孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

心なごますTVCM、part2

2016年03月02日 | テレビ・ラジオ
18歳の夏休み。自宅に戻って、自動車学校に毎日のように通い、一発で運転免許を取得した。

しかし、当時は地方の大学のすぐ近くに下宿していたので車など必要なかったし、運転する機会もほとんどなかった。

社会人になってからも、寮に住んでいたためか、マイカーを持つほどでもなかったし、どちらかと言えば、自動車の運転には縁がなくて、ほとんどペーパードライバー状態が続いていた。

だから、このテレビCMを初めて見たときは、何となくドキドキ感が伝わってきて、懐かしささえ感じたほどだった。

CMというのは、三井住友海上のテレビCMだ。若い男女がオシャレなレストランで食事をしている。多分楽しいデートの最中なのだろう。



男性の名前は「哲っちゃん」。かわいい彼女と会話も弾んで幸せの絶頂といった雰囲気である。



食事を終えた二人は、夜の海でも見に行くのだろうか。車に乗って移動中だ。助手席の彼女が心境を吐露する。『哲っちゃんといると、楽しくて・・・、落ち着くっていうか・・・。』



『わたし、哲っちゃんのこと・・・。』と言いかけたときだった。『ちょっとゴメン・・』と言葉をさえぎる哲っちゃん。



『今、車線変更中だから・・・。』そう良いながら、哲っちゃんは、せわしなくルームミラーとサイドミラーを交互に見て、高速道路本線の車の流れを確認している。哲っちゃんの車は、高速道路の本線に合流しようとしていた。



すると、雨でもないのにワイパーが動き出した。すかさず彼女は、『あっ、それ、ウィンカーじゃないよ!』

『えっ?あぁ・・・』と、パニック状態の哲ちゃん。

哲っちゃんは、ウィンカーと間違えてワイパーのレバーを下げていたのだった。



『哲っちゃん・・・・』と言って、困ったような表情で彼の顔を見つめる彼女・・・



焦る哲ちゃんの顔に、『初めての保険は、三井住友海上』というナレーションがかぶる。


事故にならなくてよかった、よかった。誰でも最初は緊張する高速道路の運転だ。今後のCMの展開が楽しみになってきた。

私も仕事で東京に行ったとき、首都高速で恐怖の体験をした。今のようにカーナビがあるわけでもなく、ロードマップだけが頼りだった。高速を下りるところを間違えて、ほとんどパニックになってしまったことがある。

哲っちゃんの気持ちに簡単に同期できたCMだった。