第1回沖縄中部アラムナイセミナー,何とか無事終えることができました。Sir William Oslerの「This is Our Work」をイントロに,LaCombeの「On Bedside Teaching」を主な題材にして,理想のBedside Teachingとはどんなものだろうか,Teachingとは誰が,誰に対して行うものなのか,などといった内容について,理想と現実(と自らの反省も込めて)お話しました。当初,聴衆は研修医が中心と伺っていましたが,蓋を開けてみれば中部病院OBの錚々たるメンバーが会場を埋めていて,いや〜かなりのプレッシャーでした。私の前の青木眞先生の症例検討のセッションでは,久しぶりに青木先生のお話を伺いましたが,さすがのPearlの連発でした。
セッションの後の懇親会では大学5年の時に沖縄南部徳洲会病院に実習に伺ったときにお世話になった先生と30数年ぶりにお目にかかったり,茅ヶ崎徳洲会病院時代に病歴管理システムを作成するときに見学でお世話になった先生など,非常に懐かしい先生方との驚きの再会がありました。自分の医師としてのキャリアの節目で出会った多くの先生方が,中部病院出身であったことを再認識しました。そしていろんな逸話を伺って,中部病院が中部病院たる理由の一端を垣間見たような気がしました。
二日目は,高山義浩先生のお話を聞いたところで中座させていただきましたが,これも素晴らしい内容でした。
今後も,年に2回ほどのペースで定期的にセミナーが計画される予定とのことでとても楽しみです。