先日のお客様からの宿題「白くて丸い実」の正体を調べに山に行ってきました。
しかし…その「白くて丸い実」が見つかりませんでした。
これは色づき始めたツルマサキの実ですが…これじゃないですよね?
ツアーにご参加下さったAさんグループの方、もしこれではないようなら、もう一度写真で調べますので掲示板に投稿お願いします!
http://9214.teacup.com/gscriku1966/bbs
さて「せっかく来たので少し歩こう!」と、宿題は早々に切り上げてススキ野原まで歩いてみました。
一面に広がるススキの、フワフワ綿毛と三原山!(^O^)
少し風が吹いたら、あたり一面に白い綿毛が飛び散るのではないでしょうか?
それにしても1本にたくさんのタネがついてますね~。
「よ~し、今日はカルデラの中のタネ達が、どうやって広がっていくのか調べるぞ~!」
噴火後、溶岩で焼かれた黒い大地に最初によみがえるのは、風でタネが運ばれる植物たちです。
ススキのタネ(左)みたいに綿毛が生えたり、ハチジョウイタドリのタネ(右)みたいにタネを包む3枚の翼があったり…
オオバヤシャブシもタネを包む翼が2枚あって、風に飛びやすい仕組みになっています。
今まさにオンシーズンで、実を振るとパラパラタネがこぼれおちます。
大島の強い風を最大限に利用した、子孫の残し方ですよね。
風散布の植物のタネの中には、毛や翼を使ってではなく体を小さく軽くすることで、風に乗ろうとするものたちもいるようです。
たとえば、大島の代表的な植物、ニオイウツギは、今、まさに鞘が割れて中のタネが飛び散る季節らしく…
鞘を割ってみたら、ケシ粒のようなタネが入っていました。
そういえば、ガクアジサイも25年前の噴火の溶岩流上にかなり生えて来ています。
ガクアジサイのタネは、どんな仕組みになっているのでしょうか?
ガクアジサイのカップ型の実の中で、乾燥の進んだものを開いてみました。
こちらもやはり、ケシ粒サイズのタネがたくさん入っていました。
これなら、毛や翼がなくても風に乗れますね!
風散布の植物達が土を作ると、鳥に食べられてタネが運ばれる鳥散布の植物達が生えはじめます。
色とりどりの実。
上段左から、ハチジョウイヌツゲ゛、オオムラサキシキブ、シマヘクソカズラ、
下段左から、ヒサカキ、アズマノイバラ、シロダモ、ハチジョウイボタです。
鳥に食べてもらうためには、美味しくないとダメそうですよね?
タネを割ってみました。
果肉が多いフルーツっぽいものから、果肉はほとんどなくてタネばかりのものまで様々。
人間にとっての果物とナッツのようなものでしょうか?
ナッツと言えば、今日観察したタネの中で一番硬いナッツは何だったと思いますか?
この中から探してください~(^。^)
正解はこちら、
オオモミジのタネです。
これを割ろうとした店の同僚は「か、硬え~!!」と叫んでました(^_^;)
オオモミジのタネの中はこんなふうになっていました。
せっかく立派な翼を持っていても中身ビッシリで重いと、風に乗りにくいような気がしますが…?
ところで、アシタバのタネです。
実を割ってみたら、中身はこんなでした。
タネはそれほど小さいサイズではなく、毛も翼も持たないようです。
でも大島では、本当にあちこちに生えています。(火口の周りにも!)
アシタバのタネを島中に運んでいるのはいったい何者なんでしょう?
風?鳥?アリ?それとも??
どなたか、アシタバに詳しい方、ぜひ教えてください~。
…ということで、宿題をしに行ったことで宿題が増えた、今日の山歩きなのでした(笑)
(カナ)
しかし…その「白くて丸い実」が見つかりませんでした。
これは色づき始めたツルマサキの実ですが…これじゃないですよね?
ツアーにご参加下さったAさんグループの方、もしこれではないようなら、もう一度写真で調べますので掲示板に投稿お願いします!
http://9214.teacup.com/gscriku1966/bbs
さて「せっかく来たので少し歩こう!」と、宿題は早々に切り上げてススキ野原まで歩いてみました。
一面に広がるススキの、フワフワ綿毛と三原山!(^O^)
少し風が吹いたら、あたり一面に白い綿毛が飛び散るのではないでしょうか?
それにしても1本にたくさんのタネがついてますね~。
「よ~し、今日はカルデラの中のタネ達が、どうやって広がっていくのか調べるぞ~!」
噴火後、溶岩で焼かれた黒い大地に最初によみがえるのは、風でタネが運ばれる植物たちです。
ススキのタネ(左)みたいに綿毛が生えたり、ハチジョウイタドリのタネ(右)みたいにタネを包む3枚の翼があったり…
オオバヤシャブシもタネを包む翼が2枚あって、風に飛びやすい仕組みになっています。
今まさにオンシーズンで、実を振るとパラパラタネがこぼれおちます。
大島の強い風を最大限に利用した、子孫の残し方ですよね。
風散布の植物のタネの中には、毛や翼を使ってではなく体を小さく軽くすることで、風に乗ろうとするものたちもいるようです。
たとえば、大島の代表的な植物、ニオイウツギは、今、まさに鞘が割れて中のタネが飛び散る季節らしく…
鞘を割ってみたら、ケシ粒のようなタネが入っていました。
そういえば、ガクアジサイも25年前の噴火の溶岩流上にかなり生えて来ています。
ガクアジサイのタネは、どんな仕組みになっているのでしょうか?
ガクアジサイのカップ型の実の中で、乾燥の進んだものを開いてみました。
こちらもやはり、ケシ粒サイズのタネがたくさん入っていました。
これなら、毛や翼がなくても風に乗れますね!
風散布の植物達が土を作ると、鳥に食べられてタネが運ばれる鳥散布の植物達が生えはじめます。
色とりどりの実。
上段左から、ハチジョウイヌツゲ゛、オオムラサキシキブ、シマヘクソカズラ、
下段左から、ヒサカキ、アズマノイバラ、シロダモ、ハチジョウイボタです。
鳥に食べてもらうためには、美味しくないとダメそうですよね?
タネを割ってみました。
果肉が多いフルーツっぽいものから、果肉はほとんどなくてタネばかりのものまで様々。
人間にとっての果物とナッツのようなものでしょうか?
ナッツと言えば、今日観察したタネの中で一番硬いナッツは何だったと思いますか?
この中から探してください~(^。^)
正解はこちら、
オオモミジのタネです。
これを割ろうとした店の同僚は「か、硬え~!!」と叫んでました(^_^;)
オオモミジのタネの中はこんなふうになっていました。
せっかく立派な翼を持っていても中身ビッシリで重いと、風に乗りにくいような気がしますが…?
ところで、アシタバのタネです。
実を割ってみたら、中身はこんなでした。
タネはそれほど小さいサイズではなく、毛も翼も持たないようです。
でも大島では、本当にあちこちに生えています。(火口の周りにも!)
アシタバのタネを島中に運んでいるのはいったい何者なんでしょう?
風?鳥?アリ?それとも??
どなたか、アシタバに詳しい方、ぜひ教えてください~。
…ということで、宿題をしに行ったことで宿題が増えた、今日の山歩きなのでした(笑)
(カナ)
楽しく読ませていただきました♪
アシタバのタネ、興味があります。
わかりましたら教えてくださいね。
あしたばのタネ、買ったことありますが、茶色くて薄くてペナペナしてました。
軽いから風で運ばれるのかな?
実は私も昨晩ブログをUPしてから、「アシタバのタネって扁平だから風に飛びやすいのかな?」と考えていました。
そうか~、扁平なのが乾燥するとさらに薄くペナペナになるのですね!
こんど注意してタネを採取し、風にどのぐらい飛ぶか試してみます。またブログで報告しますね~(^^)v
探してくれたのですね!ありがとうございました☆
でも見つからなかったみたいで・・f^_^;
後でこの前の画像送ります~!
ってぼやけてあんまり参考にならないかもですが
宜しくお願いします!
画像、よろしくお願いします。
今、離島中なので帰ったら調べてみますね!
わかったら掲示板に回答します。
木曜日以降に見てみてください~。