グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

裏砂漠の変化

2019年09月12日 | ツアー
一昨日から3日間、韓国からの取材のコーディネート&ガイドを担当しました。

最終日の今日は、裏砂漠へ。

森を抜けたら、裏砂漠に舞い上がる砂嵐(…という表現で良いのかわかりませんが^^;)が目に入りました。

左(東)から右(西)へ、ひっきりなしに火山灰が、舞い上がっては流れていきます。

裏砂漠に着いたら、想像通り景色は広範囲で激変していました。
(前回の裏砂漠は濃霧でしたが、今日は遠くまで見渡せました)

火山観測機器を守っていた草木も、なくなっていました…


舞い上がり横に流れる火山灰が迫力で…

まさに“荒涼とした砂漠”…という感じでした。

「裏砂漠が、どんなふうに変わったのか?」を、6日前の写真と比べてみました。

黒い丘は…


白い小石の丘に。


見事な花を咲かせていたハチジョウイタドリの株は…


ほぼ消え去り…


茎の一部を残すのみ。


6日前、ジャンプ台にして使った石は…


地下に粒子の細かい粘土のような層や小石があるのがわかりました。


どこもかしこも、見慣れない不思議な風景が広がっていました。






地下の水の通り道が崩れ、凹みができていました。

6年弱前の大雨の時より規模は小さいけれど、あちらこちらが同じようになっていました。
(特に櫛形山と風の丘の間が多い)

ちなみに、靴のサイズは23.5cmです。


櫛形山の西の谷に続くルートは、以前より歩きやすくなっていました。

雨で削られたらしく、幅が広くなり、足元は火山灰に覆われていました。

鳥も暴風に耐えられなかったのでしょうか?

他の場所でも死んでいました。

むき出しになったイタドリの根が痛々しかったけれど…

たくましいイタドリたちのこと、きっとすぐに再生を始めることでしょう。

アシタバが、もう若葉を伸ばし始めていました!

元気な緑色が眩しくて、しばらく見とれました。

そして、裏砂漠近くの溶岩流の上と周辺の植物たちは無事でした。

私が毎年会いに行っているオオシマザクラの木も、凛として生きていました。

台風15号の後の、景色の変化に呆然としながらも、生命の脆さとたくましさを感じた裏砂漠でした。

(かな)
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2 コメント

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Unknown (おーの)
2019-09-16 09:10:57
え?え?え?
寝っ転がった裏砂漠が、シャボン玉を飛ばして遊んだ裏砂漠が。
茂みもなくなってる。
そして、今朝方も雨がたくさん降りました。
皆さん、大丈夫だったでしょうか。

あ。申し遅れました。夏休みにお世話になった、おーの です。

自然界から見れば、一瞬の出来事なのだろうけど、記憶とちがう風景になるのは、寂しいものです。でも、大島だからこその生命力で
また見事な風景を作っていくんだろうなと思っています。
桜は、無事だったのですね。
アシタバ、がんばれ!

島内にも被害が出ているとニュースで読みました。皆様の生活が一日でも早く穏やかになるようにお祈りしております。
ありがとうございます! (かな)
2019-09-17 08:33:20
おーのさん、コメントありがとうございます。
そしてご心配いただきましてありがとうございます。

昨日のツアーで、引きちぎられたイタドリの茎の下から、もう赤い芽が出始めているのを確認しました。きっとこれから赤い若葉を広げていくでしょう。

台風の崩壊は衝撃でしたが、人も自然も再生を始めています。

これからも応援していただけると嬉しいです😀

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