ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

船を編む 読了

2012-09-20 01:50:48 | 日々の出来事
日曜から読み始めた三浦しをん著「船を編む」を読み終えた。
ふた月前になるだろうか、友人がとても面白い本に出会ったと楽しそうに話してくれたので、何となく記憶していた本を今月の初めに手にした。
この所、ミステリー、SFなどが多かった読書。どれも一気に読み進めた。
久しぶりに、若い頃の読書時の感覚を味わっている。

親父がくれた秘密

2012-09-19 22:55:19 | 日々の出来事
テレビ東京で先週だったか放映されたドラマ「親父のくれた秘密 ~下荒井5兄弟の帰郷~」をHDDに録っておいたものを数日おいて観ました。
新聞のラテ版で配役を見て面白そうと思って、ストーリーも下荒井と言うのが苗字であることも知らずにただ録画しておいたのですが、余り日を置いたら観たくなくなるかもと観たのですが、すごく良かったです。

大森南朋、小澤征悦、高良健吾、永山絢斗そしてユースケサンタマリアがの5兄弟が父(橋爪功)の13回忌に久しぶりに帰郷したほんの数日間の話だけれど、配役もどの人も適役で上手で、何よりストーリーが最高!!主役の大森南朋も勿論ですが皆みんな5兄弟がそれぞれ言い味出しているし、橋爪功も長谷川京子も吉行和子も・・・子供も、近所のおじさんたちも、大泉洋も!! 
期待していた以上の面白かったです。映画を観ているようでした(って監督は映画人が始めてテレビドラマをとったらしいと知りました)。

家族の絆とかあり方とか散りばめられているので、去年の大震災以降に書かれたものかと思ったら大泉洋さんの原作で、かなり以前に自分の劇団の為のものと知り、それもビックリ。(あとでネットで・・・!)

テレビ東京ではもう放映は済みましたが、再放送があったらぜひ観て欲しいドラマです。地方によってはこれから放映のところもあるようです。

映画で観にいった「おおかみこどもの雨と雪」「かぞくのくに」と共にこの夏のお勧めです。珍しいです、私が自分で観たものを沢山の人に観てもらいたいと思うのは・・・。

塩麹作り

2012-09-18 21:03:35 | 料理
昨年後半ぐらいからか、今年にはいってからか塩麹が一つのブームになっています。店頭には塩麹が並んでいます。

塩麹に肉や魚をつけてから調理すると、肉が柔らかくなり、肉や肴の臭みも取れてとても美味しくなる。野菜も塩で揉むよりもまろやかで美味しい。スープや汁物にも隠し味として使う。等など塩麹はかなりブームになったのですが、味噌屋さんが「日本には大豆に麹と塩を入れて発行させる味噌と言う調味料があるから、いまさら塩麹ブームに乗らないで味噌で十分」と言っているのを聞いて、毎年冬場に味噌を仕込むので、塩麹を買う気になりませんでした。

通っているお料理教室の宗家は、やはり料理研究家、ブームで皆が買い求めているものを食べてみて研究を始めたのが昨年。今年の初めの献立には先生のレシピによる塩麹を使ったものが入っていました。その時に分量も作り方も教えてくださったのですが、電気釜を使っての仕事なので電気釜が無い我が家ではどうやって作ろうかと思案。その後もしょうゆ麹も献立に入れてくださいました。一般的には火を通さずに10日ぐらい常温で毎日かき混ぜて麹を発酵させて作るのですが、先生の塩麹は火を通すので「東京農業大学の発酵学の先生に成分検査をお願いしたところ全く遜色ないとお墨付きを頂いたので、皆さん生徒さんに教えてもいいですよ」と先月のお料理の時に言っていただきました。先生の作り方は保温に火を通すのに同じ成分が出たと言うことは発酵学の先生も驚いておられたそうですが、まろやかな塩麹だと思います。勿論塩辛いので味見はちょっとなめるだけ。使う分量も沢山使うわけではないです。でも同じ食材で、使ったものと使わないものを食べ比べると使ったものがやはり美味しいようです。

先月の献立も塩麹を色々なところで使っていました。実は春先に先生に教えていただいてすぐに生徒さんに教えた友人も居たのですが、今回の「お許し」を伺って、「あ~、そういうものなのか」と納得した次第。ちょうど先月、自分の生徒さんに塩麹のお料理を教えてくださいと言われていたので、一昨日友人から電気釜を借りて作ってみることにしました。

今朝早く起きて、寝かせる時間を入れて4時間ぐらい。できました!

     出来立ての塩麹

市販のものより麹の甘さがあって、まろやかな気がします。今日、早速自分の教室で使って見ました。とり肉と和風マリネに使いました。いよいよ塩麹、我が家の常備食品になりそうです。今日作った分は殆ど今日の生徒さんに上げました。冷蔵庫に入れておけば3ヶ月はもつようですから、重宝に使おうかと思います。色々な場面で塩の代わりに使えばあっという間になくなりそうです。

先生いわく、これが広まったら手軽だし、失敗が無いし、まろやかな塩麹作りはこのやり方が主流になるのではないかな、とおっしゃっていました。どうでしょう。

すぐそこに秋 でも・・・

2012-09-16 23:38:53 | 日々の出来事
      

まだまだ日中は残暑が厳しく、昔からいわれている「暑さ寒さも彼岸まで」のお彼岸は今週末ですが、いつまで続くのかなこの暑さと思います。
先週初めの天気予報で「厳しい残暑も明日まで」とか「明後日まで」と言っていましたが、それはどうも35度を超えるか超えないかが《厳しい》という形容詞が付くか付かないからしく、残暑は今月末とか昨日いってました。

母は「もうだめだわ。今年は本当に身体にきついわ。いよいよお迎えは来てくれるかしら」とブツブツ言っています。必要以上の節電をして体調を崩すよりは、母がいいと思うようにエアコンを付けたらいいと思うのですが、この2週間一緒に居てやっぱりエアコンをつけっぱなしにすることで、身体がだるくなっているのもあるのではないかと心配になってきました。

私は昔から余りエアコンで冷えるのは好きではないです。東京に行ってから、朝起きてから日差しが暑くなるまでの9時半前後と夕方になっての風は、長野の朝晩の涼しさとは全く違うけれど東京に居ても風が変わるのが分かります。母がエアコンをつけている居間から逃げたくなりますし、夜のエアコンは使ったことがなくすごしました。窓も開けっ放しにした方が少ない、位になっています。― 母が言うように8月中は夜中も熱帯夜の東京だったので、その時にはやっぱりエアコンをつけないとならなかったかもしれませんが ― でも家の中で一日中エアコンの中ですごすのは、仕事で一日エアコンの中に居ると快適温度かもしれないけれど身体は快適とは言っていないと感じたのと同じだなと思いました。(今日、長野へ来ています)

エアコンの吐き出す熱気が気温も上げていることを思うと、こんなにエアコンに頼らなかった時代が本当に懐かしくなります。グリーンカーテンなんていわなくても、昔から夏の風物詩と言われる朝顔やへちまは日陰を作り、風鈴で風を感じて、夕方縁台で涼むのは風の通り道を知っていたのでしょうね。去年も今年も皆がいっせいに打ち水をして気温を下げるというニュースを見ましたが、昔もありましたね。

電化製品というものが、段々段々と一般庶民の家庭にも出てきた時代に育った私です。何とか博物館に古い電化製品がありそうですが、今、とっても親切に色々な機能が付いていつでも電気を消費しているものばかりに囲まれている若い人には想像できない位不便かもしれません。でもそれでも生活できた。程ほどの快適さに戻る生活はできないものかなぁ。

そう思いながら、こうしてかなりの熱量を発しているPCを使っているし、無くてもすごせていた携帯をこの世代ではすごいわねと言われながらiphoneにしている私がいるし、結局ダメだなとげんなり・・・