昨日のツアー報告です。
関東近郊に住まわれている、同級生の女性グループの方たちと一緒に歩きました。
昨日も、今日と同じような快晴…さらに風も弱くて、本当に快適なツアー日和でした。
全員が植物の知識が豊富で、植物好きな方たちでした。
例えば枯れかかったガクアジサイの葉っぱにも「あら~、奇麗!」の声があがります。
「なかなか無い色使い」なのだそうです。
なるほど~、そう言われてみればそうかも。
…思わず写真を撮りました。
植物好きの皆さんに、アシタバのタネの味を紹介しました。
タネもそのまんまアシタバの味と香りだということで、盛り上がりました~。
皆さん、次々に何かを見つけて教えてくれます。
溶岩の隙間に埋まるほど小さいアシタバの花のあとや…
咲き残っていた小さなノコンギク…その他、色々!
富士山もキレイでした。
上り坂の途中で、振り返って富士山を眺め…
山頂からも、富士山を眺め…
何度も立ち止まって、美しい日本の火山を楽しみました。
道中、皆さんの故郷をお聞きしたら「福島原発の地域で、今はもう帰れない」と教えてくれました。
実家を津波で流されてしまった方も、ご親族の住む場所が避難で何度も変わっている方も、いらっしゃいました。
「こうやって歩きに来られるだけでも、私たちは幸せだ。」と、皆さんおっしゃっていました。苦しい経験を経ていながらも(経て来たからこそなのでしょうか?)とても和やかで明るい笑顔でした。
きっと昨日の穏やかな青空は、三原山からのプレゼントなのでしょうね。
さて、昨日はあまりにも良い天気だったので、道中何度か「写真を撮りましょうか?」と声をかけました。そうしたら、ほとんどの方が「写真はいらないわ。」とおっしゃいます。
「写真を残すと、あとに残った者が整理が大変だとわかったから、そういう思いはさせたくない。」
「そろそろ自分の身の回りの整理をしておきたい。」とのことでした。
「美しい景色は記憶の中にとどめて、あとに何も残さない。」「締めくくりも自分の責任で」
私より15年ほど先輩の皆さんからのメッセージと穏やかな笑顔が、ジワッと心にしみました。
三原山からの帰り道、港にお送りするまでの道中で、森と海岸に立ち寄りました。
伊豆大島の様々な表情を、見ていただきたかったのです。
樹齢800年以上の堂々たる桜株。
木の枝の隙間から、太陽の光が差し込んでいました。
「すごいわ~。」と皆さん。
イガアザミの花が奇麗に開いていました。
確か10月末に来た時に満開で、その後ほとんど枯れていたのですが…?
三原山のふもとのイガアザミもほとんど終わりだというのに、ここだけ見事に咲いていて驚きました。花好きの皆さんを歓迎してくれたのかもしれません。
そして、最後に立ち寄った海岸では…
イソギクの花が満開でした。
ツワブキとセットになった豪華なものもあります!
黄色い色って元気が出て良いですよね。
「あら~、これキレイだわ。」
皆さんの声に誘われて、見に行ってみたら…
溶岩と海とイソギク!
潮風と日照りの中で、生きているぞ~という、凛とした姿が素敵です。
全てのものが変化するから、一度きりの時間だから美しい…そんな移りゆく風景の中を、人生の先輩でもある皆さんと一緒に歩くことができて、しみじみ「うれしいなぁ~。」と感じたツアーでした。
(カナ)
関東近郊に住まわれている、同級生の女性グループの方たちと一緒に歩きました。
昨日も、今日と同じような快晴…さらに風も弱くて、本当に快適なツアー日和でした。
全員が植物の知識が豊富で、植物好きな方たちでした。
例えば枯れかかったガクアジサイの葉っぱにも「あら~、奇麗!」の声があがります。
「なかなか無い色使い」なのだそうです。
なるほど~、そう言われてみればそうかも。
…思わず写真を撮りました。
植物好きの皆さんに、アシタバのタネの味を紹介しました。
タネもそのまんまアシタバの味と香りだということで、盛り上がりました~。
皆さん、次々に何かを見つけて教えてくれます。
溶岩の隙間に埋まるほど小さいアシタバの花のあとや…
咲き残っていた小さなノコンギク…その他、色々!
富士山もキレイでした。
上り坂の途中で、振り返って富士山を眺め…
山頂からも、富士山を眺め…
何度も立ち止まって、美しい日本の火山を楽しみました。
道中、皆さんの故郷をお聞きしたら「福島原発の地域で、今はもう帰れない」と教えてくれました。
実家を津波で流されてしまった方も、ご親族の住む場所が避難で何度も変わっている方も、いらっしゃいました。
「こうやって歩きに来られるだけでも、私たちは幸せだ。」と、皆さんおっしゃっていました。苦しい経験を経ていながらも(経て来たからこそなのでしょうか?)とても和やかで明るい笑顔でした。
きっと昨日の穏やかな青空は、三原山からのプレゼントなのでしょうね。
さて、昨日はあまりにも良い天気だったので、道中何度か「写真を撮りましょうか?」と声をかけました。そうしたら、ほとんどの方が「写真はいらないわ。」とおっしゃいます。
「写真を残すと、あとに残った者が整理が大変だとわかったから、そういう思いはさせたくない。」
「そろそろ自分の身の回りの整理をしておきたい。」とのことでした。
「美しい景色は記憶の中にとどめて、あとに何も残さない。」「締めくくりも自分の責任で」
私より15年ほど先輩の皆さんからのメッセージと穏やかな笑顔が、ジワッと心にしみました。
三原山からの帰り道、港にお送りするまでの道中で、森と海岸に立ち寄りました。
伊豆大島の様々な表情を、見ていただきたかったのです。
樹齢800年以上の堂々たる桜株。
木の枝の隙間から、太陽の光が差し込んでいました。
「すごいわ~。」と皆さん。
イガアザミの花が奇麗に開いていました。
確か10月末に来た時に満開で、その後ほとんど枯れていたのですが…?
三原山のふもとのイガアザミもほとんど終わりだというのに、ここだけ見事に咲いていて驚きました。花好きの皆さんを歓迎してくれたのかもしれません。
そして、最後に立ち寄った海岸では…
イソギクの花が満開でした。
ツワブキとセットになった豪華なものもあります!
黄色い色って元気が出て良いですよね。
「あら~、これキレイだわ。」
皆さんの声に誘われて、見に行ってみたら…
溶岩と海とイソギク!
潮風と日照りの中で、生きているぞ~という、凛とした姿が素敵です。
全てのものが変化するから、一度きりの時間だから美しい…そんな移りゆく風景の中を、人生の先輩でもある皆さんと一緒に歩くことができて、しみじみ「うれしいなぁ~。」と感じたツアーでした。
(カナ)