孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

がんばれ!民進党!

2016年03月14日 | 日記
台湾ファンなら誰でも知っていると思うが、Youtube で見ることができる「台湾チャンネル」は、新鮮な台湾情報を提供してくれることで、人気がある。



キャスターの、永山英樹氏と謝恵芝さんは名コンビ。台湾語でも通訳しているので、多分在日台湾人のみならず、台湾でもこの番組を観ている方は多いと思う。

謝恵芝さんは、れっきとした台湾人で、自分の意見をはっきりと言う、多分「竹を割ったような」女性ではないかと勝手に思って、ファンになった。



永山英樹さんは、一見強面だが話しに説得力があり、時々みせる愛嬌のある笑顔からは、この人の誠実さが垣間見える感じがする。

この日の話題は、先日あった野球の「侍ジャパン強化試合」のことだった。



日本野球協会は、台湾側に事前に、「日本対チャイニーズタイペイ」と呼ぶことにするので了解して欲しいと連絡してあったそうだ。

そもそも、チャイニーズタイペイとは、「中国の台北」という意味で、これは支那共産党が勝手に名付けた呼び方なのだ。しかし、IOCでは支那に遠慮して、この呼称を正式に受理していて、オリンピックの正式呼称になっているそうだ。

日本野球協会は、野球がオリンピック種目になればいいと思っているので、IOCのご意向に沿うようにしたかったわけだ。

そこでこの強化試合の看板にも、小さいが「日本対チャイニーズタイペイ」と印刷されていたようだった。

しかし、新聞の見出しでは「侍 台湾に完勝」とあるように、台湾チームで載っていた。



新聞だけではない、と永山氏は話してくれた。

何と、あの反日左翼の偏向番組「サンデーモーニング」でも、チャイニーズタイペイなどとは呼ばず、台湾と呼んでいたそうだ。あの支那べったりの、TBSの番組ですら。

永山氏は、これは「いいことだ。」と静かな口調で、素直に評価していた。

そして、謝恵芝さんとお二人で、台湾の安全保障は、すなわち日本の安全保障に直結することだから、そこを見誤ってはいけない、と警鐘をならすのだった。



支那は虎視眈々と台湾征服を目論んでいる。米国は大統領選挙で大騒ぎ。EUや中東は移民難民でゴタゴタしている。

冗談抜きで、今年の初夏あたりに何か支那がらみの不穏な動きがあるかもしれないのだ。

1月の総統選挙で、台湾の人たちは真っ当な選択をして見せた。



台湾の若者達は、うっかりすると支那に呑み込まれてしまう自分達の状況を良く心得ているようだ。

台湾チャンネルでも、民進党の進撃を応援してきたので、謝さんも最近元気一杯だ。

民進党、がんばれ!と、私も「台湾チャンネル」を観て陰ながら応援したい。



ところで、日本の野党もなんでも名前を「民進党」に決めたとか?「民維新党」の間違いではないのか?

いずれにせよ、名前などいい加減なものだ。名は体を表さない。

北朝鮮を見よ!あの国の名前は、何だ?

朝鮮民主主義人民共和国、だと・・・。


賭け事好きなサムライ紳士

2016年03月14日 | 社会観察
今朝、早く目覚めたのでブログを更新した。

日曜朝の偏向報道番組で、「喝だ!」「あっぱれ!」だと勝手なことを言いたい放題の巨人のOBが、泣きべそをかいて謝罪会見した巨人軍投手に同情して許しを乞うていた件を書き終えてから、朝食をとった。

朝刊を開いて一面を見た途端、トップ記事に「巨人選手、公式戦で現金」の見出しがあり、真っ先にその記事を読んだ。

読み進めながら、あの巨人OBが高木選手にえらく同情的だったことが、何となく理解できた気がした。



記事が伝える。

野球賭博にからむ「賭博カルテット」の中の笠原元投手に取材を申し込んだら、ベラベラ喋ったそうである。



曰く、巨人選手は試合が始る前に一人数千円ずつ徴収し、巨人が勝ったら試合開始の円陣で音頭を取った選手が集めた現金を総取りする。そして、次の試合のときも同じ選手が円陣で声かけの音頭をとるのだそうだ。

負ければ、逆に音頭を取った選手が、全員に罰金を払うようだが、巨人が勝ち続けると、受け取る金額は数十万円にもなったという。

笠原元投手は、「巨人が勝ち続けると金額がどんどん跳ね上がっていくので、わざと打たないこともあった。」と証言したそうだ。つまり、賭博のために勝敗影響する行為をしたというわけで、立派な野球賭博ではないか。

さらに記事は、泣きべそ会見の高木選手が、「野球賭博常習者」の飲食店経営者の男性と通話した記録を入手して確認したところによると、試合前の「円陣」についても、「あれもやばいっすね。ピッチャーもいて、5連勝とか・・・。20万とか30万とか・・・。」と言っていたことを確認したと報じていた。

笠原元投手が巨人に入団したときは、賭けマージャンが盛んで、数万円単位が飛び交う高レートだったそうだ。さらに、賭けトランプなどは、ロッカールームで行われていて、「数百万円負けた選手もいた。」と証言したそうだ。

高校野球が始ると、出場校に番号を付けてくじをつくり、金でくじを買い、勝てば10万円単位で儲かったという。

また、練習中にもエラーをすると同じグループの選手に金を払う習慣もあり、こういう賭け事が重なって、次第に感覚が麻痺していったと言い訳していたようだ。



ここまで聞くと、これは最近始ったことではなく、「伝統的に」先輩から後輩に伝わっていた習慣なのだと理解するのが自然だろう。

みんな叩けば埃が出るから、早いトコ鎮火させねば・・と考えるわけだ。

大した紳士達ではないか。

いい加減な「ご意見番」だこと

2016年03月14日 | テレビ・ラジオ
私のお気に入りのジャーナリスト・高山正之氏が以前、心臓の手術で入院したとき、心臓に負担がかかるほどストレスを受けながらも、朝日新聞を読む。読まなければ批判できないから・・。というような事を言って笑わせていたことがあった。

私も似たような動機で、せっかくの日曜日の朝なのに、TBSの報道番組を観る。

しかし、たいていスポーツのコーナーは解説する人が嫌いなので観なかったのだが、昨日は偶然観ていた。

すると、いつも聞きかじりの情報をひけらかしながら、偉そうなことを言っているのか、言わされているのか、「ご意見番」役のおじいさんが、先日の野球選手の謝罪会見について「ご意見」を披瀝していた。



どんな辛口の批判をするのかと思って観ていると、その口から出た言葉は、いつもとは人が変わったような同情的なコメントを連発したのであった。

隣にいた、ゴルフの賞金稼ぎのゲストも一緒になって、同じようなことを言っていた。

「ご意見番」は「援護するわけではないが」と前置きしつつも、「(高木投手の)会見を見ていて、涙が出そうになった」「敗退行為(八百長)はしていない」「賭け事好きな人もいるんですよ」と同情的な発言を連発していた上に、何とかお目こぼしを・・というようなことまで言ったのだから、とんだ「ご意見番」だと思った。



ひょっとしたら、自分が現役のときから似たようなことはよくあって、もしかしたら自分の脛にも古傷が残っているんじゃないか、と疑いたくなってしまったが、根底には「このくらいのことなら、許してやれよ。」という心情が存在しているのは間違いないだろう。

今でも春夏の高校野球全国大会のたびに、いわゆる「トトカルチョ」で現金が賭けられる「賭博行為」が行われているのは誰も否定しないだろう。以前ほどおおっぴらではなくなったが、その頃になると「勝った、負けた、いくら儲かった・・」という声が耳に入ってくるのだ。

そういう体質がある限り、今回の野球賭博騒ぎも所詮一過性のことに終わりそうな気配である。

業界には、そもそも「膿を出し切ろう」などという気はないのだと思う。

それなら、それで「夢や感動を与えたい」「勇気や笑顔を与えたい」などという甘ったるい言葉を連発しないでくれ。