UpToDateができて今年は30周年です。先日,UpToDateの日本代理店であるウォルター・クルワー社からの依頼で「UpToDateとわたし」というリレー・エッセイを徳田安春先生に引き継いて書かせていただきました。その依頼時に,UpToDate30周年を記念して,いろんなユーザーのインタビューを集めて記念の動画を作成する予定で,その一人としてインタビューに答えてほしいとの話がありました。実際に先日収録に来られたのですが,その直前は殺人的に忙しく,予め渡された質問についてゆっくり目を通して答えを考える暇がありませんでした。
さて当日です。ビデオも同時収録するためにカメラ持参で担当の方が来られました。予め渡された質問に電話越しに応える形で(英語で)インタビューが行われました。しかしその結果は・・・ほんとに穴があったら入りたいくらいに散々な結果でした。英語を話すのはそんなに得意じゃないのに,元々日本語でもすっと答えがでないような質問だったのでしどろもどろでした。あまりに情けなかったので,後日ちゃんと質問に対しての返答を自分で録音し直してお送りしました。
元々の予定では動画は使わずに,音声のみの使用になるとのこと。どれくらい自分の回答が採用されるか不明ですが,もうちょっとちゃんと用意しときゃ良かったな〜と反省するも時すでに遅し。日本人は,徳田安春先生と私の二人だそうです。名誉なことではありますが,どきどきモンです。おそらくUpToDateのごく初期について知っていてRose先生とも直接やり取りがあったから選ばれたように思います。インタビューでもそのあたり喋りました。
UpToDateのWebサイトで,25周年の時に作成された記念動画がありました。こんな感じかぁ・・こりゃ自分のはボツだなあ,なんて思いました。ちなみにこの動画,直接お話しされているRose先生が見られるのでとても貴重です。ゆっくりと落ち着いた喋り方は,30年前にBostonのCME courseに参加して聴いた時のことを思い出します。
(写真は今回お声がかかるきっかけになったひらっしーの動画から)