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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

「山陰海岸ジオパークみんなでおしゃべり2」続編です!

2019年12月24日 | 火山・ジオパーク
12月19日(木)に開催された「山陰海岸ジオパーク みんなでおしゃべり2」の報告です。
(このチラシ2回目なので控えめに・笑)


大学の構内にあるカフェ風会場に50名以上が集まりました。


ホワイトボードにプレゼン資料を映すのですが、その周りには学生さんが描いてくれた絵が!

フツーの研究発表や講演会の会場とはちょっと違う、楽しい雰囲気で始まりました💕

最初に今回の企画の、意図や目標の説明がありました。

いい感じですね〜!

進行は硫黄島在住で様々な活動を展開している「合同会社むすひ」代表の大岩根さん。

楽しい場を作る工夫をしながら、とてもスムーズに進行してくれました。

午前中は、調査研究の発表が4つありました。

地元の川の土砂移動と護岸崩壊の関係や…(小玉芳敬氏)


石を調べることで、山のでき方を考えることができること。(金山恭子氏)


水中生物の生態とか…(太田悠造氏)


海岸の岩(石?)を調べることで大地の動きが見えてくることなど…(菅森義晃氏)

研究が今の私たちの暮らしに結びついていることを、実感できる発表でした。

アクティビティの事業者と専門家が協力して「素材集(虎の巻)」を作った事例発表も素敵でした!

地形学、地質学、生態学の研究者が調査した結果を活かし、ガイドの意見を聞きつつ、ジオパーク推進協議会の職員も協力して「虎の巻」を作成。講習もしたそうです。

「いろいろな掛け合わせによって魅力的なものができる」
「『素材』を発掘するためには調査研究が必要」

この事例、すばらしいです💕

学生さんの研究成果の発表も2つありました。



全ての発表に、質問や意見を書いてボードに貼っていきました。

その周りに毎回、学生さんが絵を描いてくれるのが楽しかったです。

めちゃくちゃ特徴出ていますよね!


うま〜い💕


午後は私も55分の時間をいただいて、以下の内容で話をさせていただきました。


そして最後に、「ゲストハウス・クチュール」を営む工忠さんのお話。

工忠さんは、7年かけて地球を2周、海外添乗員などを経てゲストハウスを開業し、地域の人に参加してもらいながら地域の魅力を発信。英語のガイドもしているという素敵な方です。

実例をたくさん見せてくれてのプレゼンは感動的でした!


実践され、結果を出しているので説得力がありました。


全行程通して3回の席替えがあって、いろいろな人と話す機会がありました。
気負わず楽しく、皆さんいっぱい語っていました!!

ジオパークガイド、学生、研究者、観光関連事業者、学生、行政など様々な立場の人が、自由な雰囲気でおしゃべりをすることで、新しい価値観やアイデアが生まれてくる気がします。

「これぞまさにジオパーク!」って、思いました💕
こういう雰囲気のイベント、ぜひ伊豆大島でもやりたいなぁ…。

企画、準備に関わられた皆さんのご苦労と、たくさんの方との出会いに感謝です!
ありがとうございました!!

(かな)




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