グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

知識があれば…。

2020年03月19日 | 今日の大島
昨日〜今日の2日間、取材にいらした皆さんと歩きました。
そしてまたまた、2日間でいろいろな発見がありました!

1・地層大切断面に…

顔が!

笑っていました!!

2・三原山にはキョンが!

以前から「犬に見える」という話はありましたが、取材にいらした方は「キョンにしか見えない!」と…

で、2013年に柳場が撮った写真と比べてみました。

写真はオスなのでツノがありますが、確かに輪郭は似ていますね〜!

3・火口一周コースと火口の間に広がる地面には、1986年噴火の溶岩と、1951年噴火の溶岩の両方がある!

確かに、2つの高さがあることに、言われて初めて気が付きました!
もうかれこれ、数100回見ているのに、今頃〜(^◇^;)

4・裏砂漠側に飛んでいる大きな石は、1987年にそれまでふさがっていた火口が爆発で再び口を開けた時に飛んできたもの!

私はてっきり、1986年の割れ目噴火で飛んできた石かと思っていました(^◇^;)

そして5つ目は、大島ならば普通にある小道の土手の緑なのですが…


近づいて観察したら、小さな緑の苔の胞子体が一面に広がっているのに気が付きました!

なんとも言えない可愛さです!

本で調べたら「ジンガサゴケ」が一番近かったのですが、本とは葉の色が違っていたので、苔の専門家の方に聞いてみました。

そして「ジンガサゴケで間違いありません。柄はこれからもっと伸びます。葉の赤紫色が本来の色です。構造色なので、みる角度によって虹色に光ります」と教えてもらいました!

この可愛い「傘」みたいな胞子体がもっと伸びて、葉が虹色に輝く風景を想像したら、なんだかドキドキしてきました!(笑)

知るって素晴らしい!!
「知識」があれば、普通の景色が何倍にも楽しくなりますよね!

時間ができたら、苔の葉の虹色探してきます〜😁

(かな)



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