾されてしかるべきだろう。

噺家の末路

2018年07月06日 | テレビ・ラジオ
サラリーマンなら定年退職という人生の境目がはっきりしているので、その日が近づいてくるとその後のことを嫌でも考えるようになるものだ。

退職金と年金で、充分老後の生活を何の心配も無く送れる身分ならばいいのだろうが、そうでない場合は、できることをして生活費の足しにしたり、何よりもなんとかして社会と関わっていく方法を見つけないと、生きがいが感じられないつまらない末路となる。

その意味では、いろいろなスポーツ選手が引退時期になってもなかなか糞切りがつかず、ダラダラと現役であり続けるのは、少しは理解できないことも無い。

  酸素吸入しながら落語??

桂歌丸が他界したのをテレビのニュースで知ったのは、ちょうど浅草にいるときだった。

その日、浅草演芸ホールの出演者をみると、林家三平が入っていた。きっと「笑点」のことと歌丸の死を話題にするんだろうなあ、と予想していたら案の定、持ち時間15分のすべてをそのことであった。

何の芸も無い、親の七光りで落語家になったのだから、期待する方が無理なのだろうが、落語家がみんな上手な話で観客を楽しませると思ったら、とんでもない。

同じ日の出演者の、鈴々舎馬風がいて彼がしみじみと語っていた。

名人、名人といってもそんなにたくさんそういう噺家がいるもんじゃありません。しかし、私が噺家になりたての昭和30年代は、たくさん名人がいたんですよ。みんな死んじゃいましたがね。

長く同じことを続けていると、国から勲章をもらったりするものだけど、後世「名人」と呼ばれるような人は、そうそう出るもんじゃないですよ。

馬風は、こんなことをお暗にほのめかしていたように私には聞こえて、妙に納得したのだった。

「じゅんいち」じゃなかったん?

2018年07月05日 | テレビ・ラジオ
職場の先輩に、真面目で誠実そうな青年が一人いて、上司の指示通りに文句も言わず、テキパキと仕事をこなしているのは、正に絵に描いたような「サラリーマン」である。

恐らくもう40歳を何年か過ぎているであろう、九州の長崎の出身だという彼が、なぜ静岡県の会社にいるのか、私はよく知らない。

いつも腰が低く、少しほほ笑んだような穏やかな表情をして人と接しているのを見ると、もしかしたら以前の会社では営業職だったのかもしれない。

その彼が、よくメールを同じチームのメンバーたちに送ってくるのだが、「玉にきず」で言葉遣いが酷すぎる。特に敬語や謙譲語の使い方が滅茶苦茶で、いつも注意してやろうかと思うのだが、「ま、いいか・・・」と思い留まってしまう。

先日もメールの書き出しを、「関係者 各位殿」とか、他部署の責任者のことを「○○部長様」などと書いていて、とうとう私はやんわりと、『二重敬語じゃないですか?』と返信してしまったのだった。

ようやく気付いたのか、『以後注意します。』と返事が送られてきた。

新卒の若者なら、まだ許されるかもしれないが、小学生の子供が二人いるいい大人がこういう言葉遣いをしていると、いつかとんでもない恥をかくことになってしまうだろう。


そう言えば、惜敗したW杯サッカーの本田圭佑選手(32)が、2018年7月4日夜、「清々(すがすが)しい」を間違えて「きよきよしい」と読んでいた件で、盛り上がっていることをワイドショーが伝えていた。

  漢字知らなくても清々しい

本田選手は、指摘されてから、「お恥ずかしい」とツイッターで反応したそうだ。さらに、「お恥ずかしい。漢字が苦手で。でも、もうしっかり覚えました」とコメントしたという。

この恥知らずというか、潔さがまたファンにはたまらないようで、

「自分の恥ずかしい部分を認める男はかなりカッコイイと思います」
「素直に間違いを認めるところ流石の人間力」
「本田選手にもそんなミスあるんだなと驚きですが、言い訳しないところさすがです」

など、自らの誤りを認めた本田選手を称える声が続出しているそうだから面白い。





最初聞いたとき、本田じゃなくて、本田のモノマネをする、「じゅんいちダビッドソン」かと思ったのだが、本田本人が認めているのだから、やはり彼の脳味噌は筋肉の塊だったのだろう。

  じゅんいちダビッドソン


しかし、じゅんいちよ。これはおいしいネタになるぞ!

君のファンは、このネタで茶の間を笑いの渦に巻き込んでくれることを、クワクワしながら待ってるよ!!

空港売店の見本市のごとき、【浅草】

2018年07月05日 | 趣味の世界
とにかく暑くて、暑くて。

朝のうちに、浅草の散歩を済ませようと9時半ころ雷門から仲見世通りをブラブラし始めたが、意外と観光客が多くて驚いた。支那語や朝鮮語。タガログ語や聞いた事も無い言葉を話すアジア系の家族連れなど、観光客の7割くらいは日本人以外の人種だったと思う。

  記念撮影スポット、雷門。


雷門の前で、周りを気にせず延々と記念撮影を続けるのは、間違いなく支那人集団である。例によって、話声がでかく、カラスが喚き散らしているようだった。

  9時半頃でも観光客が・・

国籍は不明だが、欧米系の白人たちは、腕に刺青をしてTシャツを着ている。恥ずかしくも無く、よくもあんな幼稚園児の落書きみたいな彫り物を自分の腕にしたもんだと呆れてしまう。

近くに浴衣を着付けして貸し付けている店があるらしく、色艶やかな浴衣姿の女性が、結構歩いていて風景の一部になっているのだが、彼女たちの歩き方、足の運び方を見ると、ほとんどみんな外股でペタペタ歩いていて、まったくの興醒めであった。

せっかく着付けまでして料金を取るのなら、せめて日本人女性の優雅な歩き方くらいアドバイスしてあげたら、いかがなものであろうか。

土産物屋さんは、お金を落としてくれる外国人観光客を大歓迎するのだろうが、あそこまで外人たちに媚びてるような仲見世通りは、50mもぶらつくだけでそのステレオタイプぶりにウンザリするだけだった。

私は、途中見つけた喫茶店に入って、冷たい珈琲を飲みながら汗を引かせてから、お目当ての浅草演芸ホールに向かった。


寄席はいいもんだ。

2018年07月05日 | 趣味の世界
今や大衆芸能といえば、コント・漫才が人気なのだろうが、私は子供の頃から祖父の影響が大きくて、講談・浪曲・落語などを最初はラジオを通して自然に親しんできた。

その所為か、テレビの時代が来ても、祖父や父と一緒に二葉百合子の「岸壁の母」とか、三波春夫の「俵星玄蕃」などをワクワクしながら観たものだ。

かすかな記憶だが、年に一度の村祭りの余興の本物の講談を祖父と一緒に観に行ったこともあり、あれは多分私が4~5歳の頃ではなかったかと思う。

成人になってから、どうも同世代には私と同じような趣味を持つ者が少ないことが分ってきて、私はそれ以来、「潜伏キリシタン」ならぬ「潜伏大衆芸能ファン」として密かに伝統大衆芸能を楽しんできたのだった。

いつか機会があったら、本物の寄席に行きたいと思っていたので、今回休みが取れたのを利用して、上野・浅草までの二泊三日の旅に行ってきた。

宿は、浅草に取ったのだが、まず出かけたのは上野駅から徒歩で10分ほどの場所にある鈴本演芸場の昼の部を観た。
    食べ物・飲み物持込可でした。


場内は7割くらいの入りで、ざっと見て観客の平均年齢は65~66歳、男女の比は半々。高齢者はほとんど夫婦連れのようだった。

昼の部は、12:30~16:30で、落語が6割くらいが落語で、あとは漫才ありマジックありという演目であった。持ち時間は15分なので、落語らしい落語を演ずるのは難しく、また駆け出しの落語家の落語は、耳の肥えたファンには少し耐え難いものもあった。

翌日は、浅草の雷門界隈を散策した後、「浅草演芸ホール」に出向いた。

   入替え制がないので、一日中楽しめる。

上野と浅草を掛け持ちしている芸人がいて、その出し物も大差なく、少々興醒めなところもあったが、やはり臨場感はテレビで観るのとは違って、意外といいものだった。早朝のW杯サッカーでかなり寝不足状態だったがが、居眠りすることはなかった。

上野にも浅草にも出演していた、「三遊亭歌之介」という落語家は、今回初めて観た噺家だったが、なかなか笑わせてくれて、ファンになってしまった。

山のアナ、アナ・・・で有名な、三遊亭圓歌の弟子で、どちらかと言うと落語と言うよりも漫談、綾小路きみまろ風の芸風の噺家だった。

 三遊亭歌之介

師匠の圓歌をネタに笑わせていた。

身長148cmの師匠と、伊豆の温泉に行った時のことです。

「流れる温泉が気持ちよかったから、お前らも行って来な。」

そう言われて行ってみたんです。。。。

「足湯」でした・・・。

師匠は、足湯に肩まで浸かっていたんです!


  注目!三遊亭歌之介


来年3月から「4代目三遊亭圓歌」を襲名するそうです。