先月あたりから、私はリンゴにはまっている。きっかけは、スーパーで「訳ありリンゴ」と表示の付いた5~6個入りパックを見つけ価格の安さに衝動買いしたことだった。
帰宅して早速1個食べてみると、これがおいしかった。随分久しぶりに食べた所為もあったが、無性においしかった。以来、朝の通勤途中に、車の運転をしながら毎日1個食べ続けている。
40年前にアメリカにいた時、私はオレゴン州の小さなリンゴ園で3ヶ月間アルバイトをした事があった。木に生ったリンゴを見るのはそのときが初めてで、もぎたてのリンゴのおいしさを経験したのも当然初めてだった。
ある日、農場主の奥さんが、アップルパイを作って御裾分けしてくれた。私は、それまでアップルパイというものは、口にした事がなくて、言葉の響きから何となくハイカラな西洋のお菓子であろうといった程度の印象しかなかった。
当然、自分のりんご園で採れた新鮮なリンゴをたっぷり使ったアップルパイだったろうが、歯ごたえといい、独特な甘さといい、実に美味で夢中になって食べた記憶がある。帰国してから何度かアップルパイを食べたが、どこかあの時の味とは違う気がする。
リンゴで連想する人は、アメリカのヒーローの一人、ジョニー・アップルシードである。アメリカンヒーローといえば、他にジョン・ヘンリーとかポール・バニアンが有名だが、ジョニー・アップルシードは、多分アメリカン人には人気№1のヒーローだろう。
本名ジョン・チャップマン
18世紀の実在した典型的な開拓者の一人で、リンゴの種を携えて、西部(といっても、現在の中西部)一帯にリンゴを植えて廻ったそうだ。
いつも裸足で・・・
信心深く質素な暮らしぶりで、帽子代わりの壊れた鍋がトレードマークで、絵本や映画に題材として数多く取り上げられている有名人である。
ちなみに、ジョン・ヘンリーは、鉄道敷設の際、ハンマーで枕木にガンガン大きな釘を打ちつける力持ち線路工夫で、蒸気機関を利用した釘打ち機と競争して、見事機械に勝ったそうだ。数々のフォークソングになっている伝説の黒人ヒーローだ。
ジョン・ヘンリー
あちこちに銅像がある
もう一人のポール・バニアンは、大男の木こりで、ちょうど日本の「ダイダラボッチ」のような言い伝えのヒーローである。いつもベイブという名の、青い牛を連れていた。
ダイダラボッチは、地面を掘って小山を造り、掘った跡が今の琵琶湖で、できた小山が富士山だという。バランスを崩して片手をついた跡が、今の浜名湖だそうだから、図体の大きさが想像できる。
青い牛が相棒のベーブ
ポール・バニアンも同じように、今の五大湖やミシシッピー川を造ったという、伝説の巨人で、各地に彼の像があるようだが、有名な映画「ファーゴ」の中でも、一瞬ミネソタ州のポールバニアン像が写るシーンがあった。
リンゴから派生して、話が逸れてしまったが、リンゴは今が旬の果物である。皮を剥いて食べるより、歯茎から血が出るのも気にせず、ガブリと食べるのが気持ちいい。
私は、他の果物でもそうだが、糖度など気にしない。それよりも鼻に抜けるその果物独特の風味と歯ごたえがポイントである。
もちろん、今も傍らには、買い置きのリンゴが5個ほどある。
みなさん、リンゴを食べましょう!
帰宅して早速1個食べてみると、これがおいしかった。随分久しぶりに食べた所為もあったが、無性においしかった。以来、朝の通勤途中に、車の運転をしながら毎日1個食べ続けている。
40年前にアメリカにいた時、私はオレゴン州の小さなリンゴ園で3ヶ月間アルバイトをした事があった。木に生ったリンゴを見るのはそのときが初めてで、もぎたてのリンゴのおいしさを経験したのも当然初めてだった。
ある日、農場主の奥さんが、アップルパイを作って御裾分けしてくれた。私は、それまでアップルパイというものは、口にした事がなくて、言葉の響きから何となくハイカラな西洋のお菓子であろうといった程度の印象しかなかった。
当然、自分のりんご園で採れた新鮮なリンゴをたっぷり使ったアップルパイだったろうが、歯ごたえといい、独特な甘さといい、実に美味で夢中になって食べた記憶がある。帰国してから何度かアップルパイを食べたが、どこかあの時の味とは違う気がする。
リンゴで連想する人は、アメリカのヒーローの一人、ジョニー・アップルシードである。アメリカンヒーローといえば、他にジョン・ヘンリーとかポール・バニアンが有名だが、ジョニー・アップルシードは、多分アメリカン人には人気№1のヒーローだろう。
本名ジョン・チャップマン
18世紀の実在した典型的な開拓者の一人で、リンゴの種を携えて、西部(といっても、現在の中西部)一帯にリンゴを植えて廻ったそうだ。
いつも裸足で・・・
信心深く質素な暮らしぶりで、帽子代わりの壊れた鍋がトレードマークで、絵本や映画に題材として数多く取り上げられている有名人である。
ちなみに、ジョン・ヘンリーは、鉄道敷設の際、ハンマーで枕木にガンガン大きな釘を打ちつける力持ち線路工夫で、蒸気機関を利用した釘打ち機と競争して、見事機械に勝ったそうだ。数々のフォークソングになっている伝説の黒人ヒーローだ。
ジョン・ヘンリー
あちこちに銅像がある
もう一人のポール・バニアンは、大男の木こりで、ちょうど日本の「ダイダラボッチ」のような言い伝えのヒーローである。いつもベイブという名の、青い牛を連れていた。
ダイダラボッチは、地面を掘って小山を造り、掘った跡が今の琵琶湖で、できた小山が富士山だという。バランスを崩して片手をついた跡が、今の浜名湖だそうだから、図体の大きさが想像できる。
青い牛が相棒のベーブ
ポール・バニアンも同じように、今の五大湖やミシシッピー川を造ったという、伝説の巨人で、各地に彼の像があるようだが、有名な映画「ファーゴ」の中でも、一瞬ミネソタ州のポールバニアン像が写るシーンがあった。
リンゴから派生して、話が逸れてしまったが、リンゴは今が旬の果物である。皮を剥いて食べるより、歯茎から血が出るのも気にせず、ガブリと食べるのが気持ちいい。
私は、他の果物でもそうだが、糖度など気にしない。それよりも鼻に抜けるその果物独特の風味と歯ごたえがポイントである。
もちろん、今も傍らには、買い置きのリンゴが5個ほどある。
みなさん、リンゴを食べましょう!