H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

赤の食卓

2018-12-18 | 写真

今夜はいつもより華やかな食卓でした。記念の「赤」がテーマだそうです。感謝!
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あれから2年 〜constant contactできているか?〜

2018-12-18 | 日記

院長を引き受けて2年を迎えました。2年前の誕生日を直前にして,まさかの人事で管理職をやることになって以来,気づけばあっという間でした。もう慣れましたか?と聞かれても(まだ慣れません)としか答えられません。(慣れたりするもんか・・・ぼそっ)

管理職になってから,研修医達とベッドサイドで過ごす時間が以前より圧倒的に少なくなってしまい「廃用性萎縮 Disuse atrophy」という言葉を思い浮かべています。Herbert L. Fred先生の「Hyposkillia = Deficiency of clinical skills」という言葉を知ってから,なおのこと自戒しなくてはと感じています。 50代半ばで内科当直をやらなくなったときにも同じ思いでしたが,年齢を重ねてどのように臨床の現場感覚を持ち続けるか,いまだに永遠のテーマではあります。所詮,自分は一介の内科医(=職人)でしかないと思っていて,管理職なんて柄に合わないし,せいぜい職人の棟梁程度だと,ずっと自覚してきました。いつまでも「不完全感」はつきまといます。
以前から「先生のロールモデルは誰ですか?」と聞かれることがありますが,この頃は「最近の若い世代の人たち」と答えることにしています。卒後10年目あたりの先生たちが,次々と素晴らしい教科書を出版したり,勉強会を立ち上げて活躍している姿を見るにつけ(いや〜大したもんだわ。とってもかなわないなあ・・)と嫉妬心さえ起きないで見ています。
それでも(オッサンもまだまだ頑張らなきゃ・・)という気持ちを持つことにしています。そして自分に与えられた職にいかに応えてゆくのか,暦が巡っても悩むことばかりです。


Quotable Osler』より

Ask any physician of 20 years’ standing how he has become proficient in his art, and he will reply, by constant contact with disease; and he will add that the medicine he learned in the school was totally different from the medicine he learned at the bedside.


The best life of the teacher is in supervising the personal daily contact of patient with student in the wards.


壁にかかっているOsler先生の御尊顔を眺めつつ自問自答・・・いや,まだまだです。
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