H's monologue

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使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
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医学界新聞に聴診の対談が出ます

2019-07-05 | 身体診察

 

旧知の杏林大学呼吸器内科の皿谷健先生にお声がけいただいて実現した「聴診に関する対談」が,週間医学界新聞に掲載されます。

自分は聴診のプロではないんだけどいいのかな〜なんて思いましたが「指導者が身近にいない状態で勉強してきたという経験」ならお話できると思ってお受けしたものでした。結果的には,かなりマニアックな話にも話題が及び,当日は大変盛り上がりました。収集がつかなくなるくらいに話の内容が多岐にわたったのですが,さすが記者さんは上手にまとめるもんだなと感心しました(多少の編集がありますが,ちゃんと話した内容ですので念のため)。呼吸音に関する話は,目からウロコの内容もありました。

皿谷先生は,研究の一環としてあるメーカさんと協力して無線聴診器の開発をされています。現物を当日も見せていただきましたが,素晴らしいものでした。近々,医療機器としての認可も受けられるようです。教育目的にはすぐに使えるもので,実際に皿谷先生やいくつかの施設では活用されているようです(実はこっそり,当院にも導入しました)。

聴診器はもういらなくなるかも・・とは,よく言われることですが,進化した形でずっと残るだろうと私は思います。たとえばスマホを使って(介して)心音や呼吸音が気軽に記録できたり,さらにはAIの力を借りたりして診断や治療に応用できる・・そんな未来が近い将来きっとくると思います。そんな夢のある対談でした。

皆様,是非お読み下さい。

 

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