ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

鳩山首相の退陣

2010-06-02 22:52:12 | 日々の出来事
 職場のパソコンで、ちょうど検索の途中で退陣を知った。

 去年圧勝して政権交代した時に、任期4年のスパンで民主党の政策を見て欲しいと確か発言していたように記憶している。急に与党になってしまった(!)感があって、政治家としてのしたたかさには欠けているものの、もう少し時間をかけてこの摩訶不思議な首相を見ていたかった気がする。

 テレビ番組の視聴率よろしく、(なぜか、昔より世論調査が頻繁な気がするが)世論なんて本当はあてにならないと私は思うのだが、支持率降下とマイナスイメージを増幅させていったマスメディアと世論。1分1秒を争う交通ダイヤよろしく、何でも早く、早くと急かされ、結果を求める風潮。

 種を植えたら、土と肥料と水と太陽と手間をかけて機が熟さないと実はならない。待てないのかなぁ。

 主役が大いなるカリスマ性を輝かせている時もあるが、芝居でいい脇役がそろうと舞台が締まる。政治は誰がやっても実りが見えるには時間がかかると思うが、主役をサポートする適材適所の、ハーモニーがよい政権与党であってほしい、と素人は思う。

胃カメラの結果

2010-06-02 22:33:23 | 日々の出来事
 今朝一番で胃カメラの検査をしてきました。総合病院ゆえ、検査の結果は火を変えてまた行かなくてはいけないのかと思っていましたら、すぐに結果を説明していただき食道に少し荒れているところがあるものの悪いものは見つからなかったので安心して下さい。胃も綺麗ですよ、ポリープの芽が2,3個あるので1年に一回位経過を見たらいいのでは…と。
 あの~~胃の存在感は?と伺ったら、市販の胃薬でも飲んだら大丈夫でしょう、って。とりあえずホッと。

生きているものの神

2010-06-02 04:59:20 | カトリックの信仰
 今朝は早起き、4時半から目が覚めて、あ~、KさんもSさんもこの時間から起きて、歩いて、聖書を読んで、祈って一日が始まるのだんらと思い出す。

 こちらには英語対訳付きの聖書を持ってきているのだが、一度も開いたことがない。勉強会でヨハネ福音書を読んでいるが、そっちはフランシスコ会訳の分冊を使っている。

 さて、今日の福音はマルコ12:18-27 イエスと復活を信じないサドカイ派の問答という形の中で、「あなたたちは聖書も神の力も知らないから、そんな思い違いをしているのではないか」と手厳しい。時々何を大切に生きているのかと信仰を問いながらいないととんでもない思い違いをしていることになる、と思うことがある。福音は「神は死んだ者の神ではなく、生きているものの神なのだ。あなたがたは、大変な思い違いをしている」と結ばれている。

 私たちは生きている。しょっちゅう思い込みや思い違いでお互いを枠にはめてみてしまう弱い存在だ。落ち着いて考えれば、全然大きなミスではないのにまず「自分ではない!」とまず自己弁護し、その先に誰かに責任を求めてしまっている。他者を簡単にさばいている、そのことに気づかずに傷つけている。ときには互いに傷ついているのだが、その痛みに鈍感になっている。悲しく思う、痛みを覚え、もがいている、そんな自分を含む人間のいきているところに、イエスだったら「共に生きる神」として寄り添って下さるのだということを深く受け止める一日としたい。そんな信仰を豊かにするセンス、信仰の感覚は意識していないと簡単にスルーしてしまう。