写真は、今朝の浜辺に残されたウミガメの上陸痕跡です。メジャーで足跡の幅を計ったところ、80センチ程で、小さい(若い?)個体と思われます。幅の広いものになると、1メートル30センチもあります。当ブログ7月10日に書いたカメは、約95センチでしたから、別の母ガメだと分かります。足跡のパターンの違いで、種の違いも分かり、これはアカウミガメです。
同じ母ガメが、同じシーズンに数回産卵することは珍しいことではないようですが、今季の大島では2頭の産卵を1回ずつ確認したのみです。去年は全国的にウミガメの上陸・産卵が多かったのですが、その反動で(?)今年は全国的に少ないようです。
PCに疎いもので、このページの「最新記事」の項目をクリックして、大きな写真と文を一緒に見られることをつい最近知りました。5ヶ月近くも・・・(汗!)
「ウエルかめ」は、NHKで9月下旬にスタートする朝の連続ドラマの題名だそうです。舞台は徳島県美浜町田井ノ浜周辺とのこと。地方出版社で働くヒロインがウミガメの取材を通じて、故郷を見つめ直し、成長して行く姿を描くストーリーらしいです。どうでもいいことですが(笑)、ウミガメが全国的に注目されそうで嬉しいです。
舞台の美浜町の日和佐地区には、アカウミガメの産卵地として有名な大浜海岸があり、ウミガメ博物館や国民宿舎うみがめ荘などと、ウミガメでの町おこしが盛んです。一度見学に行ったことがありますが、小中学生によるウミガメの調査・保護活動が早くから取り組まれたことで、地域の方々にとってウミガメがかけがえのない生き物になっているようでした。
北太平洋のアカウミガメは、日本列島だけにしか産卵地がありません。世界自然保護連合(IUCN)版のレッドリストで、絶滅の危険度を他の動物にたとえると、ジャイアントパンダと同ランクです。専門家は、最も危険な状況にある個体群の1つとして、「世界のウミガメ保護における10の緊急課題」に数え上げています。
産卵地の保全のためには、周辺も含め、暗くて静かな浜辺の維持が必要です。ウミガメが指標生物と言われる理由です。自然の豊かさのバロメーター。ウミガメが産卵に来るということは、その浜の自然度の高さの証明。大島の自然の1つの象徴ですね。
(なる)
同じ母ガメが、同じシーズンに数回産卵することは珍しいことではないようですが、今季の大島では2頭の産卵を1回ずつ確認したのみです。去年は全国的にウミガメの上陸・産卵が多かったのですが、その反動で(?)今年は全国的に少ないようです。
PCに疎いもので、このページの「最新記事」の項目をクリックして、大きな写真と文を一緒に見られることをつい最近知りました。5ヶ月近くも・・・(汗!)
「ウエルかめ」は、NHKで9月下旬にスタートする朝の連続ドラマの題名だそうです。舞台は徳島県美浜町田井ノ浜周辺とのこと。地方出版社で働くヒロインがウミガメの取材を通じて、故郷を見つめ直し、成長して行く姿を描くストーリーらしいです。どうでもいいことですが(笑)、ウミガメが全国的に注目されそうで嬉しいです。
舞台の美浜町の日和佐地区には、アカウミガメの産卵地として有名な大浜海岸があり、ウミガメ博物館や国民宿舎うみがめ荘などと、ウミガメでの町おこしが盛んです。一度見学に行ったことがありますが、小中学生によるウミガメの調査・保護活動が早くから取り組まれたことで、地域の方々にとってウミガメがかけがえのない生き物になっているようでした。
北太平洋のアカウミガメは、日本列島だけにしか産卵地がありません。世界自然保護連合(IUCN)版のレッドリストで、絶滅の危険度を他の動物にたとえると、ジャイアントパンダと同ランクです。専門家は、最も危険な状況にある個体群の1つとして、「世界のウミガメ保護における10の緊急課題」に数え上げています。
産卵地の保全のためには、周辺も含め、暗くて静かな浜辺の維持が必要です。ウミガメが指標生物と言われる理由です。自然の豊かさのバロメーター。ウミガメが産卵に来るということは、その浜の自然度の高さの証明。大島の自然の1つの象徴ですね。
(なる)