goo blog サービス終了のお知らせ 

グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

西之島の噴火を見たお客様と。

2025年03月26日 | ツアー
3月24日(月)、鎌倉からお越しのご夫婦と、三原山ツアーに行ってきました。

ツアーのスタート地点でまず盛り上がったのが、この看板の前。

「伊豆大島は古い火山の残骸の横に出てきた海底火山で、古い火山を覆って一つの島になった」という物語が書かれているのですが…

お客様は、クルーズ船で小笠原へ行かれた際、なんと西之島の噴火を船上からご覧になったそうなのです!
で、「まさにこの現場を見たのですね!」という話になったのでした。

「夜になると、赤い溶岩が流れているのが見えた」とのこと。

伊豆大島の噴火の写真を見ていただいたら、「こんな感じでした」とのこと!
(うらやまし〜)

登山を開始すると、小さかったヤブツバキの木に、花が咲いていて嬉しい気分になりました。(写真右側の赤い点が花です)

成長したな〜❤️

近くにはこんなものも!

ヒキガエルの卵が干からびていました😅

また、避難壕を見たときに、お客様がとても面白い話をしてくれたので、写真を撮りました。

しかしツアーが終わって帰宅した時に、この写真を撮ったときに伺った話の内容をすっかり忘れてしまい…、思い出せなくてモヤモヤしたので、お客様にメールして聞き直しました😅

教えていただいた内容は…
「形が沖縄のお墓に似ている。沖縄では、大きなお墓の前にスペースがあり、そこで家族や親族が集まって故人を偲ぶ宴会をする風習がある。さらに与那国島では7年後に墓を開け、遺骨を洗う「洗骨」の習慣があり、その際に2本の酒瓶を用意する。1本は故人に捧げ、もう1本はみんなで飲んで故人を偲ぶ」というものでした。

その後も、お客様と、いろいろなお話をしながら歩きました。

パホイホイ溶岩のところでは、再び西之島の話に❤️

お客様は、本当は火口1周を希望されていましたが、山の上は霧が動いていたので、「見えるうちにまず火口を見ましょう」ということで西展望所へ。

足元にはアシタバのツヤツヤの若葉が何本も生えていました。

春だ〜❤️

展望所でお弁当を食べていたら、青空がチラリと見えましたが雲は多く…

火口一周は止めて、表砂漠に降ることになりました。

お客様は、人工物のない広大な風景を「広いなぁ」と、感動されていました。

火山灰が積もった平坦な地面に、ハチジョウイタドリの根が砂を捉えて盛り上がり、小山を作る風景を楽しみながら歩き…

地上に出てきたばかりのハチジョウイタドリの、赤い若葉を愛で

黒い色に生えるシャボン玉で遊びました😌

地面には、キョンの足跡がたくさん残っていました。

この開けた場所に来るのは夜中なのでしょうか??

歩き終わる頃には、上空を覆っていたグレーの雲が晴れ、美しい青空が出現!

たくさんのお話を聞かせていただいて、楽しい時間を過ごしました。
ツアーご参加、ありがとうございました!!

(かな)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19年ぶり! | トップ | 千葉日本大学第一中学・高等... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

ツアー」カテゴリの最新記事