ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

東京都庭園美術館散歩

2009-11-27 22:59:42 | 日々の出来事
 今日は昨日に続いて小春日和、中学生時代かしらインディアンサマーと教わったのは11月も半ば過ぎて18度や16度も気温が高いお散歩日和のことを言うのだろうか。

 母が歩きたいというので、バスに乗って目黒にある東京都庭園美術館へ行った。朝香の宮邸あとが美術館として使われ、その庭が公開されている。実は、亡き夫と見合いをしたところ。きっと紅葉がきれいだろうといってみた。本当に久しぶり。美術館では古伊万里展が開かれていたようだが、今日は庭の散策のみ。

 モミジがきれいに紅葉していた。日本庭園、ところどころにある彫刻の展示、大きな銀杏の木もちょうど陰っていた陽射しが出てきて綺麗だった。母とプラプラ、のんびりと小一時間。こんな時間、大切にしたいと思う。

危うく“みかん”泥棒

2009-11-26 22:37:50 | 日々の出来事
 よく出勤時に通る角の家、塀の外側に「柿」がなっていた、と今朝まで思っていた。はじめて気づいた時期、私は例年作る干し柿を作ることができないことに苛立っていた。だから、渋柿だといいなぁと思ったのが事の始まり。目が悪いということは見えないのです。でも思い込みで見えなくなることもあるのだと改めて思いました。

 段々とオレンジ色が濃くなるにつれて、そして季節が動いている中で「柿」?本当に。柿だったらもう熟れ熟れでポトポト落ちる時期になりそう、だってここは寒くないのだから。渋柿は甘くなるのだろうか…なんて思っていた。しばらくぶりで今日、その角の前を通り…上を見上げたら「柿」がない!

 そして下を見た。段ボールがふた箱置いてあった。へぇ、「ご自由にお持ちください」ということかと覗きこんだら、『みかん!!!!』え~~、ミカンだったの??? ひと箱は大玉、もうひと箱は可愛い小さいみかん、へぇ豊作だったのだわ。まだ「ご自由に~」だと思っていた私は内心、これから仕事だし、いるだけという訳にもいかないから、一つだけ、なんて思ったところへ、びっくり!!

 角を曲がった先の門扉から、植木屋さんとその家のおばさまが現れ、出しそうになった手を慌てて引っ込め、何事もなかった顔をして会釈をして通り過ぎた。小さい時にはその家のお嬢さんと遊んだものでした。おばさまは私の顔を覚えておられるでしょうか。教会でお会いしたら分かるかもしれないけれど、今日みたいな時は分からないだろうと、分かって欲しくないと思いながら会釈だけで通り過ぎた。それにしても、「オバサン」になったものだ。恥ずかし気もなく(><)

 “みかん”でも、泥棒しなくて良かった

加齢?

2009-11-25 23:40:06 | 日々の出来事
 昨日、デパートの駐車場に車を停めた。買い物をして出るときに、右手から黒い車が出ようとしている、と思った。で、待っていてくれたと思ってお辞儀をしながら通り過ぎようとして、その少し先にある右手からの通路が目に入った。私がお辞儀した車には人が乗っていなかった。

 ??? 通路から出ようとして、直進車を待っていたのではないの???

 ということは…この手の話が多くなったのは加齢のせいでしょうか。

美味しい牛肉でした(*^_^*)

2009-11-24 18:12:07 | 料理
 今日はカルチャー教室の日、一昨日まだ未定部分のあった献立はばっちり、昨日買い物も済ませられて余裕で今日を迎えることができました。

★牛肉のたたき
 美味しい柔らかい肉でないとこの献立台無しになるのですが、そういう牛肉は高いと相場は決まっているので多少の不安を抱えながら連休のためにデパートの牛肉売り場に行きました。固まり肉がなかったのでおねぇさんに聞きましたら、「奥では今牛もも肉をまさに切り分けようとしているところなのでどういう料理に使うか、何キロ必要かとか聞かれて、奥のお兄さんがちょっと待っていてくれたらランブを用意できるといってますが…」あの~お値段は?「もも肉は今日セールですからお得ですよ、そこの480円のこま切れ(山になってどんどん売れていました)と同じでいいですから}って。あの~ランブでも?「ハイ(^_^)」ほぅ~~~取り外したら見てから決めてくださいといわれて他の買い物を済ませていると…美味しそうなランブ肉、1kg強あったので買うことに。始末をしてくれました。
 本当に本当に柔らかいたたきが出来上がりました。1kg1,000円以上するかと思っていたので予算的にも大助かり。

★海老芋と飛竜頭のお椀
 海老芋と合鴨の煮物椀にするつもりだったのですが、先月飛竜頭が上手くできないということだったので注文してあった海老芋とあわせることにしました。豆腐をざるに置いて一晩冷蔵庫で水分を飛ばして山芋と良く練りこむのがこつ。あとは低温でじっくりと揚げて、最後に色づけにカラット揚げればいいのですが、練りこむのも低温で待っているのも忍耐仕事です。今日は、本汁でお汁感覚で頂きました。

★柿とりんごの胡麻味噌和え
 ほうれん草と柿、りんごを西京味噌と胡麻の練り味噌和えにしたもの。果物が入ると味がまろやかになって、胡麻味噌も引き立つので美味しいです。私はほうれん草より春菊が好きかも知れない。どちらでも時期の物を使うと美味しいです。

 夕方陽が落ちるのが早いので、生徒さんも気がせくのか手が早くなります。雑にならないように気をつけないと・・・

すき焼き 

2009-11-22 21:24:38 | 料理
 今日は孫の七五三のお祝いに、両方の祖父母を交えての食事会でした。本当は神社にお参りにいってから食事会の予定でしたが、子どもたちが風邪気味であったことと今日の天気予報が真冬並みの気温であった為にお参りは昨日家族とあちらの祖父母で済ませてもらった。都合で私は昨日参加できなかったので今日の食事会のみ参加。

 お店ですき焼きを頂くのは、何年ぶりだろうか。初体験ではないけれど、でもはるか昔の思い出しかない。家のすき焼きより野菜の量はお上品で足りなめだったけれどでも美味しいお肉に満足、満足。

 実家のすき焼きはいつも父が鍋奉行をしてくれた。父は長男でその祖父の時代は完全に家長制度の中、父の父は養子だったこともあって長男である父は食事を祖父と一緒に食べたらしい…この食べ物の恨みは後の父子関係、兄弟関係に微妙に響いたようだ。そう、私にとって会ったこともない曽祖父仕込みのすき焼きの味を、まだ「すき焼きのたれ」という商品がない時代、父はしょうゆと砂糖と酒で調味しながら焼いていった。初めに牛脂、牛肉と長ネギ…白菜にしらたき、焼き豆腐、春菊に椎茸、今でも父から教えてもらった味をしっかり舌が覚えている。野菜からでる水気を調節しながら美味しくお肉に味がしみこみ、しかも肉が柔らかく、父のすき焼き奉行は今でも一番だと思う。父はいつも子どもたちに食べさせて、自分はチョコチョコッとお酒の肴にし、最後におじやを作って仕上げてくれた。5年前に父が亡くなって、母もさっぱりした食事を好むようになったのですき焼きをする回数が減った、というか無くなったように思う。すき焼きの風景は父の優しさの風景であった。

 お店のたれと昆布だし、面倒じゃなくて、加減できて美味しかった。何より風邪で食欲の余りなかった孫達がたっぷり食べていたので良かった。

 その後、車で移動、3時間、1400円(首都高、中央道、圏央道、上越道)やっぱり安い!水曜日からの車での往復。次は年末、かな。

 ~~~~実はブログを書いている場合ではない。あさっての料理教室の献立が完成していない。頭の中では三菜できているのであとは打ち込み。でも…明日は知人の葬儀があって落ち着かない日になりそう。って今から気分は集中できていない。お元気だった頃のしゃんとされていた姿とご家族が思い浮かぶ。

中華料理  覚えておくために

2009-11-22 08:09:08 | 料理
 金曜は、懐石料理教室の助手をして10年近くなるうU市までの出張教室でした。この二、三年、懐石料理だけでは生徒さんが集まらないということで(材料費がかさむことが大きな理由らしい…)中華と洋食の献立も間にはさむことになりました。
懐石料理は何とか研鑚も積み重ねてきたのでお手伝いできるのですが、中華、洋食は家庭料理でつくるくらいのことで生徒さんに教えられるものではない。

 で、「先生、これはどうやって戻すのですか?」「先生、これは?」と質問されるたびに、「多分、こうだと思うけど~せんせ~い!ここはこれでいいですか?」とこちらも十分生徒になっています。という訳で、数カ月に一回、二回と入る中華と洋食はお月謝なしで教室に通っているようなものです。

 先日の献立:
拌蝦片銀耳(バンシェビェンアル)白きくらげと海老の和え物
八宝蟹飯(ハッポウシェファン)五目蟹おこわ
包焼蓮白(パオシャオリャンパイ)鶏ひき肉のキャベツ巻き
ター菜蝦米湯(ターツァイシャミータン)たー菜と干しエビのスープ

 中国読みの献立も耳新しく、素材も初めてのものもあるので、本当に得した気分になります。お正月、おもてなしにいいような華やかさがあるし、何といってもお魚中心の懐石料理より安上がりは主婦にとって魅力かもしれない。

 来月は、しっかりと懐石料理です。

車で上京

2009-11-19 21:39:28 | 日々の出来事
 久しぶりに車で上京しました。朝、5時半出発。久しぶりだったせいか、時間を読み誤りました。東京までは順調に時間がかからずにつきましたが、都内は通勤渋滞まっさ中で、結局そのまま職場近くに駐車して、出勤しました。

 リンゴ、大根、寒さに向けて衣替えの荷物もあって車にしましたが・・・

 今日も目一杯お仕事をして、今は睡魔に襲われています。「不毛地帯」見ようか見まいか迷っています。

 明日はやっぱり遠方に出張稽古ですから、体を休ませておく方がいいかなと。毎月、第二水曜から、第四木曜までゆっくりとできている日は殆ど無しかもしれないとハタと気が付きました。ということは/3がフリー??といっても、フリーという感覚がないのですよねぇ。好きなことをしているんですけれど、ね。

 昨日の駐車場は、色づき始めてイチョウの街路樹の中、帰りはもう夕暮れでライトアップもされていました。という特典付きで、小さな喜びはあります、毎日。

味噌仕込みました~~~(*^。^*)V

2009-11-16 23:55:14 | 料理
 今年も味噌づくり挑戦です。

 去年、友人宅で大豆をいっぱい作って、煮豆だけでは食べられないということでその前の年に長女が味噌作りに挑戦していたので、やってみようかと大豆を頂きました。そうしたら別口で黒豆の割れ豆も頂き、友人宅の分とあわせて7.5キロぐらい作りました。寒仕込みがいいと1月終わりから2月の初めに仕込み。米麹が多目で9キロ使ったでしょうか。夏に天地返しをして、秋に少しずつ食べ始め、かなりの友達にも配って美味しいと好評です。今までに一個半の瓶を開け、あと二個弱になって…あれ??来年までもつのかなと思ったのでこれからは大盤振る舞いはやめようかと思ってます。

 で、ことしも早々と黒豆を頂き、実は去年の大豆がまだ残っていたので今日仕込みました。去年よりずっと要領が良くなって、実は今日は本当に忙しかったのに、あいまあいまで作ってしまいました。

 昨日の晩に大鍋に豆を水に入れておき、朝起きぬけからにはじめて、8時半かなり柔らかくなったところで掛かりつけ医にいき受診してから、明日の料理教室のための買い物をして一旦家に戻り、もう一度火を通して、漬け込む瓶の用意。瓶をしっかり洗い、熱湯で消毒しておいてから、麹を買いにでかけ、市役所で一つ手続きをしてきました。ここでお昼。一旦帰ればよかったのですが、教会によって一つミーティングに出て、これが思いのほか長引いて夕方。帰ってからまた火を入れて、もう簡単につぶれるというところまできて、フードプロセッサーを出して(去年、これを使っても手間取ったので迷いましたが、でもすりこ木でつぶすよりは時間短縮のために)そして、一回に入れる量を去年より少なくしたら順調順調(*^_^*)終わり掛けたところで友人から電話で、一緒に夕食を食べようと。とにかく豆をつぶし終えて、麹と混ぜるところまでやってから、お蕎麦屋さんで待ち合わせ。

 ふぅ~~~、ちょっとハードではあります、やっぱり。書いてみるとすごいなぁと思いますね。7時半から8時半頃までおそばを食べて、ちょっと話して一時間余しか一緒にいないで、帰ってから続き。味噌だまを作り、瓶に詰めてラップでふたをして、重石をして…。明日の料理の献立(これは以前にできていた)と作り方を書き上げ、味噌の瓶に新聞紙でふた。上に作った今日の日付、材料の分量、天地返しの頃の日付を書き入れて「やったぁ~~!」というところです。これが多分春から食べられるのでしょうか。

 詰める前に大鍋を持ち上げて測りましたら、味噌8.8キロでした。豆2キロに麹3キロ、塩1キロ弱、種味噌(今年の自家製)500gです。去年は夢中でしたから味噌の分量は測らなかったのですが、今日ので換算すると30キロは超えていたのでしょう。やはり毎年作るという友人は60キロ作っているといいます。

 去年大豆を頂いた友人は、今年も大豊作とか…。年が明けたらまた味噌作りに励めると楽しみにしています。何キロ収穫があって、どのくらい味噌煮まわせるかなぁと人の収穫を当てにしています。でも本当に手作りの大豆で作らせていただくのは幸せ者です。感謝!感謝!(#^.^#)

 で、今年は味噌作りの写真を撮るのはすっかり忘れていました。

山茶花

2009-11-14 23:18:20 | カトリックの信仰
今年、山茶花が10月半ばから咲きだした、と友人が言っていた。その時も庭の切り花を持ってきてくれた。そして、ひと月近くたって今日も友人は花一輪を職場に飾っていた。彼女は人との関わりの中で細やかな心配りができる人だし、仕事もきちっとまったくミスをしないかに見える…確かにミスなどしていないと思う。神経質という人もいるけれど、こだわりが強いという人もいるけれど、でも私にはできない、いや、持っていない細やかさにずぼらな私はいつもフォローしてもらえて感謝している。ときどき時間に余裕のある時のおしゃべりに彼女の自然への親しみを感じるときがあって、そんな時にはとっても優しい表情になっている。花の名前も種類も、気候のこと、地形のこと、鳥のさえずりのこと…いいなぁと思って聞いている。

 4月から新しい環境に飛び込んで、その後も家の事情で仕事に慣れるどころか、殆ど戦力にならないで秋になった。私もパソコンに強い訳ではないが、仕事上のシステムが10年以上前のバージョンに合わせてできたものが多く、デジタルとアナログが混在していてかえって繁雑な事務処理になっているところが多々ある。だからやっとこの頃、すこしずつ仕事の流れが分かってきた。仲間は「入って間もない人の新鮮な目でおかしいと思うところはどんどん言って欲しい。言ったらいい」という。別の仲間は「チェンジに挑戦はいいけど、そう簡単ではないのが人とのコミュニケーション」という。ミーティングで確認し合ったことが、「鶴の一声」で翌日に外注のITに委託になったりする。目は白黒、気分は振り回されることが多い。

 確かにわずかな人数なのにコミュニケーションがうまく取れていないと私も思う。一人一人ユニークなので、いいところがそれぞれある。人間関係にまつわる色々は人がいる所には、どこにでもあることなので気にならない。というより私はその違いがあるところが面白いと思う。人は違うからこそ、語りあい、分かりあおうとする。仕事だから、そんなに深い関わりは持たなくてもいいかもしれない。でも、気持ちのいい職場の方が、仕事ははかどる、と今までも今でも思ってきたのが私だ。多分、多分、そんな潤滑油のような役割が与えられているのかな、ここでも。

 今日、出会った言葉:隅っこがいい。一番居心地がいい。押し出されたら、そこが隅っこだと思えばいい。そしてできることをして、隅っこにいればいい。楽だから。
 やっぱり、ふわり、ふわりと前向きに…いこう!

市橋容疑者逮捕

2009-11-11 08:31:17 | 日々の出来事
 逃亡一年半余、整形、昨夜逮捕…今、お弁当を作っている後ろで母の見ているテレビが騒いでいた。新幹線から降りた容疑者を待つ報道陣の数、おいかかけて叫んでいるレポーターの騒音「うるさい!」と思うし、「何なの??」あなたたちもおかしくない?? 

 これからテレビのワイドショー(という言い方は今しないのだろうか)報道番組ではしばらく市橋容疑者持ちきりで、ご両親、リンゼイさんのお父さんをはじめ、あちこちで見たことのあるインタビュー場面、推測、憶測、果ては賞金の行方でにぎわうのだろうけれど…

 そして、その後にはまたどこかで殺人犯がつかまる…

 マスメディアの冷静な報道というのは望めないのだろうか。事実をきちんと伝えてくれるのを望んだらいけないのだろうか。というからみんなが見る?聞く?のか)ようなことをコメント集めて切り張りして、数時間を使って報道することが求められている報道なのだろうか。情報をきちんと過不足なく伝える使命が今のマスメディアに求められていると思うし、受け手である私たちも「成熟度」が求められていると思う。

 この件、また落ち着いて考えてみたい。