ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

疲れてはいるけれど

2010-04-21 22:48:07 | カトリックの信仰
カトリックには、教会法という民法や刑法と違う法があります。

今仕事をしている生涯学習センターでは、秋から始まる講座の企画をしているところです。
その中のシリーズの一つとして、企画委員の中から、「各小教区(それぞれの地域にある教会のことです)の規約作りを
するときに規約必要派と不要派が必ずぶつかる。そして司祭と信徒が協働できるような教会の規約をと思うと教会法の縛りに合う」という発言があり、普段聞きなれない、興味も抱かない教会法テーマにした4コマを講座に組み立てる作業をすることになりました。

自分の気持ちが向かないことを企画していくことは本当に気の重いことでした。メインテーマを考えるにも骨が折れる訳で「(ローマカトリックの)教会法と福音」とか「教会法はなぜつくられたのか」「教会法の歴史的変遷・教会法は時代に応えているのか」「他宗教には独自の法はあるのだろうか」などなど上がりましたが、教会法は信徒のためというより、司教・司祭など教役者の学ぶもの、知っていればよいものという感覚がありお手上げ状態でした。それでも先週、教会法専門の方お一人にコンタクトをとることができて1コマは何とかなりそうな状態までこぎつけ…

今日、一緒に企画担当しているスタッフと手探りでテーマを練りながら、いつもなら司祭が並ぶ講座はありえないのに今回だけは相手が『教会法』である故にどうしても私たちでは手に負えない、と講師交渉に入った。出会ったやはり教会法専門の司祭いわく、『教会法に興味のある人は少ないし、神学生だって居眠りしていることがあるし、たまに一般の公開講座にいっても寝ている人が多いから、企画としては無理があるのではない? あるところでは企画したもののふたを開けたら一人も受講者がいなかったということもある』と。そう、そう、そうなんです。教会法が面白いと思う人がいないですよね。六法全書だって読み物として面白いことなんてないだろうし、司法関係者が知っていればいい知識であって、困った当事者が必要な法律は専門家が該当個所を調べてくれるわけで六法全書にじかにあたるケースは少ないだろう、と思うので「教会法」も然りだと思うのですが、はいそうですねと引き下がれない。 実は私あの分厚くてわけのわからない高価な「教会法」買ったんです。でも分からなかった。と申しましたら『えーっ?買う人がいるの?!』と驚かれてしまいました。そもそも教会法はだれのためにあるのですか? イエスの福音、宣教が一番のもとにあるとしたら、教会法はいつごろから何のために作られたのですか? 私たちの信仰を豊かにするために教会法は役に立つのでしょうか? かなりの問答をし、具体的なそういう噛み砕いたお話なら知りたい方はいらっしゃるだろうと思いますと言いましたら、『そもそも、教会法という言葉が入るだけで一人も来ないかもしれない、面白い講座になるとは限らないことを覚悟の上ならその日程、今は空いていますから引き受けてもいいですよ』というお返事をいただき、では改めてスタッフと相談して、それでもお願いすることになったら、いえお願いしないときでももう一度ご連絡しますと言うことになりました。

面識のない神学者といきなり電話でこんなやり取りをして、それを聞いていたスタッフが受話器を置いたら、まるで個人レッスンを受けているようだったと表現しました。久しぶりにブチ授業を受けた気分でした。
まだ、明日企画を提案した委員と練り直しがありますが、先週手をつけ始めたときよりもこのシリーズに興味がわいてきました。受講生の顔を浮かべながら、お役にたてる講座になるといいと思いつつ、この時期を過ごすことになります。知らなかったことを学ぶワクワク感をできるだけ沢山の方に味わっていただきたい、のですが…。

最後のお花見いきました

2010-04-12 22:13:08 | 日々の出来事
 先週、5日に次女立ちと上京しました。その時に午後晴れていたら上野の桜を見ながら帰ろうね、と言っていたのが本ぶりの雨のために断念。翌日は移動した後でみんななんとなくダラダラしていたので、近所のパン屋さんだけ。水曜日から仕事で、東京も冷え込んでいたので散らずにいた桜を目の端に入れながら通勤の車窓に目を凝らしていました。

 水曜の晩にはちょっと御呼ばれ会食があったのですが、その玄関先に桜の大木、それはそれは見事でした…が、夜桜をうまくとれませんでした。その代りロビーにあった生け花の写真をアップしました。

 そして、そして昨日、やっと例年いっている目黒川の桜そぞろ歩きしてきました。川べりは大勢の人が桜が最後の花見に出かけてきており、花びらが柔らかい風に吹かれて川面一面きれいでした。本当に昨日は暑いくらいの暖かさでした。もう小さな葉っぱも出てましたが、やっと間に合って良かった!!

 今日は一点寒さの中の雨模様。きっと無残だろうな、雨に打たれて落ちた花びら…

 来週は長野でお花見できるでしょうか。昨日開花宣言と言っていましたが…明日は暖かそう。それにしてもこの気温の乱高下はからだによくないですねぇ。何となくのどが痛くて、気分は今一です。明日の午後から会議が二つ、突っ走りづめの一週間が始まります。

復活祭の日、庭で…

主の復活おめでとう!!

2010-04-03 22:43:55 | カトリックの信仰
 キリスト者にとってはクリスマスと同じくらい、いやこの「主の復活」の方が大切な祝日だと思う。神の子が人間となってイエスと呼ばれて生きた。30歳を過ぎて彼は神からの使命を生きるために家をでて、ガリラヤ地方を中心にエルサレムまで何回か往復しながら人々に一人一人を大切にする神の思いを伝え、ただ決まりごとを守ればいいのでもなく、自分が良いと思うことをするのではなく、神が望まれたようにお互いを我がことのように受け入れ、ゆるしあうこと、自分の思うとおりではなく人として生きるイエスならどうするという指針を与えながら説き、多くの病人を癒し、虐げられている人にとって生きる希望と力となっていた。

 当時の権威の故に人々の上にあった祭司、律法学者たち指導者たちの嫉妬、護身の故にそのイエスを、罪の故ではなく数多くの侮辱と鞭打ち、辱められた挙句に十字架の刑につけた。その3日後に主イエスは神によってよみがえり、復活させられた。そのことを毎年、春分の日の後の満月後、一番近い日曜に記念し祝う。それを信仰では、神の栄光が現れた日という。人となって生きたイエスが苦しみの後、死をも乗り越えて復活し、神との交わり、永遠のいのちへとすべての人々を招いてくださったことを心から喜ぶ日である。

 Happy Easter !! 主はよみがえられた アレルヤ!! 心から喜びうたおう!! 主の復活おめでとう!!

 カトリック教会では28日の日曜から受難の聖なる週間に入り、木曜日から聖なる3日間は特別な典礼を行っている。いや~~今年は一回も参加しないうちに復活祭を迎えた。しかし、しかし、心はいつでも参加している気分。こんな年もあっていいかなと思いながら。去年も似ていた、が、復活徹夜祭は参加できたのだっけ…。主に賛美!!

一週間の献立

2010-04-02 07:29:37 | 大切な人 家族・友人
3月26日より次女達と帰省
翌日より長女たち合流。孫6人娘2人に私。買出しと料理は半端ではない。
その間に遊んで歩いて・・・昨日長女たちが帰ってちょっと静かで寂しくなった。

娘の力を借りて、やっとこの一週間のメーンの献立を思い出す。
26日 夕食 カレー
27日 昼食 焼きそば  夕食 マカロニグラタン サラダ
28日 昼食 外食    夕食 ハンバーグステーキ 
29日 昼食 スパゲッティミートソース(大量に作りすぎたハンバーグをリメイク)
    夕食 鶏の唐揚げ
30日 昼食 お結び(鮭、たらこ、梅)4合
    夕食 餃子(袋 3袋の皮+手作りの皮)100個近く デザートに道明寺桜餅
31日 昼食 煮込みうどん デザートでシュークリームで次女の誕生日
    夕食 ドライカレー+友人がつってきた渓流釣りの岩魚を焼いて(美味!!)
 1日 昼食 ドライカレースパゲッティ+簡単煮込みうどん
    夕食 コロッケ

27日から4歳のF子と5歳のE介の遊びは今回本当に楽しそうで大はしゃぎ。3歳のR介は上のお兄ちゃん、お姉ちゃんと同じことができると思っているけれど時々邪魔にされたりするけれどかなりストレスフルな幕開け。2歳半のS平はマイペースで仲間に入ったり一人で遊んだり。でも皆、楽しそうにすごしている様子で大人は嬉しく見守る。一番下のS介とT司はひと月違いの10ヶ月と9ヶ月、それでもそれぞれに気になる存在で近づいていって泣いたり、同じもので満足したり。しかし…にぎやか。

28日、朝少年科学センターまで20分かかって歩いていき、約2時間遊び、バスに乗ってミサに与った。そりゃぁ、和室ですが孫ぞろぞろと聖体拝領の列に加わっただけで知っている友人たちや娘たちの小さい時から知っている面々がミサ後「こりゃぁすごい!!」「これから楽しみ!」と声をかけてくださったり話したり。ということでこの大人数で遅い時間になってしまった昼食を近くのスーパーの食堂で外食。すごい食べっぷりに気持ちがいい。電車に乗って帰宅。それでも夕方パン屋まで歩いていったり、公園で遊ぶパワフルな上の子達。

29日 近くのファミリードラッグとスーパーに買い物。午後は家で遊んで、散歩も少し。とにかく真冬並みの寒さにがんがん暖房を炊いてあげる。それでもこの夜一番下のT司が発熱。

30日 昨日からの雪で、朝庭一面の雪景色。真っ白な庭は初体験。雪だるまを作りたい上の子達と庭に出て庭を這いずり回る。そんなに積もっていないので、雪だるまは下の枯れ草を巻き込んで、余り綺麗ではないけれど、4人ともあっちこっちと駆け回って、約1時間外遊びができた。

 T司と次女だけお留守番。お結びをもって子育て支援センターじゃんけんぽんにいって遊ぶ。長女の友達親子と合流。ここでも身体を使ってみんな楽しんで3時ごろ帰宅。一日があっという間に過ぎていく。

31日 長女たちが帰るので午前中近所の神社で遊んで、昼食後駅まで見送りに行って一気に静かになって、F子は寂しい、E君と遊びたかったのに~~を連発。T司君は38.8度の洟垂れ小僧。

1日 F子とS平だけでも午前中家の中を走り回って遊んだり、お絵かきをしたり工作をして楽しそう。午後は2人をつれて買出し。今夜はみんな早寝。私もすごく、すごく眠かったのに、子どもたちが皆寝たら、少し元気になってイースターカードなんぞゴソゴソと書いて、この日記の更新。

おやすみなさい。こんな生活は来週まで続く。今日から聖なる3日間にはいったけれど、なんだかバタバタした日々のままになりそう。皆様は良い復活をお迎えください。